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PRUNUSマフラー インプレッション

発注していたPRUNUSのマフラーがやっと届きました。

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早速、取り付けてみたいと思います。

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スリップオンなのでマフラーの交換は誰でも出来る簡単な作業ですが、今回はついでにエンジンガードも外しました。マフラーがスポーティーな感じだから、大げさなガードは似合わないなぁ…と思いまして。

このマフラーはノーマルに付いているヒートガードを流用するらしく、それを外そうとしましたが…なぜか全く外れません(笑)。色々チャレンジしましたが結果として無理でした。仕方がないのでプロに外してもらいます。簡単に外れないなら注意書きに書けよ…っていうか、ノーマルの流用ではなくマフラーに付けておけよ。ただでさえ高いんだから(怒)。エンジンガードの方は、ステップのブラケットに挟み込んでいるから、サイドスタンドを使用しながらは外せません。またもやオイル交換の時同様に妻の出番です(笑)。結婚していて良かったです。それにしても、このブラケットのボルトは長すぎだろ。六角レンチしかないからすごーく時間がかかりました。おっさんには腰に来る作業です。久々に年齢を感じてしまいました。若い頃はラリー車のサス交換でさえちょろかったのに。人生の終わりが近づいているのを実感しました。

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どうですか。Cスペック用に出されておりますが、自画自賛で恐縮ですが普通のBOLTにも似合っていると思います。以前よりスポーティーな感じが漂います。カスタムされていたBOLTだから購入したにもかかわらず、結局は当時の面影はハンドルポストとリアのフェンダーレスぐらいしか残っておりません(笑)。だったら新車のBOLTでも良かったんじゃ…振り返ってみれば全くその通りだと思います。しかもRタイプにすれば良かったかも。

エンジンガードの取り外しで予定より時間を費やしましたが、なんとか10:00には出発をして、エコーラインとR152の大門街道を駆け上がり、上田方面へ走ります。

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今の時期の信州は蕎麦の花がキレイです。臭いのが難点ですが。さて、替えたPRUNUSマフラーですが、サクッと乗った感じはノーマルマフラーの音量が単に大きくなっただけ…ですね。グラフでは多少パワーアップしているはずですが、残念ながら体感では僕には全くわかりません(笑)。ただ、感心したのは70㎞/hを超えると自分では全くマフラーの音が聞こえないんですよ…あっ!だと思います(笑)。一般道では60㎞/h以上で走れるはずがありませんから。

VANCE管は高回転域だとかなり耳障りな音がしますので、高速道路でのロングランは音で疲れてしまいます。音質はツインエンジンの集合管みたいな感じです。迫力ある音ではありませんが、車検対応品だからこんなものじゃないでしょうか。

大門街道でマフラーを満喫し、ランチは上田市のこちらでいただきました。

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丸木屋 さんです。オーダーはこちら

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ラーメン大盛り780円とチャーシュー麺930円です。丸木屋さんはリピートで、自家製麺を使っていたり、環境にやさしい洗剤を使っていたりする意識高い系のラーメン屋さんです(笑)。きっとこだわりがあるオーナーなんだと思います。そのお味は、中華そばらしい定番な味なんですが、くどくなく、それでいてあっさりしすぎない絶妙の塩梅で美味しいと思います。ですが、やっぱり初回ほどの感動はありませんでした。どうも同じのを2回食べると、初回は驚きに任せ勢いで食べてしまいますが、2度目はじっくり味わうのであら探ししてしまうのでしょうね。今回はスープが日本そばの味に似ているような気が…(笑)。☆3.5です。この辺じゃ美味しいですが、首都圏じゃもう一ひねりないと厳しいと思います。

お腹も満たしたところで、R144からR406で菅平へ上がります。R406は登坂車線のついたスピードののる道なので、BOLTを高回転までブチ回してみました。このマフラーはスポーツマフラーらしく、高回転域はパワーが出ているような気が…気がします。でも、その差は微妙でプラシーボ効果な気もしますが(笑)。だいたいマフラーでパワーが上がるのは、せいぜい数馬力でしょうから。

R406をマフラーチェックの為だけに菅平に来ましたので、せっかくですから菅平牧場で高原ソフトをいただく事にしました。

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入場料が必要だとは思いませんでした。ソフトクリームを食べに来ただけなのに。お一人様200円必要です。どうやら登山への起点になっているからみたいですね。売店でソフトクリームをいただきましたが

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高原のソフトクリームと書いてありましたが、レディーボーデンの味がします(笑)。偶然でしょうか。僕と同じ目的で行くなら止めた方が宜しいかと思います。

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菅平を行きと同じ道で下り、R144を左折してすぐにある渋沢温泉に浸かる事にします。

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ご利用はお一人様500円とリーズナブルな設定です。

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源泉かけ流しのお湯の泉質は、アルカリ性低張性高温泉ならしいです。個人的には鉄分濃厚系な感じで、露店風呂には油が浮いております。見た感じ「汚ねぇな」と僕も思いましたが、どうやらそういうお湯みたいです。少し木曽の温泉に似ているから肌には効果ありではないでしょうか。ただ…露天風呂はそうでもないですが内湯は熱いです。寒くなってからのがいいかもしれません。建物はリニューアルしておりますが、一般的な日帰り施設よりは小ぢんまりしているし、清潔感も今一歩だから、泉質重視なマニア向けだと思います。

こちらを16:00ちかくに出発し、僕の定番の県道4号から県道40号を使って白樺湖へ出ます。途中でガソリンも入れましたが、燃費が元通りになっておりました。ノーマルマフラーの時は静かだったからなのか、僕がアクセルを回しすぎていたみたいですね(笑)。ごめんよ、VANCE管。今回のPRUNUSのマフラーは純正マフラーと同じメーカーなんだから、燃調があっていないはずありませんから。

夕方の県道40号の登りは交通量が少ないからブイブイ行きましたが、やっぱりノーマルとほとんど変わらないなぁ(笑)。という事で結論は、スタイル、またはスクーターみたいな音が気に入らない人にはマフラー交換はおすすめだと思いますが、性能のアップを期待して取り付けするなら効果はない…とは言いませんが、少なくても10万円の価値はない…これは断言出来ると思います。だって車体の1/10に値しますから。全般的にアフターパーツはこんなものだと思います。過度に期待するのはやめましょう(笑)。

でも、いいんです。ノーマルのマフラーのデザインはどうしても好きになれませんでしたから。今回で見た目がスポーティになったし、ハンドル交換によりママチャリポジションになって乗り易くなったし…自画自賛で申し訳ありませんが、これをノーマルで販売しても良いんじゃないか…と思うくらい、個人的にはいい感じになりました。贅沢を言うなら、もう少し車高が上がって、オーリンズのような乗り心地で、クロスな6速で…それならネイキッドでも乗れよって話ですよね(笑)。

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また、BOLTのエンジンにはこういうマフラーのが合っていると思います。Vツインのエンジンというとハーレーが代表的で、荒々しい鼓動感が売り(単に構造が古い)となっていますが、それに対しBOLTのエンジンフィーリングは、並列ツインと変わらないぐらいスムースで、日本メーカーらしい精密な機械な感じだからです。ハーレーは万能性を切り捨てて伝統的な流れを意識しているんだと思います。

気負わないライディングポジション、適度なパワー、メンテナンスフリーのベルトドライブ、15000㎞まで持ちそうなバイアスタイヤ、取り扱いが楽な小柄な車体…こういうバイクって、ありそうでないと思います。海外メーカーならありますけど、そこは品質に問題が…(笑)。日本の交通事情や旅の道具としての要素、さらにはランニングコストなども考えれば、これ以上のパワーや、ハイパフォーマンスなブレーキやパーツ類は、大幅な交通違反でもしない限り効果を発揮出来ない…って言いますか僕は必要を感じません。

帰宅は18:30すぎで、帰る前に大門街道沿いにあるお豆腐屋さんに寄りました。最近、ツーリング先で地元の豆腐を購入するのを小さい趣味にしております。駒ケ根の宮田豆腐店なんて絶品のお豆腐です。こちらのお店は、ツーリングライダーなら一度は見たことがあるのではないでしょうか。美味しいしこだわって作っているんでしょうけど、お値段が観光地価格になっております(笑)。

まぁーいいか…これで。BOLTを購入する時はこんな感じでしたが、今となっては自分で手を加えたからもあるのか、けっこうお気に入りになりました(笑)。自分のバイクライフ的にちょうどいいんでしょうね。こりゃー今回は車検に出すかもね。おぉ!!と思うバイクが販売されれば別ですが(笑)。

ちなみに、ノーマルマフラーから外すヒートガードはどうしたかと言いますと、またもや甲府のレイトさんへ持ち込み、取り外しをチャレンジしてもらいました…が、片方は専門家でも外れませんでした。もちろん、ネジの頭を飛ばしてヒートガードは外してもらいましたが。外れなかった理由は、メーカーの組み付け作業時に、ネジが斜めになっていたにもかかわらず、強引に電動工具でトルクをかけて締めた…可能性が高いです。サクラ工業さん、検査してんのかよ(怒)。という事で、日本の大手メーカーでもまだこういう事もあるみたいです。

なので、PRUNUSマフラーは総合評価☆4つとさせていただきます(笑)。

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コメント

我が家のバイクは全てノーマルマフラーです
ドゥービルなどエンジンも煩いと感じるので
もっと静かにならんか、と思う位ですね

私もブログらしき事をやろうとしましたが
文字を打つのに物凄く時間がかかります
と言うか書き直しばかりになり先に進みません
ブログやってる人達って
「凄いな~」

投稿: たま | 2016年9月24日 (土) 14時01分

たまさん お久しぶりです。

僕も基本はノーマル派です。理由は記事でも書いていますが、けっこうな値段なのに性能的にはあんまり効果がないからです。バイクに求めるものが変化してきたら、乗り換えた方が良いと考えております。

BOLTのノーマルのデザインは僕には野暮ったい感じに受け取れ、よく比較されるスポーツスターと比べても、そこはスポーツスターに軍配があがるのではないでしょうか。スタンダードな車種でもまとまりの良さを感じます。
なので、今回は思い切って交換しました(笑)。まぁ個人の主観なんですが。

ドゥービルは、ホンダ製ですが基準が国内向けではないから、排気音も大きく、鼓動感も大きめに感じました。DUCATIのST4も同じ感じがします。国内仕様車に慣れていると少々うるさいかもしれませんね。僕は、あのくらいがちょうど良いなぁと思っていて、あれで車検が通るなら国内仕様車もそうすればいいのに…と思います(笑)。

投稿: 友蔵 | 2016年9月25日 (日) 06時31分

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