蓼科牛 いっとう
別府から帰ってきて、現在、見学した物件の検討をしております…が、9月の別府の移住の前に、7月の初旬からの北海道ツーリングが控えております。よく考えたら、こちらのが先にやってきます。今週末の土曜日は、6月では貴重な晴れ日となりそうで、しかも標高1000mの富士見町(長野県の)でさえ最高気温が27℃となっている。北海道の前哨戦としてはピッタリな気温です。
カブのコンディションの確認、新しく変えたキャリア+GIVIのボックスの確認、北海道で走るウェアの検証をするべく、250㎞ぐらい走ってみました。もう旅立ちまで一ヶ月をきっておりますから。
9:00に出発で、気温は22℃ぐらい。ウェアは、アウターがゴールドウィンのぺらぺらメッシュ、インナーにウィンドブレーカー(アディダス製なのでバイク用ではありません)、その下にシャツ、その下がTシャツ、パンツはユニクロジーンズ、靴はコロンビアのなんちゃって登山靴…この組み合わせなら気温変化の対応領域が高いと考え、北海道はこれで走るつもりなので今回は実証実験です。
北海道ツーリングでは想定気温を17~30℃としており、17℃以下では上記のウェアでは凍死の怖れがあるので、ユニクロのウルトラダウン+ワークマンのごっついレインウェアで。おそらくないと思いますが、万が一の30℃以上の熱中症の怖れがある場合は、ゴールドウィンのぺらぺらメッシュ+Tシャツで乗り切ろうと考えてます。
僕の浅はかな予想では、20℃~27℃を推移するのではないか?と考えており、この日の気温が実験には最適でした。この日はルートも気温で決めました。いつものR141を使わず、県道23号で塩川ダム付近を通過し、県道610号で信州峠を超え
県道106号で野辺山レタス畑を通り
県道2号で馬超峠を越えて、R141の小海に出ました。我が家から塩川ダムでは22℃ぐらいで、ウェア的にはドンピシャでしたが、信州峠と野辺山はおそらく19~20℃で肌寒い(笑)。さらに標高が上がる馬超峠は、たぶん18℃前後…メッシュグローブではかじかみます。冷えました(笑)。ここがこの日MAXの低温でした。なんとか乗り切りましたが、北海道で長距離なら、レイン用のビニ手(ビニール手袋)を装着します。
我がタイカブも好調といえば好調ですが、エンジンが冷えている時…走り始めの10分くらいは、アクセルに対し反応が少し悪いんですよね。温まってしまえば直ってしまいますが。僕の個体だけでしょうか。
今回かなりの急勾配の峠を走りましたが、スプロケを15Tに変更すると林道のような今回のルートはギア比が苦手になりますね。純正の14Tはローギアード寄りに感じますが、この手の峠も2速まで落とせば力強さを感じます。
しかし、15Tでは2速でも苦しいところが出てきます(だからといって1速は低すぎで使えない)。3速も同じ事がいえていて、2速とのギアチェンジを頻繁することになります。また、15Tでは車速を落としてしまうと、14Tより速度の回復が難しい。少ないパワーなのに、ギアの設定がクロスではなくワイドだから、15Tだとどうしても我慢の時間が出来てしまう。自転車のように多段ギアなら乗り切れますが。
なるほどねぇ…メーカーはさすがですよ。与えられた条件とシュチエーションを考えておりますね。60~70㎞/hで4速が多少高回転になっても、道を選ばないのを優先しているんですね。普通はツーリングには使わないのが前提だから、14Tのが適切なんですね。でも、頻繁なギアチェンジを駆使しても僕は15Tですね。ツーリング…といいますが、平坦地や長距離に使うなら15Tのがメリットが大きいと思います。
新しく出来た道の駅 ヘルシーテラス佐久南で、気温は25℃。ここでウィンドブレーカーを脱ぎつつ一息入れます。
ここまで来れば、ランチのお店までは20分くらいです。ランチのお店はこちら
11:45分に到着です。蓼科牛 いっとう さんです。R142沿いにあります。12:00ちょっと前だったので店内には誰もおらず、あれー…外してしまったかな?とビビっていたら、その後あっという間に席が埋まりました。人気店なので、早めのがよろしいかと思います。
本日はカブなので、ガソリン代がたいへん節約出来ておりますので、少しお高い焼肉ランチと牛カツランチをいただきました。蓼科牛のわりには良心的なお値段ではないでしょうか。
牛カツって珍しいと思いますが、これ…激ウマですよ。ちょっと高いのが難点ですが、良い肉使っているのだろうけど、薄い衣も絶妙で、わさびと塩で食べるのがバッチグー(死語ですいません)。都内なら2200円ぐらい取って怒る人はいないと思います。
それに対して、焼肉は美味いっていえば美味いけど…おおおー!ってほどではありません。松坂牛や前沢牛をいただいた時ほどの感動はないなぁ。期待しすぎですかね。☆4つ。この金額で、蓼科牛をこの美味しさで食べられるお店は、あるのかもしれないけど僕は知りません(笑)。おすすめです。さすが混むだけはあります。
この日に立ち寄る予定の温泉は、わりと近かったので、お豆腐を買いにR18沿いのスーパーに寄ります。
長野県のスーパーでは「ツルヤ」をひいきにしているのですが、お豆腐に関してはどの店舗も銘柄が同じなので、今回は上田方面にしかない「やおふく」さんに寄りました。
いままで見たことの無いお豆腐を発見しました。帰宅後、早速いただきましたが、かなりの美味です。こちら方面に行ったら必ず買おうと心に誓いました(笑)。「やおふく」さんは、お豆腐以外にも、地元のパン屋のパンが並んでいたりして地域密着型のスーパーです。
この辺りで13:00ちょいすぎぐらいでしたが、気温はこの日MAXの27℃はあったと思いますが、首都圏と違ってTシャツにぺらぺらメッシュでは無理ですね。僕はですが。湿度の関係でしょうか。北海道も湿度が低いだろうから、常にシャツを着ていないとかも?…それ、メッシュ必要じゃないんじゃねぇーの(笑)。同じメッシュウェアでも、もう少ししっかりとウェアなら違うかもしれないですね。新しいの買おうかな。でもなぁ…別府に行ったら暑いだろうから、今回はこれで乗り切ろう(笑)。それに、帰りは本州を走るかもしれないし。そうです。フェリーのチケットは片道のみしか買っておりません(笑)。
今日の温泉は、R152から県道62号で美ヶ原方面に向かう途中に案内が出て来ます。
枝道に入ってからもけっこう長いです。
岳の湯温泉 雲渓荘さんです。基本的には旅館ですが、日帰り入浴も歓迎しております。ご利用はお一人様400円と旅館にしてはリーズナブルな設定です。
泉質は、アルカリ性単純温泉で無色透明で無味無臭です。一見特徴がないような感じですが、ph値は9.24ですのでスベスベ感がある良いお湯で、源泉かけ流しとなっています。僕は2度目のリピートですが、2度目とも混んでいないし、肌がしっとりしますのでおすすめです。
帰り道は、いつもと違って新和田トンネル有料道路を使って下諏訪に出ます。新和田トンネル有料道路は普通車だと620円もします。僕は普通車で利用したことは一度もありません(笑)。頑張って和田峠を走れば何も問題ありません。冬でも根性とテクニックがあれば走れます。ところが…ところがです。原付二種は、なんと!50円。軽自動車でも510円なのに、たったの50円。50円なら使いますよ。和田峠なんて走ってらんねぇーよ(笑)。原付二種は貧乏人の味方です。
ただ、我がタイカブには登り坂がキツイなぁ(笑)。そこが原付二種の弱点です。トンネルを過ぎれば、怒涛の如く下り
あっという間に、御柱祭の見せ場の木落とし坂を通過し
下諏訪の街に降りました。昔の旅人は、和田宿から下諏訪宿まで一日で歩いたのだろうか?すごーく疑問です。だって、和田トンネルもないから和田峠を歩くんですよ。和田峠までだって和田宿からけっこうあるし、和田峠から下諏訪宿だって…下りとはいっても僕には無理だなぁ。箱根越えは東海道の山場と言われているけど、そんなの比較になんねぇーだろ…と思います。どう考えても(笑)。歩けるのかなぁ…疑問です。
下諏訪からは、旧甲州街道を走ります。
狭い道なので、軽自動車でもすれ違いが困難ですから、原付系や自転車以外はおすすめできません。こういう時、カブは真の実力を発揮します。そこから見る諏訪湖も絶景です。おそらく当時は、今の国道付近は湿地帯だったと思います。実は諏訪湖は埋め立てていて、本当はもっと広かったそうです。
我が家には17:00くらいの到着で、カブらしいツーリングで終わりました。カブはちょこちょこメンテしているおかげもあって、特別な異常はないと思います。新たに装着したキャリアとGIVIの47ℓのBOXも、走行に支障は全くありません。スーパーで買い物もしたので、耐荷重の6㎏は超えていたと思いますが全然問題なし(あくまでも自己責任でお願いします)。BOX使っちゃうと、やはり便利すぎてツーリングバッグには戻れないなぁ(笑)。
ウェアも、もうめんどくさいからこれでいいや(笑)。かなり適当で申し訳ありません。そもそも「カブで北海道に行く」っつーだけで、全部宿だし、キャンプツーリングしている方からみれば、かなりぬるい、ごく普通のツーリングですから(笑)。
よし!準備万端だ。あとは7月6日を待つだけ。なんですが、我が家から新潟のフェリー乗り場まで、Google様は310㎞言っております。しかも、ルートは大門街道と菅平と妙高を走れと(笑)。フェリーの時間は11:45。こちらもGoogle様は所要時間は7時間と申しております。逆算+余裕の時間を考慮すると、げっ!朝の3:00出発かよ。朝の3~4:00に、我が家周辺から大門街道をバイクで走れだと…むむむ…鹿が怖いなぁ(笑)。そして雨だったら、とてつもなく寒い気がします。
実はこれが北海道ツーリングの最大の難関だったりして(笑)。
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