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再販ランクル70の試乗

現在のFIAT グランデプントのODOメーターは78800㎞。購入から約40000㎞走りました。ですが、デュアロジックに不具合が生じてしまい、通勤のみの使用となってしまいました。通勤は片道24㎞弱なんですが、市街地走行がないのでたまにギア抜けはするものの何とかなっている状況です。しかし、このまま乗り続けるわけにはいきません。

グラプンを継続させるには、デュアロジックの修理が安く見積もって20万円、車検が安くみても10万円、次の2年間には10万㎞達成するので2回目のタイミングベルト&ウォーターポンプ&ベルトの交換、ついでに抜けたショックの交換で20万円、概算50万円は必要な見通しです。

50万円かかるとなると、ちょっとした中古車が買えるレベルです。購入したのも90万円ですし。それでもランクル70が再販がなければ、50万円かけて修理したと思います。出来る事ならあと2年グラプンに乗り12万kmで終わりとして、そのあとにランクル70に乗り換えが希望なんですが、このランクル70は1年間の限定販売なので購入出来るのは今年の6月末の生産分までなのです。購入するには今しかなく、そしてグラプンも不調になってしまった為、具体的な検討に入った次第です。

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12月に一度試乗しているのですが、その時は、山梨トヨタの甲府昭和店の周辺をちょっとだけだったので、雰囲気は掴めたものの、この試乗だけで400万円は出せません(笑)。100万円程度のクルマなら「まぁ いいか…」で買ってしまいますが、400万円もするクルマの購入は、不肖クルマ好きにもかかわらず人生史上第2番目の支払額です。栄えある第一位はシトロエンXMの最終モデルで、確か500万円は超えていたと思います。あの時とは違うのは、年収が半分以下となっている事ですが(笑)。

という訳で、改めて韮崎店へ連絡を入れ、試乗するコースを僕が設定し、そのコースの試乗をOKしてくれたので、再びランクル70の試乗となりました。コースは、韮崎市の市街地~中央道 韮崎I.C~須玉I.C~茅ヶ岳広域農道です。市街地、高速道路、ワィンディング…そのクルマを判断するには絶好のコースです。都会じゃこういう試乗は難しいでしょうね。

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前回のインプレで、ハイラックスサーフに似ていると書かせていただきましたが、これは訂正させていただきます。内装の雰囲気が似ていただけでした。今回のコースでじっくり運転してみたら、ランクル70の動きや乗り心地はほぼジムニーです(笑)。妻も同意見だから妥当な意見だと思われます。前回は、道路整備が行き届いた市街地で10分ぐらいの試乗でしたので全くわかりませんでした。ちなみに、ジムニーの試乗の時も川越の市街地だったから、前車のパジェロミニとの乗り心地の差はよくわかりませんでしたが、購入してから「なんじゃこりゃ」と驚きましたから。ですので、サーフ及びハイラックスとは別物だと思います。最近のなんちゃって4WDからみたら乗用車の域ではないと思います。

ランクル70のインプレは、すでに各メディアが情報をアップしていますが、メーカーに気をつかっているのか事実と異なっていると感じます。販売台数はすでに5000台を超えていてかなりの人気車となりましたが、以前からランクル70に乗っている愛好者は別として、それ以外の購入者のほとんどは市街地だけの試乗と思われるので、購入後に後悔して手放す人も少なくないのではないかと思われます。松下 宏さんのレポートが一番真実性が高く、一般車ではないという事実をよく理解した上で検討した方が良いと思います。

最近のお洒落なSUVのクルマは路面の凹凸をあまり拾いませんが、ランクル70やジムニーは「ラリー用のサスペンションが入ってんの?」と思うくらい硬く路面を拾います。シビアな路面でスピードを上げた走行や、悪路(日本にはまずありませんけど)の走行では、これのが都合が良いんですが、その反面、常に揺れますからクルマ酔いする方は乗らない方が賢明です。これは高速道路でも同じです。僕や妻は、若い頃はラリー車でどこでも出かけて(それしか持っていませんでしかが)、ジムニー歴も7年以上あるので免疫がありますが…一般的な車両しか乗っていなかったらどうでしょう(笑)。

高速道路はジムニーと大きく差があり、120㎞/hで3000rpmだと思います(中央道は80㎞/h制限なので、あくまでも想像って事にしてください)ので、80㎞/h~フランスの制限速度の巡航は可能だと思います。が…揺れはあります。ラリー車をノーマルシートで走る感じです。また、風切音及びロードノイズは最新モデルとの比較にはならないくらいデカいです(笑)。また、他の方のインプレではパワフルと言われていますが比較しているクルマは何でしょうか。確かに遅いというレベルではありませんが、以前に我が父が乗っていた

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マツダのトリビュートのV6 3.0のがターマックなら全てにおいて速いです。このくらいのをパワフルと言うではないでしょうか。まぁーマイナーなクルマなので、こちらも比較しにくいと思いますが。

ただ、田舎の一般道を60㎞/h程度で流すとV6 4000ccのステキなエンジン音が車内に入ってきて(入ってきてしまって)、トヨタ車とは思えないワイルドな雰囲気に包まれ思わず惚れてしまいます。が…ゆったり感はありません。揺れます。ワィンディングは、デカいし重いしホイールベースが長いので、ジムニーのようなコーナリングはできませんし、トリビュートのがターマックのコーナーなら速いと思います。営業マンが助手席に乗っていましたし、僕は大人ですから、思い切ったコーナーリングは控えましたが、速度が上がれば早い段階でグリップを失う感じもいたします。

ボディは大きいですが、デザインより機能を優先させているだけあって、見切りがよく運転は意外にもしやすいと思います。また、低速の粘りはじっくり運転すると慣れてきて、容易くアイドル状態で発進出来ました。何度も言いますが、ちょっと乗っただけじゃわからないんですよね。このくらい乗らないと。シトロエンの時なんて何度も首都高を乗りましたから(笑)。

御見積金額は約400万円です。オプションは、フロアマット、フォグランプ、盗難防止アラームぐらいです。ここから値引き交渉となります。あまり期待出来ないらしいですが。グラプンは3月末で車検が切れてしまいますが、それから納車されるまでは代車の用意もしてくれるそうです。これが最後のクルマだと思って買おうかな?…まぁーリセールバリューも良いから、万が一飽きても高く売れそうだし。えっ?定番のウインチやデフロックですか…それ逆に必要なんですか?そもそも、僕はなんちゃってだから要りませんし、重いから無料でも要りません(笑)。

ランクル70の検討に入ったきっかけは、ジムニー並みのタフな普通車が欲しかったのと、時代の流れで失くしてしまった機械らしさが残っているからです。時計はロレックスを筆頭に機械式が人気あるのに(笑)…不思議です。僕は「4WDは必要ない派」だったのですが、ジムニーが僕の考えを大きく変えました。これでも実用モデルが好きなので。本当ですよ。歴代の購入車両も競技で使ったクルマ以外のスポーツモデルはRX-7ぐらいです。

ただ単純に移動が楽なクルマなら、これは間違えなくトヨタのクラウン(ロイヤルの方です)がベストだと僕は思います。ベンツとかBMWとかを勧める人も多いですが(特に評論家の皆さんは)、日本で5年で10万㎞の移動の道具で考えたらどうでしょうか?外国車とは言えないと思いますよ。今までの経験上、何故か欧州車は約8万㎞で必ず大きな山場を迎えます。ストップ&ゴーの市街地、出しても120㎞/h程度の高速道路、狭い道路、夏の炎天下の渋滞…クラウンぐらいの大きさとパワーが適切だし、耐久性もずば抜けておりますし、プリウスに比べれば燃費が悪くても、乗り心地や走りに安定感があるからこれ以上の道具はないと確信しています。まぁー フーガでも良いんですが(笑)。

しかし、クルマって便利なだけなのでしょうか?移動するだけの道具なんでしょうか?僕にはここが大事なんです。便利なだけでOKな家電と違うのは、クルマには操る楽しさが必要だと思っています。

僕も当初は日本でランクル70は要らないと感じていました。でも、それを言ったらクルマは全部プリウスとミニバンで充分って事になってしまいます。フェラーリもアストンマーチンも必要ありません。操る楽しさがあってこそフェラーリは評価されているのではないでしょうか。そこはランクル70も同じで、古典的な作りや、タフさや、機能を追求したデザインだけではなく、今回の試乗で感じたのは、ランクル70は内装や乗り味も古臭いと思いますが「俺はクルマを運転しているんだ」という感覚がひじょうに強いんです。クラウンより疲れても、プリウスの1/3の燃費でも、ラリー車並みの乗り心地でも、5MTを操りながらV6を響かせて(車内だけですが)走らせるのは理屈抜きに楽しいです。日本で乗るのもいいんじゃないか…と本気で思いました。

傍から見ると「もったいないなぁ」とか「貧乏生活なのにクルマ道楽が過ぎる」なんて言われそうですが、僕の人生においてはクルマとバイクは必需品で、これがなくなったら生きる意味を見失います。更に、僕はクルマが変わるだけで人生が変わると思います。同じ道でもクルマが変われば楽しくないですか?クルマが変わるだけで生活が変わると思いませんか。それが買えるんですよ。お金を出すだけで人生が変えられる物って他にありますか?…ありますね(笑)家も変わるなぁ。でも、それ以外はないと思います。

キャバクラに1万円使うとして400回で400万円です。居酒屋で1回4000円支払えば1000回で400万円です。400万円なんて、しょーもない事で使ってしまっているんです。僕は、外に飲みに出る事もまずしませんし、タバコも吸いませんし、ギャンブルはパチンコすらやらないし、風俗にも全く行きません。一般成人男性と比較すれば、たぶん600万円ぐらい浮いているはず…はずです(笑)。

問題は色なんですよねぇー。鉄板はベージュなんですが、10年スパンで考えて生きていれば僕も57歳。ベージュは微妙な色ではないでしょうか。えっ?10年なんて乗らないから心配ない?…いえ、今回は10年乗るんです…気持ちだけはいつもあるんですけどね(笑)

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コメント

ナナマルを色々と調べていたら、こちらへ辿りつきました

私も購入を検討しています。東京のド真中に住んでいますが、冬はよくスキー場へいったり、ツーリング途中では林道らしき道へ好奇心に任せて入りこむ癖があるので、実用性+趣味性のあるクルマを探しています。 
置く場所があればジムニー(セカンドカーとして)にするのですが、4ドアを要求する家族のためにランクルかな?と考えています。

こだわりはマニュアルパート・タイム4WDです。現行車ではもうジムニーか70かパジェロくらいしかなく、電子制御が発達しすぎたクルマだと面白味が半減するような気がしますので、70を候補にしています。

質問ですが、70を契約時、デフロックオプションは注文しましたでしょうか?その理由もできたらお聞かせください。また、バン、ピックアップのどちらを選びましたか?

先日ディーラーで試乗しました。予約が一杯だから早く注文しないと、無くなりますよーと焦らせられました

投稿: クルラン | 2015年2月22日 (日) 08時13分

はじめましてクルランさん。

僕はすでに発注済みです。タイプはバンです。そしてデフロックもウインチも付けておりません。

デフロックは、4L時で歩く程度のスピードでしか使えないので、使う場面はほとんどないのではないでしょうか。昨年、我が家周辺は100年に一度の大雪となり、ジムニーが半分ぐらい埋まるくらいの新雪の中を走りましたが、4Hで充分でした。次の日、食料ストック不足でしたので頑張って買い出しに出ましたが、路面が酷くてジムニー購入以来初めて4Lを使いましたが、あっけなく普通に動きました。デフロックの出番は専用コースでもない限りないのではないでしょうか。もし、ダートでスピードを上げてスライドしながら走りたい(北海道ぐらいしかないと思いますが)ならLSDの装着のが良いと思います。

僕もランクルを選んだ理由の一つが、エンジン以外電子制御が介入していないところでした。横滑り防止などは装着が義務付けられ、雑誌やネットの情報などはトラクションコントロールを含め賞賛しています。しかし、もしそれが事実なら我が家周辺(八ヶ岳南麓)で警察やレッカーのお世話になっている高級SUVの方々はどういう事なんでしょうか(笑)。現実はタイヤの限界(摩擦力)を超えていないのが条件な訳ですよね。

僕はクルマは人が操る道具であると考えています。クルマはドライバーに素直なインフォメーションを与えるだけいいと考えています。それを自分で判断し操作するからこそ一体感が生まれるんだと思います。だから運転は楽しいのではないでしょうか。ジムニーはそんな素朴なクルマです。たいした役に立たない、おせっかいな介入なんて邪魔なだけだと思います。
 
ランクル70は、新車で購入出来るクルマの中では稀有な存在です。ただし、残されて時間は少ないと思います。6月30日までの生産分ですから、遅くても5月、早くて3月いっぱいで販売終了になる可能性があります。

クルマが好きなら買っちゃいましょう…と言いたいとこですが、ご家族で乗るのは…微妙では…(笑)。首都高ぐらいは試乗した方が無難です。

悩んでください(笑)。

投稿: 友蔵 | 2015年2月22日 (日) 16時53分

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