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2016年8月

BOLT ノーマルマフラーインプレッション

タイトルの通り、購入時から取付られていたVANCE&HINESのマフラーをノーマルマフラーに替えました。理由は、VANCE管が中低速域をダメにしているかの検証する為です。まぁーノーマルマフラーも一度は試してみたい…ってのもありました。

下北半島から帰って来た翌日(笑)の16日に、早速週末のテスト走行に向けて交換しました。交換の手順は、VANCE&HINESの動画にマフラー交換作業がアップされているので、それを逆にしただけです(笑)。簡単な作業だから誰でも出来ます。ただし、一般ピープルは持っていない可能性が高い22㎜のスパナが必要です。モンキーレンチでも良いと思いますが。

取付後はこちら

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ダサい…なぁ(笑)。以前がこれですから。

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でも、いいんです。大事なのは性能がどうなのかですから。という事で、土曜日は残念な事にアホ会社が出勤日で、さすがの私も少しだけ周りの方々に気をつかって出勤し、日曜日の21日の天気予報は微妙ではありましたが、我慢できずに走りに出ました。ちなみに、マフラー交換作業時のついでに、リアのブレーキパットの残量を確認したところ、まだ半分ぐらい残っておりました。10000㎞を超えているのにタイヤもまだ残っているし、BOLTはお財布に優しい…っていいますか、他のバイクもこのくらいのライフサイクルにして欲しいです。公道じゃ大してスピード出せないのにタイヤなんて9000㎞持たないでしょ。おかしいよ(笑)。

今回の試走ルートは、出来るだけ色んなシュチエーション走ろうと練りに練ったコースです。8:30に出発で、僕の居酒屋でとりあえずビール的のような大門峠から県道40号で東御市へ向かいます。

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初めてノーマルマフラーで乗りましたが…BOLTわりと速いなぁ(笑)。予想以上でした。マフラーでこんなにも変わるのか…長年クルマやバイクを趣味にしてきましたが知らなかったなぁ(笑)。今までが日本の有名メーカーのマフラーしか購入していないからでしょうか。エンジンの吹け上がりが段違いに良くなりました。

ノーマルマフラーにして感じましたが、よくBOLTのインプレに「鼓動感ある」と書かれたものがありますが、スポーツスターの883と比べるなら鼓動感なんて全くありませんよ。これで鼓動感が…というならドゥービルのがあるんじゃないでしょうか。DUCATIなんてどうインプレするんでしょうか。ハーレーとはエンジンの質が違います。ノーマルのBOLTはエンジンの軽い吹け上がりを武器に加速しますが、対するハーレーは、ゆっくりエンジンが回り大げさに言うなら一発のピストン運動ごと加速する感じがいたします。

この軽く吹け上がるのは国産メーカーらしいエンジンで、ノーマルマフラーはこれに貢献していると思います。ただし、排気音はスクーターの域ですが(笑)。個人的な見解ですが、VANCE&HINESのマフラーはそれを無理矢理ハーレー似の音質にしているような気がします。燃調もあってないのか、ノーマルと比べると吹け上がりがかなり鈍いです。こういうのもハーレー似な気がします。だから、特に低速から中速域にパンチが全くない感じになるのではないでしょうか。

県道40号で足慣らしをした後は、東御からは県道4号に入り、県道35号で松代町でランチをいただきます。

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県道4号はハイスピードなコーナーが多く、県道35号は松代に下る時にヘアピンコーナーが連発します。

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何度も走ったスポーツランド信州の前を通過します。今でもやっているのかな。

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エンジンフィーリングはドゥービルに近いなぁ。ST-4まで軽くは回りませんが、クルーザーにありがちな重さはありませんね。いままでは重いと感じていましたが。だからネイキッドとクルーザーの中間なのか。いまさらで申し訳ありません。3000rpmぐらいのトルクが太いから、ドゥービルの低速が太くなった感じでこれは扱いやすいです。同じバイクなのに、なんだか下りでさえ速いような気がします。

松代町には11:00に着いてしまいました(笑)。張り切りすぎましたか。それにしても松代町は暑いです。30℃はあると思います。我が家を出発する時は20℃切っていたから、メッシュウェアは止めたのですが失敗でした。スーパーの日陰で時間をつぶして、ランチはこちらのお店でいただきました。

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こむぎ亭 さんです。オーダーはこちら

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天ぷらざるうどん 1250円と

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Wぎょうざ定食 990円です。不自然な組み合わせですが、中華が専門でないのに店内に餃子の案内が多かったので餃子にしてみました。お味の方は、うどんはコシがあり、天ぷらもカリッと揚がっており美味しいです。餃子の方も厚い皮に具がぎっしり入り、味付けも絶妙で美味しいと思います。他のお客さんも、ほとんどぎょうざ定食なのもうなずけます。☆3.5ですね。美味しいですが、お店の外観からならうどんとか蕎麦で、売りが餃子…コンセプトが(笑)。個人的にはうどんがおすすめです。

午後のコースは、R403を須坂方面へ向かい、県道34号で菅平に出ます。

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この県道34号は、菅平に近づくにつれてBOLTが苦手とする舗装林道になります。

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ここは大きく差が出ました。VANCE&HINESのマフラーは明らかに低回転域でトルクが出ていません。平地ではうっすらとしかわかりませんが、急勾配のヘアピンの登りでは大きな差が出ました。この手のコーナーの場合、VANCE&HINESのマフラーは1速まで落としておりましたが、ノーマルマフラーは楽々2速から吹け上がります。そして、回転で加速するからコーナーからコーナーまでの間でスピードが乗り、メリハリのある走りになります。ハーレーより速いし(883です)、大型バイクらしい走りです。

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菅平からは、R406を下ってR144で鹿沢温泉へ向かいます。

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R144も登坂車線のある道でストレスのない快走路です。高回転域までブチ回しましたが、音も静かなので高回転域も気持ち良く走れます。そしてVANCE&HINESのマフラーよりパワーが出ているのではないでしょうか。ノーマル恐るべし。この加速感なら、883なら相手ではありません。

せっかくなので温泉にも立寄りました。空模様が若干心配な感じでしたが。

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新鹿沢温泉の鹿鳴館さんです。ご利用はお一人様600円となっております。

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泉質は、マグネシウム・ナトリウム・炭素水素・塩温泉で、うっすらと濁りのあるいいお湯です。4km先の鹿沢温泉から引き湯しているらしいのですが、鹿沢温泉が薄まった感じがしますね。奥の小さい湯舟が源泉かけ流しで、他は循環しているみたいですが、塩素臭は感じません。泉質重視なら4km先の鹿沢温泉のが濃厚な感じでおすすめです。ただし、シャワーとかボディソープとか、それなりのアメニティーを期待するならこちらがおすすめです。

ここからは、湯ノ丸高原を抜けて上信越自動車道の東部湯の丸I.Cから高速へ入ります。

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湯ノ丸高原までは登りがつづき、湯ノ丸を境に標高2000mから一気に700mぐらいまで下ります。登りでは、何度走ってもパワーが出ています。いい感じです。そして下りますが、VANCE&HINESのマフラーはアクセルOFFでエンジンブレーキがかかると、パンパンとアフターファイヤーがうるさく、あれ?燃調があっていないから出ているのかな?と思っておりましたが、これ…ノーマルでも静かにパンパン鳴ってます(笑)。これはどうやらBOLTの特性ですね。ノーマルで出るんだから、気にしている方は悩む必要なしです。しかも、湯ノ丸の下りぐらい激しくないとわかりませんから。

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最後が高速道路のチェックです。東部湯の丸I.Cから中部横断自動車道の佐久南I.Cまで走りました。VANCE&HINESのマフラーは、100㎞/h以上で耳障りな音が出ますが、それがないので気がつくとそれなりの速度で走ってしまいます。制限速度を頑なに守っている方には関係ないと思いますが。

高速を使ったので、自宅には17:30といつもより早く無事到着いたしました。

いいことづくめのノーマルマフラーでしたが、VANCE&HINESのマフラーは、おそらくハーレーに近づけるのが狙いなのではないかと個人的には思います。だから、スポーツスターの代役でBOLTなら、それはそれでVANCE&HINESのマフラーも有りだと思います。事実、ファッション的な要素だけなら僕もVANCE&HINESのマフラーだと思いますし、だからこそBOLTを購入しましたから。市街地だけならVANCE管も有り…かもね。

ただ、こうしてノーマルのBOLTにツーリング主体で乗ると、BOLTはハーレーとはコンセプトが違う別物のバイクだと僕は思います。確かに似ておりますが、その味付けは豚骨ラーメンと鶏ガラの塩ラーメンぐらい違うと思います。BOLTは、やはり走行性能が高いジャメリカンです。これを活かすならVANCE&HINESのマフラーはないですね。

こういうバイクなら、いままで以上に不思議に感じてしまうのは、なぜあの車高なんだろうか?。あと50㎜高かったら、もっと幅広い楽しみ方があるのではないでしょうか。という事で、前の記事で総論を書きましたが、一部訂正させていただきます(笑)。

じゃー 今後はノーマルにするのか?についてですが、あんまりにもノーマルが良かったから、そうしようとも考えましたが、デザインがなぁ…で、いろいろアフターパーツのマフラーを見ましたが、デザインがノーマルの延長線上に感じるものが多い中、一つだけ個人的に気に入ったのがありました。

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Cスペック  PRUNUS スリップオンマフラーです。サクラ工業製ですので、純正と同じ製造メーカーです。サイドバックと併用が出来ないみたいですが、僕のBOLTにも装着出来ます。僕は元々サイドバックを付けないから問題ありません。お値段は108000円と少々お高めなんですが、ノーマルの偉大さを知ってしまったので、サクラ工業製は一味違うと勝手に思います。それに大手製造メーカーだから品質も期待出来ます。メーカー認定のアフターパーツじゃ音質が…という方もいるかと思いますが、僕はデザイン重視です。今のスクーターみたいな音質でも気になりません。

ところが、発注したら我が家への到着予定日は9月20日…ガーン!(涙)。在庫作っておけよ。大手メーカーだから在庫は悪なんだろうなぁ。

という事で、しばらくはノーマルのマフラーで乗ります。ちなみにVANCE&HINESのマフラーはもう処分してしまいました。

BOLTのマフラーでお悩みの方がいらっしゃるならご参考に…なるかな(笑)。

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下北半島の旅 2

高級旅館を後にして、この旅行のメインである下北半島へ向かいます。朝飯があまりにも美味しく食べ過ぎまして、ましてや普段はほとんど朝飯なんて食べないから12:00に大間のマグロは消化が間に合いません。なので、先に恐山に向かいます。

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日本もここまで来ると残っている自然のスケールが違いますね。おそらくこれが日本の原風景なんでしょうね。自分のブログのタイトルを「田舎暮らし」にしていますが、ここらへんの皆さんと比べたら田舎とは呼べません(笑)。

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R279からむつ市街を抜けて県道4号に入ります。

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恐山の手前に三途の川がありました(笑)。死ぬ前に見てしまいました。

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早くに自分の家族が旅立ってしまった妻は、今回の旅ではこの恐山に大きな期待をしておりました。えっ なんの期待?…バカバカしい事に何か感じるものがあるかもしれない…だとか(笑)。

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恐山のお寺の中はペット禁止の為、僕とティニーはなんの興味もないので外でぼんやり待ちました。個人的な見解ですが、死後の世界ってのは人類が勝手に作り上げたものでしかないと考えております。普通に考えて、同じ生物なのに霊長類だけ特別なわけありませんから。死後の世界があるとしたのは、昔の人々は現代人と違い教育なんてなかったから、生きている間を正しく生きないと死んでから苦労する…というか地獄に落ちるという恐怖心を煽り規律を守らせただけではないかと思います。現代社会でそれを信じるのは…少なくとも僕にはありません。だって神様の存在も、ガリレオ・ガリレイとダーウィンとニュートン、最後に統計学が全てを解決してしまいましたから。

ちなみに結果ですが、案の定感じるもの何もなかった模様です。個人的にはごくごく当たり前の結果ですが。

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という事で、今度は僕の番です(笑)。今回の旅の大きな目的地である大間埼へ向かいます。死後の世界よりマグロです。

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R279で向かいます。遠い昔に行った北海道も思わせます。

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人生初の大間埼は、男の漁場といいますか北島 三郎の歌が似合うところと勝手に想像していたのですが、普通の観光地で拍子抜けしました。

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しかも、食べログに見たお店には長い行列が…もう14:00回っているのに(笑)。並ぶにしても日陰も見つからないので、フェリーターミナルの方へ移動しこちらのお店で大間のマグロをいただきました。

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長栄丸 さんです。大間埼のお店ではあんなに混んでいるのに、こちらは誰も入っておりませんでした(笑)。やっちゃった感があります。でも、いいんです。日陰がありますから。オーダーはこちら

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大間丼 2484円と

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平目づけ丼 1184円です。大間丼二つは贅沢なので節約しました。お味の方ですが、激ウマ…って言うほどではありませんなぁ。2484円もしたのに(笑)。有名なマグロは美味しいけど言うほどじゃない…と個人的には感じます。そもそもマグロでそんなに差が出るんでしょうか。それに引き換えウニとイカは新鮮な感じで美味しいです。おまけに平目が意外にも美味しい。☆3つ。これは完全に記念品と同じですね。ここまで来たという記念に食べてください。本当に美味しい大間のマグロは、銀座の高級寿司屋で食べた方が美味しいと思います。

R338で半島をグルッと回ろうと考えていましたが、時間がないので途中から県道46号でショートカットしてむつ市に向かいます。

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本日の宿泊は、道の駅みさわを予定しておりますので、最短コースの行きと同じR279を走りますが、意外にも交通量が多いので、途中からR388で原発で有名な六ケ所村を走りました。

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さすが原発以外何もないから交通量が少なくスピードが乗ります。信号もほとんどないですし。それにしても三沢市の周辺は雄大な景色です。

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テキサスかと思いました。行った事はありませんが。結構飛ばしましたが、三沢市には17:00を回ってしまいました。青森は広いです。今日はランチが2食分のお値段だったので、夕飯は割愛(笑)しますので、とりあえず温泉へ向かいます。

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三沢市民の森 温泉浴場です。到着は17:30すぎです。久々の日帰り施設ですが、ここはすごいです。

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なにがすごいかと言いますと、まずご利用がお一人様三沢市外の方で160円…三沢市民なら110円です。北杜市は見習って欲しいです(笑)。しかも160円なのに源泉かけ流しです。泉質は、単純温泉、低張性、アルカリ性高温泉 ですが、薄く緑色がかかってモール泉に感じられ、お肌ツルツルな感じです。おまけに、ガラス越しに湖が見え景色も日本とは思えません。ただし、石鹸やシャンプーなどはありませんし、地元の方々がほとんどだからアウェー感もありますので初級者向けではありません(笑)。ちなみに湯温も高めで露天もないから、長湯するって感じではありません。

三沢市は、米軍基地があるからなのか異国情緒が漂います。温泉施設にも英文で注意事項が書かれておりますし(笑)。温泉を上がった後、地元スーパーに買い出しに行きましたが、そこまでの道は基地をフェンス越しになぞるように走るので、妻はアメリカに居た経験もあるからか懐かしいと言っておりました。僕は乗っているクルマがランクルって事もあり、映画の中にいる感じがしました。今回の旅では、三沢周辺には車中泊以外は何も期待していなかったので嬉しいサプライズでした。

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この日の車中泊は寒かったなぁ(笑)…8月中旬なのに夜間は楽々20℃を切っていたと思います。我が家周辺以上じゃないかな。網戸なんて必要ありなせん。この温度じゃ蚊もいないんじゃないの。

アップルジュースを飲んで

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早々に出発します。この旅目的の一つである酸ヶ湯に再度チャレンジする為です。いくらなんでも朝なら激混みはないだろう…という事で。

早朝を走る青森は素晴らしいです。

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景色はまるでフランスです。

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道の駅みさわから2時間弱、7:20ぐらいに酸ヶ湯に到着です。駐車場は混雑していますが、朝早いのでお風呂はそうでもなさそうです。

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8:00からは女性専用となるので先行して僕が入って、8:00から妻が入る事にしました。

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温泉好きの間じゃ超メジャーな酸ヶ湯ですが、泉質はほとんど草津と同じ感じがしますね。酸性硫黄泉です。まぁー草津より温くて入りやすいですが。7:00から入れるのは千人風呂で、ご利用はお一人様600円。石鹸とかシャンプーはありませんし、人の出入りも多いからお世辞にも清潔とは言えないので、こちらも初心者にはハードルが高いと思います。

お盆休みだから仕方ありませんが、宿泊も混み合っているし、宿の雰囲気からいって食事は期待できないと思うから、僕は日帰りの利用のがお勧めですね。また、こういうところには必ずBMWとハーレーの中高年ライダーがやたら多いのは何故なんでしょうか(笑)。

この酸ヶ湯で旅の目的は達成しましたから、本日は宿の遠刈田温泉に向かだけです。まだ朝の9:00ですが。

とりあえず八戸方面へ向かい、岩手の久慈に出てランチでも食べる事にして走りましたが…交通量が多すぎです。国道はどこも数珠つなぎで、埼玉あたりの県道かと思いました。さらに、久慈で予定していたラーメン屋さんはあり得ない事に長蛇の列。近くの道の駅は駐車が出来ないレベル。他にしようと、NHKの朝のドラマあまちゃんの舞台となったところに向かいましたが

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食事するとこはありません。無駄に時間が過ぎ、久慈で観光している時間もなくなったので、とりあえず空腹を満たし、R281とR4で東北道の滝沢I.Cを目指しました。ここも交通量が多くて、予想以上に時間を使ってしまい、滝沢I.Cには16:00。やばい…降りるのは仙台の先の村田I.C…普通に走っても18:00は回ります。なのに、まさかの20㎞以上の渋滞が…ここ岩手ですよ。東北道の大谷P.Aからの渋滞は知っていましたが、こんな地方で20㎞にも及ぶ渋滞があるなんて考えてもみませんでした。

お盆休みとはいうもののここでこの渋滞は、日本の交通事情の異常さが露呈しているのではないでしょうか。やっぱり車が多すぎるのです。日本で交通手段としてのクルマの利用は終わっていますね。もうインフラ整備のレベルではないから、交通規制の導入を検討するべきです。日本で、自動車の運転を楽しむ文化が出来なかった要因はこれだと思います。日本ではセレナの自動運転がお似合いです。

宿には途中で遅れる連絡を入れましたが、事情を説明したのに何だかご立腹の様子。出来るだけの努力はしましたが到着は19:30を回りました。宿では夕飯の時間を過ぎていたので「早く食事してくれ」との扱い。遅れたのは僕らですが、混雑は予想できなかった訳だし…ペンションの個人経営だから仕方ないか。

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口コミでは評判が高かったのですが、そういう態度を取られたりしたからか…いや、冷静に判断しても口コミの評判の高さの理由がわかりません。もちろんお食事も。

お風呂は遠刈田温泉を引いており、温泉はそこそこ良かったのですが、シャワーはなかなかお湯が出て来ないし、湯舟は自宅のお風呂並みで残念感があります。部屋はこれまた…古いペンションらしい部屋で、ユースホステルで使うような寝具が用意されており、申し訳ないですが個人的には生理的に抵抗がありました。

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名前は伏せますが、僕は2度目は絶対あり得ません。しかし、ペットOKの宿ってのは普通の宿と比較すると、だいたいなんらかの訳ありなんですよね。浅虫の高級旅館よりもったいない感がありました(笑)。

無駄なお金を使いましたが、遠刈田温泉はなかなかの温泉でした。こちらの宿でのお風呂では評価出来ないので、機会があればきちんとした旅館に泊まってじっくり浸かりたいと思います。

この日は自宅向かうだけですので、近くの牧場があるのでティニーの散歩がてら立寄りました。

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朝食のお口直しにソフトもいただきました。

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牛乳の味がするテイストでとても美味しい。このソフトの販売店で思い出したのですが、ここ数年前ドゥービルで来た事がありました。その時は、ものすごく暑くて休憩しようと立ち寄ったのですが、ソフトクリームには長蛇の列で怒り狂った記憶が甦りました(笑)。

帰り道は無難に東北道も考えたのですが、通行料を取られるのに昨日のような渋滞が予想され猛烈にイライラすので、R13、R121で喜多方を経由し、R252で奥只見を抜けて関越自動車道の小出I.Cへ出ました。

ところが、期待の関越自動車道も月夜野の先は、またもや20㎞超えの渋滞…やっぱり終わってんな日本の道路。アホくさいので月夜野I.Cで降り、榛名山を超え、今度は上信越自動車道の松井田I.Cから乗り、佐久平P.Aで降りてR141で無事帰りました。到着時間は20:00で総走行距離は2400㎞の壮大な旅でした。僕としては。

昨年の別府、今年の東北とランクルで行きましたが、休日の4輪の移動は時間がかかります。ティニーと一緒の旅にクルマは欠かせないから仕方ないのですが…ティニーも電車やバスに乗れればいいのに。そうなれば、僕にも通勤以外はもうクルマは必要ないかもしれませんね。コスパも悪いし。

別府に移住したら、東北はもう行かないだろうと思い、最近は積極的に東北を旅しましたが、今回でとりあえずの行き尽した感がありますね。もちろんマイナーなとこは行っていませんけど。東北は陸続きだから行き易いし、雄大な景色があるし、青森まで行けば気温も低いから夏の旅行はいいですよね。

残すは北海道ですか。車中泊を上手く使えば、北海道も楽しく回れそうなんですが、時間がなぁ…やっぱり会社を辞めるしかないか(笑)。

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下北半島の旅 1

待ちに待ったお盆休みがやってまいりました。僕はこの休みの為に働いていると言っても過言ではありません。例年バイクでのツーリングが多いのですが、当たり前で申し訳ありませんが夏のバイクは暑くて辛いので、タフで名が通っているランクル70を購入してからは夏の旅行はランクルで行くようになってしまいました。なんちゃってライダーで申し訳ありません(笑)。

そして、せっかく4輪で行くのだから車中泊も織り交ぜて更なるロングツーリングを楽しもうと、ランクル70を車中泊が出来るように手を加え(言うほどの内容ではありませんが)、今までのような2泊程度じゃ無理だった下北半島へ行ってまいりました。ちなみに勤めているアホ会社は13日から17日までのお休みですが、会議の日程を無理矢理変更し、誰がなんと言おうと11日から休んだのは言うまでもありません(笑)。

11日の8:30出発で、R141を佐久方面へ向かいR254で下仁田I.Cへ向かい上信越自動車道に入ります。

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関越自動車道に入ると交通量が多くペースが上がりません。しかも最近のドライバーは右車線は追い越し車線って知っているのでしょうか。パワーのない車両を先頭に列が出来ているのは、おっさんの私には全く理解出来ません。左に避ければいいんじゃないの?…という素朴な疑問が頭をかすめます。最近の日本では遠慮とか配慮というのはなくなったのでしょうか。

4泊もする長旅なので、高速の利用は最小限にとどめようと、市街地をパスしたところの月夜野I .Cで降りてR17を湯沢に向かいます。

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R17を順調に走り湯沢あたりで12:00を過ぎたので、ランチのお店を探しますと…おお!なんとも興味をそそるお店がありました。

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魚沼ラーメン 雁舎 さんです。JR湯沢駅に併設される施設の中にあります。湯沢駅はすごいなぁ。この施設に驚きました。

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オーダーはこちら

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醤油ラーメン 米粉麺で760円と、酒粕ラーメン 通常麺800円です。魚沼らしい米粉麺と酒粕を頼みましたが、ラーメン自体はくるまやラーメンを思わせるような一般的なお味でした。よくよくメニューを見ると「おおぎやグループ」…なんだチェーン店だったんだ…少々がっかりです。米粉麺は確かに通常の麺よりモチモチ感はありましたが、わざわざ足を運ぶお店とは思えないなぁ。☆3つ。いろんな意味で無難ですけどね。

混み合う市街地を避けてR291と290を走りますが、お盆休みだからなのか交通量も多いし全然距離が稼げません。

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本日の宿泊予定地である月山付近の「道の駅にしかわ」には、18:00ぐらいを予定していましたが、どう頑張っても一般道では着きそうもありません。なので磐越自動車道の安田I.Cから再び高速に入り、日本海東北自動車道の最終の朝日まほろばI.Cで降り、R7と再び日本海東北自動車道を激走しましたが、すでに18:00を回ってしまいました。

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道の駅にしかわの温泉に入るのは無理なので、とりあえず鶴岡市近くの湯田川温泉に向かいました。お世話になったのは、仙荘 さんです。

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急きょ探したのですが、湯田川温泉は素晴らしい温泉ですね。泉質は、ナトリウム カルシウム 硫酸塩温泉で無色透明で無味無臭ですがお肌がしっとりするお湯です。しかも温めで長湯が出来ます。そんな時間はありませんが。

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源泉かけ流しでこのお風呂が貸切状態だったにもかかわらず、お一人様500円という有り難いプライスです。これはむしろ道の駅にしかわの温泉より良かったのではないでしょうか。お勧めでございます。

すでに19:00を回っておりますが鶴岡市内はそう遠くないので、海が近いということで回転すしへ向かう事にしました。極力地元のお店を…ということで新潟や山形を拠点とする、「ごちそう回転すし 栄助」さんにしました。

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無料の御味噌汁があったり、定番メニューの他にお勧め握りがあったりしますが、個人的な感想は「かっぱ寿司」レベルではないでしょうか。静岡県の魚磯みたいのを期待していましたが…残念です。☆2つ。他を当たってみてください。

時間はすでに21:00ぐらいとなってしまいました。近くの道の駅の宿泊も考えましたが、明日の移動も考慮すると、やっぱり「道の駅にしかわ」にしようという事でハイアベレージで激走いたしました。夜間の走行は極力控えているのですが、それとは裏腹になぜか1時間 も必要ありませんでした(笑)。

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車中泊も3回目となると段取りも良くなり、設置まで時間がかからなくなりました。

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道の駅にしかわは、車中泊には向いておりますね。施設もキレイな上に駐車場も広いです。しかし、夏なのに意外にも涼しい…というより朝は寒いレベルです(笑)。出発は6:00で、とりあえず朝から入れる温泉施設へ向かいました。この自由気ままな感じが車中泊の良さです。

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東北道の寒河江S.Aと隣接していますこちら

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寒河江花咲か温泉 ゆーチェリー さんです。日帰り温泉施設ですが、お隣には同系列のホテルもあります。

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こちらは3種の源泉がかけ流しで入浴出来る贅沢すぎる温泉施設です。泉質は硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物温泉が基本で、3種類とも微妙に違う感じです。この施設でご利用はお一人様350円という驚きのお値段です。東京近郊にあったら行列が出来ると思います。温泉好きなら、用がなくても寒河江S.Aに車を止めてでも是非入ってみてください。おすすめです。

本日の宿泊先は青森の浅虫温泉の高級旅館ですので、R347、R13、湯沢横手道路でガンガン北上していきます。

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11:00すぎに角館に入ったので、せっかくなので武家屋敷を見学がてらランチにいたします。

ティニー(愛犬)と一緒の旅は、炎天下の車内にティニーを放置する訳には行きませんので、ランチのお店は日陰があるのが絶対条件となり探すのはいつも苦労してしまいます。考えていたお店は駐車場もなく、市が用意している観光客用の駐車場には日陰がないのでグルグル徘徊していたら、お店の前が日陰になるお店が…ここにしました。

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藤八堂 さんです。オーダーメニューは秋田名物のこちらにしました。

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稲庭うどん比内地鶏だし1280円と天ぷら稲庭うどん1420円。うーん…とっても観光地価格となっております。しかし、お味は観光地にしては美味しいと思います。比内地鶏じゃなくてもわからないとは思いますが(すいません)、鳥の出汁が効いておりうどんを引き立てておりますし、うどんは普通に美味しい。天ぷらもサクサク感があります。☆3.5ですか。2割引きなら☆4つです(笑)。

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食後は暑いってのにティニーと一緒に武家屋敷をぶらぶらして、次の目的地に向かいます。

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R46からR341さらにR103で十和田湖に出ました。

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十和田湖でひと息入れた後は、R103で青森市内に向かいます。

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R103は奥入瀬渓谷を沿うように走るのですが危ないことに路駐だらけ…都内でしょーもない駐車違反を取り締まるなら、ここでやれよ…と思います。またR103は、温泉通には超有名な酸ヶ湯も通過いたします。

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今回の旅の目的の一つが酸ヶ湯の入浴なんですが…さすがですね、15:30ぐらいだったと思いますが信じられないくらい賑わっておりました。僕には無理です(笑)。天は我々を見放した…映画の八甲田山のセリフを思い出しました。すいませんね、おっさんで(笑)。

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という事で、R103を下り浅虫温泉へ向かいます。

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本日の高級旅館はこちら

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割烹旅館のさつき さんです。この辺では数少ないペットOKの宿です。ですが本当は小型犬のみです。しかし、ここが明日の起点にならないと大間のマグロは厳しいと思い、ダメもとで電話したのですが、犬種を聞かれ「しつけが出来ているなら」との嬉しい返事が…おとなしさ、そしてマナーの良さなら盲導犬の次ぐらいですのでお願いした次第です。

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こちらの旅館は、もちろん源泉かけ流し入れます。泉質はナトリウム・カルシウム一硫酸塩・塩化物泉で、こちらも青森の温泉の中ではメジャーな浅虫温泉ですが、意外にも無味無臭で無色透明でした。でも入れば肌にやさしいいいお湯なのがわかります。

楽しみの夕食は、割烹旅館というだけあって素晴らしいです。食材も高級でした。

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出てくる食材は全て魚介類ですが、苦手な僕でさえとっても美味しい。海の側だから新鮮なんです…とかのレベルではありません。お料理が凄腕なのです。よく漁師の…とかあるじゃないですか。でも新鮮だから美味しいわけじゃないのですよ。例えて言うなら、リッターSSバイクを乗れば誰でも速く走れるのか…と同じです。さらに言うと、ペットOKの宿は、だいたい食事が残念ですから、こちらは珍しいですよ。本当に。ちなみに僕らが食事中の時のティニーは

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興味なし(笑)。

朝は海辺までティニーと一緒に散歩しました。

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かの有名な「ねぶた」は浅虫が発祥の地なんですね。知らなかった。

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道の駅もあり温泉施設もあるので、こちらで車中泊組も多いです。ライダーの中にはキャンプしている方もおりました。

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凄腕な人のお料理は、やっぱり朝飯も抜群でした。気になるお値段ですが、お一人様19000円の消費税別です。貧乏なのに贅沢しすぎ…と思うかもしれませんが、そんな簡単に来れないからいいんです。それにお金なんて死んだら持っていても意味ありませんから(笑)。

そんな簡単に来れない…とは言うものの、リピートしても良いと思うステキな宿でした。

出発して3日目にして、やっとタイトルの下北半島に入りますが…つづく(笑)。

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白馬八方温泉 ホテル対岳館

10年ほど八ヶ岳で暮らしております。一年間のほとんどが暑いと感じる温度にはなりませんが、夏のこの一週間だけは暑いのです…まぁー言うほど暑くもありませんが。28~30℃ぐらいなので。

都会の方々はよほどの強者でもない限り、今の時期は「暑くてバイクなんて乗ってられねぇーよ」になると思いますが、僕にとっては一年間でメッシュウェアが役に立つ一週間ですから(ほとんどはメッシュウェアの下に何か着ています)張り切って行ってまいりました。と言いながら、暑いので行くのは信州限定ですけどね(笑)。

8:30に出発し、今回は戸隠へ蕎麦をいただきに走ります。ルートは諏訪市街までは、裏道を駆使して混雑を避け、R20は塩尻峠だけ使い、松本市街に入ります。

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それにしても白バイがたくさん待機していましたね。そしてこの日の交通量は異常です。裏道を使わなかったら松本まで2時間ぐらいかかるんじゃないでしょうか。ここは長野県ですよ。政府やメディアなどは、ECOカーを称賛するくらいなら公共機関の利用を訴えろよ…と本気で思いました。おまけに諏訪や岡谷でさえ、9:00すぎですでに28℃…地球は大丈夫なのでしょうか(笑)。

松本市街も裏道を使いR19に出て豊科の混雑を避け、県道306号(北アルプスパノラマロード)で大町へ向かいます。

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大町からは県道31号を走ります。地図上ではあまり面白そうな道ではございませんが、僕が信州ツーリングの中でもお勧めな快走路の一つです。高低差がきつくなく、コーナーも中高速が多く、めんどくさいヘアピンも少ないからです。大型バイク向きの道ですね。しかし、本日は獲物を狙う白いバイクをたくさん見かけたので控えめな速度にしましたが、それでも充分気持ちが良いです。

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県道36号に入り戸隠方面へ向かいます。

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県道36号は山村を通り抜ける生活道路ですので、道も細く荒れているので、気をつけて走りましょう。軽トラがいつ飛び出してきても対処出来るのが前提です。これが無事故の秘訣です。

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そして、こういう道もBOLTには不向き…だなぁ(笑)。一応舗装にはなっていますが荒れていますので、お尻にきます。道が細い上に細かいターンも多い為、バンク角が足りないから小回りが効かずかなり気を使います。こういうところもデュアルパーパス向きなのかもね。

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いったんR406に出て、さらに県道36号を突き進み

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戸隠の神社を通り抜けた先が本日のランチのお店です。

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交通量が多いのと、スピード控えめだったからなのか、予想以上に時間がかかり12:30に到着しました。お店はこちら

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そばの実 さんです。残念ながら、すげー混んでおりました。土曜日の12:30に戸隠ですよ。都会の皆さん何時に出てるの?(笑)。その頑張りは、違うところに活かした方が良いと思います。本日は暑いから、たとえ並んででも蕎麦の気分なので気長に待つ事にしました。それでも人気のうずら家さんより全然マシです。

オーダーはこちら

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天ざる 1700円と、大ざる 1100円です。そばの実 さんは遠い昔、新蕎麦の時期にいただいた事があります。その時は天ぷらがカリカリで、蕎麦も絶品でしたのでリピートさせていただきましたが、あれから数年経ちいろんな蕎麦を食したからなのか、なぜかあの感動はありませんでした。念のため言っておきますが、とても美味しいのは間違えないですよ。初回の感動がないだけだと思います。ただ…この日が忙しかったからなのか、天ぷらは明らかに味が落ちた気がします。☆4つですか。戸隠蕎麦はメジャーではございますが、今食べてみると僕は長野県内ならあんまり変わらないような気がします。今回は特に天ぷらが残念でした。

県道86号でR406まで戻り

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白馬方面へ向かいます。R406の白馬までの道のりは、冬には積雪があるため舗装のいたみもひどく、道もつづら折れのスピードの乗らない低速でRのきついコーナーが続くので、ここもBOLTには苦手な道ですね。ゆっくり流すなら問題ありませんが。

14:30には白馬に着きましたが…暑い。体感温度ですが30℃以上は楽にあると思います。おそらく都会の皆さんは、白馬は涼しいだろうと足を延ばしたと思われ、観光客で賑わっておりましたが残念ですね。おそらく八ヶ岳のが標高が高いから涼しいと思います。

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共同湯の郷の湯の目の前にある、ホテル対岳館さんで温泉に入ります。

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山小屋風のホテルでステキにリニューアルされておりますが、歴史のあるホテルらしくスキーの歴史を垣間見れる写真が展示してあります。

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このステキなホテルの日帰り入浴の料金は、驚きのお一人様500円という太っ腹です。源泉かけ流しのお湯の泉質も、無色透明で無味無臭ではございますが、ものすごくすべすべ感のある美人の湯でございます。ph値が高いのでしょう。

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内湯は白馬八方温泉を引いているのですが、露天風呂は源泉が違うらしく2つの源泉が楽しめます。妻は違いについてほざいておりましたが、僕にはその違いはわかりません(笑)。一般人にはわからないから、違いの差は微妙です。ホテルもキレイだし、泉質も抜群なのでおすすめですが、夏はやめた方がいいかもしれません。湯温も40℃以上あるし、温まる泉質らしく汗がなかなか引きません(笑)。先週の濁河温泉くらい涼しければ気持ち良いのかもしれませんが…。

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16:00に出発し、R148を大町方面へ向かいます。

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僕の通常のルートは、木崎湖の先で右に折れ、安曇野アートラインを通過し、サラダ街道で塩尻に出るのですが、渋滞している訳ではありませんが、いつもの交通の流れよりはるかに遅く、無駄に時間を使ってしまうので、安曇野までは我慢しましたが諦めて安曇野I.Cから長野自動車道にで帰りました。それにしても観光客が多いです。ポケモンGOの影響でしょうか。僕は少しの興味も湧きませんが(笑)。自宅の到着は18時過ぎです。

先週の濁河温泉のルート、今回の白馬ルートはBOLTの今一歩感が目立ってしまいます。バンク角、サスペンションストロークの問題は置いておいたとしても、BOLTは中低速域の加速が足りないから盛り上がりに欠けてしまうのではないかと思います。883のがコーナーワークに楽しさがあります。

ひょっとして、僕のBOLTに付いているVANCE & HINESのマフラーがうるさいだけでなく、パワーダウンの原因ではないのか?…この疑惑が浮上してきました。9000㎞も走行していますから今さらなんですが。

僕は以前の記事でも申した通り、アフターパーツで激的に変化するとは考えておりません。通販のダイエット器具のCMくらい胡散臭いと思っております。なので、今までもこのVANCE管が要因ではないかと考えた時もありましたが、大した差はないだろうとデザインを優先してきました。と言うのは、マフラーを取り替えたのは4輪も含め過去に数台ありましたが、体感出来るほどの差を感じた事はないからです。

しかし、VANCE管の抜けすぎによるアフターファイヤの多さを考えると(今までこういうのはありません)、中低速を犠牲にし高回転域を重視した設定になりすぎているとも考えられます。そもそもBOLTで高回転重視って…あんまり意味ないじゃん(笑)。しかも、このマフラーで高回転域はやかましくて乗ってられません。ついでに伸びの良さも感じられないなぁ。

という事で、検証の為いったんノーマルに戻してみます。ノーマルはデザインが嫌いなので、ノーマルに戻すつもりはありません。僕は音質なんてどうでも良く、デザイン重視ですので。

お盆休みは旅に出ますので、帰ってきたらサクッと交換作業しますので、次のツーリングが楽しみです…が、これで変化なしだったら、BOLTの継続は微妙だなぁ。

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濁河温泉 朝日荘

三連休は実家に帰省して、最終日に次週のツーリング向けてBOLTのオイル交換をし万全の準備をしていましたが、先週の土曜日は雨…結果的には我が家周辺だけが降っていただけだったのですが、出発時が雨でもツーリングに出るほど本格的なライダーではございません。

週半ばで常々素晴らしい予報を提供しております気象庁様が、梅雨明け宣言をしたからなのか、30日の予報は晴れ。もう行くしかありませんね。久々にBOLTの登場です。ちなみに交換したOILは前回と同じべリティの15W-50です。もうこのOILにしてから6000㎞走りました。安いから不安に思う方もいらっしゃると思いますが、僕には全然ノープロブレムです。そもそもよほど変なOILを使わない限り、OIL程度では何も変わりませんよ。重箱の隅を楊枝でほじくるような些細なフィーリング、あるいはよ~く聞けばあるような異音の差を言う人もおりますが、そういうのはたぶん純正OILでも出ると思いますし、それくらいなら大きな問題ではないと思いますよ(笑)。各メーカーのテストはかなり過酷で、それを検証してから製品になっています。外国メーカーは知りませんが。

夏本番ですから、標高の高いところ以外のツーリングはドMな方以外には辛いだけ…ついでにバイクにも過酷な状況です。空冷のバイクならなおさらです。楽々油温が120℃を超えるでしょう。なので今回のツーリングは、標高1800mの濁河温泉としました。我が家から800m高いから暑いはずがありません(笑)。

8:00に出発し、いつもなら朝には交通量がほとんどないはずの道に

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なんとすでに数珠つなぎの状態…都会人はたいへんだね。いったい何時に家を出ているんでしょうか(笑)。泊まっているなら、まだ朝食タイムでしょ。

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いつもなら杖突峠を超えて権兵衛トンネルで木曽には向かいますが、行きも帰りも同じじゃつまんないし、今日は獲物を狙う罠があるかもしれませんので、塩尻からR19で木曽へ入ります。なんてったって次回ゴールド免許を狙うライダーですから(笑)。

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すでに25℃を超えていますが、信州は湿度が少なく走りやすいですね。しかも、ところどころ路面が濡れていたから雨も降っていたらしく、メッシュウェアでは寒いくらいです(笑)。

R19からR361を右折して開田高原に向かいます。

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以前、レーダー攻撃を見たことあるので一発免停な速度は控えました(笑)。この辺で外気温は23℃。メッシュウェアにTシャツでは無理なので、ウインドブレーカーを着こみました。信州のツーリングには夏でも防寒着は必須です。

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開田高原の道は、ところどころ細くなりますので対向車には充分気をつけて走りましょう。たまに、リスク回避を全て無視したライダーが走っていますから。公道を死ぬ気で走るなんて、バカバカしいと思いませんか。たかが数分早く着いたところで何にも意味ありませんよ。いったい誰と争っているんですか。それは生命を賭けるほど重要な事柄ですか。僕は東京在住の頃から10年以上バイクに乗っていますが、立ちごけ2回(その一回はごく最近)しかありません。

開田高原より少し日和田高原よりあるこちらでランチにしました。

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リゾートホテル アピア さんです。11:30すぎの到着です。リゾートホテルっていうよりペンションに近いですね。こちらのホームページにはランチメニューが掲載されておりますが、ハンバーグやポークソテーなどは現在基本的にはやっていないそうです。しかし、この日は他に客がいなかったからなのか、なぜか用意してくれました。

その煮込みハンバークはこちら

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1100円でした。もう一品はこちら

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生パスタのジェノベーゼで1200円です。こだわりの強いおしゃべりなオーナーは、お料理も手作りや、そして作り方にもこだわっているだけあって、とても美味しいと思います。オーナーは地元の方ではなく関西の出身です。やっぱり、料理は高い確率で関西の方のが美味しいですね。あくまでも個人の感想ですが。☆は4つですか。美味しいとは思いますが、メニューがありふれた定番なものとなっていて開田高原ならではのメニューがありませんし、ボリュームも少し足りないと思います。それと話も長すぎ(笑)。

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12:40にこちらを離れ温泉へ向かいます。R361から県道463号で上がります。

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ここからの道はステキですよ。白樺の林があったり、御嶽山の頂上が近くに見えたり

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ただ、1800mまで登るからパワーがあった方が面白いですね。しかし、冬は雪なので道は悪い…こういうところは、おっさんの間で流行っている大型のデュアルパーパスはいいんでしょうね。基本がストリートバイクのBOLTにゃ向いておりません(パワーもギア比もサスペンションストロークも)。まぁーここだけ…だけどね(笑)。

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先ほどのレストランから1時間かからないで到着です。ちなみに外気温は22℃。標高1800mは夏とは思えませんね。本日の温泉はこちら

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朝日荘 さんです。日本秘湯を守る会の旅館です。以前に一番手前の大きな旅館 御岳には以前お邪魔した事がありましたが、その上にこんなに旅館があるとは知りませんでした。

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大きな旅館ではございませんが、日経おとなのOFFで取り上げられそうな、お洒落でいやらしい感じ(笑)がします。

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日帰りのご利用はお一人様800円と少しお高めですが

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この素晴らしいお風呂が独り占めなので、たとえ1600円でも文句ありません。もちろん嘘ですが。源泉かけ流しのお湯の泉質は、ナトリウム、硫酸塩温泉ですが、鉄分を含んでいるような感じがします。また、露店風呂と内湯ではお湯が違いまして、露天風呂は自家源泉と贅沢すぎるお風呂になっております。ただし、あんまり違いはわかりませんでしたが。温め派の僕としては少々熱いのが難点です。是非、愛人のいる方は今流行りの不倫旅行に使ってみてください(笑)。きっと喜んでもらえると思います。

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14:30に後にして我が家に向けて帰ります。

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帰路はR19までは来た道を戻り、そこから最短ルートの権兵衛トンネル経由の杖突峠で帰りました。到着は18:00ちょいすぎです。

300㎞ぐらいのツーリングでしたが、久々だったせいもあるのか尻が痛かった…なぁ(笑)。二人とも。BOLTはこれがダメだよなぁ。まぁー基本的にストリート向けですから仕方ありませんが。しかし、ハンドル位置は我ながらベストポジションだと思います。でも、このハンドル位置とステップ位置…遠い昔に乗った事あるような気が…これママチャリのポジションに似ています(笑)。どうりで楽なわけだ。

ポジションの改良はこれでOKで格段に乗りやすくなりましたが、BOLTがツーリング向けか?って言われると、そこはポジションの改良をしても微妙な部分が多いですね。流行りのデュアルパーパスはパワーもあるし、BMW様のGS、ヤマハのテネレ、ホンダのVFR1200Xなんかはドライブシャフトだから僕の条件も揃っております。とくにVFR1200Xはロード寄りだから乗ってもいいかなぁ。

でも…デカいよなぁ。それにそれで何処行くの?って…なるんだよなぁ。今回の濁河温泉もデュアルパーパスのが楽かもしれませんが、なんとかBOLTでも行けるわけです。そして北海道でもない限り、このシチュエーションはあまりありません。って事はたいていのところはBOLTでも行けます。

ヨーロッパで国境を跨ぐようなツーリングならわかるけど、この日本じゃ大げさな気がするんですよ。デュアルパーパスは。もう少しライトな感じななんちゃってで良いのに。デザインもDUCATIのスクランブラー並みにお洒落にして。それから4輪と同じで、特に必要ないの付けて値段を吊り上げているんじゃないの。ハイパワーにしておいて、トラクションコントロールってどういう事なんだろうか。ハイパワー要らないんじゃないの?コントロール出来ないなら。必要ない装備をつけて高く売っている気が…してなりません。

そう考えると、やっぱりBOLTなんだよなぁ。たとえ尻が痛くても。なかなか対抗馬が出て来ないですね。でも、見るだけ実物見てみようかなVFR1200X…購入の可能性は20%ぐらいですが(笑)。

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