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2016年10月

2016 紅葉ツーリング

この週末は氷見へソロツーリングを企画しておりましたが、週間天気予報が今一つで週半ばで諦めました。なので、ソロで紅葉を見に走ろう…と思っていたら、妻が土曜日は休みになったと言ってきたので、結局一緒に行く事になりました。このくらいの季節になると、寒い寒いとうるさいので行かなきゃいいのに…と思いますが(笑)。

先週の小黒川渓谷は全く紅葉していなかったので、今回は気温が低いにもかかわらず二山超えて北信方面まで足を延ばしました。

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遠くに行かなくても、近所の富士見高原もすでに紅葉しております(笑)。出発は遅めの9:00で、おそらく外気温は10℃。グローブはウィンター用、またもやレインウェアのズボン+安物の暖パン、インナーはユニクロダウン、これにフェイスマスクで、僕は一桁後半の外気温までならいけます。自称お洒落な僕は(笑)、いままでオーバーパンツ的なものは控えておりましたが、インナーに履くお高いウィンドストッパーより、なぜかレインウェアのが暖かいんですよね。空気の層があるからなんでしょうね。良いウィンターパンツが見つかるまで、見た目は気にしない事にします。この差は大きいので。

ルートはいつものように大門街道(R152)から県道40号で東御に出ます。

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白樺湖周辺も紅葉しております。だからなのか、交通量が冬の2倍、通常の1.3倍は多いです。ライダーもたくさん走っておりました。混んでいるから無理な追い抜きをしても、その先にもノロいクルマがいるので諦めてゆっくり走ってくれれば…と思いますが、そうは見えなかったなぁ(笑)。また、山は気温が低いから路面温度の低くく、タイヤの温度が上がらないので、暖かい時期と比べてブレーキの効きが甘くなります。この時期は勘違いしやすいので気をつけてくださいね。慣れているはずの僕も「あれれ?」ってなります。

東御からは県道4号で菅平に向かいます。

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菅平もやっぱりクルマが多い。ぼんやり4輪の後ろをトコトコ走ります。結局、観光シーズンはこうなっちゃうんですよね。いくらハイパワーで高性能なバイクを買っても、怖い思いをしながら何台もの車をぶち抜かない限り、全くその性能は意味ありません。BOLTの良さはここにあって、それなりにイライラはしますが我慢出来ます。それは、低回転でトルクが出ているから車の流れに合わせて走るのが、他のバイクほど苦になりません。これが以前のDUCATI ST4だと、速度が50㎞/hなのに無駄な前傾で、3000rpmをキープしていないと走れないから低めのギアを使うのでアクセルワークに気を使い、かなりイライラし精神衛生上良くありません。それよりもなによりも、こんなに辛い思いをして走っているのにワインディングで飛ばせないって何だよ?と意味がわからない怒りがこみあげて来ます(笑)。

R406を下ってからは、広域農道を使って小布施を抜けて

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R292に出たら右折して、こちらのお店でランチです。

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POT さんです。交通量が多かったので12:30になってしまったからなのか駐車場がいっぱいでした。

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それにしても、素晴らしい建物です。昭和な感じ全開です。店内も演出ではなく、自然な昭和な感じです。オーダーメニューはこちら

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ナポリタン 840円と

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ランチ A 1010円です。ハンバーグ、クリームコロッケ、イカフライとボリューム満点となっております。僕はナポリタンの食べ歩きも小さな趣味にしておりますので、この手のお店に入るとどうしても頼んでしまいます。お味の方ですが、ナポリタンは高校生の頃(30年くらい前)の喫茶店の味がします。懐かしい味です。ですが、あんまりにも王道な味なのでもう一ひねりあっても良いんじゃないか…と勝手ながら感じました。ランチの方は、ハンバークはいたって普通ですが、イカフライは美味いなぁ。個人的にイカフライが美味しいと思った事はありませんが、イカの苦手な味がなく(たぶん僕しかわかりません)揚げ方が絶妙で美味しいです。

ランチにはコーヒーが付きます。

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このカップがこれまた昭和っぽい。そして、このコーヒーの味も懐かしい。30年前の喫茶店のコーヒーの味がしました。こちらも王道です。タイムスリップ感がたまりません。☆4つ。イカフライが最高です。

本日の温泉に立ち寄る角間温泉は、ここから15分ぐらいで着いてしまうので、R292を丸池あたりまで走って見ました…って言うより、その紅葉が見たくてここまで来ました(笑)。

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志賀草津道路の紅葉は今が旬ですね。素晴らしい景色を堪能することが出来ます。

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時期的には頑張って来週くらいまでだと思います。

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丸池で折り返しました。バイクもかなり走っておりましたが、危険な追い抜きをしておりました。そんなにスピード出したら景色が見れないと思いますが…と言いますか、スピードを上げて走りたいならわざわざ混み合う道に来るのもどうかと思いますよ。

角間温泉は、R292を左折したところにあります。

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立ち寄ったのは宝泉 さんです。だいぶ前にも一度入っております。ご利用はお一人様650円。

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お洒落で清潔感溢れる素晴らしい旅館です。

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泉質は、ナトリウム-塩化物温泉、弱アルカリ性低張性高温泉で無色透明です。宝泉さんのお風呂はこだわっていて「源泉を加水することなく、88.1℃の高温度の源泉を丁寧に温度調整し掛け流している温泉施設です。 丁寧に汲み上げた源泉を水で薄めることなく清潔な湯屋で温度調整し、熱くて新鮮なお湯を100%掛け流しで提供させていただいております。」だそうです。要するに本来は激熱ですが、加水する事なく源泉のまま適温で入浴できる訳です。ですので、無色透明ですが入ると上質なお湯であることがすぐわかります。また、角間温泉はアトピーにも良いと言われておりますので、お肌に良い事間違えなしです。超おすすめです。ただ、露天風呂とかはないので、どちらかというと泉質重視の人向きですね。

この宝泉さんのすぐ下に

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共同湯があり、横には風情のある旅館のようだや さんがあります。以前にドゥービルでもここで写真を撮りましたが、同じところでまた撮ってしまいました。

もう一度中野市内へ戻り、原豆腐園さんで小さな趣味の一つのお豆腐を買うために立ち寄ります。

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ドーナツも販売しておりましたので、そちらも購入いたしました。

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早速、帰宅してからいただきましたが、お上品なスッキリしたお豆腐です。バランスが良いのではないでしょうか。色々食べると、微妙な違いがわかるようになり、これがはまるんですよね。日本酒やコーヒーも初めは違いがわかりませんが、舌が肥えてくると違いがわかるじゃないですか。それと同じです。

お豆腐屋さんを16:00近くに出発し、菅平を経由して県道4号までは行きと同じですが、東部湯の丸I.Cから上信越自動車道を使い、中部横断自動車道の佐久南I.Cで降りてR141の野辺山経由で帰りました。

僕らはこの時間から野辺山方面に向かっていますので、そこそこ混んでいるレベルですが、反対車線は埼玉あたりの県道を思わせる混みっぷりでした。普段の倍以上の交通量だと思います。皆さん佐久あたりから高速に入るんでしょうか。余計なお世話だと思いますが、観光に来ても一日並んでいるんですね。良かったです。田舎暮らしで(笑)。

暗ーい野辺山ですが、この日は寂しい事にライダーとすれ違いませんでした。意外にも早く退散しているんですね。10℃の暗ーい野辺山を走ると「何やっているだろう」感が半端ではなく襲ってきます。たまーにすれ違うライダーがいますが、その時は妙な連帯感が生まれます。なんだかお互い頑張れよ!みたいな…別にバイクに乗っているだけで、しかも特に頑張る必要もないので、全く意味わかりませんが(笑)。

我が家には無事18:40に到着。ちょっと寒かったのですが、紅葉ツーリングは良いなぁ。温泉も沁みるんですよ。おっさんになったからでしょうか。

前回の小黒川ではあまり感じませんでしたが、替えたG2オイルはベリティより明らかに吹け上がりが軽く、ノイズが減りました。またギアチェンジも以前よりスムースになりました。やっぱり良いです。ホンダのオイル。しばらくホンダのバイクは乗っておりませんが(笑)。それからBOLTの燃費ですが、いつものステージを走るとプラナスマフラーはノーマル同様に200㎞でガソリンの警告灯が点きます。やっぱりVANCE管は燃料が適切に噴射されていないんじゃないかなぁ。

シーズンは残りわずかになりました。信州はこれで走り納めです。

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オイル交換とヒートガードの取り付け

10月15日の天気予報は晴れ。気温も例年並み。やっと来ました。こんな日に乗らないのはもったいなさすぎ…ですが、BOLTはオイル交換をしなければなりません。仕方がないので、またもや朝っぱらの7:30から作業を開始しました。

今回はオイルとオイルフィルター交換だけではなく、純正品から流用するマフラーのヒートガードも取り付けしました。このヒートガードは新車のときからネジが正しく締まっておらず、甲府のレイト(バイク屋さん)さんでネジの頭を飛ばしガードだけを外してもらいました。で、取り付けようとしたら、実は流用する箇所はガードの土台からでして、土台はネジ穴がダメだから、結局土台は純正部品を取りました。悔しいからサクラ工業にクレームの電話でも入れようか?と思いましたが、6500円ぐらいで50歳近いおっさんが大騒ぎするのは粋な大人のする事ではありませんから、大人しく泣き寝入りさせていただきました(笑)。

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オイル交換の作業は誰でも出来る超簡単作業ですが、BOLTは車高が低いくく、センタースタンドもないから、いままでは妻に乗ってもらっておりました。しかし、作業にあたり妻の足が邪魔なのと(おまけにうるせーし)、人が乗るとバイクが沈むのでオイル処理のダンボールが入りにくいのもあり今回より木端をスタンドの下に敷く事にしました。この木端は、ホームセンターで切落し品が10円で売っておりました(笑)。これで独身になってもオイル交換が出来るようになりました(笑)。

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作業が終わったところで、早速オイルのインプレッションがてら、近場の小黒川渓谷へ紅葉を見に行ってまいりました。作業は9:30には終了しておりましたが、出発は10:00になりました。バイクは出発までに時間がかかりますから(笑)。

ひんやりするエコーラインを走り

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R152を杖突峠へ左折します。

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変えたG2オイルですが、案の定あんまり変わらないなぁ…僕にはですが(笑)。細かい事を言うなら、ベリティのオイルより気持ちスムースな回り方をするような気もしますし、シフトチェンジも多少改善された気もします…が、プラシーボ効果だよ!と言われても否定出来ないレベルですね。まぁーこんなものでしょ。でもいいんです。高いオイルを使った時は、この微妙な差に喜びを感じるのが醍醐味ですので。ℓあたり1000円ですけどね。

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山はすっかり秋ですね。凛とした乾いた空気の中を走るのが秋のツーリングの良いところです。この日は例年並みの気温なので、この日バイクに乗らないのはやっぱりもったいないです。ですが、それを狙っておりますね。ブルーのウェアの方々が(笑)。スピードは控え目に。

12:00ちょうどに伊那に入り、本日のランチはこちらです。

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Aji-SAKI さんです。

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店内の雰囲気は多国籍料理な感じですね。オーダーメニューはこちら

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牛すじのトマトソース煮込み(だったと思う)と、チキンのなんちゃら(忘れました)バターライスで、両方ともランチメニューでサラダが付き

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なんとデザートとドリンクが付いて1080円と、かなりお得感のあるお値段です。お味の方は、とっても美味しいと思いますが…何と言いますか家庭の味の延長線上な気がしますね。何故なのか?は僕にもよくわかりません(笑)。パンチがないから、あるいはインパクトがないから…でしょうかねぇ。特に牛すじに関しては、妻が作る方がなぜか美味しいとさえ思います。極まれな事ですが。

高遠の方に戻り、R152を美和湖方面に走り、そこから県道211号でまめやというお豆腐屋さんに向かいます。

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奥まった集落の中にありました。

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ですが…お休みでした。長谷の道の駅に戻りググって見たら長期休業なんだとか。詳しく調べておりませんが、若い二人が移住して始めたお店らしいです。サイトを見る限り今風な洒落た感じです。そしてどうやら新転地に移ったみたいです。何があったのは知りませんが、田舎に暮らす事(特に集落に入る場合)は、現実的にはハードルが高いのです。

僕が「なんちゃって田舎暮らし」って言っているのは、ネイティブの方々と接するのはほぼ会社だけで、その会社も一部上場企業の流れが組み込まれているから、実はあんまり地方を感じる事が少ないのです。移住して10年経ちますが、ネイティブの方々と自分には、いまだに大きな壁を感じます。会社では、協力関係が強い上場企業の考え正解だと思っているから僕の意見も通りますが、そうでなければ自分たちルール(感情論)が最優先ですから。首都圏の方々が地方に来て、軽トラの運転に唖然としますよね。これが自分たちルールです。

田舎暮らしを夢見て我が家周辺にも新しい家がたくさん建ちますが、売りに出される物件も多いのです。都会の人は、地方の方々を勝手におおらかで気が優しい人が多いと思い込んでおりますが、現在東京在住の大半は田舎の出身(私の世代で親が東京生まれなんてほとんど居ません)だから、東京にも村文化の名残りが充分あるので大して変わりませんよ。陰湿なイジメなんてその最たるもの。下町生まれの粋な男はそんなことはしませんから。都会の暮らしは他者との距離感を大事にしますが、地方の文化にはそれが無い上に自分ルール(地域ルール)だから、そういうのが嫌になったり、娯楽も少なく、平凡な毎日の繰り返しだから都会へ戻るのだと思います。田舎暮らしは楽園ではありません。

気を取り直して小黒川渓谷へ向かいましたが

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どう見ても紅葉はしておりません(笑)。見ごろは10月中旬になっておりましたが。

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これなら富士見町のがまだ色づいております。南信は11月じゃないでしょうか。

駒ケ根方面には濃厚な温泉がないので、県道88号と県道14号で辰野と岡谷を抜けて下諏訪に戻ります。本日の温泉はこちら

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信玄の隠し湯の一つである毒沢温泉の宮の湯さんです。歴史を感じる温泉旅館です。ご利用はお一人様750円とちょっと高めです。

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泉質は茶褐色の含鉄(Ⅱ)-アルミニウム-硫酸塩泉で、源泉かけ流しだと思っておりましたが、後でググってみると循環している模様です。源泉の温度が低いからなのか、温めでゆっくり浸かれます。近くにかなりマニア向けの沢の湯があり、そこはアトピーに効くらしいので肌には良い温泉だと思います。かの信玄も兵士の傷に効いたと言っておりますから。しかし、同じ毒沢温泉ですが濃厚さなら沢の湯で、旅館の清潔さは神の湯といった感じですね。泉質優先なら沢の湯がおすすめです。若干勇気が要りますが(笑)。

17:00に毒沢温泉を出て帰ります。普通なら1時間もあれば帰れるのですが、この日は諏訪市街がたいへん混み合っておりました。地元民以上に道に詳しい僕でさえ1時間ちょいかかってしまいました。何があったのでしょうか。次の日の中央道の上りの渋滞も25km以上だったから、観光の方々が多いのでしょうね。たいへんだなぁ…首都圏の人は。

次週の富山行きは、週間天気予報を見る限り雨に降られそうなので週の半ばで中止にしました。そうしたら週末の土曜は晴れに変わりました。あいかわず当たりませんね。なので、もう一度紅葉チャレンジしてみようかな。ただ…山は寒いんですよね。我が家は出勤時の気温はすでに8℃ですから(笑)。

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ぶらり松本&オイルの銘柄変更します

この時期は絶好のバイクシーズンだっていうのに、雨、雨、雨…そして雨(笑)。今年の秋の長雨は神様の悪意を感じます。そもそも僕は神様の存在を信じておりませんが。

10月の三連休なんてライダーにとって一年間の中でも絶好の連休のはずなのに、8日は雨、9日も雨と嫌がらせなのか?という天気でしたが、最終日の10日は晴れ…行くしかありません。ライダーの血が騒ぎました。ですが、10日の朝は雨は降らないものの、この時期とは思えないくらいとっても寒い(笑)。まぁ朝晩の冷え込みは我が家が山の中だからだろう…と勝手に思い込み、普段より時間をずらして遅めの9:30過ぎの出発にしました。

8日や9日が晴れれば、少し足を延ばして濃厚な温泉に浸かろうとおもいましたが、10日は次の日は一応仕事だから今回は松本周辺をぶらっとツーリングするだけにしました。

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あまりにも寒いからレインウェアのパンツを着用し走り出しまして、市街地に出れば暖かいだろうから脱ごうと思いましたが…残念ながらいつまでも外気温が低い(笑)。どういう事なの。10月の10日ですよ。ライダーが好む時期じゃないのかよ。ぶつける事が出来ない怒りがこみ上げて来ました。本当にぶつける先がありませんが。

ルートは諏訪、岡谷市内は西街道を抜けて途中からR20の塩尻峠を走り、そこからまた東山線を抜けて松本市街へ出ます。えっ?ルートが全くわからない?はっきり言って長野県民以外は無理です。県民なら「あぁ~あの道ね」って感じでわかります。

塩尻峠の頂上の気温計は、11:00を回っているのに11℃…うぉおお シーズン末期の気温だろ…これ(笑)。手がかじかみました。こんなにも寒いのに、ご苦労な事にネズミトラップが…塩尻峠はけっこうな確率でトラップがあるので、安全な速度で走りましょう。

本日のランチは、松本駅近のこちら

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高橋 さんです。歴史を感じる定食屋です。松本市内もおそらく15℃くらいしかなく、結局レインウェアのパンツを履きっぱなしです。お店に入る前に脱ごうかな…と一瞬ためらいましたが、まぁーこのままでいいんじゃないの?と思えるお店です(笑)。

オーダーメニューはこちら

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名物料理のかつ丼と

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こちらで人気のカツカレーです。なぜかつ丼が名物料理かといいますと、ソースかつ丼が有名な信州でございますが、一般的なかつ丼は煮かつ丼と呼ばれ関東周辺でよくある普通のかつ丼が出てきます。しかし、高橋さんのは煮かつ丼とソースかつ丼がMIXされております。言うなら煮かつ丼のソース味です(笑)。そのお味ですが、僕はこれはこれでアリだと思いました。むしろスタンダードな煮かつ丼(関東ではかつ丼)より、味が濃くて美味しいとさえ思います。念のため言っておきますが、僕は子供の頃からもんじゃ焼きを好む下町出身ですからね。山の手の方々のお上品な方のお口に合うかは微妙です(笑)。

続いてカツカレーですが、カツは美味しいと思います…が、カレーは私が幼少の頃にそば屋の出前で出てくるカレーの味がしました(笑)。ある意味懐かしいですが、美味しいかと言われると微妙です。ちなみに妻はスキー場の味と言っておりました。☆3.5です。かつ丼は食べてみる価値はある…と思うけどなぁ(笑)。

松本市街を抜けて

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浅間温泉の近くのお豆腐屋さんへ向かいます。

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富成伍郎商店 さんです。お洒落な外観からはとても豆腐屋には見えません。しかも、ひっきりなしに車が来店します。豆腐ももちろん販売しておりますが、ソフトクリームやドーナツやシュークリームなども販売していて、むしろこちらの方のが人気があるように思えます。もちろん豆腐を買って帰ります。これは期待出来るのではないでしょうか。

本日の温泉に向かう為、ここから安曇野に向かいます。あいかわらず寒いです。もちろんレインウェアのパンツは履いたままです。

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道案内は…これまた出来ないなぁ(笑)。豊科の市街地を抜けて県道25号方面に出ます。あずみのカントリークラブの近くにある安曇野穂高ビューホテルで温泉に入ります。

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ホテルの周りは紅葉が始まっておりました。バイクシーズンの終わりを感じます。今日みたいに寒いとなおさらです。

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ホテルの入り口とは別に日帰りの入浴は入り口が設けられてあるので、気兼ねなく入れます。ご利用はお一人様800円とちょいと高めですが、ホテルですから清潔感は抜群だし、日帰り施設よりは落ち着いて入浴出来るので個人的には許容範囲だと思います。

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温泉の名前が中房の湯といい、有明厚生温泉源泉と国民宿舎有明荘源泉の混合泉です。泉質はアルカリ性単純温泉で、無色透明で無味無臭です。源泉かけ流しではなく循環しております。僕はだいぶ前の2012年の8月に国民宿舎有明荘に入っており、当時の記事を読み返すと「湯の花が舞い、硫黄臭が漂う…」と書いておりますが、残念ながらこちらの温泉にはそれは全く感じられませんね。ただ、入ればわかりますが水道水のお湯とは違います。メジャーな温泉地のホテルなら別ですが、安曇野の小奇麗なホテルの温泉なんだからこんなものではないでしょうか。個人的には、14:30までの受付だからなのか子供がギャーギャー騒いでいないし、トクホン貼ったままのお爺さんもいないので好感が持てます。

15:00にこちらのホテルを出発し、帰り道はサラダ街道を塩尻方面へ向かいます。

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サラダ街道沿いのリンゴ畑にはリンゴがすでに色づいておりました。リンゴの時期なんですね。やっぱりバイクシーズンの終わりを感じてしまいますね。ここからは気温との闘いです(笑)。今年はウィンター用のパンツを考えております。バイク用のオーバーパンツは野暮ったいので、自慢のクシタニのブーツ(笑)に合うスッキリしたデザインのパンツを探しておりますが…これがなかなかありませんね。バイク用はしかも割高だよ。ニッチな市場だからでしょうか。

ニッチな市場で思い出しましたが、12000㎞を超えたのでまたもやオイル交換の時期がやってまいりました。BOLTは、タイヤやブレーキパット、そして燃費はランニングコストが良いと思いますが、オイル交換が3000㎞だからそこが問題です。

この3000㎞対策として、いままでベリティのオイル(ℓあたり820円ぐらい)を愛用しておりました。エンジンオイル的には特に不満はありませんが、バイクはギアオイルも兼用しているし、クラッチもオイルに浸かっているので、15W-50だからなのか、または添加剤が良くないのか、たまにギアチェンジに違和感があります。簡単に言うと固い。僕の個体の問題かもしれませんが。今回の交換は、オイルフィルターを交換してから9000㎞以上走ったので、切り替えにはちょうど良いし思い切って銘柄を変更する事にしました。

今回から使用するオイルはこちら

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またもやホンダのオイルを使います(笑)。G2オイルです。G2は10W-40で部分合成油なので、以前の鉱物油よりは良い結果が期待出来る…はずです。以前は空冷という事もあって、安全を考慮して…と言いますか、オイルは油温でダメになりますから、粘度の高い50番のオイルを選んでおりましたが、一般的な走行ではどうやら夏でも50番が必要なぐらいまで油温はあがらない模様です。メーカーの指定が10W-40なだけはあります。メーカーは過酷な試験しているから当たり前なんですが。

本来の定価はℓあたり1500円ぐらいしますが、Amazonさんなら1000円で購入出来ます。なぜか缶がへこんでおりますが(笑)。しかも、4本だから送料も必要ありません。ℓあたり1000円なら許容範囲内ではないでしょうか。もちろん高級オイルを使えばG2以上に良いフィーリングを得られると思いますが、ℓあたり2000円以上なのはあまりにも高すぎるでしょう?たかだかオイルですよ(笑)。足元を見すぎです。ニッチな市場で趣味性が高いからだと思いますが…まぁメーカーのオイルでさえ高いから仕方がないのですが。

こういった背景を抜きにしてもホンダのオイルは、お値段控え目なわりに良いオイルだと感じます。DUCATI ST4にもG3オイルを使っていたくらいですから(笑)。そのST4のときは、純正指定のとっても高級なシェル アドバンスよりメカノイズが減った気がしました。エンジンのフィーリングについては…オイル程度で劇的に変わるわけないでしょ(笑)。

話を戻しまして、自宅には18:00には到着しました。この日は結果的に11月並みの気温でしたね。ツーリングと言うと峠道を快走するのが定番な感じですよね。大型のツアラーや僕も乗っていたST4だと、それ以外は面白くも何ともなく、むしろ苦痛でしかありません。だから街中を走るなら原付二種のが良い…って事になるんじゃないでしょうか。BOLTの良いところは、街中を流してもそんなに苦になりません。それは、小柄な車体でトルクフルなエンジン特性だからだと思います。行こうと思えばロングツーリングも可能で、今回のように街中ツーリングにも使える…僕がBOLTと相性が良いのは、この万能性かもしれません。

早速買ってきたお豆腐で湯豆腐を楽しみました。温まりますし。

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こちらのお豆腐…美味しいとは思いますが、京都のお豆腐のようなお上品な味です。僕はは宮田村の宮田豆腐店のような濃厚味がタイプですので、個人的な長野県豆腐ランキングで1位にはなりませんでした(笑)。ただし、ついでに買ったドーナツはとっても美味しい。おそらく、おからとかが入っていると思いますが、それを全く感じません。人気なのは豆腐を使ったスイーツかもね。

オイル交換は次週に持ち越し、フィーリングをチェックいたします。おそらくたいして変わらないと思いますが(笑)。これだけ冷え込んでいますから、山は紅葉のキレイな時期になるので、極寒を覚悟して見に行ってみようと考えております。今年は冷え込むのが早いような気もしますが(笑)。

その寒い中、10月の22日の週末は妻は出勤なので、富山方面にソロで行く計画を立てております。もちろん雨の予報が高かったら即中止です。この時期の雨は僕には無理です(笑)。それまでには、ウィンターパンツが欲しいですねー。

雪が舞う時期は乗らないから一年間の稼働が少ないので、あんまり高いのは…と思っているからいつもレインウェアのパンツになっている訳なんですが(笑)。

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湯村温泉・少しだけ京都の旅 2

旅館の前道路は乾き始めましたが、走り出して早々に濡れた路面となりました。BOLTは水跳ねがひどいので、そのままで乗ると下半身だけびっしょりになるので、レインウェアのズボンだけ着用いたします。

ルートは、ツーリングマップルおすすめのR482からR426で福知山へ出ます。この日は終始ポツポツ雨が落ちてきましたが、運良くレインウェアを着るほどではありませんでした。しかし、路面が濡れているとバイクでは丁寧に走るだけなので、少々面白みには欠けてしまいます(笑)。

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福知山からはR173で道の駅の京丹波 味夢の里へ向かおうと思いましたが、R9は路面が乾いていたので自然とR9を選んでしまいました(笑)。いくらツーリングマップルがおすすめの道でも、路面が濡れていたらあんまり意味がないので。

京都縦貫自動車道のS.Aでもある道の駅の京丹波 味夢の里に立ち寄りました。

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こちらでお土産を購入いたしました。まぁ時間的にも12:30ぐらいだったので、休憩にもちょうど良いです。最近出来た道の駅なんだと思いますが、すごーいキレイでお洒落な感じです。このお洒落な雰囲気に酔って日本酒やらお菓子などを、ついついたくさん買い物してしまいました。貧乏暮らしなのに(笑)。バイクですので当然ヤマトさんに運んでもらいます。

朝飯をたらふくいただいておりますからたいして腹も減っていないので、栗もちだけいただきました。

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京丹波のお菓子だから一味違う…と思いましたが、いたって普通の味でした(笑)。

ゆっくり休憩した後は、県道50号で日吉ダムの方へ走ります。路面は完全ドライになっています。ここにきてやっとアクセルを開ける事が出来ました(笑)。道の駅にはライダーも集まっておりました。京都周辺じゃツーリングスポットなんでしょうか。

R477に出たら京北方面へ向かいます。

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ところどころ細くなる、わりと酷道ちっくな道です。R477とR162が交わる交差点付近は街になっていたので休憩&ガソリンも補給して、さらにR477を大原方面に向かいます。

ここからのR477は桂川沿いを走ります。市街地を少し離れると景色は懐かしい日本の風景と言いますか、家屋を含めて時代が止まっておりますね。

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R477をそのまま走れば、日の宿の大原温泉に出るのですが、ツーリングマップルを見るかぎりだと、かなりの酷道が予想されます。バイクもBOLTで車高も低いし、おまけにタンデムだし、僕のバイクの運転ポリシーは「絶対に転ばない」ですから、迂回するべく県道361号に回わりました。地図を見る限りこちらの方が穏やかな感じだったので…でも、これが大きな間違いでした(笑)。バイクで走るには難易度が高い道でした。僕だけかもしれませんが。

一応舗装はされていますが、ぐずぐずの浮き砂利状態になっていて…まぁーこれはゆっくり走ってやりすごせばなんとかなりますが、ヘアピンコーナーの落差がものすごくて、かなりヤバいです。おそらく人生初の勾配と言っても過言でありません。いろは坂なんてかわいいレベルです。ちなみに、僕は過去にラリードライバーの経験もありますが、これはクロカン車で走るレベルだろうと思います。もちろん転ばないが信条ですので、落差が激しいところは妻に歩いてもらいました(笑)。念の為言っておくと、一般車ともすれ違いましたので、丁寧に走れば普通車でもなんとかなるみたいです。僕ならジムニー以外なら通りませんけどね。ですので、大原方面に向かうならR477のが良いと思います。通ってはおりませんが(笑)。

そのヤバい県道361号を下ると、貴船神社のところに出ます。

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貴船神社も知らない僕は「あれ?こんな山の中になぜかお洒落な人が…」と、不思議がっていると川床のお店がたくさん出て来ました。これなら僕もTVの旅番組で見た事があります。

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それにしても店の数が多いんですね。しかもこんな山の中とは知りませんでした。ここまで来れば大原までもうちょいです。

本日の宿はこちら

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大原山荘 さんです。大原の寂光院のすぐそばです。16:00には到着しました。ホームページを拝見する限りでは、お値段のわりにはステキな感じがしましたが、現実はやっぱりお値段に見合った旅館…民宿ですね。

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温泉は日帰りの人も入れるように別棟になっており、そこはリニューアルしているんだと思いますが小奇麗になっております。お湯は源泉かけ流しではありませんが、露天風呂の一部だけに源泉かけ流しの小さい浴槽を用意してあります。泉質は弱アルカリの単純泉ですが、お肌がスベスベになるお湯で、あまりメジャーな温泉地ではありませんがお湯はなかなかではないでしょうか。

お楽しみの夕食ですが

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こちらも少々残念な感じでした。一番安い自家製味噌鍋プランにしたってのもありますが…居酒屋の宴会に出てくる鍋とあんまり変わらないなぁ(笑)。これより高い近江しゃものすきやきプランとかもありましたが、たぶん期待出来ないと思いますよ。美味しい旅館は、何を食べても美味しいですから。また旅館の人は大学生のアルバイトだと思われ、これが一段と居酒屋の雰囲気を醸し出します(笑)。

翌朝は予報の通り日差しがありました。

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近くを散歩して、朝食をいただきます。

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ありがちの朝食です。やっぱりって感じです。宿泊は、お一人様8400円ととてもリーズナブルなお値段ですが、それなりだと思います。と言いますか、この日は大学生の何かの合宿で大学生がたくさん泊まっていたり、バックパッカーの外国人がいたり、そして各部屋も狭く隣の部屋の音も聞こえたり…簡易宿泊施設な感じです。中年夫婦が泊まる感じではないなぁ(笑)。

個人的には、こちらのホームページは参考程度にした方が良いと思います。大人な旅をしたいならお近くの大原の里さんの方が宜しいのではないでしょうか。外から見た感じだけで言っておりますが(笑)。

最終日の出発は9:00で、趣味のお豆腐の購入の為、R367で南禅寺へ向かいます。

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京都の神舎仏閣に来たのは中学生の修学旅行以来です(笑)。子供の頃は、歳を取ると時代劇や神舎仏閣や盆栽などに興味が出ると思っていましたが、これはいつ来るのでしょうか(笑)。大人になってもなぜかさほど興味がありません。

妻の後ろをぼんやり歩き、門前にあるお店で楽しみにしていたお豆腐を購入いたします。

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この日、帰宅してすぐ湯豆腐でいただきましたが美味しいです。絶品です。

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木綿豆腐ならしいのですが、一般的には絹豆腐な感じで、お上品な味ですが豆腐の味が濃い職人の技を感じます。ただ、お値段もスーパーの3倍くらいしますが。

南禅寺を堪能(笑)した後は、この旅での走りポイントの比叡山ドライブウェイに向かいます。

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せっかくなので、延暦寺も立寄りました。

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比叡山は大学を出て入社した会社の研修で訪れた事があります。朝の5時からランニングした苦い思い出ですが(笑)。ですが、延暦寺は人生初でした。研修はどこだったのでしょうか。お寺の経緯が絵で説明されておりますが、個人的には織田信長様が焼き払った事件…といいますか経緯もあるのであまり感心を持てません。それには全く触れていないんですね。それもおかしい…と思いませんか?(笑)。

朝は日差しがありましたが、比叡山ですでに怪しい雲行きになりました。おかしいな?と思いスマホで天気予報を改めて確認すると、名古屋方面が雨…えっ!(笑)。聞いてないよ。

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比叡山ドライブウェイは、整備も行き届いていて、ヘアピンも少なく、バイクにはもってこいの道だなぁと気持ち良く走りましたが、通行料金は1080円とお高いのですね。こんないい道なのにライダーが少ないなぁ…と思いましたがそりゃそうだよね。整備も行き届いていて当たり前です(笑)。伊豆スカも5000円くらいにしたら、今の問題も解決するんじゃないの。

琵琶湖大橋を渡り

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名神高速の栗東I.Cから乗って帰路につきます。12:00ちょっとすぎでした。関ケ原のあたりからポツポツとまたもや雨が…。養老のS.Aでレインウェア着用…またもや名古屋で完璧な雨天走行。中央道に入っても雨は止まず、さらには恵那トンネル付近では気温の低下のダブルパンチ…素晴らしい条件の中を走しる事が出来ました。神様に感謝です。駒ケ根付近からは雨は止んでおりましたが、気温は15℃ぐらいだったと思います。

会社をサボってツーリングした天罰なんでしょうか(笑)。それでも自宅には17:00には無事到着しました。

出発前からクルマで行こうか悩みましたが、今回はクルマのが良かったと思います。普通に考えれば。しかし、これだけ雨に降られたロングツーリングは逆に良い思い出になりますね。確かにバイクは雨に降られると悲惨なんですが、アドベンチャーな要素は確実に増します(笑)。クルマならワイパーを動かすだけなんですが、バイクはレインウェアを着たり、ルートを変えたり、ライディングに一層気を使ったり、この場面をどう乗り切るかがあり、これがバイク旅の楽しい要素でもある事に気づきました。今更ながらで恐縮ですが。

また、BOLTは気難しいバイクではなく、コントロール性に優れているし、足つきも良いので雨の中の走行も安心できます。ママチャリのようなライディングポジションの変更も、ロングツーリングにも効果ありで、1100㎞ほど走りましたが今までのような体の疲れは軽減されました。マフラーも、やっぱりロングツーリングするならこの程度の音量がベストです。高速の音疲れもありません。また、BOLTのエンジンの良いところを伸ばしてくれるマフラーですね。個人的はひじょうに気に入りました。

バイクに返り咲いた12年前くらいに、雨の中スカイウェイブで新潟にツーリングに出掛け、経験不足からずぶ濡れになり、辛い経験をした事があり、それ以来極端に雨の走行を控えてきましたが、12年の歳月は無駄ではありませんでした(笑)。雨の中のバイクの走行にはコツがあり、ポイントを押さえればそれなりに楽しい…かもしれません。

そして大きなポイント一つを教えます。ワークマンのレインウェアはやめましょう(笑)。

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