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2015年9月

気仙沼から松島へ

9月20日の朝、雨も上がったのでとりあえず気仙沼に向けて走ります。ルートは県道122号から県道37号を南下します。

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この県道37号もステキです。牧場が多く点在していて「ここは北海道か」と思うくらいです。我が家周辺にも牧場はありますが、東北はやっぱり雰囲気が違っていて旅気分になります。実際旅をしているんですが。R397に出たら右折して水沢駅方面に向かいます。市街地を抜けて県道8号に入ります。

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県道8号は途中からほぼ林道です。

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結果的にこの県道8号で時間が押してしまいました(笑)。しかも途中で道も間違えてしまいましたので。僕の東北の地図は、2000年度版の賀曽利 隆先生が表紙を飾るツーリングマップル(笑)とスマホのナビです。いまだに使っております。国道で気仙沼に出るのもつまんないかな?と思ってツーリングマップル推奨のルートを選んだのですが、ほぼ林道だから時間がかかってしまいました。賀曽利先生が監修しているんでしょうか。

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そして残念ながら、前にクルマがいないだけで特別素晴らしい景観でもありませんでした。県道8号から10号に入ります。

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県道10号はライダーとすれ違うような道で、スピードも乗って楽しい道です。R284に出たら左折して気仙沼方面に向かいます。

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予定では南三陸町でランチのつもりでしたが、時間が押して気仙沼で12:00になってしまいました。

誰もがご存知の東日本大震災で気仙沼も被災されております。衝撃的な震災から4年以上の月日が流れました。一度は視察してみたいと考えていましたが、早すぎるとボランティアでもない限り、少し冷やかしといいますかやじ馬みたいで自己嫌悪に陥ってしまうので、なかなかタイミングを掴めませんでしたが今回は思い切って訪れました。

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恐る恐る気仙沼に着いてみると、意外にも観光船が出ていたり、キレイになっていたりして、だいぶ落ち着いた感じが受け取れました。しかし、この後に大きな傷跡を見てしまいますが。

ランチは南三陸町の予定だったので特に下調べもしておりません。あたりを見回して目に入ったのはこちら

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復興屋台村 気仙沼横丁です。そして、これまた賑わっておりました。しかし、賑わっている店舗は決まっているようで格差があったので、ここは復興支援も兼ねて(なっていないと思いますが)誰もいないこちらにいたしました。

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豚姫 さんです。僕はTVはほとんど見ないからわかりませんが、おそらくこの屋台村は話題になったんでしょうね。いろんな芸能人の方が訪問しております。だぶん一度だけだろうけど。

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オーダーしたのはこちら

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気仙沼産フカヒレ姿煮ラーメン1800円と

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気仙沼ホルモン定食確か…800円ぐらいだったと思います。お味の方ですが、気仙沼ホルモンは激ウマです。今回の旅で一番美味しかったです。にんにくに漬け込んだホルモンとキャベツの千切りで食べるのが絶妙で美味い。焼き方がへたくそでご指導していただきましたが(笑)。フカヒレの姿煮ラーメンは、2000年度版ツーリングマップルでも取り上げておりますから、気仙沼では観光用名物料理なんだと思います。豚姫 さんは焼肉屋だと思いますが、ラーメンもいけてます。えっ?姿煮?これ…そんなに美味しいですか?(笑)。庶民の舌ではもうひとつわかりません。☆5点の満点です。復興支援に微力ながらお役に立てればと思います。復興村の屋台ではなく、一日も早く自前の店舗を構えてください。

気仙沼からはR45を走りました。

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景観が素晴らしい海岸線を走りますが、ところどころ津波で水没した区域を表示する看板が出てきます。現地に来るとその範囲の大きさに驚きが隠せません。そして、おそらく防波堤だと思われる工事がたくさん行われております。

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災害対策として行われているのだと思いますが、僕はこの手の工事を見る度に旧約聖書のバベルの塔を思い出します。キリスト教ではございませんが。三陸海岸はとても美しい景色ではないでしょうか。その美しい景観がコンクリートの防波堤に変わってしまうのは実にもったいない気もします。高台に家を建て直す費用の問題や従来から住んでいる土地に住みたいなど…いろいろな諸事情があるんだとは思いますけど。ただ…個人的な考えですが、災害から完全に逃れるのは事実上不可能ではないでしょうか。例えどんな構造物を建設しても、その想定以上の地震や洪水や台風が来ればそれまでではないかと思うのです。これがバベルの塔のように思えてならないのです。

人が生活する限り全くリスクがないってのは無理ではないかと思います。老人ホームのような生活をするなら可能なのかもしれませんが。ただし、かなりつまんないと思いますけど。災害に合わなくても、例えば交通事故で亡くなる方は平成26年で4000人を超えております。交通事故は普通に生活していれば誰にでも隣り合わせです。クルマの運転をしなくても外出すれば可能性は0ではありません。だからと言って家にずぅーと居るのでしょうか。緊急避難の訓練や避難路の整備…人が自然に立ち向かえるはこの程度ではないでしょうか。クルマの運転だって、いくらクルマが進化しても最終的には自己防衛技術や自己判断力しかありませんから。

R45は途中から内陸へ入ってしまうので、R398でさらに海岸線を走り女川町を目指します。

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素晴らしい景色が続きます。ですが、ここでも時間が押してしまう結果となりました。県道8号を走ったおかげでこの時点で予定より遅れていて、このR398はストレートが短く延々とコーナーが続く道で考えていたより時間が必要でした。

女川町で15:30になってしまいました。計画では牡鹿半島のコバルトラインを走って、女川駅前のゆぽっぽで温泉に浸かるつもりでしたが、もう時間的に無理なので、コバルトラインに行くか、温泉に入るかのどちらかを選択するしかありません。すいません…ライダーとして失格ですが温泉にしました(笑)。と言いますか、これ以上走るのは体力的に無理でした(笑)。

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女川駅に併設しております温泉施設のゆぽっぽは、震災で建て直されて復興し、メディアでも取り上げられております。建て直された施設は確かにキレイなんですが…埼玉の新興住宅街の駅みたいです。日本って以前の建物の面影を残す事をしないんですよね。連休中だから混んでいるかと思いましたがそうでもありませんでした。

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泉質は無色透明ですが塩味濃厚です。循環式なので塩素臭もそれなりにします。ご利用料金はお一人様500円。施設もキレイですし塩系なので僕は好感を持ちましたが、温泉バカの妻には物足りないらしいです。施設と泉質の問題だけでなく、この日はジャニーズの嵐のコンサートが仙台で開催されており、おそらくその流れで特に温泉に興味もない若いお姉ちゃんが来ていたらしく、温泉バカとしてはそれも気にいらないみたいです。どうでもいいと思いますが。実はこの嵐のコンサートのおかげで仙台周辺のビジネスホテルは満員御礼状態で、僕らも宿泊の予約を取るのがものすごく大変でした。おそるべし嵐(笑)。

早めに上がりましたが、時間はすでに16:30。スマホのナビではここから宿まで1時間かかります。ナビの指示に従って、国道ではなく海岸線を走り

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17:30に押せ押せでやっと到着したのはこちら

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漁師の宿 桜荘 さんです。松島の少し手前の奥松島にあります。残念ながら温泉はありません。なので、ゆぽっぽだったのです。全ては嵐のコンサートが原因です(笑)。ササッとシャワーだけ浴びて、お楽しみの夕飯はこちら

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予想通りシーフード盛り沢山です。さらに焼き魚(イシモチ)

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そしてヒラメのお刺身

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と出ましたが、特別美味しいかと言うと…僕は少々微妙…でした。おそらく鮮度は抜群なんだと思います。漁師の宿ですから。

また、部屋も大広間をパーテーションで区切るだけだから、お隣さんの声やイビキやオナラもまる聞こえです。昔の民宿だったら当たり前ですが。それでも満室です。嵐の影響ではないのかな。宿泊はお一人様8600円。オーナー夫妻の人柄はとても良いとは思いますが…僕はリピートは無理です。すいません。あくまで個人の感想ですから。

最終日の21日の朝、桜荘 さんの周辺を散歩いたしました。やはり、こちらでも津波の影響はあるんですね。

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漁港も整備されておりました。ただ、松島あたりはそれほど大きな影響ではないようですが。朝食を済ませて8:30には出発しました。とりあえず、松島観光でもしようかと思います。せっかくなので。

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30分ぐらいで松島に到着しましたが、朝の9:00だってのに結構賑わっております。駐車場は満車ですから。

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中国語が耳に入りましたが、それだけでもなく嵐の団扇を手にしたお姉ちゃんが…こんな若くてもファンなのか。嵐ってたぶん30歳超えていますよね。最近のアイドルは息が長いなぁ(笑)。僕らの時代ならとっくに解散していますよね。シブガキ隊の薬丸さんは、すでに朝のワイドショーやってませんでしたか?ここでも少子高齢化なのか(笑)。

基本、人ごみが嫌いなので、お土産(主に日本酒)を自宅に向けて発送し、帰路に向けて走ります。R45から20年前のツーリングマップルが推奨する県道10号を走りますが、昔は良かったのかもしれませんが、今は単なる市街地走行でスムーズな流れでもなく、ところどころ詰まってしまいます。

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予定では、この後R6で相馬あたりまで出てランチをいただき、全面開通した常磐自動車道を走るつもりでしたが、我慢が頂点に達し仙台空港I.Cから仙台東部道路に乗ってしまいました(笑)。

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この高速道路は原発事故の影響があり開通がかなり遅れました。福島第一原子力発電所の付近になると放射線量を示す掲示板が出ています。

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神経質な方はバイクでの走行は控えた方が良いかも。ちなみに僕は鼻血なんて出ませんが。高速道路から見える避難規制がかかっている地域は、道路は荒れていて、汚染された土が黒いビニール袋で積まれており、かなり生々しい現状が垣間見れました。僕は電力も必要なので、一概に原子力発電を否定しません。江戸時代の生活に戻れるかって言ったら無理ですから。しかし、最悪の事態の想定には甘さがあったのではないでしょうかねぇ。素人の意見ですけど。だって、そもそも海岸沿いなんだから。

常磐自動車道→北関東自動車道→関越自動車道→上信越自動車道で、行きと同じくR141で八ヶ岳の自宅に帰ります。連休中なので、S.AやP.Aはどこも賑わっていて、なかなか食事にありつけない始末です。しかも連休中だからでしょうか、ZZR1400の集団が推定200km/hは出ているんじゃないの?という走行をしていました。せめて単独でやれよ。僕も早く連休とか関係ない生活になりたいよ(笑)。

上信越自動車道の横川S.Aで17:00になってしまいました。給油の為に寄りましたが、BOLTは腰とお尻が結構辛い…なんて言いながらストレッチをしていたら、鈴鹿ナンバーのの車名はわかりませんが250ccで、荷物満載のアメリカンを駆るおじさんが…男だわ(笑)。もちろん単独です。男のロマンを感じました。この時間に鈴鹿ナンバーで横川ですよ。僕もビラーゴ250を運転した経験がありますが、100km/h出すのも至難の技ですから。BOLTで辛いはずなんてありませんね。

長野県に入ると気温がグンと下がります。連休中だからR141は川越あたりの県道なみの混雑で、野辺山は15℃まで落ちております。堪えるなぁ…と我慢して走り、山梨側に入り「もう少し」ってところで雨が…聞いてないよ(笑)。僕と天気予報の相性は抜群ですね。15℃の気温の中で雨に濡れてのバイクでの走行は、凍死の恐れがあるので雨具を着用いたしました。3日間晴れたから一度は着ろって事ですかね。雨の中19:30に無事到着です。総走行距離1400kmのロングツーリングでした。オイル交換したばかりですが、オイル交換まで1600kmになりました(笑)。ちなみにベリティのオイルは全然問題ありませんでした。これでℓあたり800円ならお買得だと思います。もうこれしか使えません。

ロングツーリングでのBOLTですが、高速はカウルが無いから出しても120km/hぐらいで、快適なのは90~100km/hぐらいですね。他のネイキッドタイプも現実的にはこのあたりじゃないですかね。ただし、4気筒よりハンドルに振動がかなり出ると思います。ハーレーほどではありませんが。僕のBOLTはハンドル位置を変えているからかもしれませんが、腰とお尻は辛くなります。ただ、230km毎には給油しなくてはならないから、ものすごく苦痛まではいきませんでしたね。ただ、長距離を走るとシート位置はもう少し高くても良いんじゃないか…とは思いました。それとシートの肉厚も。燃費はザックリですが28km/ℓとお財布に優しいです。タンデムでしたが、パワーはもう少しあった方が山岳路は盛り上がるかも。まぁー足りないほどではありませんが。

僕は走りが主体のツーリング派ではなく、どちらかと言えば鈴鹿ナンバーの彼のようなスタイルに憧れます(笑)ので、やっぱり僕にはBOLTがちょうど良いなぁと感じてます。いろいろ書きましたが、そもそもバイクは辛い乗り物なので、スポーツモデル以外ならどれ乗っても50歩100歩なんですよ。例えゴールドウィングだったとしてもワゴンRのが楽ですから。ステングレィ(ターボ付モデル)なら完敗です。防風がバッチリでエアコン装備ですから、夏はTシャツ短パンサンダルで、冬もYシャツでコーヒー片手に運転が出来ます。一部の現実を直視出来ない、そして論理的、客観的な思考のない、自分の偏見を押し付けようする方々が勘違いしているだけです。だから多少疲れても当たり前なんです。バイクに乗るとはそういうことだから。

という事でBOLTはロングツーリングもOKです(笑)。

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夏油温泉 元湯夏油

シルバーウィークに突入しました。今年は19日から休むと5連休です。すごい得した気分です。今年は、結果としてまだ会社を辞めていないので北海道へ行く事が出来ませんでした。それが目的でBOLTに乗り換えたはずですが(笑)。しかも、夏休みは次の移住予定地の別府の夏を体験しに行ったので、BOLTに乗り換えたにもかかわらずロングツーリングに出られませんでしたが、連休中は普段の行いが宜しいせいか晴れの予報です。まぁー天気予報にはよく裏切られておりますが予定通り行ってまいりました。目的地はまたしても東北です。

19日の7:40スタートで、八ヶ岳南麓の我が家から岩手の夏油温泉を目指して走り出します。移動距離は600㎞ちょいです。600㎞もあるなら深夜にでも出ればいいのに…と思う方もいるかと思いますが、僕は安全の為、極力夜間の走行を控えているのです。「深夜の走行のが安全だ」という方もおりますが、僕は全否定です。理由は、夜は眠いから(笑)。それもありますが、医学的な見解でも夜間は日中の3分の1ぐらいしか見えておりません。見えていないわけですから確認が甘くて当然です。本人は自覚症状が足りなく「見えている」と思い込んでいる人もいますが、特殊能力があり仮にそうだったとしても相手は見えておりません。さらにそれだけではありません。今ではいないと思いますがお酒を飲んで…はまだ良いとしても(僕はやりませんが)、まともに歩けないぐらい泥酔して運転している方もいるし、生理的にも眠くなりやすいので集中力も欠けてしまいます。安全な要素がありません。交通事故は未然に防ぐ事も大事ではないかと考えます。

ルートは、R141を佐久方面へ向かいます。

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朝の野辺山の気温は15℃です。そろそろ朝の野辺山超えがきつい季節になりました。R141から裏道を使って佐久平S.Aから上信越自動車道に乗ります。

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上信越自動車道から一瞬だけ関越自動車道→北関東自動車道→東北自動車道で水沢I.Cまで走ります。

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矢板のあたりで渋滞がありましたが、大した事もなく12:00ぐらいには那須高原S.Aでランチをいただきました。

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先週は災害が起きてしまうぐらい雨が降り続いていましたし、シルバーウィークだからS.Aもたいへん賑わっております。しかし、12:00で那須高原に居るって相当早く出ていないと無理ですよね。しかも子供連れもたくさんおります。最近の子供も楽じゃないなぁ…って、学校あるんじゃないの。最近は学校よりレジャーが優先されるんでしょうか。変わったなぁ…日本の社会も(笑)。

混んでいる中ササッと食事を済ませてさらに北上します。

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それにしてもこの日は良い天気になりました。BOLTは一度の給油で航続距離が230㎞ぐらいだから、何回も給油がてらに休憩もとり、東北道をのんびり走りました。僕は普段から仕事柄高速道路の利用をしますが、休日に高速道路を走るとそのペースの速さに驚きます。80㎞/h制限の区間が多いものの厳守しているのはパトカーぐらいで、平日ならだいたいは100㎞/h~120㎞/hを目安に走行している車両が多く見かけます。しかし、休日はトラックが少ないのも影響するのか120㎞/h以上で走行する方がやたらと多いです。

スピードを出す事に否定的ではありません。僕もあんまり守ってないし。しかし、急制動が出来る自信があるんでしょうね…とは思います。140㎞/h以上出すのは現代のクルマならアクセル踏むだけですから誰でも出来ますが、素早く減速できなければ危ないだけ…っていうより暴走に近い。そして言っちゃなんですが、140㎞/hからの急制動は、サーキット経験者、モータースポーツ経験者、首都高ローリング族、本気の峠ローリング族でもない限りそう簡単には出来ません。「そんな事ないよ。ABSがついているから」もしくは「ベンツだから。BMWだから。ポルシェだから」と思う方は一度やってみてください。ブレーキングは車両が一番不安定になり簡単にスピンを誘発します。高速域からなら尚更です。荷重のコントロールと微妙なハンドル操作が必要なはずです。休日に事故が多いのはこれも一つの要因ではないでしょうか。

長者原S.Aで給油が目的で立ち寄ると、水戸ナンバーのヤマハTW200でタンデムの方が僕の横に停めました。すごいです。BOLTでも結構疲れるのに…上には上がいらっしゃいます(笑)。16:00を回ってしまったので、スマホのナビで夏油温泉までの時間を調べると1時間30分…むむむ…まだそんなにかかるのか?遠いぞ夏油温泉。仕方ないので、ここからペースを上げ、フランスの制限速度~プラス2?km/hで一気に水沢I.Cまで走りました。

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高速でのBOLTの快適な速度は100㎞/hぐらいで、フランスの制限速度は頑張っている感が強いです。でも巡航可能なレベルで、プラス2×km/hも問題なく出せます。おそらく最高速度はもっともっと上です。ここがハーレーとは大きな差です。いざって時に頼りになります。まぁー早く出ればいいだけですが。

夏油温泉へはナビの言うがままに走ったので、うまく説明出来ませんが遠くに来た感じがしました。

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夏油温泉に向かう県道122号は最後は林道っぽくなります。

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17:20に無事到着しました。我が家から620㎞ぐらいでした。かなりの秘湯です。

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やっぱりライダーがいらっしゃいました(笑)。

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とても歴史のある旅館で、昭和40年ぐらいまで運搬は馬だったそうです。すごい。

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昭和の雰囲気が色濃く残っており、本物の湯治場の雰囲気も残っております。

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早速温泉に浸かります。元湯 夏油さんは、7つのお風呂があり(内湯は2つ)それぞれ泉質が違うらしいのです。まずは内湯のこちら

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小天狗の湯です。泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉で、パッと見透明で無臭ですが、うっすら濁っている本当に素晴らしいお湯です。ここだけのお風呂でも来て良かったです。少々遠いですが。もちろん源泉かけ流しです。東北の温泉は素晴らしい温泉が多いです。温泉でリラックスしたところでディナータイムです。

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食事は…温泉が目的で来ていますからいいんです。ごく普通とだけ言っておきますか(笑)。食事の後も露天へ向かいました。

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疝気の湯です。写真は早朝撮りました。基本的に、やっぱり泉質は似ていますが、こちらは硫黄の香りがいたします。しかも、どこからお湯が出ているのか?と思ったら、なんと自噴している上にお風呂を作ったそうです。ステキ過ぎです。この後、写真はありませんが大湯にも行きました。夏油温泉の中では、この大湯が有名なので行きましたが、とても熱いです(笑)。下諏訪の旦過の湯も入れるこの僕でさえ熱いです。身の危険を感じました。後から聞きましたが、温度だけの問題ではなく(でも46℃はあります)泉質もピリピリ来るみたいです(笑)。ちなみに妻は肩まで浸かったそうです。温泉バカは放っておきましょう。

体力派ではない僕にとって、バイクでのツーリングは登山なみに疲れるので早々に寝てしまいます。深夜にふと目を覚ますと雨音が…えっー 聞いてないよ(笑)。しかもザンザン降り。この雨は次の日の朝6:00でも降っておりました。気を取り直して、朝からもう一つの内湯の白猿の湯

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そして露天の真湯

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に浸かりました。泉質は似てはいますが、それぞれ違いがあり、どれも素晴らしいお湯です。宿泊料金はお一人様9000円です。シルバーウィークでですよ。確かに古い施設だから清潔感はありませんし、夏はやっぱりアブが出るらしく、食事も期待はできません。でも温泉好きならぜひ行ってみてください。後悔しないと思います。そのくらい素晴らしいお湯だと思います。

しかし、雨は止まない。スマホで天気予報を見ると北上市は晴れになっている…なんじゃこりゃ。フロントで聞くとどうやらここだけみたいです。バイキング形式の朝食を済ませるとだんだん明るくなってきました。いつもなら8:00には出発するのですが、止むのを待って良かったです。とうとう上がりました。かるーくバイクを拭いていると、宿泊していたライダーの方も出てきて軽く談笑いたしました。BMWのおじさん集団(僕もおっさんですが)でしたが、好感が持てる方々でいらしゃいました。中には国産の…しかもアメリカンタイプってだけで小馬鹿にする見え張り野郎もいますから。ちなみに僕は高速のパーキングでも堂々と横に停めてやりますが(笑)。

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さぁ出発です。いつもより少々遅くなり9:00スタートです。下だけ雨具を付けているのは、まだ路面が濡れていてこの手のバイクは跳ね上げがあるからです。少々カッコ悪いですが、クシタニのブーツが汚れるよりはましです。本日は松島を目指します。

つづく

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オイル交換 ついでにぶらり諏訪

3月末に購入した再販のランクル70の現在のODOメーターは11400km。九州から帰ってきてすぐ10000kmになったので、少し前になりますがエンジンオイルを交換いたしました。えっ!サイクルが10000kmなの?と驚く方もいらっしゃると思いますが、長い間いろんな営業車を10000kmサイクルで交換してきましたが、不具合が発生した事は一度もありません。今の営業車のホンダフィットシャトルも現在102000km、その前のADバンが約18万kmでしたが全く問題ありません。そもそもメーカー指定はたぶん15000kmだと思いますから5000kmも繰り上げて交換しています。ちなみにジムニーは5000kmのサイクルにしています。理由は加速時に5000rpmまでは回しますし、おまけにターボ車なので、バイク並みの環境下ではないかと思うので。僕がいつも使用しているオイルはこちら

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ルート産業さんのプラスで5W-30の部分合成油です。ホームセンターでも購入出来ます。ランクルは1ヶ月の無料点検で1000km時に一度交換をしております。おそらくキャッスルの10W-30だと思います。僕はオイルフィルターなんて20000kmのサイクルでも全然平気と考えていますが、今回はオイルの種類を変更するので、もったいないですがフィルターも交換しました。PIAAの二層タイプのマグネットなしです。今どきのエンジンから害になるような鉄粉なんで出る訳ありませんからマグネットなんて必要ありません。ランクルはフィルター交換時は5.5ℓ必要なので、2缶購入し余ったオイルはジムニーに使う予定です。

何度も書いていますが、僕は高級オイルは使いません。理由は、費用対効果が少ないからです。使った事がないから…という訳ではありませんよ。ラリードライバー現役の頃はいろいろ試してみました。シルコリンとトラストのオイルは良いオイルだと思いましたが、だからと言ってタイムに影響するほどではありませんでした(笑)。当たり前ですが。オイルによって微妙にタッチが軽くなったりしますが、出力に反映するのはたかがしれています。ちなみに保護能力が違う…なんて考える方もいらっしゃると思いますが、僕は何台もの営業車をガソリンスタンドの一番安いオイルで、10万km超えを何回も体験していますが、特に…いや何も問題ありません。残念ですが(笑)。

しかし、こんな僕でも純正品と同等のお値段なら、出来るだけフィーリングの良いオイルを探求しているのも事実です(笑)。その中ではルート産業さんのプラスは良いオイルだと感じます。しかも安い。耐久性もFIATのグランデプントを10000kmサイクルで40000km走りましたが、全く問題もなく、デュアロジックの問題で乗り換えましたが、エンジンはものすごく絶好調でした。ランクルにはどうかと言いますと、純正のキャッスルより低回転域がスムーズになります。おすすめです。

6ヶ月点検の時期となり、メンテナンスパックには入っておりませんから普通なら無視してしまいますが、1万kmを過ぎたので、ミッションオイルとリアのデフオイルの交換をしようと思い、ついでに点検もお願いする事にしました。ミッションオイルとデフオイルを数千kmで交換する方もいらっしゃると思いますが、僕の経験上ではありますが1万kmぐらいまでは鉄粉が大量に出るので、早めに交換しても同じではないかと思いますが…(笑)。ちなみにフロントデフは交換していません。理由は同じで、冬でガンガン4WDに入れてからにするつもりです。デフオイルは4ℓも使用しお値段は約1万円もしてお高いですから。純正ではなく社外品にしないの?…という点は、エンジンでも差がよくわかんないのに、ミッションやデフなんて違いがわかるはずもなく、わざわざ高い社外品を使う理由が僕にはわかりません(笑)。ちなみに交換してもフィーリングは何も変わりません。当たり前ですが。

バイクのヤマハBOLTも、来週のロングツーリングへ向けてオイル交換しました。しかし、バイクのオイルは何故かものすごく高い。純正品でも1ℓ当たり1500円が当たり前の世界です。何か特別な物でも入っているのでしょうか(笑)。BOLTはサイクルが3000kmと短いので、純正品はやめて選んだオイルはこちら

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べリティの15W-50にしました。Amazonさんなら4ℓで3210円です。鉱物油ですが1ℓ当たり約800円とひじょうにリーズナブルなお値段です。番手も50まで上げました。指定は10W-40ですが、大型空冷なので50番のが安心です。オイルは熱でダメになりますから。田舎だから基本的に渋滞はありませんが、ドカティの時も水温104℃まで上がる時がありましたので念のため番手を上げた訳です。冬は乗れないから多少硬くても問題ありません。

ランクルと同じくオイルの種類が変わったので、もったいないですがフィルターも交換しました。

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キジマのマグネット付のフィルターです。さっき「マグネットなんて要らない!」って言ってただろ(笑)…と言われそうですが、4輪なら要らないと思うのですが、2輪の場合はエンジンオイルでギアオイルもカバーし、クラッチも浸かっているので、多少鉄粉が出るんじゃないかと思いまして。まぁーメーカーもテストしているから要らないと思いますけどね。

交換は自宅の軒先で行いましたが、BOLTは車高が低いので、サイドスタンドでは段ボールの廃油処理箱が入りません。むむむ…仕方ないので妻にBOLTに跨らせて交換作業しました。結婚していて良かったです。

オイルを取り替えたので早速試乗したいため、9月13日の日曜日の10:30を過ぎておりましたが、ぶらっと諏訪に方面に向けて走らせました。

ルートはR20を真っ直ぐ…だけなんですが、諏訪市街のR20はけっこう混み合うんですよ。渋滞までにはなりませんが。なので、通勤バイパスの名で通っている抜け道を走り

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諏訪湖に出ます。

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湖畔沿いを走り、下諏訪方面へ向かい、諏訪大社秋宮近くで下諏訪の温泉街の付近のこちらのお店でランチです。12:00少し手前でした。

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とんかつ専門店 丸一 さんです。僕は在住は山梨県ですが勤務先は長野県茅野市で、主たる取引先は諏訪、岡谷ですので、諏訪周辺の道は地元住民と同等のレベルに精通しております。なので1時間ちょいで下諏訪まで来ますが、R20をひたすら走るともう少し時間がかかると思います。こちらのお店も取引先の近くでひじょうに気になっておりました。オーダーはこちら

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とんかつ定食1500円と

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とりの唐揚げ定食1100円です。とんかつ専門店ですので、両方とんかつ定食でも良かったのですが、予算の都合上(笑)とり唐になりました。お味の方は、まずはとんかつの方ですが、昔ながらの作りこみで衣にサクサク感はあるものの、分厚いお肉はちょい硬めでチェーン店のとんかつ屋さんの柔らかい不自然な食感と比較してしまうと今一歩。ただ、チェーン店が出来るまでは、こういうのが普通でしたからチェーン店のはドーピング(添加物?)してあるのではないでしょうか。あくまでも想像ですけど。唐揚げも同じく昔ながらの味がします。しかし、個人的にはとんかつより唐揚げのが美味しいなぁ。とんかつ専門店ですが。鶏肉にも味が付いていてジューシーで美味しいです。☆4つ。現代のチェーン店のとんかつが好きな方には美味しさが伝わらないかもしれません。例えて言うなら、チェーン店がプリウスなら、丸一さんのは箱スカ(笑)。技術がないと美味しく作れない(速く走れない)って感じで、チェーン店のは、確かに美味しい(速い)けど化学の力で、誰でも出来るって感じでしょうか。昭和の味を求めている方にはおすすめです。余計なお世話ですが、店内の雰囲気も昭和…というより諏訪って感じがします。これは長年接するとわかります(笑)。

ランチの後は、旧中仙道を通って

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春宮の近くの万治の石仏を見学しました。

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普段から付近をウロウロしていますが、拝見したのは人生初でした。岡本太郎画伯が絶賛していたようですが、僕は芸術が理解出来る感性がないので、一般的な石仏と比較してどこらへんが素晴らしいのかは全くわかりません。

下諏訪から岡谷へ回って湖畔を一周し、上諏訪のこちらの高級旅館の温泉に浸かります。

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下諏訪は小さな旅館が多いですが、上諏訪は大型温泉施設が多くあります。こちらの鷺の湯さんもその中の一つですが、独自の自家源泉を持っている上諏訪温泉でも特徴のあるお風呂です。

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高級感漂う廊下を奥に進むと大浴場があります。

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あれ?諏訪の温泉なのに茶褐色?とお思いになる方もいらっしゃると思います。そうです。これが独自の源泉なんです。上諏訪には何種類も源泉はあるみたいですが、だいたいは透明で少しキシキシする感じの泉質(ホテル紅や、片倉館、ルートイン諏訪などの市営の温泉を引いているお風呂)と、グリーンがかった硫黄の香りがする泉質(大和温泉など)が大所だと思いますが、鷺の湯さんのは、茶褐色の若干モール泉のようで、かつ上諏訪温泉の泉質もする素晴らしい泉質です。基本は循環式ですが、源泉かけ流しもあります。高級旅館だけあって、清潔感、設備、アメニティ類も完璧です。ちなみに、日帰り入浴の場合ご利用料金はお一人様1500円。げっ!高い…のところを以前から使用している手形で割引の利用をして、お一人様750円です。750円でこのお風呂に入れて、高級旅館の雰囲気も味わえますからお得ではないでしょうか。

16:00には鷺の湯を後にして、自宅には17:00には到着しました。僕にとっては自宅から50~60kmぐらいの市街地なので、本来なら小回りの効く原付2種(125cc)ぐらいでブラブラするのが楽しいですが、BOLTはこういう観光を兼ね市街地を走っても苦になりません。例えば、ゴールドウィングやFJR1300やBMW様のR1200RTなどはロングツーリングは良いけど市街地は嫌ですよね。これは大型アドベンチャーモデルも同じ。SSモデルやスポーツツアラーではパッソとワゴンRにイライラしちゃうでしょ。この原付2種や250cc並みの「気軽さ」も持っているBOLT…なかなかやりますね(笑)。

今日の試乗は、もう一つ試すものがありました。

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世間の底辺層にもかかわらず、あのクシタニ様の製品のモカシンブーツなるものを購入してしまいました。いままではガルエネのタフギアを5年間に渡り愛用してきましたが、5年履いて言うのもなんですが、お洒落な感じに欠けておりました。そこで機能性もあって、お洒落な感じのブーツを物色していたところ、候補に挙がったのはマックスフリッツのブーツとクシタニのこちらだった訳です。しかし、マックスフリッツのは問い合わせしましたが、試着は出来ないらしいのです。通販で購入するには高額なので怯んでしまいました(笑)。なので清水のクシタニショップの対応も良かったのもあって買ってしまいました。この手のバイクならレッドウィングでしょ…という人も多いかと思いますが、過去にエンジニアを持っておりましたが僕には向いておりませんでした。基本ワークブーツ(労働用の安全靴)ですし。

人生初のクシタニの製品ですが、履きやすいなぁ…高いだけありますね。デザインも単純な派手さもなくてそれでいてお洒落な感じで、中年でも違和感のないデザインだと思います。「ブーツの前にヘルメットが先じゃないの?何年使ってんだよ」と言われそうですが、ヘルメットは欲しいデザインのものが見当たらないのでしばらく保留です。アライのヘルメットはシールドの交換がとってもやりにくいですが。

それでオイルはどうだったの?…忘れておりました。本日の目的はとんかつではなくてそれでした。はっきり言って何も変わりません。わかりません…僕には(笑)。純正とわかんないぐらいだから、きっと良いオイルだと思います。それよりもお得ではないでしょうか(笑)。いくら美味しいからといってスターバックスのコーヒーを280円を払って毎日飲みますか?ドトールの180円でいいんです。それでも缶コーヒーよりは幾分ましです。それに、高級オイルならℓあたり2300円ぐらいでしょ。べリティはℓあたり800円。差額1500円。30ℓオイルを使うとクシタニ様のブーツが買えてしまいます。30ℓは7回分…という事は21000kmでチャラ…21000kmかぁ…乗っているかな(笑)。

準備も整ったので、来週はBOLTで初のロングツーリングに旅立ちます。

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長野市 手挽きそば 蔵之内

今年の八ヶ岳山麓はお盆を過ぎたらめっきり秋めいてまいりました。僕が移住した10年前はこれが普通でしたが、ここ数年は彼岸ぐらいまで暑かったから、なんだか普通になっただけなのに今年は夏の終わりが早いなぁーと感じてしまいました。お盆までの週末は晴れる週末が多かったのですが、それを過ぎたら雨、雨、雨…そして雨。それにしてもよく降るなぁ(笑)。9月5日だけ晴れの予報なので、これは走るしかありません。収穫の秋ですから、実家に信州の美味しいフルーツを発送する為、中野市のJA直売所まで走りました。

少し遠いので8:30の出発で、ルートは、エコーラインからR152で大門峠を経由して上田市街に入り、市街をゴニョゴニョと抜けてR143へ

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我が家周辺もそうですが、今の時期は蕎麦の花が咲いていて、これがとてもキレイです。是非見に来てください。少々匂いがキツイのが難点なんですが。それからこの時期に信州にツーリングに出る方へ一つアドバイスしておきます。9月5日の予想最高気温は長野市で28℃。この予報を見る限りだと、都会在住の方は普通にメッシュウェアを選択すると思いますが、8:30の我が家(八ヶ岳南麓)は17℃です。もちろん10:00の白樺湖も同じくらい。メッシュウェアでの走行は凍死できます(笑)。確かに3シーズンウェアでは、日中多少暑いですが凍死よりは幾分ましです。ちなみに、この日の帰りの野辺山は17:30で16℃です。防寒対策は忘れずに。

R143から県道12号を右折してR403の聖高原へ向かいます。

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この県道12号は何故か今まで冬しか通っていなかったのですが、この時期もステキな田舎道です。信州は何処を走っても素晴らしいです。

R403に出たら右折して、ワィンディングを駆け上がります。

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そして聖高原を通過

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R403はなかなかのワィンディングで走るのが楽しい道です。その分BOLTのステップ位置が悔しい(笑)。キジマから、ステップ位置が斜め後方35mm移動するパーツが出ていますがどうなんだろう。ステップの下のブラケット部分も擦っているから意味ないのかな。軽く悩んでいます。そして気のせいなのかもしれませんが、右の旋回のがステップを擦ってしまいます。マフラーの分出っ張っているのかな。

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R403の聖高原からの下りは、棚田が見えたり、更埴市街が一望出来たり、この時期走らないのはもったいないくらいステキです。

R403からR18に出て、ランチのお店に向かいます。長野市街に入りR18を左折して、その少し奥にあるランチのお店はこちら

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手挽きそば 蔵之内さんです。到着は11:40です。実は2回目で前回は30分くらい並びました。ですので、今回は何が何でも12:00前には…と思い、R403の下りも激走したのですが、着いてみると席が空いております。あれ…食べログでも3.5点もあるのに。オーダーは前回注文したのと同じのこちら

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海老、野菜天丼セット1100円と

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めごち、野菜天丼セット1100円です。前回食べたのがとても美味しかったので、僕らにしては珍しく再訪したのですが…あれ?なんだか前回ほどの感動が…(笑)。実はお蕎麦自体は信州蕎麦って言うより、東北の蕎麦に似ている感じの食感で、さほど好みではないのですが、この天ぷら…と言うより天丼が絶品だったんですよ。しかし、今回のはサクサク感に欠けよくある天丼な感じです。どうやら生産技術に波があるみたいです。僕も食べログ同様☆3.5点です。とは言っても、1100円で本物の信州蕎麦と天丼のセットですし、成人男性でも満腹感がありますので、今流に言うとコスパは良いんではないでしょうか。

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ランチの後に向かったのは、R292沿いのJA中野市の直売所です。R18→R406で県道343号を左折して田舎道を流します。

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りんごも赤く色が付き始めております。9月に入ったばかりですが、すっかり信州は秋模様です。直売所であれやこれやと送る品定めに忙しくて写真を撮るのを忘れてしまいました(笑)。ちなみに、山梨ではぶどう各種今がちょうど良い時期なのですが、信州中野では少し早かったみたいです。例年この時期に送っていたと思っておりましたが、どうやら9月中旬だったみたいですね。いつもなら、入り口のドアを開けた瞬間からフルーツの香りするくらい並べてありますので。本日の温泉は、この直売所から10分くらいでいけるこちら

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長嶺温泉です。今回も手形を利用していますので僕らはお金を支払いしておりませんが、ご利用料金は450円ととてもリーズナブルです。

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お風呂は内湯と露天がありますが露天の利用は17:00からです。加温はしているものの源泉かけ流しで、泉質は臭いはなかったと思いますが、とろーんとしたモール泉みたいな感じの鉄系だと思います。なんで曖昧な表現なのかと言いますと、こちらの施設は地元の方々の社交場となっていて、カラオケが鳴り響くは、いまどきロビーでタバコOKだわ、本物の地方の集会に紛れ込んだぐらいのアウェー感があります。また、洗い場は6名分ぐらいしかないのに、そして空いている時間をねらって14:00だってのに、次から次にお爺さんが…早々に出てしまいました(笑)。お湯は良いと思いますが…僕は二度と行かないと思います。

温泉を15:00にスタートし、帰宅へ向けて走ります。ルートは、小布施から広域農道を抜けてR406で菅平へ

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自宅に向けての最短ルートは、R406から県道4号さらに県道40号で白樺湖なんですが、この日は諏訪湖で新作花火大会があるので迂回しなければなりません。なので、菅平から湯の丸高原を抜けて帰ろう…と考えましたが、菅平が意外にも寒かったので、とてもではありませんが浅間山に行く気にはなれず(笑)、標高の低い県道4号→浅間サンライン→小諸市街をゴニョゴニョと抜けて、R141の野辺山経由で帰宅しました。ところが、僕らは3シーズンウェアで「冷えるなぁ」なんて言いながら走っているのに、野辺山でTシャツのCB1300を駆るライダーとすれ違いました。16℃ですよ。16℃でTシャツって…同じ日本人なんでしょうか(笑)。18:00ちょいすぎの帰宅です。

いつまでも小汚いリュックをシーシーバーにくくり付けているのは恥ずかしいので、バックを新調しました。

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アメリカのクリアキンというメーカーのバックで、分類的にはシーシーバーバックです。基本ハーレー用ですね。容量は32ℓでさらに横が拡幅して最大37ℓの収納が出来る…はずです。この手のバイクだと、一般的にはサイドバックを取り付けている方が多いのですが、僕はタンデムをするののもあって、邪魔くさくて好きになりません。シーシーバーに、マジックで固定となっていますが、実はさほど固定出来ません。ですが、他のところで固定させるアタッチメントが付属しているので、思いのほかかっちり固定出来ます。バック自体も形状が崩れないのでトップケースのようにも使用出来ます。

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お値段はお得意のAmazonさんで17000円くらいだったと思います。サイドバックが苦手な方もいらっしゃると思うので参考になれば…と思います。

記事にはしませんでしたが、前回のツーリングでめでたく

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3000kmを突破しました。購入してから2000km走りました。今回のツーリングでオドメーターは3400km…そろそろ入れるオイルも考えよう…と思って、さりげなく取説を見ると…えっ!メーカー指定のオイル交換が3000kmになっています。ちなみに、ハーレー883は覚えていませんが、ドゥービルは10000km、DUCATIのST4Sも10000km、スカイウェーブが確か6000km…むむむ…サイクルが短すぎないか?これ。なんだこれ?何かの間違えじゃないのか?と思いググって見ると、空冷のXJR1300が6000km、SR400はBOLTと同じく3000km…そっ そうなのか。空冷はおそらく油温の問題で、オイルにかかる負担が大きいですね。しかし、これ海外でも3000kmって載せているのかな。やらんだろ外国じゃ。無駄にSTOP&GOを繰り返す日本で乗る場合の限定じゃないのかな。そうは言っても、いくら田舎に住んでいるとはいっても、メーカーの意向を無視するのはリスクが高い気も…します。

バイク屋が推奨する、オイル交換が3000kmって言うのはここから来ているのかな。僕はいままで何の根拠もありませんがメーカーの指定の約半分の距離でオイル交換してきました。BOLTは半分にすると1500km。これはいくらなんでも、今流に言うとコスパが悪いので(笑)、BOLTはメーカーの指定の3000kmでやろう…と思いましたが、シルバーウィークはロングツーリングへ出ますので、明らかに3000kmを越えてしまう…仕方ないので来週交換致します。

オイルの銘柄は次の記事にこうご期待!…特に興味ないと思いますが(笑)。

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