« 応徳温泉 くつろぎの湯 | トップページ | 新タイカブツアラー完成 »

こんな事があっていいのか

7月6日より北海道ツーリングへ行くはずでありましたが、中止するしかない事態が起こり断念しました。何が起こったのか?…買ったばかりのリアキャリアの溶接がはがれてしまいました。

20180706_104159

20180706_104207

走行中に「バチン!」と妙な音がしたので振り返ってみたら、このありさまになっていました。場所はこのコンビニ付近で時間は10:30ぐらい。フェリーの出発は11:45。まだ時間がある…と思い、バイク屋を一瞬だけ検索しましたが…仮に見つかったとしても、そこまでの移動、事情の説明、溶接機があるとは限らない…など、冷静に考えれば無理な事に気づき、ここのコンビニからトップケースを宅急便で我が家宛に発送しました。

ここのコンビニは新潟西白根店ですから、フェリー乗り場まで残り10㎞地点です。朝3:30の出発で7時間、距離にして300㎞…ありえないでしょ。どうせなら壊れるなら家のそばにしろ!…と、心の中で叫びました(笑)。旭川で待ち合わせをしていたMACさんに連絡を入れ、フェリー会社へキャンセルの連絡をし、妻に一報を入れホテルのキャンセルをお願いしたところで、今回の北海道ツーリングは終わりました。

まぁ…MACさんにも言われましたが、これが山の中だったり、仮に北海道に渡った後でオロロンラインだったりしたら、これより悲惨な結果が待っていたと思うので、最少の被害で終わったのかもしれません。

このキャリアは以前に記事にしましたが、Chopsさんが販売元で「国内パーツメーカーさんとのコラボレーションで「質実剛健!頑丈!」をコンセプトに商品開発したCHOPS限定販売のアイテムです。「100%国産&ハンドメイド」のクオリティ!」と申しており、しかも高めで12398円もするキャリアです。

ネット販売のページには耐荷重の記載はありませんが、キャリアと一緒に送られてきた資料には耐荷重6㎏で、想定するリアボックスは30ℓと書かれておりました(これもおかしい)。今回の重量は、GIVIのV47の自重で5.7㎏に中味が3㎏はあったと思います。

ですので、一応メーカーの落ち度は法律的にはありません。見抜けなかった自分に落ち度があります。取り付け部分が溶接なんだから、耐久性に疑問を持つべきでした。いい歳こいて、セールスコピーを盲目的に信じてしまったのが情けない(笑)。

ちなみに、このキャリアの前に使っていたタイ製のキャリアは

20180709_112716

一番荷重がかかるところに溶接はありません。高い授業料でした。

しかし…ここからはあくまでも私個人の感想ですが、このキャリアを他の第三者には絶対おすすめしません。なぜなら、だいたいのキャリアの耐荷重なんて3㎏ぐらいなんですよ。で、30ℓ程度のリアボックスでも自重で3㎏あるじゃないですか。それでも皆さん普通に使っているわけですよね。

僕のZRXにもデイトナ製のキャリアを付けています。耐荷重は6㎏です。僕のリアボックスは自重で約6㎏です。ツーリングにいけばいろいろ買ってるし、中味が3㎏もあったと思います。それでも全く問題ありません。その前のBOLTの純正シーシーバ―キャリアなんて、3㎏のところをおそらく8㎏ぐらいで使ってロングツーリングに何度も行っています。もちろん壊れた事は一度もありません。

あくまでも個人の感想で検証してませんけど、構造的に6㎏以内の使用でも耐久性はないと思います。だから絶対買ってはダメ。Chopsさんはバイク屋さんみたいですが、ここでバイクは絶対買わないなぁ。同じバイク屋さんでパーツも製作販売してますが、パッセージさんならこういうの販売しないと思います。

このキャリア事件で終了となりましたが、そもそも今回不幸が訪れたのはこれだけではありません。7月6日出発は4月くらいに決めましたが、よりによってその7月6日前後が近年まれに見る大雨って…嫌がらせですか。さらに当日、実は3:00に出発したにもかかわらず、お金の入ったカバンを忘れる痛恨のミスもあって引き返しており、30分遅れとなり途中まであせっていました(笑)。

私は一神教(キリスト教、イスラム教など)の方々と考えが違い、世の中は衆縁和合で成り立っていると考えておりますから、神の存在を信じておりません。…が、しかし…今回は「なにがなんでも北海道に行かせない」という強い怨念みたいなものを感じました。もちろん超常現象も全く信じておりません。衆縁和合ですから。どんとこーい(笑)。

久々に心が折れました。4月からチューブの対策をしたり、ブレーキ、スプロケを変えたり、5月早々にフェリーの予約をしたり、あのクソなキャリアの確認を何度もしたり…帰り道に何度も走馬燈のように頭をかけめぐりました。

しかし、心が折れていてもカブは淡々と走るのですね(笑)。「じゃー帰ります」みたいな感じで。カブじゃなかったら立ちごけとかしていたかもしれません。良かったよ相棒がお前で…なんて思いながら走っていたら、すごい事に気づきました。最近シミ―現象(手放しでハンドルが震える)が出ていましたが、全く出ていないじゃあーりませんか。

そうです。あのクソキャリアを付けたからだったのです。すいません、少し感情的になりました(笑)。おそらくですが、カブは車重が軽いから、トップケースでバランスが崩れてしまうのだと思います。国内のJA10ならシングルシートなので問題がないと思いますが、僕のタイカブはダブルシートなので、重量物が後ろで、しかも位置が高いと尚更のようですね。いままでのキャリアではならなかったので。

だからタイカブは、バランスよく積載しないと走りに悪影響が出るわけです。ならばJA10の移植…も考えましたが、かなり大掛かりになりそうなので現実的ではありません。調べていくと、17インチってのもあるみたいですね。だからプロ仕様や郵政カブは14インチみたいです。ノースウィングさんのコンプリートのカブも14インチです。詳しくはホームページを読んでください。かなり興味深い内容でした。

http://www.northwing-jc.com/line-up/honda/supercub110pro-nwjc.html

今から買うならこれが良かったかも。

20:30…朝の3:30から17時間後、新潟まで往復の600㎞が終わりました。えっ?もちろん無事です。キャリアと心以外は(笑)。ちなみに、日帰りで下道をバイクで走る距離では新記録です。

今年は残念だったなぁ…来年また考えよう…と、言いたいところではありますが、秋には別府へ移住するので、今年以外に北海道はありません。今リベンジを検討中です。最大の問題は積載です。

リアに荷重をかけず、バランス良くどう積むか…ここがポイントです。フロントにするにしても、郵政カブみたいにフレームマウントではなく、ステムマウントだからハンドリングに影響が出そうだし。それを確認するには時間も少ない。また、リアボックスもあきらめがたい。今回の旅だけではなく、別府の暮らしでは普段の足としても考えているので。

時間はありませんが、もう一度やり直します。

|

« 応徳温泉 くつろぎの湯 | トップページ | 新タイカブツアラー完成 »

コメント

え~~~~~~~~!

何てデンジャラスな結末。

雨まみれだったら笑ってやろうと思ってたけど、諦める勇気も必要なんですね。

心身共にお疲れ様でした。

投稿: たま | 2018年7月 9日 (月) 21時26分

充分雨まみれでしたよ(笑)。
帰り道で「キャリアを外して、ホムセンで大きなバッグを買って詰め替えれば行けたかも」と思いましたが、残り1時間では厳しかったし、とっさに思いつきませんでした。

充分な準備をしてきたつもりでしたが「ここでかよ」という結末でした。現在、対策を検討中で検証してから再チャレンジするつもりです。
今月末に間に合わなかったら、トップシーズンを外して、お盆休み以降で考えてます。

投稿: 友蔵 | 2018年7月10日 (火) 07時56分

無事な帰宅、何よりです。
何せ当方の2016年の9日間のスタート後 2時間半で終わり軽自動車1台分を消費しましたから。 それでも無事が一番です。

こちらに来て初日のスタート時の30分程の小雨程度ですんでいます。
ただ1日の間の温度差が関東の夏から冬ととんでもない状態です。
また気温が上がると虫がとんでもない量 飛び交い止まる度にスクリーンの拭き取りです。 今年は一段と異常気象を感じます。

後半も安全運転で行きますね‼

投稿: MAC | 2018年7月11日 (水) 00時25分

MACさん 

旭川で一杯やるつもりだったからとっても残念です。そうですか。雨ではなかったのですね。その後、予報では雨マークが多かったから「中止で良かったかも」って、自分を慰めておりましたが、残念な思いが再度こみ上げてきました(笑)。

後にいろいろ検証してから記事にしますが、バイクへの積載の重量配分や、リアボックスやキャリアに対する認識…いままでが適当でもなんとかなってきたから、はっきり言って無知でしたね。
だから、当然の報いだったかもしれません。

時間が出来たので今週末は別府ですが、改良プランは整ったので、早めに改良を施し、検証して再チャレンジを考えてます。

投稿: 友蔵 | 2018年7月11日 (水) 08時01分

いや~意外な事態でキャンセルだったんですね。
パンクや体調不良、エンジンブローとかなら頭の隅で考えなくもないですが、まさか「キャリア破損」とは。とりあえず怪我等なく、無事だったので、後はリベンジですね。

私も同様、トップケースには重さ関係なく積んでいましたけど、考えを少し改めてみることにします。。。
 
画像拝見しましたけど、主観的ですけど、けっこうアームが長く、「てこの原理」が働いているようにも見えますね。

投稿: ワン助 | 2018年7月11日 (水) 08時26分

キャリアはグレーゾーンな部分が多いですよね。耐荷重3㎏なんて守れるはずないのに、矛盾を承知で販売されています。ネットにはあまり出ませんが、どうやら事故も多いそうです。
それを考えると、リアキャリアの使用はある程度自分に判断する力がないと怖いかもしれません。大型ツアラーには関係ないと思いますが。

話は変わりますが、R1200Rほどではないのですか。テレレバーが採用されているバイクは全部同じだと思っていました。だからGSは評価が高いんですかね。

投稿: 友蔵 | 2018年7月12日 (木) 08時03分

あまりにも思いもかけない結果に言葉がありませんでした。キャリアの積載量のついてはなぜこうなのか今まで疑問に思っていました。私は自転車の草レースに出ていてまたプロのメカニックどお?って言われたこともあるんですがレース前の整備については直前に主要なパーツは変えないということを経験上教訓にしていてやむなく変えた時はそこからトラブルが起こりがちでした。今回は大事にしすぎたんでしょうかねえ。

投稿: ひでりん | 2018年7月15日 (日) 00時46分

15日 無事 帰宅しました。
今回 走って感じたのは 「ZRXの方が安全なのでは?」と思いました。 普段の足としてカブは問題ありませんが 巡航速度、航続距離、瞬発力などから カブでは「諦める」シーンが多く ストレスになるかもしれません。他を知らなければ平気でしょうが。
道東で前車を追い越せないまま 尻に付いてひたすら移動の可能性はとても高いと思います。 また 信号が多く渋滞する街中以外 変な奴から「逃げる」事は不可能ですし。
そんな事から 最初(次回は❓) ZRXをお勧めします。

パターンを得て 思い切った切り替えが出来れば カブでも良いのかも知れませんけど。 当方は耐えられそうに有りません。 

キャンプは 虫が気にならない方しか対応出来ないでしょうから。

投稿: MAC | 2018年7月16日 (月) 09時47分

ひでりんさん

次回の記事で詳しく書きますが、キャリアは自己責任で逃げようとしていて、消費者側から見れば「いまどきその対応はないよなぁ…」と感じます。キャリアメーカーだけでなく、リアボックスメーカーにも責任はあるんじゃないの?…と私は感じます。
私も遠い過去にラリーをやっておりましたが、その通りだと思います。だから必ずテストをする(これは仕事にも役立ちました)のですが、今回は落とし穴に気づきが足りなかったと思います(笑)。

MACさん

僕と違って無事完走出来てなによりです(笑)。おっしゃる通り、ZRXのがイライラしないかも…と思いますが、今回の北海道は人生で最後の北海道になるので、ゆっくり回るつもりだからカブで良いかと考えています。僕のは100㎞/hぐらいなら普通に出ますし。
この間の新潟往復600㎞で一段と自信がつきました(笑)。小型バイクは、アドベンチャーな要素も多く、自分がバイク旅行に求めるものは案外小型バイクにあるのではないか…
と最近は考えます。自転車の延長線上みたいで。
なので、今回はカブで行きます。テスト次第ですけど(笑)。


投稿: 友蔵 | 2018年7月17日 (火) 05時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1434740/73827688

この記事へのトラックバック一覧です: こんな事があっていいのか:

« 応徳温泉 くつろぎの湯 | トップページ | 新タイカブツアラー完成 »