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カブで佐渡島 2

とうとうカブでここまで来てしまいました。少し感動しました(笑)。

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実は佐渡島に訪れるのは初めてではありません。今からさかのぼること40年くらい前に、家族旅行で訪れております。父は私同様にお金がなくてもクルマを持つタイプで、当時父が乗っていたクルマは

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このタイプのトヨタのマークⅡで、当時は高速道路も関越自動車道ぐらいしかなく、夜中に山の中を走り、直江津港には朝着いたと思います。僕はすでに10歳なのですが、ほぼ記憶はありません(ごめんよ父)。と言う事は、夏休みに子供を連れてせっせと出かけても、残念ながら子供は覚えていないということです。その中でうっすらと覚えているのが、この二ツ亀の海水浴場でした。当時の我が家の海水浴といえば九十九里浜でしたから、あまりにも透明な海に驚いたのを覚えております。

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40年ぶりの二ツ亀もやはりキレイな海でした…が、子供の頃と違うのは海岸までの上り下りがハンパなく辛い(笑)。40年の歴史を感じました。そして再び訪れた相棒が、レクサスではなくカブなのも笑えました。父とは違うダメな人生を物語っております(笑)。全然悔しくありませんが。

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大野亀を間近にかすめながら、県道45号で尖閣湾に向かいます。

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外海府海岸沿いの道は素晴らしい景観が続きます。

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尖閣湾には12:50に到着したので、観光施設の中でランチをいただきます。オーダーは、佐渡といえばイカなのに昨日の民宿で出てこなかったので、店内で焼いているイカ焼きと

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ワカメうどんにしました。

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観光施設のファーストフードなのに、なぜかそこそこ美味しい。おそらく素材の差だと思われます。ワカメなんてそこらへんで獲って来たのではないでしょうか(笑)。

こちらの尖閣湾は、映画「君の名は」の舞台になったところで資料館もございました。最近のアニメじゃありませんよ。佐田啓二さんが主演の映画の方です。当時の佐渡はどんなところだったのか…今でさえコンビニもないのに…見てみたいです。一応40年前に見ておりますが(笑)。全く記憶にございません。

せっかくなので遊覧船にも乗ってみました。

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この日が荒波だったからなのか…この遊覧船は身の危険を感じます(笑)。遊園地のアトラクションより緊張感が走ります。今回で私は漁師には向かないと身をもって感じました。たぶん釣りも向いておりません。祖先は漁師の可能性がひじょうに高いと思われますが(笑)。

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佐渡の名所いえば「佐渡金山」だと思いますが、これは人形がキモかったので、40年前の記憶に残っております。なのでそれはパスして、北沢浮遊選鉱場を見学しました。

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素晴らしいです。近代の産業遺産だと思いますが、もう世界遺産でいいんじゃないですか。富岡製糸場と匹敵しております。大人になるとこういうのに感銘を受けます。

この道を上っていくと大佐渡スカイラインで、「眺望が良い」とガイドブックに載っていたのでカブには辛いですが登ってみました。

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絶景でございました。下りはブレーキがフェードしないか心配でしたが。

さらに金銀山が盛んだった頃の繁華街だった京町通りも通ってみました。

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このあたりにしては、東京の下町みたいに家がひしめき合っておりますが…でも面影はあまり残っておりません。カブはこういう街の散策には便利ですね。大型バイクならひんしゅくを買います。

少し早いですが宿に入ってゆっくりする事にします。昨日が精神的に疲れましたから(笑)。

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本日は、いさりびの宿 道游 さんです。部屋が10部屋しかない高級旅館です。僕らレベルではですが。カブで来て申し訳ありません(笑)。

とりあえずは早速温泉に浸かります。

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相川温泉の泉質は、ナトリウム-塩化物硫酸塩素(弱アルカリ性、低張性、低温泉)で無色透明、無味無臭です。おそらく源泉かけ流しではなく循環使用だと思いますが、やさしい良いお湯です。特に皮膚に効果があるとは書かれておりませんが、僕が痒くならないから効果があると思います(笑)。

お楽しみの夕飯はこちらです。高級なので部屋出しです。

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文句なしで佐渡が満喫できるラインナップでございます。

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アワビ(かなりビック)の焼き物や

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天然の岩ガキ(かなりビック)…これ東京で食べたらすごーく高いのではないでしょうか。たぶん、そこらへんで獲れているんだと思いますが。もちろん激ウマです。僕は牡蠣は食えないのですが、妻は二皿いっておりましたから間違えありません(笑)。こちらに限らず、こちらの宿は食の安全や地産地消にこだわりを持っている宿ですから、安心な上にどれを食べても美味しい。

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朝食は、夕飯ほどインパクトはないものの地味に美味しかったです。

お勧めの宿ですが、お二人で一泊37000円となります。もちろんお酒もいただておりますけどね。少し贅沢ですが僕らはカブで来ておりますので、クルマと比べたらフェリー代が+10000円以上必要で、ガソリン代、高速代を考えればチャラじゃないですか…そういう事にしてください(笑)。

最終日もフェリーの都合があるので7:40出発で、とある場所に向かってカブを走らせます。

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妻は三菱自動車工業(メーカー)の元社員で出張で訪れた事があり、その場所を見てみたいとのリクエストがあり20年ぶりに来た次第です。これで、二人の思い出の地巡りは終了です。次はお土産を買いに酒造に向かいます。

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尾畑酒造さんです。8:00から見学が出来ます。

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こちらの酒造はたくさんの賞を受賞しており、なんと佐渡から世界中へ輸出しております。日本酒のファンなのに知りませんでした。ニワカで申し訳ありません。

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もちろん安めのを一本カブに積みました。すでに飲みましたが、新潟のお酒らしさに、さらにお上品さが加わりものすごーく激ウマです。これ、買わなきゃ損です。通販でも買えると思いますが。

観光地はここがラストになります。佐渡で楽しみにしていた宿根木の古い町並みを散策します。駐車場に着いたら、ボランティアのおっさんが、やたらとたらい舟を勧めて来るので、せっかくだから乗ってみました。お一人様800円です。

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たらい舟っていったら普通は海女さんが漕ぐもんだろ…と思いましたが、宿根木では「はんぎり」と呼びおっさんしか漕いでおりません。しかし、よくよく考えればフェリー近くの港をちょこっと海女さんが漕ぐのより、本来の漁場を漕いでくれるので、こちらの方が面白いと思います。お勧めです。

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宿根木の町並みは世界遺産級ですね。馬篭宿に匹敵します。しかも今も普通に暮らしているのが驚きです。

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日本の暮らしも色々なんだなぁーと久々に感心しました。昔は海には海の暮らしがあり、山には山の暮らしがあり特徴があったのでしょうが、現代の生活は画一的で何処行って同じ街並みですよね。便利だとは思いますが風情がなくなりました。

帰りのフェリーは11:50出港です。

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予定していたところは見て回れたので、充分満足できた旅でした。佐渡は想像以上に見どころがあったと思います。残りの人生も短くなってきてるから、おそらくもう訪れる事はないと思うけど(笑)。

フェリーが直江津港に入ったのは予定時刻より10分遅れの13:40です。直江津を出発したのは約14:00。鬼ルートで帰るのが最短なのですが、雨の予報も出ているし、旅の帰りってまったり流したいじゃないですか。なので、1時間プラスになりますが白馬回りをチョイスしました。

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ところが、走り始めてすぐにポツポツ雨が落ち始め、糸魚川で完璧に雨具の着用となり、白馬や安曇野は観光の方々でノロノロ状態…まったり流す予定が焦りが出てきて、ほぼ休憩を取らずに走りました。

極めつけは塩尻峠からのザーザー降りの雨(笑)。我が家にはなんとか20:00ちょい過ぎに到着…あれ?よく考えれば行きとたいして変わりませんね。なんだか帰りは長く感じましたが…気のせいでした(笑)。まぁ鬼ルートならもう少し早かったと思いますが、雨の中の峠道を下手くそな4輪と混走するのは怖いですからね。今回も白馬あたりで、スマホか何か見ていたんだと思いますが、前のクルマに不自然な急ブレーキをかけられビビリましたから。2輪は急には止まれません。さらにカブはブレーキが効かないんですから。

辛いだろうと想像していたカブの旅ですが、意外にもそうでもありませんでした。高速が使えない分時間は必要ですが、裏を返せば高速代はかからない、ガソリン代もかからないとお財布に優しく、観光地では自転車のように便利で、道を間違えても楽々Uターンが出来るし、狭い路地もへっちゃら…旅をするだけならむしろカブのが都合が良いのではないかと思いました。

今回の佐渡の旅に走りを楽しむ…ってのはありませんが、それでもバイクで走る楽しさはありました。4輪では味わえないバイクの旅…それはカブでも充分味わえます。今回の旅は、自分が今後のバイクと付き合い方について新しい発見できました。

ですので、僕のバイクライフはメインがカブで、時々大型バイク…になってしまうかも(笑)。

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コメント

とうとうやりましたね。短期集中で奥様含め「普通人カブラー」越えですね。
リヤシートはBOLTより広く しっかりと2~3人乗りを前提にしていて お尻と太ももで座れることもあり耐えられるのでしょうね。
我が家のは純正ビリオンシートなので弁当箱程度。

連泊は積み荷の限界も有り 厳しいとは思いますが 2泊3日程度までは「友蔵さん」なら 行けそうですね。

投稿: MAC | 2017年8月18日 (金) 22時59分

そうですか?…普通人を超えましたか(笑)。まぁ僕もかなり厳しい旅になるのかな…と考えていたのですが、たいしてBOLTの時と変わらないんですよ。
日本の場合、北海道以外どこを走っても信号だらけだから、それをパスできる高速を使えないので時間がかかるだけですね。

いままで大型バイクを乗り継いできましたが、カブのおかげで、小排気量のバイクには違う楽しさがあることに気づきました。バイク旅は意外にも小排気量のが面白いですね。カブで何日もかけて北海道に行ってみたいです。

投稿: 友蔵 | 2017年8月19日 (土) 06時42分

佐渡カブツーリングお疲れ様でした。
しかもタンデムですもんね、私の発想には無かったので大変刺激されました。
それより気になる事があります。
表紙から消えたボルトはどこを走ってるんでしょう。

投稿: たま | 2017年8月31日 (木) 20時21分

たまさん するどいご指摘ありがとうございます。どこを走っているんでしょうかね(笑)。この件は後ほど記事にいたします。

僕もカブでタンデムは厳しいと考えていましたが、一人で乗っても二人で乗っても運動性能はたいして変わりませんね。まぁ タイカブってのもあると思いますが。
カブはスクーターと違いギアの変速…ってのが効いていると思います。特に3速ギアは使えますね。ギア比を変えている方も多いみたいですが、僕の考えではトップスピードを求めても車体が怪しいので、絶対公約数的に考えればこのギア比は絶妙なセットではないかと思っています。
ランクルやジムニーも、3速ギアの使い方が速く走らせるポイントだと思いますし。

カブ旅はクセになりそうで困ってます。

投稿: 友蔵 | 2017年9月 2日 (土) 05時59分

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