« 濁河温泉 朝日荘 | トップページ | 下北半島の旅 1 »

白馬八方温泉 ホテル対岳館

10年ほど八ヶ岳で暮らしております。一年間のほとんどが暑いと感じる温度にはなりませんが、夏のこの一週間だけは暑いのです…まぁー言うほど暑くもありませんが。28~30℃ぐらいなので。

都会の方々はよほどの強者でもない限り、今の時期は「暑くてバイクなんて乗ってられねぇーよ」になると思いますが、僕にとっては一年間でメッシュウェアが役に立つ一週間ですから(ほとんどはメッシュウェアの下に何か着ています)張り切って行ってまいりました。と言いながら、暑いので行くのは信州限定ですけどね(笑)。

8:30に出発し、今回は戸隠へ蕎麦をいただきに走ります。ルートは諏訪市街までは、裏道を駆使して混雑を避け、R20は塩尻峠だけ使い、松本市街に入ります。

Dsc00152

それにしても白バイがたくさん待機していましたね。そしてこの日の交通量は異常です。裏道を使わなかったら松本まで2時間ぐらいかかるんじゃないでしょうか。ここは長野県ですよ。政府やメディアなどは、ECOカーを称賛するくらいなら公共機関の利用を訴えろよ…と本気で思いました。おまけに諏訪や岡谷でさえ、9:00すぎですでに28℃…地球は大丈夫なのでしょうか(笑)。

松本市街も裏道を使いR19に出て豊科の混雑を避け、県道306号(北アルプスパノラマロード)で大町へ向かいます。

Dsc00160

Dsc00162

大町からは県道31号を走ります。地図上ではあまり面白そうな道ではございませんが、僕が信州ツーリングの中でもお勧めな快走路の一つです。高低差がきつくなく、コーナーも中高速が多く、めんどくさいヘアピンも少ないからです。大型バイク向きの道ですね。しかし、本日は獲物を狙う白いバイクをたくさん見かけたので控えめな速度にしましたが、それでも充分気持ちが良いです。

Dsc00164

県道36号に入り戸隠方面へ向かいます。

Dsc00169

県道36号は山村を通り抜ける生活道路ですので、道も細く荒れているので、気をつけて走りましょう。軽トラがいつ飛び出してきても対処出来るのが前提です。これが無事故の秘訣です。

Dsc00176

Dsc00177

Dsc00178

そして、こういう道もBOLTには不向き…だなぁ(笑)。一応舗装にはなっていますが荒れていますので、お尻にきます。道が細い上に細かいターンも多い為、バンク角が足りないから小回りが効かずかなり気を使います。こういうところもデュアルパーパス向きなのかもね。

Dsc00181

いったんR406に出て、さらに県道36号を突き進み

Dsc00185

戸隠の神社を通り抜けた先が本日のランチのお店です。

Dsc00187

交通量が多いのと、スピード控えめだったからなのか、予想以上に時間がかかり12:30に到着しました。お店はこちら

Dsc00188

そばの実 さんです。残念ながら、すげー混んでおりました。土曜日の12:30に戸隠ですよ。都会の皆さん何時に出てるの?(笑)。その頑張りは、違うところに活かした方が良いと思います。本日は暑いから、たとえ並んででも蕎麦の気分なので気長に待つ事にしました。それでも人気のうずら家さんより全然マシです。

オーダーはこちら

Dsc00193

天ざる 1700円と、大ざる 1100円です。そばの実 さんは遠い昔、新蕎麦の時期にいただいた事があります。その時は天ぷらがカリカリで、蕎麦も絶品でしたのでリピートさせていただきましたが、あれから数年経ちいろんな蕎麦を食したからなのか、なぜかあの感動はありませんでした。念のため言っておきますが、とても美味しいのは間違えないですよ。初回の感動がないだけだと思います。ただ…この日が忙しかったからなのか、天ぷらは明らかに味が落ちた気がします。☆4つですか。戸隠蕎麦はメジャーではございますが、今食べてみると僕は長野県内ならあんまり変わらないような気がします。今回は特に天ぷらが残念でした。

県道86号でR406まで戻り

Dsc00200

白馬方面へ向かいます。R406の白馬までの道のりは、冬には積雪があるため舗装のいたみもひどく、道もつづら折れのスピードの乗らない低速でRのきついコーナーが続くので、ここもBOLTには苦手な道ですね。ゆっくり流すなら問題ありませんが。

14:30には白馬に着きましたが…暑い。体感温度ですが30℃以上は楽にあると思います。おそらく都会の皆さんは、白馬は涼しいだろうと足を延ばしたと思われ、観光客で賑わっておりましたが残念ですね。おそらく八ヶ岳のが標高が高いから涼しいと思います。

Dsc00202

共同湯の郷の湯の目の前にある、ホテル対岳館さんで温泉に入ります。

Dsc00208

山小屋風のホテルでステキにリニューアルされておりますが、歴史のあるホテルらしくスキーの歴史を垣間見れる写真が展示してあります。

Dsc00205

このステキなホテルの日帰り入浴の料金は、驚きのお一人様500円という太っ腹です。源泉かけ流しのお湯の泉質も、無色透明で無味無臭ではございますが、ものすごくすべすべ感のある美人の湯でございます。ph値が高いのでしょう。

Dsc00206

内湯は白馬八方温泉を引いているのですが、露天風呂は源泉が違うらしく2つの源泉が楽しめます。妻は違いについてほざいておりましたが、僕にはその違いはわかりません(笑)。一般人にはわからないから、違いの差は微妙です。ホテルもキレイだし、泉質も抜群なのでおすすめですが、夏はやめた方がいいかもしれません。湯温も40℃以上あるし、温まる泉質らしく汗がなかなか引きません(笑)。先週の濁河温泉くらい涼しければ気持ち良いのかもしれませんが…。

Dsc00214

16:00に出発し、R148を大町方面へ向かいます。

Dsc00217

僕の通常のルートは、木崎湖の先で右に折れ、安曇野アートラインを通過し、サラダ街道で塩尻に出るのですが、渋滞している訳ではありませんが、いつもの交通の流れよりはるかに遅く、無駄に時間を使ってしまうので、安曇野までは我慢しましたが諦めて安曇野I.Cから長野自動車道にで帰りました。それにしても観光客が多いです。ポケモンGOの影響でしょうか。僕は少しの興味も湧きませんが(笑)。自宅の到着は18時過ぎです。

先週の濁河温泉のルート、今回の白馬ルートはBOLTの今一歩感が目立ってしまいます。バンク角、サスペンションストロークの問題は置いておいたとしても、BOLTは中低速域の加速が足りないから盛り上がりに欠けてしまうのではないかと思います。883のがコーナーワークに楽しさがあります。

ひょっとして、僕のBOLTに付いているVANCE & HINESのマフラーがうるさいだけでなく、パワーダウンの原因ではないのか?…この疑惑が浮上してきました。9000㎞も走行していますから今さらなんですが。

僕は以前の記事でも申した通り、アフターパーツで激的に変化するとは考えておりません。通販のダイエット器具のCMくらい胡散臭いと思っております。なので、今までもこのVANCE管が要因ではないかと考えた時もありましたが、大した差はないだろうとデザインを優先してきました。と言うのは、マフラーを取り替えたのは4輪も含め過去に数台ありましたが、体感出来るほどの差を感じた事はないからです。

しかし、VANCE管の抜けすぎによるアフターファイヤの多さを考えると(今までこういうのはありません)、中低速を犠牲にし高回転域を重視した設定になりすぎているとも考えられます。そもそもBOLTで高回転重視って…あんまり意味ないじゃん(笑)。しかも、このマフラーで高回転域はやかましくて乗ってられません。ついでに伸びの良さも感じられないなぁ。

という事で、検証の為いったんノーマルに戻してみます。ノーマルはデザインが嫌いなので、ノーマルに戻すつもりはありません。僕は音質なんてどうでも良く、デザイン重視ですので。

お盆休みは旅に出ますので、帰ってきたらサクッと交換作業しますので、次のツーリングが楽しみです…が、これで変化なしだったら、BOLTの継続は微妙だなぁ。

|

« 濁河温泉 朝日荘 | トップページ | 下北半島の旅 1 »

コメント

精力的にバイク活動されてますね
夏は命の危機を感じるようになったので
早朝と通勤位で、遠出は専ら車ですよ
デュアルパーパス車は興味あります
トレーサー700とかVFR800Xとか
乗ってみたいんですがね~
たぶん足が届かないんですよ!

投稿: たま | 2016年8月12日 (金) 20時56分

首都圏と違って、長野のライダーなら今が旬じゃないでしょうか(笑)。

自分が走るコースは市街地より、温泉が目的だったりするから山道が多いので、よく考えればデュアルパーパスが向いているんですよね。
走りや乗り心地が期待出来るんだろうけど…それだけなような気がするんですよ。
そして、その走りは日本の道路が裏切ってくれるし。

足つきですがドゥービルはかなり悪い方ですから、それが乗れればたいていのはいけます。KTMの試乗をした時はビビりましたが、それでもなんとかなると自分ではおもいましたから。妻は止められましたが(笑)。BMW様のGSさえ見ている限り、自分と変わらない体格の方が乗っていますし。

たまさん、ぼちぼち考えどきじゃないですか(笑)

投稿: 友蔵 | 2016年8月16日 (火) 06時44分

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 白馬八方温泉 ホテル対岳館:

« 濁河温泉 朝日荘 | トップページ | 下北半島の旅 1 »