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2018年6月

蓼科牛 いっとう

別府から帰ってきて、現在、見学した物件の検討をしております…が、9月の別府の移住の前に、7月の初旬からの北海道ツーリングが控えております。よく考えたら、こちらのが先にやってきます。今週末の土曜日は、6月では貴重な晴れ日となりそうで、しかも標高1000mの富士見町(長野県の)でさえ最高気温が27℃となっている。北海道の前哨戦としてはピッタリな気温です。

カブのコンディションの確認、新しく変えたキャリア+GIVIのボックスの確認、北海道で走るウェアの検証をするべく、250㎞ぐらい走ってみました。もう旅立ちまで一ヶ月をきっておりますから。

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9:00に出発で、気温は22℃ぐらい。ウェアは、アウターがゴールドウィンのぺらぺらメッシュ、インナーにウィンドブレーカー(アディダス製なのでバイク用ではありません)、その下にシャツ、その下がTシャツ、パンツはユニクロジーンズ、靴はコロンビアのなんちゃって登山靴…この組み合わせなら気温変化の対応領域が高いと考え、北海道はこれで走るつもりなので今回は実証実験です。

北海道ツーリングでは想定気温を17~30℃としており、17℃以下では上記のウェアでは凍死の怖れがあるので、ユニクロのウルトラダウン+ワークマンのごっついレインウェアで。おそらくないと思いますが、万が一の30℃以上の熱中症の怖れがある場合は、ゴールドウィンのぺらぺらメッシュ+Tシャツで乗り切ろうと考えてます。

僕の浅はかな予想では、20℃~27℃を推移するのではないか?と考えており、この日の気温が実験には最適でした。この日はルートも気温で決めました。いつものR141を使わず、県道23号で塩川ダム付近を通過し、県道610号で信州峠を超え

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県道106号で野辺山レタス畑を通り

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県道2号で馬超峠を越えて、R141の小海に出ました。我が家から塩川ダムでは22℃ぐらいで、ウェア的にはドンピシャでしたが、信州峠と野辺山はおそらく19~20℃で肌寒い(笑)。さらに標高が上がる馬超峠は、たぶん18℃前後…メッシュグローブではかじかみます。冷えました(笑)。ここがこの日MAXの低温でした。なんとか乗り切りましたが、北海道で長距離なら、レイン用のビニ手(ビニール手袋)を装着します。

我がタイカブも好調といえば好調ですが、エンジンが冷えている時…走り始めの10分くらいは、アクセルに対し反応が少し悪いんですよね。温まってしまえば直ってしまいますが。僕の個体だけでしょうか。

今回かなりの急勾配の峠を走りましたが、スプロケを15Tに変更すると林道のような今回のルートはギア比が苦手になりますね。純正の14Tはローギアード寄りに感じますが、この手の峠も2速まで落とせば力強さを感じます。

しかし、15Tでは2速でも苦しいところが出てきます(だからといって1速は低すぎで使えない)。3速も同じ事がいえていて、2速とのギアチェンジを頻繁することになります。また、15Tでは車速を落としてしまうと、14Tより速度の回復が難しい。少ないパワーなのに、ギアの設定がクロスではなくワイドだから、15Tだとどうしても我慢の時間が出来てしまう。自転車のように多段ギアなら乗り切れますが。

なるほどねぇ…メーカーはさすがですよ。与えられた条件とシュチエーションを考えておりますね。60~70㎞/hで4速が多少高回転になっても、道を選ばないのを優先しているんですね。普通はツーリングには使わないのが前提だから、14Tのが適切なんですね。でも、頻繁なギアチェンジを駆使しても僕は15Tですね。ツーリング…といいますが、平坦地や長距離に使うなら15Tのがメリットが大きいと思います。

新しく出来た道の駅 ヘルシーテラス佐久南で、気温は25℃。ここでウィンドブレーカーを脱ぎつつ一息入れます。

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ここまで来れば、ランチのお店までは20分くらいです。ランチのお店はこちら

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11:45分に到着です。蓼科牛 いっとう さんです。R142沿いにあります。12:00ちょっと前だったので店内には誰もおらず、あれー…外してしまったかな?とビビっていたら、その後あっという間に席が埋まりました。人気店なので、早めのがよろしいかと思います。

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本日はカブなので、ガソリン代がたいへん節約出来ておりますので、少しお高い焼肉ランチと牛カツランチをいただきました。蓼科牛のわりには良心的なお値段ではないでしょうか。

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牛カツって珍しいと思いますが、これ…激ウマですよ。ちょっと高いのが難点ですが、良い肉使っているのだろうけど、薄い衣も絶妙で、わさびと塩で食べるのがバッチグー(死語ですいません)。都内なら2200円ぐらい取って怒る人はいないと思います。

それに対して、焼肉は美味いっていえば美味いけど…おおおー!ってほどではありません。松坂牛や前沢牛をいただいた時ほどの感動はないなぁ。期待しすぎですかね。☆4つ。この金額で、蓼科牛をこの美味しさで食べられるお店は、あるのかもしれないけど僕は知りません(笑)。おすすめです。さすが混むだけはあります。

この日に立ち寄る予定の温泉は、わりと近かったので、お豆腐を買いにR18沿いのスーパーに寄ります。

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長野県のスーパーでは「ツルヤ」をひいきにしているのですが、お豆腐に関してはどの店舗も銘柄が同じなので、今回は上田方面にしかない「やおふく」さんに寄りました。

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いままで見たことの無いお豆腐を発見しました。帰宅後、早速いただきましたが、かなりの美味です。こちら方面に行ったら必ず買おうと心に誓いました(笑)。「やおふく」さんは、お豆腐以外にも、地元のパン屋のパンが並んでいたりして地域密着型のスーパーです。

この辺りで13:00ちょいすぎぐらいでしたが、気温はこの日MAXの27℃はあったと思いますが、首都圏と違ってTシャツにぺらぺらメッシュでは無理ですね。僕はですが。湿度の関係でしょうか。北海道も湿度が低いだろうから、常にシャツを着ていないとかも?…それ、メッシュ必要じゃないんじゃねぇーの(笑)。同じメッシュウェアでも、もう少ししっかりとウェアなら違うかもしれないですね。新しいの買おうかな。でもなぁ…別府に行ったら暑いだろうから、今回はこれで乗り切ろう(笑)。それに、帰りは本州を走るかもしれないし。そうです。フェリーのチケットは片道のみしか買っておりません(笑)。

今日の温泉は、R152から県道62号で美ヶ原方面に向かう途中に案内が出て来ます。

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枝道に入ってからもけっこう長いです。

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岳の湯温泉 雲渓荘さんです。基本的には旅館ですが、日帰り入浴も歓迎しております。ご利用はお一人様400円と旅館にしてはリーズナブルな設定です。

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泉質は、アルカリ性単純温泉で無色透明で無味無臭です。一見特徴がないような感じですが、ph値は9.24ですのでスベスベ感がある良いお湯で、源泉かけ流しとなっています。僕は2度目のリピートですが、2度目とも混んでいないし、肌がしっとりしますのでおすすめです。

帰り道は、いつもと違って新和田トンネル有料道路を使って下諏訪に出ます。新和田トンネル有料道路は普通車だと620円もします。僕は普通車で利用したことは一度もありません(笑)。頑張って和田峠を走れば何も問題ありません。冬でも根性とテクニックがあれば走れます。ところが…ところがです。原付二種は、なんと!50円。軽自動車でも510円なのに、たったの50円。50円なら使いますよ。和田峠なんて走ってらんねぇーよ(笑)。原付二種は貧乏人の味方です。

ただ、我がタイカブには登り坂がキツイなぁ(笑)。そこが原付二種の弱点です。トンネルを過ぎれば、怒涛の如く下り

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あっという間に、御柱祭の見せ場の木落とし坂を通過し

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下諏訪の街に降りました。昔の旅人は、和田宿から下諏訪宿まで一日で歩いたのだろうか?すごーく疑問です。だって、和田トンネルもないから和田峠を歩くんですよ。和田峠までだって和田宿からけっこうあるし、和田峠から下諏訪宿だって…下りとはいっても僕には無理だなぁ。箱根越えは東海道の山場と言われているけど、そんなの比較になんねぇーだろ…と思います。どう考えても(笑)。歩けるのかなぁ…疑問です。

下諏訪からは、旧甲州街道を走ります。

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狭い道なので、軽自動車でもすれ違いが困難ですから、原付系や自転車以外はおすすめできません。こういう時、カブは真の実力を発揮します。そこから見る諏訪湖も絶景です。おそらく当時は、今の国道付近は湿地帯だったと思います。実は諏訪湖は埋め立てていて、本当はもっと広かったそうです。

我が家には17:00くらいの到着で、カブらしいツーリングで終わりました。カブはちょこちょこメンテしているおかげもあって、特別な異常はないと思います。新たに装着したキャリアとGIVIの47ℓのBOXも、走行に支障は全くありません。スーパーで買い物もしたので、耐荷重の6㎏は超えていたと思いますが全然問題なし(あくまでも自己責任でお願いします)。BOX使っちゃうと、やはり便利すぎてツーリングバッグには戻れないなぁ(笑)。

ウェアも、もうめんどくさいからこれでいいや(笑)。かなり適当で申し訳ありません。そもそも「カブで北海道に行く」っつーだけで、全部宿だし、キャンプツーリングしている方からみれば、かなりぬるい、ごく普通のツーリングですから(笑)。

よし!準備万端だ。あとは7月6日を待つだけ。なんですが、我が家から新潟のフェリー乗り場まで、Google様は310㎞言っております。しかも、ルートは大門街道と菅平と妙高を走れと(笑)。フェリーの時間は11:45。こちらもGoogle様は所要時間は7時間と申しております。逆算+余裕の時間を考慮すると、げっ!朝の3:00出発かよ。朝の3~4:00に、我が家周辺から大門街道をバイクで走れだと…むむむ…鹿が怖いなぁ(笑)。そして雨だったら、とてつもなく寒い気がします。

実はこれが北海道ツーリングの最大の難関だったりして(笑)。

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別府移住計画 第四弾 2

ここから本題に入るのですが、その前に朝風呂を入ってからにします(笑)。

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前回も入浴している別府市営の不老泉です。こちらは6:30から営業しているし、駐車場もあるので、僕らには便利です。ご利用も市営なのでお一人様100円と驚くほどリーズナブル。ですが、アメニティの類は一切ありませんし、シャワーも一つしかなく高齢者と障害者優先なので、温泉マニアでないとハードルが高いかもね。

泉質は単純温泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、無色透明で無味無臭ですが、さっぱりする良いお湯です。ここから近いのですが、ホテルはやしとも泉質が違うし、別府の温泉は多種多様なんですよね。だから、別府の温泉に行った…といっても、それは一面を見ただけで、別府の温泉を知ったわけじゃないんですよね。奥行きがあって面白いです。

物件は全部で6件見学しましたが、そのうちの3件は見ただけで終わり…って感じだったので、ここでは割愛します。では、一件目

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別府市は約11万8千人が暮らす規模の街ですが、観光地でもあるからなのか一般住宅地にまぎれて別荘地もつくられております。この一件目は、古くに高級別荘地で開発したエリアにあります。

家は古いから昭和の香りがプンプンしますが、高級別荘地に建てただけあって、僕が幼少の頃に暮らしていた一般庶民丸出しの貧乏臭い感じがせず、当時としてはお洒落な感じに作られており、どこか気品を感じます。高校生になって行動範囲が広がり初めて行った、高級住宅街の世田谷区上馬にあった友人の家を思い出しました。クルマに例えるなら、古いフランス車みたいな感じ…そう!僕が乗っていたシトロエンXmの雰囲気がありました。

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当初の希望の通りではありませんが、立地が良い事、価格が手が届く範囲である事、ガレージがあってFREEDぐらいは余裕で入る事、ついでにバイクもなんとか入るかも、さらになんと温泉が引いてある事など、そこそこ条件に合っているので第一候補です。まぁ バイクは微妙な気もしますが…。

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マイナスな部分は建物が古いから、数年後には外壁などのメンテが必要となる事、内装はリフォームは必須、階段が多いから老体になったら堪えるかも(愛犬のティニーもね)、庭が北向きのせいかジメっとしている…僕はこれが一番気になっています(笑)。

古くてリフォーム済みでもないのに、立地のせいもあって他の物件より少々高めなので、どこまでリフォームするかにもよりますが、概算で考えると後にみた新築物件と大きな差がない。ここが問題なんだよなぁ。とは言っても、クルマが買えるくらいの差はありますが。

午前中はこの後2件を回り、ランチは別府のショッピングセンター内にある、寿司めいじん さんでいただきました。大分県で展開する回転寿司のチェーン店です。

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回転寿司だからバカにしていましたが、わりと美味しいと思います。スシローより断然美味しいと思います。個人的には、沼津魚がし鮨よりいけてると思います。ちなみに、写真は地物の三点盛りで、マグロとかは食べていませんから、一般のネタが美味しいかは不明です。

午後から見学したのは、まず新築物件のこちら

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首都圏のベットタウンによくありがちな建売みたいな感じです。クルマに例えるなら、シエンタとかフリードみたいな感じです。まぁ…普段からフリードに乗っているので、何も問題ありませんが。

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前回見学したN-BOX(第三弾を参照してください)よりはマシですが、よくある感じの、ありきたりな感じですね。このエリアも社有の保養所が立ち並ぶ場所で、こちらも保養所だったのを切り売りしております。最新の設備や外壁だから、価格は確かに高いのですが、あとあとの事を考えると安心感はあるんですよねぇ。なんたって新車のフリードですから。でも、ガレージはないから、クルマは青空駐車にしても、バイクはガレージをオプションで付けなければなりません。ついでに、バス通りではあるものの別府駅からは遠いんですよねぇ。

続いて三件目ですが、まだ住んでいらっしゃったので写真はありません。外観は一件目同様の昭和の家なのですが、家の中は古民家風に改装しており、ネットで見た写真ほどではありませんが、お洒落でいまどきの感じが漂います。こちらも温泉が引いてあり、しかも旅館の岩風呂みたいになっています。元々別荘だったらしいです。

今回の見学にあたり、実はこちらが第一候補でした。場所はいまいちでしたが、価格、古民家風、敷地が広め、何度かリフォームしている事などに惹かれました。ですが、現物はクルマに例えるなら、若者が改造している古いランクル…我ながらいい例えだなぁ(笑)。

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いまどきの若いお洒落意識が高い夫婦が手を加えながら生活しておりますが、外壁のリフォームは値切ったのか、あるいはある程度まで自力で施工したのか…はっきり言って雑。古民家風もお洒落な感じはしますが、その間取りもいざ暮らすとなると不便だと思います。実用的なフリードを見た後だから、余計にそう感じました。「そこらへんの奴らと俺は違うぜ」的な勢いでは、生活が長続き出来ないのよねぇ。おっさんになると、長く生きているおかげで多少学習しております。

やっぱり、古いランクルだわ。100歩譲って趣味の別荘ならまだわかるけど、毎日はたぶん飽きるし不便だと思う。維持も好きではないと出来ない。日曜大工も趣味じゃないし。クルマは嫌になったら簡単に乗り換え出来るけど、家は金額が違うからそうはいかない。ここにする勇気はないや…小心者ですので(笑)。

見学が全部終了したのは15:30。ぼちぼち別府を旅立つ時間が近づいてきました。高速に乗る前に最後の温泉に入っていきます。、別府IC近くの堀田温泉が無難なのですが、何回も入っているので、今回は亀川温泉にチャレンジしてみました。

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こちらも市営温泉ですので、ご利用はお一人様100円です。

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ここは温泉マニア以外は止めといた方がよろしいかと思います。不老泉でも一般的な感覚ではきついものがありますが、こちらの浜田温泉は、それのさらにパワーアップ版となっています。地元色が強いし、清潔感は皆無、ビビる事にドライヤー禁止ですから(笑)。

泉質はナトリウム−塩化物・硫酸塩泉(塩化物泉)で、うっすらと濁っているような…でも、ほとんど無色透明で無味無臭です。ただ、別府でいままで入った温泉とはちょっと違う泉質ですね。お湯は、塩化物泉だから肌に優しく良いお湯です。お湯はおすすめですが…せめて不老泉ぐらいの施設であって欲しいなぁ(笑)。

16:30に我が家に向けて走り出します。半分くらいはFREEDが運転しておりますが。

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18:30には関門海峡を通過し、中国道の美東SAで車中泊をします。夕飯も美東SAでいただきました。

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フグのから揚げに惹かれましたが、美味しいのはフグだけで、いわゆる昔のサービスエリアの味でした。次回は違うSAにします。

翌日も5:00起床で帰路を急ぎますが、休憩も兼ねて小豆島旅行の帰りに寄った、姫路にあるペーロン温泉に浸かります。山陽道の龍野西ICで降りて10分ぐらいで到着します。

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前回入った時は、塩系の良い温泉の印象が強かったのですが、今回は湯上りがかゆくなりました。朝だから塩素が効きすぎていたのでしょうか。

さっぱりしたところで一気に帰ります。神戸JCTで、大阪を迂回する新しく出来た新名神を走り、ここまで来れば帰宅出来る時間も見えてくるので、今回も無事故・無違反で良かった…なんて思っていたら、京都あたりでFREED+のフロントガラスにバチーン!と嫌な音が…。恐る恐るフロントガラスを見ると…やっぱりキズが入っておりました(涙)。購入から3ヶ月で、まだ8000㎞しか走ってないのに。

運転していたのは妻で、私ではありません。飛び石が当たるのは運もありますが、基本的には、速度を抑え、車間距離を取っていれば確率を低くする事が可能です。私はベンツのC240でガラス交換、ジムニーでもリペアした経験があるので、なぜ飛び石が当たってしまうのか?について調べた経緯があります。

石は自重があるから、どんなに勢いよく放たれても、飛んでいられる時間には限りがあります。という事は、低いスピードで放たれた石なら、すぐ落下するのです。スピードが出ていれば逆になります。なので、一般道を走る程度のスピードでは当たったとしても、ヒビが入るほどのダメージにはなりません。

だから、車間距離が近く、スピードが高いと、当たる確率が高くダメージもデカくなる。実はジムニーのリペア以来、私はスピードを出す場合には、出来る限り車間距離を多めに取るように心がけていました。交換や修理の金額が気にならないほど急ぐ理由は、僕には一切ないので(笑)。今回は法定速度+αのわりには車間距離が近かったんだよね。疲れが出はじめていて、気持ちが急いでいた気もします。まぁ 運もあるけどね。

19:00には我が家に到着しました。節約の旅でしたが、ガラスリペアは16000円もするからチャラ(笑)。でも、この程度なら良かった。違反や、ましてや事故なんてしたら16000円じゃ済まない。ちなみに、仮に以前のランクルで行ったとしたら、何もなくても+20000円ぐらいになりますからね(笑)。

最後に、FREEDで別府往復2000㎞を走った感想ですが、山陽道は、時おり談合坂並みの勾配がついた登りがあるのですが、パワーが足りないと感じます。あと20PSあると走りに余裕が出ると思います。LKASが効かなくなる高速カーブも…路面に張り付く感じが今一歩だと感じます。全然ダメというわけではなく、グランドツアラーとしては赤点ギリギリを通過…って感じですね。たぶんシエンタも50歩100歩だと思います。高級なオデッセイだと違うのかもしれませんね。でも、あんなに高くてホンダセンシングがあれじゃ、僕だったら落ち込みます。

ロングツーリングは、アテンザやレガシィー、あるいは耐久性を無視すればドイツ勢のがいいでしょうね。ミニバン系は、やはり走りは合格ラインには届きません。高級なのは違うかもしれませんが。でも、僕はFREEDでノープロブレム。燃費も良いし、スライドドアだし、車中泊も楽々こなしますから。走りなんて初めから期待していませんし、ゆっくり走れば問題なし(笑)。所詮、日本で乗るんだし。僕にとってのFREEDは、意味合いが軽バンと同じ。それと比べれば、かなりよく出来てます(笑)。

今回の妥協案の見学では、何を優先するかが見えてきて、検討する方向性が決まってきました。シトロエンXmが第一候補には違いありませんが、今回は方向性が決まっていなかったから、新築物件は一つしか見ておりません。なので、急いで再び別府に向かいます。

次回は飛び石に当たらないようにしよう(笑)。

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別府移住計画 第四弾 1

6月の第一週目の週末は、久々に別府へ行ってまいりました。いつまでも理想を追いかけていているのは、大人のすることではありませんから。子供の頃に「カーレーサーになりたい」と、どれだけ強く思っていても、たいていの場合はサラリーマンになってしまいますよね(笑)。「大人になる」という事は現実を受け入れる事ですから。

という訳で、今回は現実を受け入れるべき物件をピックアップし、2日の土曜日に6件見学してまいりました。

出発は1日の深夜3:00です。おわかりですね。そうです平日なのでETC深夜割を使います。金額が大きいから3割引きは貧乏人には大きいのです。

FREEDで初の高速道路を使用したロングドライブとなりました。高速道路で初めてホンダセンシングを使用しましたが…便利といえば便利ですが、個人的にはあまり評価出来ませんね。安全装備なんだけど、中途半端すぎて、かえって危ないんじゃないの?と思えます。

どこらへんが?と言いますと、ACCは高速道路ならまぁ納得の領域ですが、LKAS(車線維持支援システム)は、これは…ダメだこりゃ(笑)。いきなりレーンを見失ってしまったり、車速が高くてきつめカーブに進入すると、驚くことにハンドル操作が追いつかず、当然レーンキープが出来ず、しかも何のアクションもなく「俺には無理だよ。後は任せた」状態になります。仕方ないところがあるのは、私も理解出来ますよ。自動運転ではなく、あくまで運転アシストですから。でもさ、車線維持が出来なくなる前に、デカい声で「サポート出来ません」とか、強烈に「ハンドルをブルブルさせる」とかはあってもいいんじゃないの。

正確には外れる時に音は出ます。しかし、それは音楽がかかっていたら100%聞こえません。だから、けっこうきちんと監視していないと危ない訳ですよ。そんなんだったら、自分でハンドル切っても変わんないような気が…って、とっても感じました。ACCはクルーズコントロールの延長線上ですから、そんなに進化を感じるものではないと私は思うのです。どちらかといえば、LKASに期待をしていたわけです。それが、この程度とは…やっぱりな!と思う反面ガッカリもしました。

ちなみに、ネットなどでは「ホンダセンシングすげぇー」とか言っている人がほとんどです。私の個体が外れなんでしょうか?(笑)。

またクルマの話になってしまいました(笑)。朝早かったので、12:00には山陽道の宮島SAに着きました。

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フードコート内に出店で出ていた広島焼きを、せっかくだからいただきました。

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スタンダードな広島焼きの他に、「いんおこ」と呼ばれる因島のお好み焼きもあったので、こちらもいただきました。「いんおこ」は、焼きそばの麺ではなく、うどんが使われているのが特徴みたいです。個人的にはこちらのが美味いなぁ。機会があれば因島で本物を食べてみたいです。

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15:40には日出JCTを通過し

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16:00ちょっと前には無事に別府に到着です。約12時間、1000㎞のロングドライブでした。ホンダセンシングをこき下ろしましたが、そうは言ってもランクルやグランデプント(FIAT)のクルコン付きより、疲労感は明らかに少ないです。特にランクルとの比較なら、疲労感は1/2程度ぐらいじゃないでしょうか。まぁ あれは特別疲れると思いますが(笑)。

別府市街で給油したり、ショッピングセンターに立ち寄ったりしました。今住んでいる場所は山の別荘地なので俗世間とは隔離されており(笑)、街と言えるところまでは車でも40分は必要です。

別府の街はこじんまりしている割には、海岸沿いまで行けば一通りのお店が立ち並びます。海が近かったり、山が見えたり、それでいてお買い物にも不自由しない…年齢があがって行動範囲が狭くなってきても、飽きないと思われます。僕にはこれが別府の最大の魅力なんです。おおっと、温泉も沢山ありますしね。

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今夜はもちろん車中泊なのですが、6月という事もあり別府周辺じゃ暑いかも?と考え、湯布院に向かいます。

夕飯の前に、湯布院の温泉に入りました。

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杜の湯 ゆふいん泰葉 さんです。車だと入り口が少しわかりづらいです。ご利用はお一人様700円です。

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旅館ですが、日帰り専用の入り口があり、気兼ねなく利用出来ます。

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金曜日だったので、僕ら以外に利用者はおらず、貸切で満喫出来ました。平日っていいなぁ。泉質は炭酸水素塩泉で、僕には無臭と感じました。こちらの湯は「青湯」と呼ばれており、白濁ではなく、透んだ青湯はたいへん珍しいらしいです。ただ、内湯だったからなのか、さほど青くは見えない…ような気がしました。温泉名人のお墨付きなのに、素人が意見して申し訳ありません。

しかし、お湯は良さは半端ではありません。強いツルツル感があり、湯上りにもそれが残ります。湯布院の温泉は人生初ですが、ものすごく素晴らしいと思います。温泉は長野が一番と思いましたが、そうでもない気がしてきました。しかも、別府のすぐ近く。ますます別府へ移住したくなりました。湯布院の温泉は、超おすすめでございます。

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良い温泉の後は美味しい夕飯なんですが、何もプランしていなかったので、とりあえず湯布院の駅の方へ行きうろうろしながら探すと、妻の目にとまったお店がありました。

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うた乃 さんです。九州で和風ちゃんぽんに惹かれました。うた乃 さんは、別府の北浜で創業したお店で、こちらは湯布院の店舗みたいです。たぶん別府ではメジャーなお店だと思います。僕は勉強不足で知りませんでしたが。

オーダーは

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名物の和風ちゃんぽん

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もう一品は

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モダン焼きにしました。

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お味なんですが…和風ちゃんぽんは、ものすごーく激ウマです。いままで食べた事のない味で、麺が一度焼いた感じになっており、それと出汁の効いたスープがものすごく合っていて、これまたお上品な味に仕上げております。個人的には、リンガーハットの5倍くらい美味しいと思います。

それに対してモダン焼きは、まぁ見た目の通りな感じ(笑)。いつぞやに食べた広島のお好み焼きのがはるかに美味しいと思います。☆は4つ。大分名物のとり天や、関アジ関サバと同じくらい、とってもおすすめでございますが、値段が高いでしょ。どう考えても。東京の美味いラーメン屋だって1000円しないんだから。元々はこんな値段ではないと思うし、リピート狙いの地元客相手ならこの値段は通じないでしょうから、たぶん観光客狙いですね。

20:00には道の駅でまったりして、21:00には就寝。

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翌日は5:00には起きて6:00には出発しました。

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平日だっていうのに、道の駅 ゆふいんには車中泊組がそれなりにいらっしゃいました。ここは夏の週末は混んじゃうかもしれませんね。

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ここまで、タイトルと違って単なる別府旅行の記事となってしまいました(笑)。本来の目的はこの後になるのですが、ホンダセンシングの話をしたら長くなってしまったので、すいません…2へ続きます(笑)。

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