クルマ

FREED+ 5000㎞インプレッション

3月中旬に再販ランクル70から乗り換えまして、ODOメーターは早くも5000㎞少し手前になりました。

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ディープな外車やランクルなどのマニア向けのクルマと違い、ホンダのフリードですから興味のある方は少ないと思いますが、暇なものですから記事にしたいと思います(笑)。

まず、フリードにした理由ですが、第一の目的は節約(笑)、次にティニー(愛犬)が高齢になってくるので乗り降りしやすいクルマ(スライドドア)にしたかった…これ以上の理由はありません。だから、FREEDに特別な思い入れは全然ありません。自分の求める条件に、他のクルマと比較するとまぁまぁ合っていた…それだけです。

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僕の個体のグレードはハイブリッドのEXで、とりあえず最上級モデルです。ですので、ホンダセンシングが搭載されております。しかし、すでに5000㎞も走っているのですが、高速道路は一度も走っていないので、センシングの能力を体験しておりません(笑)。貧乏で申し訳ありません。これについては、高速道路で十分な検証した後、なにかの記事のついでに書きたいと思います。

僕はミニバンを購入したのは初めてです。ミニバンを運転したのは、遠い昔に初代のVOXYを一度だけ…たぶんそれだけだったと思います。他のミニバンの横に乗ったり、後ろに乗った事はもちろんありますが、運転した記憶は…たぶん無いなぁ。一番興味のないカテゴリーだったので。ですので、他のミニバンとの比較はあまり出来ません。

その上でのインプレなんですが、ミニバンのカテゴリーに属すると思いますが、VOXYとかステップワゴンより、ドライビングフィールは前職場で営業車で15万㎞も乗ったフィットシャトルに近いものを感じます。アイポイントもちょっと高いくらいで、フィットともあまり変わらないと思います。

コーナーリングも一般的な走行ならフィットシャトルと遜色ないと僕は感じます。初代のVOXYは、スピードの乗ったコーナーリングはちょっと怖かった記憶があります。現行のミドルサイズのミニバンはわかりませんが。それから、ランクルが来るまでに借りた初代シエンタと比較しても、走りがビシッとしていると思います。僕は。フィットシャトルもそうでしたが、ホンダのセッティングは僕の好みなんだと思います。

パワーユニットは1500cc+EVアシストで、フィットシャトルと比較するとパワフルになっていますが、車体がフィットシャトルより重いからなのか、そのパワフルさは体感出来ません。問題はDCTですね。これはひいき目に見てもクルマのキャラクターに合っていない。いや、実燃費も20㎞/ℓを超えるしECOに貢献しているのであろうと思いますが…。

出だしの低速でのギグシャク感はぬぐえないし、ガコンとギアに入る音もデカい。しかもキックダウンの際には一瞬のタイムラグがある。おまけに山道はなかなかシフトアップしないから3000rpmは当たり前。MT乗りには気持ちが理解出来ますが。ただ、エンジン回転が高めで貧乏くさいエンジン音だから、高級感には欠けるんじゃないの。

いや、スポーツカーなら良いと思うんですよ。パドルシフトで高回転までブチ回したりして。運転が楽しいし、高揚感も出ると思う。でも、フリードはファミリーカーなんだからトヨタのTHSⅡのが性格的に合っていると思います。MTの高効率を取り入れて燃費の向上を狙った判断なんだと思いますが…特に日本じゃダメだと思う。STOP&GOばかりで、低速の走行がほとんどなんだから、デメリットのが目立ってしまいます。FIT系は早いとこi-MMDに移行した方が良いと思います。コストがネックなんだろうけど。

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それなら前モデルのフリードスパイクのハイブリッドのが良いと思うでしょうが、燃費の問題はさておき、走りはCVTだからスムーズになっても、電池の容量が少ないから今のモデルのようなEV走行は出来ませんし、それどころか肝心なところでEVアシストが切れて普通の1500ccの走行なります。フィットシャトルがそうだったから、おそらくなります。さらに…ここがポイントで、アイドリングストップ時はエアコンが稼働しなくて、送風になります(笑)。真夏、真冬はかなり地獄です。

これを考慮すると、いまいちのDCTでも僕なら現行を選びます。もともとMT好きってのもありますが。さんざんi-DCDをこき下ろしましたが、それでも、どこぞのe-POWERよりi-DCDを評価しています。当初はセレナのe-POWERの発売を待って購入するつもりでした。しかし、調べれば調べるほど…エンジン動力をかたくなに駆動に介入しない理由はいったいなに?ワンペダルの為?たぶん、電力で動く=エコロジー…みたいなイメージ戦略でしょ(笑)。

プロパイロットを自動運転とか、日本広告審査機構(JARO)はなにしてんの?。大企業ならなんでもアリなのでしょうか。なので、それから見たらホンダは良心的です。しかし、コンパクトカーの価格帯でTHSⅡを販売出来るトヨタが、今のところハイブリッド車では一歩リードしているのは事実でしょうね。乗り味は好きではありませんが。

20㎞/ℓ以上の燃費で、スライドドア、フィットシャトルと同等の走り(極限は違うと思うけど)、車中泊出来る空間あっても取り回しはフィットに+α…見栄を張らなければ使える一台だと思います。

SUVが今の流行りですが、車高が高い分スポーティさは欠けると思うので、どうせ飛ばせないなら便利なミニバンのが良いと…買ってから思いました(笑)。だって、SUVは普通のワゴン車でしょ。ただ、僕はコミコミ260万円でしたが、普通に買えば300万円は超えると思います。フリードに300万円以上…うーん…微妙ですね(笑)。

僕もティニー(愛犬)の為とか、車中泊とかを無視すれば、やっぱりSKYACTIV-Dのデミオかも(笑)。

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FREED+ 初ドライブ

3月16日、3年に渡り愛用したランクル70ですが、将来的な生活に対し、収入と維持費のバランスを見据えて手放しました。そもそも別府へ移住したら活躍するシュチエーションもありませんし。

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下取りはめんどくさいを理由に、多少高額になるとはいえ買取業者にお願いはしないのですが、これから先は収入が減るのは確実だし、趣味性皆無の足クルマの購入ですから、どうしても購入金額=買取価格にしたい思いが強く、血生臭い交渉を行って、結果としてNo.1買取の某業者へ出しました。ほぼ購入金額になりましたが、微妙に足りないのでスタッドレスタイヤを某〇ップガレージに出し完璧にイコール以上に致しました。仕事も有給消化に入っているので、めんどくさがらず根性を出しました(笑)。再販70はリセールバリューが良い…はずでしたが、一発目の提示金額は220万円だからそうでもないかもね。まぁー僕のはODOメーターが60000㎞ですが。

この後、陸運局でFREED+を受け取りました。陸運局渡しだと1万円安いので。

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シフトがプリウスみたいなタイプなので

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少し戸惑いましたが10分後には慣れ、ガソリンを満タンにして家に戻りました。初ライドの感想ですが…いたって普通のクルマ(笑)。思ったより今イチだったのは、i-DCDはギクシャク感が拭えず、スムーズな操作感は以前のフィットシャトルで採用されたIMAに軍配が上がると思います。CVTとDCTの差ですね。IMAは比較的低回転で走行しますが、DCTは街中でも3000rpmまで回ってしまいます。基本的構造がMTだから、MT乗りからすれば当たり前なのですが、大半の日本人にはトヨタのTHS-Ⅱのが全然受けが良いでしょうね。

という事で、早速次の日の17日に伊豆まで初ドライブに行ってみました。FREED+は節約の為もありますが、もう一つの目的にティニー(愛犬)が楽に移動出来る為に…というのもあるので、ティニーにも体験してもらいました。

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8:30に出発し、R356からR139で朝霧高原経由で向かいます。

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隣のフェラーリみたいな趣味性の高いクルマではないし、ドライビングインプレッションなんてどうでもいい…そしてたぶん誰も興味ないと思いますが、せっかくですから記念に書いておきます(笑)。約6年間、そして15万㎞フィットシャトルに乗って(前会社の営業車で使用)いましたが、乗り味は近いもの感じますね。ホンダらしいセッティングだと感じます。期待通りでした。アクセルとエンジンの反応、適度に固い足回り、しっとりとしたハンドリング、踏んだ瞬間からグッと効くブレーキなど、ファミリーカーにもスポーツマインドが残っています。あくまでも他のファミリーカーと比べるとですが。

例えばトヨタなんかの国内専用モデルの多くは、子供騙しのアクセルフィーリング(出だしだけが何故かパワフル)、腰砕けの足回り(乗り心地は良い)、路面が全くわからないハンドリング(軽くて楽)、初期応答の悪いブレーキ(雑に踏んでも大丈夫)…などの典型的な日本車セッティングより、個人的には好感が持てます。

しかし…FREEDにi-DCDはどうなんでしょうか(笑)。そして、FREEDにはFITにはあるパドルシフトないのですが、i-DCDならパドルシフトが欲しいですね。意外にもしっかりした足回りなので、これが残念だなぁ。FREEDは早いとこi-MMDにした方が良いと思います。

すっかり忘れておりましたが、パワーユニットの方は必要にして充分で、ビックリするようなエンジンパワーはないけど、足が良いから思ったより速く走れる…と、僕は思います(笑)。185/65R-15のタイヤも実用には充分…っていうより、最近のクルマは扁平しすぎでしょ。このくらいの扁平率じゃないと田舎じゃ乗れないよ(笑)。

R469→R246を走り、11:30には三島に到着し、駅前のこちらのお店でランチをいただきました。

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和匠 とと兵衛さんです。ネット情報では、ランチメニューも豊富でしたが、現在ランチは特製のしらす丼900円弱と、海鮮丼1700円ぐらいの二種類のみでした。

オーダーはもちろん、しらす丼(笑)。

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しらす丼で900円かよ…と思いましたが、想像以上に激ウマでした。美味しいお店って、素材のネガティブな部分が消されていて、単純な料理でも実に美味いんですよね。お店の名前の通り、匠な技でした。きっと海鮮丼も激ウマだと思います。☆4つ。えっ?満点じゃないのかよ…と思うでしょうが、お味噌汁とかお吸い物とかは欲しかった。それから量もかなりお上品ですね。あと10%は多くてちょうどではないでしょうか(笑)。

ティニーを連れてきたので、牛臥山公園を散歩しました。

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天気予報は晴れでしたが、伊豆は残念ながら曇り。日差しもなくて気温も低いので極寒でした。ティニーには悪いが、長い時間は無理(笑)。たぶんティニーも気持ちは同じだったはず。

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こんなにも寒いのに、富士山周辺にも伊豆にもわんさかライダーが走っておりました。寒くないのか?…僕は完全に無理(笑)。

早々に引き上げて、温泉に浸かります。

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函南にある畑毛温泉の富士見館さんです。ご利用はお一人様500円と伊豆方面ではリーズナブルな方ではないでしょうか。

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泉質はアルカリ性単純泉でph値8.7ですが、無色透明、無味無臭で特徴に欠けてしまいますが、お肌はスベスベになります。2012年の12月に近くのいづみ荘へ無理矢理押し掛けましたが
http://nanchattelife.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/index.html

その時と泉質が違うような気がしました。こんなに近くて同じ畑毛温泉なのに。ジャグジーになっていて風情にも欠けるし、おそらく循環だし、個人的にはいづみ荘的な泉質を期待したので、少々物足りなさを感じました。ただし、源泉は29.2℃で、源泉温度の浴槽、ぬるめの浴槽、40℃くらいの浴槽に分かれているので、ゆっくり入るには抜群です。

15:00に温泉を出発して、我が家を目指して帰ります。帰り道は行きとほぼ同様ですが、無料区間の伊豆縦貫自動車道でACCを試してみました。僕はてっきり自動運転だと思っておりましたが…これは運転アシストですね。きちんとした高速じゃないから正確な判断は出来ませんが、オートクルーズ+αって感じですか。

そういやよく調べないで買いましたが、実家の日産のノートみたく、障害物に当たりそうな時にアラームが鳴る機能がありませんでした。まぁ要らないけど。

朝霧高原で妻に運転を代わりましたが、峠の下りでMTみたくエンブレかけながら下れないから怖いとの意見がありましたが、それは運転が下手くそなだけで、僕から見れば回生ブレーキも効いているし、DCTもそれなりにシフトダウンしております。そもそも進入速度が高いんだよ。スローインファーストアウトでアクセルONが基本だっつーの。後ろのティニーがかなり不機嫌でした。紙コップの水がこぼれない運転を目指して欲しいです(ティニー談)。

19:00ちょいすぎに我が家に無事到着。約300㎞のドライブでしたが、疲労感はジムニーの約半分(笑)。当然、ティニーにも疲労感が少ないはず。ティニーの乗り降りのステップも軽やかで、ティニーの老後もこれで安心です。それでいて燃費はメーターで21㎞/ℓ。スゲーな最新のクルマは。

お値段、ランニングコスト、耐久性、居住性、運動能力、ティニーの乗り降り、車中泊、高速道路の運転アシスト…改めて見直してもFREED+は妥当なクルマだったと思います。ソリオじゃちょっと安っぽいし、小さいし、それに長距離はやっぱり堪えると思う。ステップワゴンじゃ普段使いに不便…っていうより、夫婦+ティニーにはかなり無駄な空間。おまけにこのクラスは意外にも燃費が良くないし。オデッセイは欲しかったが、デカいし、仮に買ったはいいがその後冷静に貯金残高を見て凹むはず(笑)。シトロエンもオデッセイ同様で、そしてつまんない故障でイラついたはず。

すごく欲しいとは全く思わなかったけど、使用条件でとらえるとFREED+は今の僕にはドンピシャです。宝くじでも当たらない限り、当面はFREED+で行きたいと思います。家電みたいで妻には若干不評ですが(笑)。

3月20日で退職となり、当初は大型免許(四輪の)を取得する予定でしたが、大型一種では送迎バスの運転手の採用は難しいらしい…と、トラックの運ちゃんに助言されました。しかし、二種になると取得費用がスゲー高いので、結局免許取得はやめました。そもそも、どうしても送迎バスの運転手をしたい訳でもないし。

という事で暇になったので(笑)、カブの北海道ツーリングに向けて、カブのネガティブ部分の改革に乗り出します。行う箇所は、チューブの交換とリムバンドの交換、ブレーキシューの交換、ドライブスプロケットを15Tに変更をDIYでやってみます。

北海道の宿の予約も、MACさんのアドバイスを受け、とりあえず旭川と稚内は押さえました。それにしても、ドーミーインとルートインは新宿のキャッチバー並みのぼったくり状態ですね。大きなお世話だと思いますが、企業の姿勢に疑問を感じました。百歩譲って納得できるのはスーパーホテルくらいです。

ただ…MACさん行けるのかいな?お身体が心配です。まぁ最初で最後のチャンスなので、一人でも行くのですけどね(笑)。

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FREED+を購入です

前回の記事の続きで、足クルマを検討しており、自分の購入条件を満たしている現行モデルのホンダのフリードを、具体的に見に行く事にしました。

グレードはハイブリッドの最上級モデルのEXのみに絞っています。理由は、純正アルミホイールで内装がシックな北欧調な感じだから。基本的に社外品でドレスアップはしない主義なので。なぜかバイクは別なんですが(笑)。しかし、新車購入だと乗り出し300万円以上するので、試乗車アップや何らかの理由ですぐ手放したと思われる中古車だと手が届きそうでしたので、その枠内で見に行きました。そもそも足クルマに300万円は払えません。僕は。

狙っていたのは試乗車アップで東京にあった

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中高年にも似合うであろうと思われるこの色の個体でしたが、モタモタしている間に売れてしまいました。別府の家と同様で、僕と同じセコイ考えをもっている輩が多いってことですね(笑)。うーん…残念。

次点で考えていたのは、9色ある中で人気度8位の

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この色です。さわやかな30歳くらいの若い夫婦が、郊外のマンションでレジャーや子育てで乗るなら違和感がありませんが、貧乏な50歳の中高年夫婦が雑種のティニーと一緒に乗るのは…かなり痛い。と冷静に客観的に自覚していたのですが、でも、この個体はたった40㎞しか走っていないのですよ。しかも、その割には他と比べて安い。

僕が中古車を買う時のポリシーは、車両状態を最優先事項としています。そう言いながら、けっこうハズレを引いていますけど(笑)。なので、本来なら色は二の次なのです。仕方ないと考えています。色で選びたいなら新車にしろ!…と考えています。この個体が40㎞ということは、間違えなく試乗車ではありません。いや、別に保障がついているし、現代の国産車は過酷なテストをクリアしているので試乗車でも問題ないと思います。…ですけど新車に越したことないですよね(笑)。

事前にお店に確認したところ、展示車だったとか。って言う事は、ほぼ新車と言って過言ではないじゃないですか。それが新車購入からみればかなり激安。お店もディーラーじゃないし、なんか胡散臭いけど。それなら見に行こうじゃないか…という事で浜松まで行ってまいりました。節約の為もちろんジムニーで。

8:00に我が家を出発し、混んでいたR52を静岡方面へ向かい、新清水ICから新東名に乗り

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そこから東名に入り一路浜松に向けて激走しました。ODOメーターが145000㎞を超えたジムニーは、機関良好ですが高速だとエンジン音と内装のビビリ音がうるさい。やっぱりこれで別府往復は無理だわ(笑)。

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今回は帰りが遅くなる恐れがあるのでティニー(愛犬)も一緒です。ティニーもジムニーは不快だろうなぁ。次は楽チンになるので(普通なだけですが)ご安心ください(笑)。

浜松には12:00ちょいすぎに到着、R52がノロノロだったから30分は予定より遅れました。遅っせートラックや軽が行列を作っている現在の日本では、自分もそれにあったクルマに乗るのが一番の対応なんだと感じますね。フリードの選択は間違えない…と確信しました(笑)。

浜松といえば「浜松餃子」がメジャーですが、今回は趣向を変えて名古屋も近いので、喫茶店系でランチのお店を選びました。

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こちらのお店で「ざぼん」さんです。駐車場はギッシリですので期待出来ます。オーダーはこちら

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店長おすすめ…だったし面白そうな感じだったので。実物はこちら

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もう一品はこちら

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スパとハンバーグプレート 983円です。この手のお店の王道のお皿にしました。お味の方は、両方ともスタンダードな味ではあるものの懐かしさがあり、普通ですが美味しいと思います。悪く言うと、どこでも食べれそうな味となりますが、じゃーこのようなお店が山梨にあるかというと微妙で、首都圏ならさらに微妙ではないでしょうか。僕らが子供の頃の38年前なら、上野や浅草などの下町には当たり前のようにありましたが、画一的な社会になり、ファミレスが出来て淘汰されてしまったと思います。だから、現代で食べれるのはこういう地方のお店のみです。☆4つ。面白いメニューも多いし、燃費の良いクルマでここまで行ってもいいんじゃないでしょうか(笑)。頑張って欲しいです。ちなみに、ボリューム満点すぎなので、中高年の僕らは残してしまいました。申し訳ありません。

そして、ランチのお店から車で10分のところでFREED+とご対面です。

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妻もこの色は気乗りしておりませんでしたが、実物を見たら「白よりマシ」と言ってきました。ちなみに、フリードの人気色一位は白なのですけどね(笑)。ドアを開けると、新車の匂いが残っており、40㎞は間違えないと確信しました。ですが、ビックリしたのはフロアマットがありません。もう一つ疑問に感じたのは、ナビが純正のインターナビではありません。さらに、よく考えれば、なぜナンバーを取得しているのだろうか。

展示車であったなら、普通は純正のインターナビを装着させるのではないでしょうか。フロアマットだってあったと思います。たぶんですが。さらに、わざわざなんでナンバーを取っているんだろう。なんか訳ありなんじゃないでしょうか?…と思いましたが、それでも新車には間違えないし、激安にも間違えありません。個人的にはインターナビなんてどうでもいいし、フロアマットはヤフオクで落とせば問題なし。ドアバイザーもありませんが、僕は外車歴が長いから元から付けない派です。って言いますか、なんでアレが必要なんでしょう。タバコを吸う人以外は不要だと思いますけどね。

とりあえずは見積だけいただいて後にしました。

帰り道も行きと同じなのが最短ですが、せっかくなのでR151で飯田方面に向かい

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とうえい温泉 花まつりの湯に入っていきます。

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ご利用はお一人様650円と意外にもリーズナブルな設定です。日帰り施設ですので、清潔感もあり、マニアには物足りないかもしれませんが、僕は好感が持てます。

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泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉です。だいたいの浴槽は循環で無色ですが、源泉のかけ流しの浴槽もあり、こちらは茶色の濁りです。源泉槽はぬるめなのでゆっくり浸かれます。塩化物泉だけあって、わりと濃厚な塩味がします。医者が効能を認めている療養泉であり、効能の中に慢性皮膚病も入っておりますが、あくまでも個人的な意見なのですが、この温泉はアトピー系の乾燥肌には効くのではないと思います。湯あがりは肌がしっとりします。日帰り温泉とは思えない泉質です。かなりおすすめです。

17:30に温泉を後にして、我が家に向けてR151を激走です。飯田まではけっこうな距離がありますが、18:40には飯田山本ICにいたような気が…(笑)。いつもこのペースで走れるなら、フリードは物足りないクルマになりますが、ティニーが乗っていなくてランエボでカッ飛んだとしても10分も変わらないと思います。まずこれだけ空いている時はないから、やっぱりフリードで充分です。20:15に我が家に無事到着です。

翌日の本日、改めて遠方のプラス料金を含め、乗り出し2615000円の提示があり、平成32年12月までの車検もあるし、他の試乗車アップのものと乗り出し金額と同等もしくは安いので、これに決めました。

たぶんランクルの買取金額でこの支払はまかなえるはず…はず(笑)。若干怪しいクルマではありますが、お得には変わりありません。試乗もしておりませんが、足クルマだから普通に走れば、多少の事は目をつぶります。ホンダ製を信用していますし(笑)。

とりあえず、別府での節約号も決まりました。4月、5月は別府の家探しを黄色いフリードでガンガン行きます。後は…住宅ですね。これが大問題なんですよね。この節約号の検討もそうですが、初めはシトロエンのピカソ…って言っていたくらいですから、理想と現状との整合…って言うより妥協線(笑)の線引きが重要なんだと思います。

それは現地で色々見ないと決められません。家も今回のフリードのようなお買い得が出る事を期待しますか(笑)。

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新しい生活へ向けてクルマの乗り換え

今後の節約生活を見据えてクルマを乗り換えます。なんたってランクル70は金喰い虫ですから。

今後の予定としては、3月末から大型免許の取得、4月、5月はバイトをしながら別府の家を探し、6月でバイトを辞めて7月中旬からカブで北海道ツーリング、8月、9月で引越し…あくまでも予定ですが(笑)。なので、3月も中旬になってもたまに雪が降りますが、道を選べば走れないレベルではないし、4月、5月は別府往復を何度もすると思われるので、そろそろ節約号(足クルマ)の検討に入ります。別府では、4輪はこれから選ぶ一台のみとします。

条件としては、2000cc以下(税金対策)、スライドドア(愛犬の乗り降りが楽だから)、燃費が抜群に良い、ランニングコスト(整備費を含む消耗品)、車中泊が可能、長距離が楽でおっさんに優しいアシスト付きで選びます。

基本的にはマニアなものですから、シトロエンのピカソのディーゼルが第一希望でした(スライドドアじゃないけど)。

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理由は、きっと走りが良いと思うので。ミニバンとは言え、ヨーロッパのメーカーはドライビングプレジャー(運転する楽しさ)を優先しているからです。国産車は機能的な部分が優先され、ドライビングプレジャーは犠牲にしている…いや違うな、ミニバンユーザーなんて走りはどうでもいいだろう…と考えているような気がします。

しかし、ヨーロッパメーカーは耐久性に難があり、毎日のお供となるとランニングコストが問題。またクリーンディーゼルは、ちょい乗りでは…というより日本の道路では、煤の問題もあるだろうと思います。しかもディーゼルは発売したばかりなので、中古でも楽々300万円オーバー。収入が激減するのにこれは無理。しかも一年1万㎞乗れば、たぶん買取査定は100万円台で、5年後7万㎞ならタダ同然(笑)。

次に興味があったのが

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ホンダのオデッセイ。理由は、i-MMDの技術が実に合理的で素晴らしいのと、いろんなサイトのインプレッションで走りが良いと書いてあったからです。さらに燃費も実質19km/ℓとこのサイズでは驚異的。車中泊には少し難ありですが。これいいなぁ…と思いましたが、これも中古でも300万円オーバー。燃費は合格点ですが、タイヤを含めて元が高いクルマは基本的に維持費が高いし、トヨタのベルファイヤーほどオラつき度はないものの、こういう高級感はどうしても好きになれません。

よく考えれば、新しい生活ではしっかりした会社の正社員でもないのに、シトロエンだのオデッセイなどは身分不相応な事に気が付き(笑)、これからの生活の身分相応なクルマ、そして予算を200~250万円を条件に加えました。新車だと、スズキのソリオ

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トヨタ連合のタンクなど

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この2台をインプレ記事、口コミで比較すると、ソリオは評価が高いが、トヨタ連合のは評価が低いですね。スズキのはプラットフォームがスイフトですが、トヨタ連合のはパッソですから、この時点で勝負は明らかです。さらにトヨタ連合のは3気筒ターボにCVTといった軽の延長線上ですが、スズキのはハイブリッドに5AGSと、新しい取り組みを行っており、面白い技術だと思います。でも、今売れているのは明らかにトヨタ連合の方でしょうね。街にあふれていますから。こういうクルマを購入する層は、トヨタ連合の狙い通りで、トヨタのマークがついていればOKなんです。クルマの出来は関係ありません。残念だなぁスズキさん。

で、マニアの僕としては、トヨタ連合のは乗る前から想像が出来るし、購入意欲が全くわかないので、とりあえずソリオを中古屋さんで見学しました。ディーラーに行くと、買え!買え!うるさいし、電話もかかってきて面倒なので。

遠くから見ると軽のハイトワゴンに見えますが、近くで見ると車幅があり、思ったより大きく見えました。シートアレンジもいろいろ出来て車中泊もOK。おまけにウォークスルーもある。車高も低いし、スライドドアでティニー(愛犬)も楽チン。燃費も20㎞/ℓはいく可能性も高い。しかも、デュアルカメラなどの安全装備も充実している。

節約生活にピッタリだし、もうこれでいいじゃん…と思い、3月なったらディーラーで買おうと決意しましたが、買うとなると街を走っているソリオが気になるようになり、何度も見るとある事が気になりだしました。クルマとしては良く考えられ、良く出来ているのだろうと思います。効率を考えればあのスタイリングも仕方ないのだと思いますが、でも…でも、どーしてもタントとかぶります(笑)。このデザインを受け入れる事が…受け入れる事が出来ない。って言いますか、これに200万円ちょっとはやっぱり出せないよ。

で、じゃー中古のフリードスパイクはどうだろう…という事になりました。

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車中泊では有名なクルマで、ハイブリッド機構は、現在営業車で15万㎞も乗っているフィットシャトルとほぼ同じの、エンジンをアシストするタイプで変速機はCVTと技術はちょっと古い。しかし、耐久性は営業車でお墨付き。これだ。これでいいじゃん…と思いましたが、ソリオの見学の時、一緒に見たのですが…なんていうかワクワク感、ときめき感共にゼロ(笑)。なんとなく内装が古臭く、営業車のフィットシャトルとかぶり盛り上がりに欠けました。

で、じゃーフリード+はどうだろう?…しかし、新車のハイブリッドだとビックリする事に300万円超え…ちょっと高いだろ。いくらなんでも。でも、ハイブリッドはi-DCDだから、スタートはモーターで、その後は7速デュアルクラッチトランスミッションで走ります。MT好きには好感が持てるのではないでしょうか。将来的には、オデッセイのi-MMDに代わって行くから、i-DCDに乗れるのはこれが最後かも知れない…高いけどスパイクと違いワクワク感があります。

で、見に行きました。御殿場まで。なぜ御殿場かと言うと、デモアップの中古があったからです。

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シエンタと比較する方が多いと思いますが、シエンタは派手な「なんちゃってラテン系」なデザインで好みが分かれると思いますが、フリード+はフィットの延長線上でコンサバ系なデザインでおっさんの私には似合っていると思います。

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内装もシックな大人な感じに仕上げてあり、これもおっさんの私に響きました。Hのマークがなければフォルクスワーゲンと言っても、一般人にはわからないと思います。

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荷室も広いし、7人も乗る事がないからプラスは僕の使用用途にドストライク。決めた。これにしよう…と思いましたが、白のカラーはなんとなく営業車みたいな感じなので、白は止めることにしました。問題のお値段は乗り出し260万円。ちょっと高いけど、ギリギリ範囲内だと思います。ごめんよ妻。

ホンダのクルマは、ラリー屋だったのであまり興味がなく、だいたいトヨタか日産か三菱でした。プライベートなクルマは、ほぼ変態系の外車でしたし。考えが変わったのは、現営業車のフィットシャトルです。フィアットのグラプンの代車で乗ったスイフトや、実家のノート(メダリスト)、ランクルが来るまで借りたポンコツのシエンタ、ちょっと前のカローラフィールダーと乗り比べても、僕ならフィットシャトルが一番だと思います。

ホンダのクルマはバランスが良いと感じます。そりゃーベンツのBクラスと比較すれば、全然ダメなんだろうと思いますが、値段と耐久性が段違いですから。同クラスの国産車と比較すれば、ハンドリング、パワー、使い勝手では文句なしだと思います。だから、フリード+もきっと期待出来る…出来るはずです(笑)。

ランクルが来るまで、シエンタを借りて2000㎞ぐらい走りました。使い勝手は良いと思いますが、走りはかなりの落第点でした。今のシエンタは違うのかもしれませんが、トヨタはユーザー層によってクルマの作りが大きく違う感じがします。それに引き換えホンダは、ドライビングプレジャーを感じます。軽は知りませんが。

という事で、来週はデモアップの中古を再度見に行き、試乗もしてみようと考えております。シエンタを借りた時も感じましたが、日本の道路ではこのクラスの性能で何も問題ないし、これ以上は贅沢品ですからね(笑)。

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ランクル70の車検

タイトルの通り車検を取りました。僕は車検まで同じ車に乗る事は少ないのですが、今回は取りました。ジムニーと会社の車以外で車検を取ったのは…えーっと…えーっと…忘れました(笑)。ラリーで使っていたCJ4Aのミラージュは車検を取ったような気が…仮に取っていたとしても15年以上も前の話です。

今回車検を取ったのは、ランクル70が気に入って…というよりは、車自体に興味が薄れのが要因です。他に乗りたい車がなかった…が正直なところです。僕は、車のエンジン性能やその走り、またはメーカーの車製作に対するスピリットに、心を惹かれて購入してきましたが、現行のニューモデルにはこういうのがほとんどありません。BMWの上級モデルには、いまだに直列6気筒のエンジンがあったりして、むむむ…と思うところもないわけではないですが、整った道路を週一で趣味で乗るなら良いですが、今の自分の環境では恐ろしくて乗れません(笑)。それに性能を発揮するところは日本には北海道以外ありませんから。トラックや観光バス、軽のハイトワゴンの後ろを走るだけなら、フィットシャトル以上は全く必要ありません。これが興味が失せた一番の要因です。車の台数が多すぎだよ。

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今回はODOメーターが4万㎞を超えたので、ミッション、トランスファー、フロントデフ、リアデフのオイルを替えました。メーカー純正オイルでも良かったのですが、シフトタッチが良くなかったので、こちらのオイルを使用しました。

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デフもトランスファーも全部これです。僕はディーラーのメンテナンスパックは入っておりません。エンジンオイルも自分で交換しますので。その理由の一つが、ディーラーで使用する純正オイルがいまいちだからです。その割に冷静に考えればかなり高い。たかだか微妙なタッチの差なんですが(笑)。

車検も近所の元プロダクションレースに参加していたおっさんに頼みました。そうは見えないのが残念ですが(笑)。どう見てもマタギに見えます。ジムニーはいつもここで、いろんな修理工場の方と付き合ってきましたが、仕事が丁寧で正直者なのがお願いしている理由です。

肝心のシフトタッチに改善が見られたか?と言うと、多少は…ですね。前から言っておりますが、オイルごときで大幅な改善がされるはずがありません。デフに至っては全くわかりません。でもいいんです。金額的にディーラーより安いから。

でも、来年も車検するかは…疑問ですね。わかっていましたが毎年最低でも8万円は必要ですし、燃料代も高いので。愛犬ティニーも高齢に伴い乗り降りが微妙で…と言いますか、私自身が高齢に伴いランクルの運転が辛いものになりつつあります。やっぱり日本では、ミニバン、CVT、ハイブリットが最適だと思います。

車には興味が無くなりましたが、最近気になるバイクが出てきました。それは

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こちらのクロスカブです。僕は大型バイクを乗り継いできましたが、ライダーを大きく2つに分類すると、そのバイクを乗りこなし運転技術の向上を目的にしている人と、僕のようなアドベンチャーな要素に趣きを置いているタイプに分かれるのではないかと思います。

今のBOLTもトコトコ走るのが目的でDUCATIから乗り換えましたが、気軽さは自転車の延長線上のクロスカブで、下道をブラブラしながら走るにはこれではないかと思ったりします。まぁーこのブログにコメントをくださる、たまさんの影響もありますが(笑)。

このクロスカブの良いところは、デザインに遊び心があって、実用とポップな感じのバランスが上手く取れているなぁーと思います。大型バイクもアドベンチャーモデルもこのくらいのなんちゃってで良いと思います。

ただ、これ一台はさすがにもの足りないだろうから、BOLTに追加しようかと検討しておりますが、置き場所がなぁ…。そして妻も乗りたいと言い出すからタンデムも検討しなくてはならない。そうするとクロスカブより、エンデュランスのドリーム(タイのCUB)のが向いている…というよりクロスカブを二人乗りにしたり、ボアアップしたりするより安上がりではないかと…と思われます。

でもなぁ…このデザインは譲れない…譲れないなぁ(笑)。やっぱり、車よりバイクのが夢がありますね。別府に移住したら車は卒業予定だし、思い切っちゃおう…でも置き場がなぁ…もうしばらく検討してみます。

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再販ランクル70 車中泊チャレンジ

いままでお盆休みはバイクでツーリングをするのが多かったのですが、当たり前ですがバイクは死ぬほど暑いです(笑)。暑いからバイクで走る以外なにもする気になれません…って言うよりバイクでは観光したくありません…って言うより無理です。また僕は変態系の外車マニアでしたので、その手のクルマで日本の夏の走行や、そして渋滞は、車を自ら壊しているような行為(デリケートですから)ですから、仕方なくバイクにしていた…っていうのもあります。

しかし、健康優良児のランクル70が愛車になりましたので、何も無理してバイクじゃなくてもよいので、今年の夏休みはランクル70でロングツーリングの計画を考えております。ちなみに昨年も別府に行ってますけどね(笑)。

しかし、ティニー(愛犬)と一緒の旅は

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宿泊施設に制約が多く、しかもペットOKの宿は人気の観光地以外は少ないのが現状です。そこで今年はランクル70だから車中泊も織り交ぜながら旅に出ようではないか…と考えました。ところが…が、ランクル70車中泊でググって見ると「ランクル70は車中泊に向いていない」と出てくるではあーりませんか。そっ…そうなのか…こんなにデカいのに。理由は

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荷室が1365㎜しかないからです。これでは足を伸ばして寝ることができません。商用車なのに意外に使えねぇーわけです。会社のフィットシャトルは楽々1700㎜ありますから。じゃーテントでも張ってキャンプでも…も考えましたが、キャンプが好きな訳でもなく、しかもそれが目的ではないので抵抗があります。

ランクル70で車中泊を実行するには、他の皆さんが取り組んでいるように、イレクターパイプを使ってフルフラットにしなければならない…う~ん、面倒くさいなぁ。専用のキットがあればいいのに…けど、他も考えましたがどうやらこれ以外は手がないので、日曜大工を全くやらないこの僕が、一番簡単なD.I.Yでチャレンジしました。

ランクル70好きの方々は、こういうのも好きなのか実に凝っているモデルが多いのですが、その中で参考にしたのが

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こちらの方のモデルです。理由は僕でも出来そうだったから(笑)。ですが、これはお一人様用で、単純に2列にするのは出来ませんでした。むむむ…こりゃー自分で考えるしかない。基本はこちらの方の後部座席を前に倒すのを利用したのを真似て、単純に荷室を後部座席に合うようにかさ上げするといった、ごくごくシンプルな企画を建てました。

早速、韮崎の某ホームセンターに行き、イレクターパイプのカットは出来るのか聞くと「出来ません」と…なに?3000円もするパイプカッターをこの一回のためだけに買え(たぶん、今後使うことはないから)でも言ってんのか…なので、山梨県でしか見たことがないホームセンターの「くろがねや」さんに行く事にしました。しかも白根の大型店に。

その前に、車中泊グッズも揃えるため甲府にあるスーパーオートバックスとキャンプ用のマットの購入でSPORTS DEPOに行く事にしました。せっかく甲府まで来ましたので、こちらでお店でランチをいただきました。

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山梨県民なら誰でも知っている岡島百貨店の目の前にある一刀斎 さんです。メニューはこちら

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チキンカレーのみです(笑)。お店も昭和な感じです。

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頼んだのは、チキンカレーとオムカレーです。オムカレーって言ってもチキンカレーにオムレツが乗っているだけですが。

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お味は、喫茶店のカレーを想像しておりましたが、それとは違いサラッとしたルーで本物のカレーのような感じです。しかもけっこう辛い。僕は喫茶店で出てくるような、例をあげるなら清里のROCKのようなカレーが好みなので、タイプではありませんでしたが意外にも美味しいです。チキンカレー一本で勝負が出来るのもうなずけます。ですが☆3.5点です。理由は、オムカレーのオムの部分に福神漬けがのっけてあったから。僕は福神漬けは嫌いですので。

オートバックスではリアの窓が簡単に網戸になるものを購入、SPORTS DEPOでは特価品のエアマット(薄いタイプ)を購入しました。これだけで9000円も使ったからもう後には引けません(笑)。白根の大きいくろがねやさんで、イレクターパイプのカットを尋ねると、1カット50円でOKだそうです。

購入したのはイレクターパイプH-1200S 6個 H-900S 1本 これを593㎜×6本 543㎜×3本 243㎜×3本 236㎜×5本 76㎜×4本にカットしてもらいました。ジョイントはJ-4S 4個 J-12AS 4個 J-103S 9個 J-15B 1個で、合計6400円ぐらいです。取寸も考えてパイプを買わねばならないので少々面倒です。

早速ですが出来上がりはこちら

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カットしてもらったから組み立てるだけです(笑)。僕としたことが一発で出来てしまいました。長手方向のスパンを3等分するのが一般的なのですが、それだと前から2番目の足の位置がタイヤハウスの斜めの部分になるので、それを避けるために少し前寄りにしております。3等分であるに越したことはありませんが、中間の梁がなくてもたぶん強度は足りていると思います。板が丈夫だから。

この台に乗せる天板は、モデルの方のようにコンパネをカットしてもらう考えでしたが、コンパネだと切り口の処理が必要です。どうしようかなぁーと思っていたら、韮崎の某ホームセンターでちょうど良いサイズにカットしてある木材があり、キレイだったので、改めて某ホームセンターに出向きそれを購入することにしました。

その前に、いったん甲府に戻り湯村に行って温泉に入る事にします。週一回入らないと体のリズムが狂うので(笑)。入ったのは湯村の温泉街の中にあるこちら

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弘法湯 さんです。これまた歴史を感じる旅館です。

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弘法大師様が湧き出せし温泉…らしいです。弘法大師さんは健脚だなぁ(笑)。全国を歩いているみたいですから。

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源泉かけ流しのお湯は、無色透明で無味無臭ですが、しっとり肌になじむ素晴らしいお湯です。肌がスベスベになります。しかもこちらのお湯は、源泉温度が低くく39℃くらいのぬる湯となっておりますので、じっくりと入れます。この極上のお湯を貸切状態でお一人様700円で入れます。贅沢すぎます。地方に住んで良かったです。

そして帰りに、韮崎のケーヨーデイツーで桐材 910×400 1枚 910×300 3枚 共に厚みは17㎜ 6420円を購入し、完成したベッドはこちら

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完璧です。パーフェクトです。すごいぞ俺。やるときはやるんです(笑)。たぶん普通の人なら誰でも出来ると思いますが。

他の方から見ると少々費用がかかっておりますが、極力手間をかけたくなかったし、コンパクトに分解出来るのが前提だったので、自分で言うのもなんですが良く出来た方ではないかと思います。まぁーイレクターパイプのカットは、くろがねやのおじさんがカットしておりますから、実質はなにもしておりませんが(笑)。それでもキャンプ道具一式そろえるよりは安いです。だいたい日々がキャンプみたいなものだから、いまさらキャンプ場に泊まりたいとは思いません。

出来上がってしまえば、アルファードより車中泊向きではないかとも思えます(笑)。さすが商用バン。ランクルは車高が高いので…だからといって何も特別な理由にはなりませんが、なんとなく安心な気がします。おそらくミニバンも完全なフルフラットにならないだろうし。これで、旅行の幅が広がるってものです。

ちなみに同じものを作って、なんだよ!サイズが正確に合ってないじゃん…とか、これじゃ不安だよ…とか、俺は身長が180㎝だから小さい…とか、については全く責任持てません。僕の都合だけで作っていますから(笑)。

早速、来週は人生初の車中泊を、テストを兼ねた予行練習をしに行きたいと思います。さて…どうなる事やら。

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ランクル70 スノーアタック

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とうとうきましたね。八ヶ岳南麓の冬がやってまいりました。画像は18日の早朝でかるーく50㎝の積雪となりました。おかげさまでランクルとジムニーの周りの雪かきに1時間半も費やしたため、当然の如く遅刻してしまいました(笑)。いいんです。たいした仕事じゃありませんから。家の雪かきのがよっぽど大事な仕事です。

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この日以来、我が家周辺は-10℃近くの気温が連発し、例年通りこの雪が根雪となり、毎日スリリングなドライブを楽しみながらの出勤となりました。先週の野辺山は-20℃以上になり北海道より寒くなったぐらいですから。まぁーランクル70の本領発揮の出番が来た訳です。スノーはダートと違い、少々激しい走りをしても車両に飛び石などのキズがつかないのがいいですね。400万円もするクルマにキズがついても平気なセレブな方には関係ないと思いますが、僕は田舎でひっそりと貧乏な小さな暮らしを送っておりますので、キズがついたら夜も眠れません(笑)。

今週末も天気予報では今年一番の寒気が入り込み大雪との予報が出ています。しかし、雪はどうやら土曜日の夜らしいので、ランクルで初の本格的なスノードライブを楽しんでまいりました。まぁー毎日4駆に入れて遅刻しないようにガンガン飛ばしておりますが(笑)。行き先は群馬県の六合村です。また群馬?と思うかもしれませんが、深い意味はありません。田舎で生活した経験がある方ならおわかりになると思いますが、雪が残っていると市街地の一般道路はスピードがあがりらない…というより常にノロノロ状態です。これではランクルの能力が発揮出来ません。あのスピードならFRのクルマでも走れます。なので、我が家から2時間ちょいで市街地を極力通らないコースだと、自然と佐久・軽井沢方面になり、さらに温泉にこだわる草津方面になる訳です。

23日の9:00少し前のスタートです。

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僕の生活は家を出た瞬間からこの路面です。これでもスケートリンク状態よりはマシな方ですね。氷で凸凹になった荒れた路面や滑る路面を走ると、ランクルの素晴らしさがよく理解出来ます。まず、ギア比の設定が素晴らしい。スノーでは僕は安全のため80㎞/h程度しか出しませんが(高速道路も含んで…という事にしてください)、その範囲内なら使うギアは2速、3速、4速で、この設定がどれも絶妙です。特に3速が絶妙で3速AT状態でガンガンいけます。ドライの舗装路だと「ギア比が低い」と感じますが、常にトラクションをかけながら走行するのが前提だと、このギア比を設定した製作者側の意図が理解出来ます。たぶんダートでも同じなのではないでしょうか。前回の記事でも書きましたが、滑る路面ではタイヤのグリップに頼っては危険です。って言いますか、ものすごくスピードを落とさないと曲がれません。ラリードライブはアクセルONが基本です。ちなみに教習所でもカーブではアクセルONです。要するに駆動する力を利用して曲がります。これが出来るとランクルの3速は絶品です。

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続いて、サスペンションと大きなタイヤが素晴らしいです。ドライの舗装路だと「トラックかな」とか「ラリーのショックアブソーバーでも入っているのかな」とか思いますが、荒れた路面の安定感はジムニー以上です。大きく姿勢が乱れる事がありません。と言う事はコントロールしやすいです。そしてデカいタイヤが、一般車なら大きな衝撃が来る路面でも緩和します。って言う事はスピードが出せます(笑)。スタッドレスタイヤでのスノーの走行で、大きくドリフト(正確には過剰なパワーによるテールスライド)させている動画もアップされていますが、それは条件が整っているところで撮影しているだけ…だけだと思われます。現実の急勾配がついている山岳路をFRのクルマで出来るものならやって欲しいです。出来ればガードレールの下は絶壁の峠で(笑)。WRCのモンテカルロはスパイクタイヤですので誤解のないように。個人的には例え4WDでも大きく姿勢が崩れれば回復させるのは難しい…条件が悪ければ(スケートリンク状態でさらに勾配がついているところなど)は例えWRCを連覇したユハ・カンクネンでも無理だと思います。スタッドレスタイヤは所詮ゴムですから、姿勢を立て直すほどのトラクションを得る事は理論的にも難しいのです。よほどスピードが低いか、条件が良くタイヤがグリップするかのどちらかです。

また、車高も高いから氷のわだちで車体が接地する事もありません。当たり前なんですが、ランクル70は条件が悪い道を走るための道具では抜群です。この安心感は偉大です。ランクル70が世界で評価される理由が垣間見れました。デザインだけのクルマではありませんから、オーナーの皆さんはガンガンスノーへ行きましょう。コースアウトしても責任は取れませんが(笑)。

ついでに、NEXEN(韓国製)のスタッドレスタイヤのインプレですが、特に何も問題ありません。早朝の-10℃の八ヶ岳高原ラインの圧雪路を普通に走れます。ひょっとしたら北海道の平地より条件は悪いのではないでしょうか。しかし、重箱の隅を楊枝でほじくるような事を言えばブリジストンには劣るような気もします。何故かと言えば、会社の営業車のフィットシャトルに今年はブリジストンの最新モデルのVRXを履きましたが、今までREVO2より確かに進化しています。その差はたかが知れていますけどね(笑)。だからブリジストンと比べれば、少しは違うと思います。ですが、ジムニーのグッドイヤーとの差はわかりません。ブリジストンとは5万円くらい差があります。僕はこの差に5万円の価値はないと思いますが…あくまでも個人の感想ですが(笑)。ドラテクで充分カバー出来ます。

話が大きくそれましたが、清里方面に向かい

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R141の野辺山を走って、佐久穂から裏道を使い

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軽井沢に出て、バイクだと燃えるR146で北軽井沢に向かいます。

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家の周辺以外は、きっちり除雪してあるので4WDは解除しています。ランクルやジムニーはFR状態でもけっこう走れます。なので、僕は地面が見えないくらいでないと4WDには入れません。ちなみに、僕の個体だけかもしれませんが、4WDを切り離す時にしばらくしないと4WDマークがなぜか消えません。ジムニーは即消えるのですが。故障しているのでしょうか。

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R145に出たら右折して川原湯方面に向かいます。思ったより早く11:00くらいに到着したので、長野原草津口付近のスーパーで時間をつぶし、12時少し前にランチのお店に入りました。

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ランクルは雪が似合いますね。お店は、麦の香り さんです。

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うどんのお店です。これまたなぜか二週連続でうどんです(笑)。群馬ですから。オーダーメニューはこちら

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僕が肉汁たらいうどんの大盛り880円。

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妻は海老天とお餅のぶっかけうどん830円。

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それからお店の方に勧められた

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こんにゃく1本80円です。うどんにこんにゃく…群馬県のド定番ですね。お味にいきますと、肉汁たらいうどんですが前回の前橋同様で手打ちのうどんは美味しいと思いますが、濃い味文化の江戸っ子にはお上品な薄味すぎ感がありました。付け合わせの天ぷらは抹茶(たぶん)の塩でいただきますが、こちらはカリッとしていて美味しいと思います。妻のぶっかけうどんは、僕には苦手な味でした。大根と生姜の味がしましたから。おまけに薄味です。妻はとても美味しいと言っていましたから女性向きな味かもしれませんね。ちなみに一番美味しかったのは1本80円のこんにゃくですね。これはひじょうに美味です。☆3.5ですね。個人的にはしょっぱい汁でズズっといきたかったです(笑)。

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12:30でこの天気だから大荒れになるとは思えませんが、ライダー以外から絶大な信頼を得ている気象庁様が予報を出しているので、本日は早めに温泉へ入り、軽井沢のツルヤ(長野県で展開しているスーパー)で買いだめをして早めに帰らなければなりません。明日は大雪で軟禁状態になるかもしれませんから。

向かった温泉は、旧R292を草津方面に向かい

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道の駅に併設しています応徳温泉のくつろぎの湯に入ります。

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受付は宿泊も出来るこちらの

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花まめ さんです。ご利用はお一人様400円と、とってもリーズナブルな設定です。日帰り温泉は別館へ向かいます。

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道の駅に併設しておりますが、近くに超メジャーな草津温泉、そして他にも温泉が多数あるからなのか、13:00から入浴しましたが貸切でした。とても幸せな気分になりました。400円で幸せになれる事はなかなかありません。しかも、利用者が少ないのでとても清潔でした。

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泉質は、草津温泉を彷彿させる白濁で硫黄の香りがする素晴らしいお湯です。ただ、草津と比べると濃厚さには欠けます。草津のお湯を水で薄めた感じです。しかし、草津のお湯とは違い鉄系も混ざっているので、草津にも負けず劣らずです。これを貸切出来るんだから贅沢極まりないです。しかもぬるめですからゆっくり浸かれます。穴場ですがお勧めです。混み合って欲しくないですが。

14:00ちょっとすぎに温泉を出発し、R292を草津方面に向かい峠道をゴイゴイ登ります。

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草津の温泉街を経由して、いつもの新R292を下り、行きと同じR145で軽井沢に出ます。

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軽井沢のツルヤさんは、長野県民が対象ではないからなのか(すいません)他の店舗とは違い品揃えが豊富でお洒落な感じです。軽井沢の富裕層がターゲットだからでしょうね。たぶん。ワインなんか他の店舗の3倍はあると思います(笑)。バカにされた感はありますが、信州の名産品が一同に揃っているので、変なお土産屋さんで高くてつまらないものを買うよりはお勧めです。ぜひ立ち寄って見てください。

ここからの帰り道はいつもの道で、18:30には我が家に到着でした。こんな予報が出ているにもかかわらず軽井沢は渋滞していましたが。

ここ一週間で、ランクル70のスノードライブを満喫しました。もういいので気温を戻して欲しいです(笑)。先ほども書きましたが、ランクル70は素晴らしい道具ではありますが、クルマのある程度のメカニカルな知識、そしてドライビングの基礎がないと、猫に小判、豚に真珠になってしまうのも事実だと思います。残念ながら誰にでも優しくはありません。昨今の「クルマが制御してなんとかしてくれる」は全くありません。下手なら自分に跳ね返って来ます。自分自身でクルマをコントロール出来るなら、楽しいクルマになります。バイクなら当たり前です。僕は4輪でもこれが当たり前だと考えています。

最近は自動運転が取り上げられていますね。便利かもしれませんが、それで楽しいのでしょうか。何かを取得する喜びは必要ないのでしょうか。スキーだって何回も転んで上手くなるから面白いのではないでしょうか。クルマが移動の道具とか考えないなら「公共機関の乗り物に乗れよ」と思います。ランクル70は、自分で考え、操作して走り、そこに楽しさがあります。次はもっとこう走ろう!とか。運転が上手くないなら上手くなろういう向上心が生まれると思います。

機械が何でもやってくれる社会は人類に必要なのか?ランクルに乗るのは、哲学的な考えも持てるかもしれませんよ(笑)。

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ランクル70 スタッドレスタイヤ購入

僕が住んでいる八ヶ岳南麓は、11月の後半になれば雪が降ってまいります。こちらでの暮らしでは冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)が必要となります…は一般論で、我が家から韮崎方面に向かうだけなら、あくまでも…あくまでも個人の感想ではございますが「たまーにチェーン巻くだけでいいんじゃねぇーの」と思ったりします。特にジムニーとかランクルなどの4WDならたぶん平気じゃないのかなぁー…しつこいですが、あくまでも個人の感想です(笑)。

なぜ僕がこういう考えるかというと、今を遡る28年前、僕の青春時代にはスキーがものすごく流行っていて、同世代の大半がスキー場にナンパをしに…間違えましたスキーという健全なスポーツを行いに毎週のように行っておりました。当時のほとんどのクルマはノーマルタイヤにチェーンを巻くだけで、しかも外気温が一番冷え込んでいる夜間を走り、明け方スキー場に着くってのがド定番でした。僕なんてさらにFRでしたから。今なら「あり得ない!危ない!」ってヒステリックに注意されそうですが、これでも速度を抑え丁寧に運転すれば普通に走るんですよ。もちろんABSも横滑り防止もありませんよ。結果として僕はこれで事故を起こしたり、ガードレールに張り付いた事は一度もありません。

そこからしばらくするとアウトドアブームってのが巻き起こり、女の子目当てのニワカ4駆乗りが登場してきました。僕の友人もその一人で、ハイラックスのピックアップにロールバーを付けて、そこにBFグッドリッチのオールテレーンのタイヤを履くという典型的なニワカ仕様で乗っていまして、彼と一緒にスキーに行ったら「そろそろチェーンを履こう」と言うと「4WDだからそのままで普通に走るよ」…と。「そんなバカな」と思いましたが、現実には普通に走ってしまいました。しかも帰りの下りも何も問題なくです。運転していたのは僕ですが、特別な運転は何もしていません。

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いつからか日本では「冬はスタッドレスタイヤを履かなければいけない」という常識が定着しました。各タイヤメーカーは安全を武器にして、これでもか!ってくらいのCMを流した努力の賜物なんでしょう(笑)。かく言う僕もそう信じていましたが、どうしても解せない事実もあります。

移住した一年目の冬に、すぐ東京へ戻るかもしれない…って考えもあったので、オンボロのマツダ デミオ(FF 1500cc 5MT)を総額25万円で購入しました。クルマはオンボロですが、FFだったから口コミが良いブリジストンの高いスタッドレス購入しました。

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走ってみると、スタッドレスの威力ってスゲーな…と本気で思いました。滑りはするものの丁寧な運転をすれば大概は走破出来ました。これなら4WDなんて要らない…って本気で思いましたから。

スタッドレスタイヤを過信した僕は、オンボロのデミオに車検がきたので、一度はじっくり乗ってみたかったポンコツ ベンツC240(W202 FR 5AT)総額74万円を購入しました。ミシュランのスタッドレスを履きましたが

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これが驚きで、ほぼノーマルタイヤと変わらないレベル(笑)…って言いますか、このあたりじゃ移動の道具として役に立ちません。確かに下りはなんとかなりますが、FRだから勾配がキツイ登りは全滅で、雪や凍結した時は必ずチェーンを装着していました。この時に「スタッドレスは所詮ゴムである」という当たり前の事実を知ることになりました(笑)。例えて言うなら、靴の底がスタッドレスだったとして、それを一般のスニーカーを比較するとしますよね。そんなにアドバンテージがあるでしょうか。大差ないですよね。アイゼンを付ければ全然違うけど。その証拠にスパイクタイヤならFR車でも普通に走れますから。

その次の激安店で購入した新車のマツダ キャロル(FF 5MT)は、購入時に胡散くせー中華ホイールに横浜タイヤのスタッドレスが付いて来ました。

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同じFFなのにデミオほどのグリップがありません。しかも軽自動車…って言いますかキャロルは、スピードが乗るとギャップをきっかけに直ドリ(直線でドリフト)します(笑)。これはかなり怖いです。とてもスリリングなドライビングが楽しめました。ひょっとして、横浜タイヤがダメなのではないか…と思い込みました。

お次がフィアット グランデプント(FF 1400cc デュアロジック)で、型遅れのダンロップのスタッドレスです。

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直ドリはしませんが、でもデミオほどの走破力がない。と言う事で「スタッドレスタイヤはブリジストンは最強である」という自論になりました…が、ところが、ところがです。昨年、衝撃の事件が起こりました。今年の1月にグラプンのデュアロジックが壊れ、ランクルの納車までの間に代車で借りたトヨタ シエンタに、このダンロップのタイヤが履けたので付けて走ったところ、グラプンが登れない坂をどういうわけかシエンタ君は登れるんですよ。

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実は雪道の走行はタイヤの能力より、そのクルマが持っているトラクションの能力の差の方が大きいのではないかと思われます。そうでないと説明がつきません。デミオが強かったのは、ブリジストンの性能ではなく、あのボディに1500ccなので単にフロントヘビーだったから。タイヤがグリップするのが前提のFRは論外(笑)。キャロルが不安定なのは、軽い車重とタイヤが小さく細いから。グラプンはあのデカいボディに小さなエンジンだったからフロントの荷重があまく、シエンタのが前輪に荷重がかかっている。という事ではないでしょうか。

ドライでタイヤのグリップ力があるなら、クルマは前後のバランスが良い方が良いのかもしれません。50:50のBMWが「駆け抜ける喜び」って言ってますから。おそらくスタッドレスタイヤは、CMほどのグリップなんてしないんだと思います。だから、同じタイヤなのに差が出るんです。本当はスタッドレスタイヤに大きな期待をする事自体が間違えで、どれも50歩100歩で大差はないのです。クルマの差のが大きいから、スタッドレスタイヤのユーザーレビューの評価がまちまちなのではないでしょうか。

現在の通勤路を走らなければ、スタッドレスタイヤなんて要らないよ…となるのですが、残念ながら今も会社に通っています(笑)。我が家から諏訪方面にノーマル+チェーンで通勤するには、かなり面倒でベンツの時に懲りてます。また、富士見、茅野、原村の凍結路面はかなり恐ろしいですし。それと高速道路にチェーン規制がかかると、これも面倒くさいです。やむを得ずスタッドレスタイヤを購入する事にしました。

ランクルのタイヤサイズは265/70/R16と大きいので当たり前ですが割高です。ブリジストンのDM-V2は、ネットでググると高いところで1本21000円で、激安店でも17000円。17000円×4本=68000円もします。ダンロップでさえ激安店で13000円。4本で52000円…たっ 高い(笑)。グラプンは型遅れのダンロップで8300円×4本=33200円でしたから。ところが激安店にはアジアンタイヤも販売しており、驚愕の1本8490円で売っているではあーりませんか。ブリジストンの21000円からすれば12510円もお得で、4本で50040円も節約できます。これでクシタニ様の高級バイクブーツがチャラになります。いやいやアジアンタイヤは危ないよ…との意見もありますが、所詮ゴムなのでメーカーでの大差なんてないと思います。クルマの差のが大きいわけですから。しかも僕のクルマはトラクション抜群のランクル70の4WDです。

そうは言っても、ナンカンやマキシスなどの台湾メーカーは、自国に降雪がないから適当に作っても(そんな事はないと思いますが)大きな問題にならないかもしれません。そう考えると韓国メーカーのが無難となります。だって、自国に雪も降るし、雪質や気温も日本に近いと思うし、韓国のスタッドレスが本当にダメなら韓国の冬は事故だらけになってしまいます。という事で購入したのはこちら

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NEXEN WINGUARD SUV 265/70R16 112T スタッドレス【セール品】です。セールの理由は2014年モデルだかららしいです。スタッドレスタイヤは3年で硬化するから危険…って言われていますが、オートメカニック誌の企画で、3年落ちの50%減ったスタッドレスタイヤと10年落ちの新品同様でブレーキテストをした結果、10年落ちが勝ちました。スタッドレスタイヤの威力は、路面とタイヤの間にある水を掻き出すのがポイントです。だから当たり前の結果なのです。ちなみに、僕が会社に入った当時の営業車のADバンのスタッドレスは、ひび割れがあるくらいの古いタイヤでしたが、凍結している大門峠を普通に何回も超えていました。しかもその後も2年くらい使っていました(笑)。3年神話より溝の深さのが大事だと思います。こういうのが理由で安くなるなら、国産品も一年遅れた在庫タイヤはセールして欲しいです。激安で。

ネクセンってメーカーは、韓国では第3位のタイヤメーカーだそうですが、ミシュランのOEMもしていた過去もあり、僕はこれが決め手になりました。韓国販売実績No.1のハンコックも良かったんですが、ネクセンより高いんですよね。韓国のブリジストンみたいなものでしょうか。国産とヨーロッパメーカー以外は認めない人もいるみたいですが、高級車ならブランドにこだわるのも何となくわかりますが、ランクルは実用車ですから(笑)。おまけに僕は年間2万km走りますので。それに韓国だって先進国なんだから、これだけ金額に差が出るってのは、国産メーカーは高すぎなんじゃないのかな。それから一部の方だけかもしれませんが、工業用品にまで偏見持つのはどうなんでしょうかね。

僕は国産への執着は全くありませんから、今回のスタッドレスが支障なければ、趣味で乗るバイクは別かもしれませんが、4輪は国産タイヤは買う事はない…かもしれません。実用車の消耗品ですし、値段に差がありすぎですよ。だって、ADバンにPOTENZAなんて要らないでしょ。グリップが良くてもコスパが悪すぎます。それなのにスタッドレスタイヤには過剰に反応するんですよね。仮にブリジストンがすごーく効いたとしても、他のタイヤは止まれないから追突されてしまいますよ(笑)。現状はそんな事にはなってませんよね。極限の能力なんて関係ないのです。そもそも雪道は丁寧な運転するのが基本です。

タイヤは安いのを選ぶのにホイールは純正品じゃない?…そうですね(笑)。ホイールは純正品が一番だと思っております。だって強度、精密度、耐久性…あのトヨタの品質保証部のテストをクリアしているんですよ。ダサいかもしれませんが、おそらく品質は抜群なはずです。しかし、高ーい。ディーラーで買うと1本4万円します。あんなに納品業者へコストダウンを要求しているのに(笑)。生産ロットも社外品よりあるはずなのに…不思議です。なので、ヤフオクで落としました。

先週末が雨だったので、まだ装着していないからインプレはありません。って言いますか、インプレは猛烈にダメだったら笑えるのですぐ記事にしますが、でなければ2月か3月にいろんなケースを走った上で記事にします。

最後にですが、僕が使う現在の営業車のフィットシャトルのタイヤは、サマーがエコピアで、スタッドレスがブリザックREVO2です。今年からVRXになります。両方ともブリジストンです(笑)。すいません。要するに自腹じゃなかったらブリジストンです。他メーカーのでも充分ですけど微妙に差があるとは感じますね。高いだけあって。余裕があるなら、おすすめがブリジストンに変わりはないです(笑)。

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オイル交換 ついでにぶらり諏訪

3月末に購入した再販のランクル70の現在のODOメーターは11400km。九州から帰ってきてすぐ10000kmになったので、少し前になりますがエンジンオイルを交換いたしました。えっ!サイクルが10000kmなの?と驚く方もいらっしゃると思いますが、長い間いろんな営業車を10000kmサイクルで交換してきましたが、不具合が発生した事は一度もありません。今の営業車のホンダフィットシャトルも現在102000km、その前のADバンが約18万kmでしたが全く問題ありません。そもそもメーカー指定はたぶん15000kmだと思いますから5000kmも繰り上げて交換しています。ちなみにジムニーは5000kmのサイクルにしています。理由は加速時に5000rpmまでは回しますし、おまけにターボ車なので、バイク並みの環境下ではないかと思うので。僕がいつも使用しているオイルはこちら

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ルート産業さんのプラスで5W-30の部分合成油です。ホームセンターでも購入出来ます。ランクルは1ヶ月の無料点検で1000km時に一度交換をしております。おそらくキャッスルの10W-30だと思います。僕はオイルフィルターなんて20000kmのサイクルでも全然平気と考えていますが、今回はオイルの種類を変更するので、もったいないですがフィルターも交換しました。PIAAの二層タイプのマグネットなしです。今どきのエンジンから害になるような鉄粉なんで出る訳ありませんからマグネットなんて必要ありません。ランクルはフィルター交換時は5.5ℓ必要なので、2缶購入し余ったオイルはジムニーに使う予定です。

何度も書いていますが、僕は高級オイルは使いません。理由は、費用対効果が少ないからです。使った事がないから…という訳ではありませんよ。ラリードライバー現役の頃はいろいろ試してみました。シルコリンとトラストのオイルは良いオイルだと思いましたが、だからと言ってタイムに影響するほどではありませんでした(笑)。当たり前ですが。オイルによって微妙にタッチが軽くなったりしますが、出力に反映するのはたかがしれています。ちなみに保護能力が違う…なんて考える方もいらっしゃると思いますが、僕は何台もの営業車をガソリンスタンドの一番安いオイルで、10万km超えを何回も体験していますが、特に…いや何も問題ありません。残念ですが(笑)。

しかし、こんな僕でも純正品と同等のお値段なら、出来るだけフィーリングの良いオイルを探求しているのも事実です(笑)。その中ではルート産業さんのプラスは良いオイルだと感じます。しかも安い。耐久性もFIATのグランデプントを10000kmサイクルで40000km走りましたが、全く問題もなく、デュアロジックの問題で乗り換えましたが、エンジンはものすごく絶好調でした。ランクルにはどうかと言いますと、純正のキャッスルより低回転域がスムーズになります。おすすめです。

6ヶ月点検の時期となり、メンテナンスパックには入っておりませんから普通なら無視してしまいますが、1万kmを過ぎたので、ミッションオイルとリアのデフオイルの交換をしようと思い、ついでに点検もお願いする事にしました。ミッションオイルとデフオイルを数千kmで交換する方もいらっしゃると思いますが、僕の経験上ではありますが1万kmぐらいまでは鉄粉が大量に出るので、早めに交換しても同じではないかと思いますが…(笑)。ちなみにフロントデフは交換していません。理由は同じで、冬でガンガン4WDに入れてからにするつもりです。デフオイルは4ℓも使用しお値段は約1万円もしてお高いですから。純正ではなく社外品にしないの?…という点は、エンジンでも差がよくわかんないのに、ミッションやデフなんて違いがわかるはずもなく、わざわざ高い社外品を使う理由が僕にはわかりません(笑)。ちなみに交換してもフィーリングは何も変わりません。当たり前ですが。

バイクのヤマハBOLTも、来週のロングツーリングへ向けてオイル交換しました。しかし、バイクのオイルは何故かものすごく高い。純正品でも1ℓ当たり1500円が当たり前の世界です。何か特別な物でも入っているのでしょうか(笑)。BOLTはサイクルが3000kmと短いので、純正品はやめて選んだオイルはこちら

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べリティの15W-50にしました。Amazonさんなら4ℓで3210円です。鉱物油ですが1ℓ当たり約800円とひじょうにリーズナブルなお値段です。番手も50まで上げました。指定は10W-40ですが、大型空冷なので50番のが安心です。オイルは熱でダメになりますから。田舎だから基本的に渋滞はありませんが、ドカティの時も水温104℃まで上がる時がありましたので念のため番手を上げた訳です。冬は乗れないから多少硬くても問題ありません。

ランクルと同じくオイルの種類が変わったので、もったいないですがフィルターも交換しました。

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キジマのマグネット付のフィルターです。さっき「マグネットなんて要らない!」って言ってただろ(笑)…と言われそうですが、4輪なら要らないと思うのですが、2輪の場合はエンジンオイルでギアオイルもカバーし、クラッチも浸かっているので、多少鉄粉が出るんじゃないかと思いまして。まぁーメーカーもテストしているから要らないと思いますけどね。

交換は自宅の軒先で行いましたが、BOLTは車高が低いので、サイドスタンドでは段ボールの廃油処理箱が入りません。むむむ…仕方ないので妻にBOLTに跨らせて交換作業しました。結婚していて良かったです。

オイルを取り替えたので早速試乗したいため、9月13日の日曜日の10:30を過ぎておりましたが、ぶらっと諏訪に方面に向けて走らせました。

ルートはR20を真っ直ぐ…だけなんですが、諏訪市街のR20はけっこう混み合うんですよ。渋滞までにはなりませんが。なので、通勤バイパスの名で通っている抜け道を走り

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諏訪湖に出ます。

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湖畔沿いを走り、下諏訪方面へ向かい、諏訪大社秋宮近くで下諏訪の温泉街の付近のこちらのお店でランチです。12:00少し手前でした。

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とんかつ専門店 丸一 さんです。僕は在住は山梨県ですが勤務先は長野県茅野市で、主たる取引先は諏訪、岡谷ですので、諏訪周辺の道は地元住民と同等のレベルに精通しております。なので1時間ちょいで下諏訪まで来ますが、R20をひたすら走るともう少し時間がかかると思います。こちらのお店も取引先の近くでひじょうに気になっておりました。オーダーはこちら

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とんかつ定食1500円と

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とりの唐揚げ定食1100円です。とんかつ専門店ですので、両方とんかつ定食でも良かったのですが、予算の都合上(笑)とり唐になりました。お味の方は、まずはとんかつの方ですが、昔ながらの作りこみで衣にサクサク感はあるものの、分厚いお肉はちょい硬めでチェーン店のとんかつ屋さんの柔らかい不自然な食感と比較してしまうと今一歩。ただ、チェーン店が出来るまでは、こういうのが普通でしたからチェーン店のはドーピング(添加物?)してあるのではないでしょうか。あくまでも想像ですけど。唐揚げも同じく昔ながらの味がします。しかし、個人的にはとんかつより唐揚げのが美味しいなぁ。とんかつ専門店ですが。鶏肉にも味が付いていてジューシーで美味しいです。☆4つ。現代のチェーン店のとんかつが好きな方には美味しさが伝わらないかもしれません。例えて言うなら、チェーン店がプリウスなら、丸一さんのは箱スカ(笑)。技術がないと美味しく作れない(速く走れない)って感じで、チェーン店のは、確かに美味しい(速い)けど化学の力で、誰でも出来るって感じでしょうか。昭和の味を求めている方にはおすすめです。余計なお世話ですが、店内の雰囲気も昭和…というより諏訪って感じがします。これは長年接するとわかります(笑)。

ランチの後は、旧中仙道を通って

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春宮の近くの万治の石仏を見学しました。

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普段から付近をウロウロしていますが、拝見したのは人生初でした。岡本太郎画伯が絶賛していたようですが、僕は芸術が理解出来る感性がないので、一般的な石仏と比較してどこらへんが素晴らしいのかは全くわかりません。

下諏訪から岡谷へ回って湖畔を一周し、上諏訪のこちらの高級旅館の温泉に浸かります。

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下諏訪は小さな旅館が多いですが、上諏訪は大型温泉施設が多くあります。こちらの鷺の湯さんもその中の一つですが、独自の自家源泉を持っている上諏訪温泉でも特徴のあるお風呂です。

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高級感漂う廊下を奥に進むと大浴場があります。

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あれ?諏訪の温泉なのに茶褐色?とお思いになる方もいらっしゃると思います。そうです。これが独自の源泉なんです。上諏訪には何種類も源泉はあるみたいですが、だいたいは透明で少しキシキシする感じの泉質(ホテル紅や、片倉館、ルートイン諏訪などの市営の温泉を引いているお風呂)と、グリーンがかった硫黄の香りがする泉質(大和温泉など)が大所だと思いますが、鷺の湯さんのは、茶褐色の若干モール泉のようで、かつ上諏訪温泉の泉質もする素晴らしい泉質です。基本は循環式ですが、源泉かけ流しもあります。高級旅館だけあって、清潔感、設備、アメニティ類も完璧です。ちなみに、日帰り入浴の場合ご利用料金はお一人様1500円。げっ!高い…のところを以前から使用している手形で割引の利用をして、お一人様750円です。750円でこのお風呂に入れて、高級旅館の雰囲気も味わえますからお得ではないでしょうか。

16:00には鷺の湯を後にして、自宅には17:00には到着しました。僕にとっては自宅から50~60kmぐらいの市街地なので、本来なら小回りの効く原付2種(125cc)ぐらいでブラブラするのが楽しいですが、BOLTはこういう観光を兼ね市街地を走っても苦になりません。例えば、ゴールドウィングやFJR1300やBMW様のR1200RTなどはロングツーリングは良いけど市街地は嫌ですよね。これは大型アドベンチャーモデルも同じ。SSモデルやスポーツツアラーではパッソとワゴンRにイライラしちゃうでしょ。この原付2種や250cc並みの「気軽さ」も持っているBOLT…なかなかやりますね(笑)。

今日の試乗は、もう一つ試すものがありました。

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世間の底辺層にもかかわらず、あのクシタニ様の製品のモカシンブーツなるものを購入してしまいました。いままではガルエネのタフギアを5年間に渡り愛用してきましたが、5年履いて言うのもなんですが、お洒落な感じに欠けておりました。そこで機能性もあって、お洒落な感じのブーツを物色していたところ、候補に挙がったのはマックスフリッツのブーツとクシタニのこちらだった訳です。しかし、マックスフリッツのは問い合わせしましたが、試着は出来ないらしいのです。通販で購入するには高額なので怯んでしまいました(笑)。なので清水のクシタニショップの対応も良かったのもあって買ってしまいました。この手のバイクならレッドウィングでしょ…という人も多いかと思いますが、過去にエンジニアを持っておりましたが僕には向いておりませんでした。基本ワークブーツ(労働用の安全靴)ですし。

人生初のクシタニの製品ですが、履きやすいなぁ…高いだけありますね。デザインも単純な派手さもなくてそれでいてお洒落な感じで、中年でも違和感のないデザインだと思います。「ブーツの前にヘルメットが先じゃないの?何年使ってんだよ」と言われそうですが、ヘルメットは欲しいデザインのものが見当たらないのでしばらく保留です。アライのヘルメットはシールドの交換がとってもやりにくいですが。

それでオイルはどうだったの?…忘れておりました。本日の目的はとんかつではなくてそれでした。はっきり言って何も変わりません。わかりません…僕には(笑)。純正とわかんないぐらいだから、きっと良いオイルだと思います。それよりもお得ではないでしょうか(笑)。いくら美味しいからといってスターバックスのコーヒーを280円を払って毎日飲みますか?ドトールの180円でいいんです。それでも缶コーヒーよりは幾分ましです。それに、高級オイルならℓあたり2300円ぐらいでしょ。べリティはℓあたり800円。差額1500円。30ℓオイルを使うとクシタニ様のブーツが買えてしまいます。30ℓは7回分…という事は21000kmでチャラ…21000kmかぁ…乗っているかな(笑)。

準備も整ったので、来週はBOLTで初のロングツーリングに旅立ちます。

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再販ランクル70 5000km インプレッション 

早いもので3月末の納車から2ヶ月が経ちODOメーターは4800kmとなりました。2ヶ月で4800kmは乗りすぎかなと僕も思いますが(笑)。

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通勤にも使っておりますが、それ以外にもバイクの引き取りがあったり義兄の一回忌があったりで東京まで2往復したり、福島のロングツーリングの後遺症もあって最近はランクル70ばかり乗っているってのも大きいです。僕の4輪の1年間の走行距離はだいたい18000~20000kmなのですが、このペースだと30000km行ってしまいますから、ここからは落ち着いてくると思いますけど(笑)。約5000kmぐらい走るとそのクルマの細かい部分が見えてきますので感じた事などを書いていきたいと思います。

ファーストインプレッション同様、ギア比の関係と車重の影響もありゼロ発進はやはり遅いです。ちなみに僕は1速発進派です。2速発進は下り坂になっている場合や完全な停車になっていないときだけにしています。常時2速発進でもおそらく問題ないと思いますが、エンジンやクラッチにはこれのが優しいのではないかと思います。スタートダッシュでパワーを楽しむクルマではありませんから…ちなみに4000rpmぐらいまで回せばそれなりにパワーを実感できますし一般的な走行に支障がある事は一切ありません。

続いてコーナーワークですが、ラリー車なみのハードなサスペンションなので偏平率が70タイヤにもかかわらずそれなりにズバッといけます。僕が現役の頃のラリー車に少しセッティングが似ている気もします。そしてトヨタ車にありがちなアンダー強めではありませんね。下りで踏んでも登りで踏んでもきちんとステアに対し素直に動くと思います。ブレーキは強力ではありませんが、踏み込んでコントロール出来るタイプなので僕は好みです。トヨタのクルマは比較的この傾向ではないでしょうか。初めの頃はヒール&トゥの減速が、一般的な乗用車のペダルの位置と少し異なるので出来ませんでしたが、どうやら慣れの問題みたいで今はブリッピングしながらコーナーに突入しております。ファーストインプレッションに時には、スピードレンジが上がると早めにグリップを失うような感じでしたが、通勤時の松木坂でそれなりにスピードを上げても意外にもスライドする事はありません。という事は一般的なスピードで走る限り不安になる要素は全くないと思います。インプレには関係ありませんが「それにしてもやけに跳ねるなぁー」と感じていたのでエアーのチェックをすると300Kpa入っておりました。おいおい…納車点検していないの?(笑)。

シンプルな車内は必要最低限な装備ですが、僕には不自由な事はありません。僕はオートエアコンもAUTOにしない派なので一般の人は物足りないかもしれませんけど。シート、ダッシュボード、内張りなどはどう見ても商用バンって感じで、何回見ても300万円を超えるクルマには見えません(笑)。これも僕はあまり気になりません。商用バンには慣れておりますので。また改良を加えたと言われているシートですが、このハードなサスペンションに対してホールドが足りないと思います。激しくダートを攻めたり、スピードをあげてコーナーリングする方はシートを替えた方が宜しいかと思います。ボディが大きいだけあって積載性は高いです。ティニー(愛犬)とお出かけするにはとっても便利です。しかし、そのティニーは自力でランクルに乗れません(笑)。車高が高すぎるらしいです。なので柴犬あたりはちょっとキツイかも。

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僕の個体だけかもしれませんが、荒れた舗装になると後部座席からキュキュと音が出るのでクレームの対応をしてもらいました。都会では道路がキレイだから気にならないかもしれませんが、我が家周辺ではキレイな舗装のが珍しいので、とても気になりクレーム修理してもらいました。この手の問題ってのは、ディーラーによってはクレーマー扱いされ、真面目に対処して来ないケースもあると思っていましたが、山梨トヨタの韮崎店は素晴らしい(笑)。初めは気温のせいではないか?など適当な事を言っておりましたが、最終的には原因を突き止めました。内容も詳しく説明され、その後一切音が出ません。やるなぁー(笑)。

今までの人生で16台ぐらいクルマを購入していますが、歴代の中でもひじょうに気に入った1台です。だいたい5000kmも乗ると不満なところが目につき始め、他のクルマに目が移ったり、車検または故障してしまうと飽きてしまうってのがパターンなんですが、ランクル70は大きな不満がない…今のところは(笑)。一般的にはMTであったり、ラリー車のような乗り心地だったり、車高が高すぎたり、最新の装備が無かったりとハードルが高いのかもしれませんが、若い頃にラリー車に慣れ親しんだ僕には懐かしくもありしっくりきます。市街地ばかりしか走らないなら嫌になるかもしれませんが(笑)。

僕はどちらかと言うとスポーツカー派で、クロカンやSUVは走りがいまいちと思い込んで…まぁー実際比較すればそうなんですけど、日本の公道を走る限りではハイパワーのスポーツカーを運転するとイライラするだけなんですよね。スカスカな低速域ばかり使って低い車高でチンタラチンタラ走るのがほとんどですから。ランクル70のドライブはそこが違うんですよ。ゼロ発進は確かに遅いんですが、低回転域でもトルクがあり、60kmあたりだと5速1500rpmあたりでV6エンジンのステキな鼓動が車内に伝わり気分が盛り上がり、コーナーはデカイ図体からは想像出来ないぐらいサクッとフロントが入るし、ハードなサスペンションが速度が出ていなくても盛り立てます。そして5MTだから運転が飽きません。ATは退屈すぎなんですよね。クルマと対話する事もなくただ単にアクセルとブレーキを踏むだけですから。仕事で使うには便利ですが。

60kmが楽しく飽きない…ってのは日本の道路の走行では、たいへん大事な要素である事実にランクル70で気づきました。また、地方は市街地以外の走行には、やっぱり車高が高く分厚いタイヤは向いていますよ。以前のニュースで舗装に穴があいていてバイクが転倒し、道路維持管理側に責任がある判決が出ましたが、長野県を走る限り舗装の穴なんて普通ですから(笑)。

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先週末、所用があって愛知の刈谷市まで行きました。ランクル70は高速料金に割引がない上に1ナンバーですから中型車扱いで高いので、駒ヶ根I.Cから飯田山本I.Cまでしか高速道路を使わない片道240km往復480kmのロングランにアタックしました。

飯田山本I.CからはR153をひたすら走るだけなんですが、僕はR153は長野県の平谷村までしか行った事がなかったのですがその先もステキな道なんですね。飯田ではよく名古屋方面のナンバーを見かけますが納得です。出発は7:00で、今回は帰りが遅くなりそうだったのでティニー(愛犬)も一緒に出かけました。

駒ケ岳S.Aや途中の道の駅で休憩もしましたが、12:00には刈谷市内に入れました。ランチは老舗の洋食屋さんの仔馬 さんです。こちら方面に何店舗かあるみたいです。

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オーダーはこちら僕がハンバーグ定食で確か1000円くらいでした。

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妻はハンバーグスパゲティでこれも1000円ぐらいだったと思います。

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老舗ですが店内は小奇麗で少し高級感も漂う感じで、通りすがりでは高そうなので躊躇う感じがします。僕らはちょうど12時ぐらいだからすぐ席に案内されましたが、お店を出るときには並んでおりました。わりと人気のあるお店です。お味の方は、ハンバーグはジューシーでとても美味しいと思います。これで1000円なら割安感もありますね。ただ、付け合せの野菜炒めはいたって普通で、妻のスパゲッティーにいたっては上野駅周辺の昔の喫茶店の味がします(笑)。ハンバーグ定食のがお勧めです。そもそもスパゲティーはおかずにならんだろ。定食の赤だしのお味噌汁も名古屋を感じますし、これもとても美味しいです。☆は3.5食べログと一緒です(笑)。猛烈な感動はありません。

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所用を済まし、また来た道を戻るんですが、信号で止まった際に目を疑いました。クルマにミーアキャットがおります。これ、動物園以外で飼っていいのかよ…と思いググって見ると問題ないみたいですね。初めて見ましたが。いろんな方がいるんですね。

せっかくなので、R153沿いにあるどんぐりの湯にも寄りました。ティニーと一緒なので、いつもみたく19:00までに帰らなくては(夕方の散歩の為です)…といった制約がないのでのんびり帰ります。

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日帰り施設でご利用料金は600円です。道の駅に併設されている施設で、しかもかけ流しではなく循環で、そして無色透明で無味無臭ときていますから期待していませんでしたが、意外にもスベスベ感のあるステキなお湯でした。また、今どきの施設らしく清潔感があり、そして内湯に浴槽3つ露天に2つあり、熱すぎず温すぎず適温で、この手の施設としては満足度が高いと思います。難点はプールのような香りがする事ですか(笑)。まぁーそのかわり清潔なんですが。

どんぐりの湯を17:00に出発し家には21:00に着きました。僕のいままでの経験からいきますと、下道をこれだけ走れば例えクラウンであろうと疲労感に襲われますが、ランクル70にはこれをあまり感じません。全くない訳ではありませんが。4000ccで低速トルクがあるからなのか、車体が大きいからなのか、アイポイントが高いからなのか…理由は僕もわかりません。ただ、旅行に行くには良いなぁ(笑)。

購入する時はグラプンがあまり荷物が乗らなかったので、次はワゴンタイプがいいなぁーと漠然と考えていて、ランクル70が話題になった時「ちょっとカッコイイなぁ」「この手もありかも」で、対抗馬でスバルのレヴォーグ

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も実は考えましたがすぐ飽きる自信があって(笑)、ほぼビジュアル的な要素でランクル70を購入したのですが、5000km走ってみて今更ながらランクルのファンになりました(笑)。古いランクル70って人気がありますよね。ドレスアップしている車両も多く、ステキだなとは思う事もありましたが、ビジュアルだけでなく運転も楽しかったんですね。

北海道に持ち込んでダートを走ったら、たぶん更にファンになるだろうなぁー…もったいなくてアクセルを踏む勇気がありませんけど(笑)。

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