瀬戸大橋の旅 1
待望のGWの後半がやってまいりました。一年間で楽しみにしているのがGWとお盆休みとシルバーウィークだけですので。
毎年GWはロングツーリングに出掛けますが、山はけっこう気温が低くく寒さとの闘いになってしまうので、今回も昨年同様暖かい西日本方面にいたしました。今回の旅を企画したのは3月ですが、今年は例年より気温が低めなので本当に東北とかにしなくて良かったです。
4日の7:30スタートで、本日の目的地である香川県のベッセルおおちの湯に向けて激走します。我が家出発時の外気温は10℃くらいですので、フル防寒装備で中央道が走ります。
GWは中央道も交通量が多く、ライダーもたくさん走っております。小牧JCTで名神高速へ入ると、これも例年通りの渋滞が始まっておりました。かたくなにすり抜けを否定するライダーもおりますし、渋滞に並んでいるライダーも見かけますが、僕はフランスのライダー同様ですり抜け肯定派です。こういうの否定するライダーは、もちろん違法行為(すり抜けはグレーゾーンですが)は全くしないのでしょうね。であれば、峠道も高速道路も制限速度の厳守でお願いしますよ。
僕は36歳(現在49歳)から再びバイクに乗っていますが、車に接触した事は一度もありません。もちろん、関東圏で見られるハイスピードでのすり抜けは行いません(怖くて出来ませんが)。まぁ 普段の甲信地区を走る場合はすり抜けなんて無縁だから、行う機会が都会の方々からみたら圧倒的に少ないからかもしれませんけどね。
渋滞箇所が多く、思いのほか時間がかかってしまったので11:30で黒丸SAでした。
ここまで来ると普通にバイクに乗れる外気温になりましたので、ユニクロのマイクロダウンと得意のレインウェア(ズボンだけ)は脱ぎました。ランチもいただき、さらに激走が続きます。
14:30に明石海峡大橋を渡ります。
橋の上は混みこみです(笑)。バイクだからほぼ予定通りに移動出来ますが、4輪は時間はかかるし、駐車するのも一苦労だし、我慢強くないとやってられませんね。GWはやっぱりバイクに限ります(笑)。晴れていればですが。
いつも通過点に過ぎない淡路島ですが、若干時間に余裕があるので降りてみました。
県道31号の海沿いを走り、ツーリングマップルに載っていた「たこせんべいの里」に寄ってみました。
超激こみです(笑)。
GWってのもあると思いますが、試食が出来たり、無料でコーヒーが飲めたりするってのもあるんだと思います。ずいぶん気前がいいなぁ…と思いましたが、よく見るとせんべいの単価が570円くらいします。しかもレジには長蛇の列。スーパーなら高くても300円弱ですから、工場としては笑いがとまりませんね。コーヒーなんぞなんぼでも飲んでってくれや!って感じなんでしょう。僕も買っても良かったんですが、時間がもったいないので試食だけして、次回別府に行くときにでも購入いたします。
たこせんべいの里でぶらぶらしていたら、16:00になってしまったので津名一宮ICから高速に入り本日の宿を目指します。
大鳴門橋を渡り高松自動車道に入りましたが、引田ICから先が事故渋滞でしたのでR11に出たのですが、こちらも混み合っており宿には17:40になってしまいました。
バイクは軒下に駐車出来ました。これ有り難いです。
こちらのベッセルおおちの湯は複合温泉施設で、「温泉の日帰り入浴をはじめ、温泉入浴付きの宿泊施設・ログハウス、海の幸いっぱいのお食事処など瀬戸内海の海を見ながら、ご家族やお友達とゆっくりおくろぎいただけます」だそうです。長旅の後ですのでゆっくり静かに入浴したかったのですが、たいへんにぎわっており、洗い場もないレベルでした。宿泊がメインの施設なら「どうなのよ!これ」と思いますが、温泉施設に宿泊出来る感じですからやむ得ないです。
泉質は塩化物冷鉱泉(低張性中性冷鉱泉)で、無色透明ですがしょっぱい味がいたします。源泉かけ流しではなく循環ですが(この混雑でかけ流しは恐ろしくて入れません)、肌に優しいいいお湯でした。
夕飯はこちら
一般の人向けに施設内に居酒屋を設けており、本当はそこで食べるらしいのですが、GWで温泉も激こみなら居酒屋も満席御礼で、急きょ別の会場を用意しての席となりました。だからなのか、口コミではそこそこ評判が良かったのですが…忙しかったのでしょうね(笑)。不味くはないですが、口コミほどの美味しさは微妙だと思います。
しかしですよ。このGW中でお一人様9000円は驚きのバーゲンプライスだと思います。温泉は10:00~21:00までと、日帰り温泉と同じなので朝風呂も入れませんが(笑)。それでも21:00ならガラガラだから温泉も堪能出来るし、部屋もビジネスホテルが広くなった感じで汚い旅館より僕は好感を持てます…今思いましたがルートインになんとなく似ていますね。ルートインはよく温泉も付いていますし(笑)。
朝食はバイキング形式でいただき8:40に出発です。
朝風呂が入れないから塩江温泉の行基の湯へ行こうと思っていたのですが、ググってみたら休館中。なら白鳥温泉に…ところが10:00からなので、時間つぶしに引田の古い街並みを見に行きました。
メインの施設は井筒屋敷です。時間が少し早かったのですが、施設の責任者の方がクロスカブの乗っており、声をかけていただきましたので入ってみる事にしました。
その前に周りをぶらぶら歩いてみました。
手直しはしているんでしょうが、複製ではなくオリジナル感があって素晴らしいです。もっとメジャーになっても良いと思います。僕は。
井筒屋敷ではライダーだったからなのか、屋敷の案内もしてもらえました。屋敷は江戸時代の末期に建てられた家で、元は酒屋もしていたそうです。
歴史がある当時の大金持ちの家なんだと思います。一般ピープルの僕には敷居が高い感じでした。
大正時代に増築したところは、影絵で帆船が見えるようになっていたり、洒落た作りでございます。
旅の予定には入っておりませんでしたが、いいものを見せていただけました。振り返ってみると、今回の旅の中で一番印象深いものとなりました。
気温も上がってきまして、バイクウェアでは暑くて汗だくなので、ここからはウインドブレーカーで走ります。さすが四国です。我が家周辺では、まだダウンウェアが必須ですから。GWは寒暖の差が激しくウェアの調節が難しいですね。
ちょっと寄るつもりが10:30の出発になりました。朝ではないけど朝風呂へ向かいます。
続く
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