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ハンドルの交換

僕は基本的にはノーマルでバイクの乗るタイプなんですが、小柄(身長167㎝)なのでメーカーの吊るしのポジションが合いません。特に外国メーカーのは。服もユニクロならMサイズですが外国メーカーのは基本的にSもしくはXSですので。

ST4Sは、以前より僕にはハンドルが低く遠いので悩んでおりまして、シートの補修の際にアンコ抜きを3㎝ほど施し、多少は改善したものの、やはり前傾姿勢が強く体力が続かない為、とうとう高額なハンドルの交換をする決断をしました。おそらくメーカーの推定している身長は175㎝前後で、腕の長さや足の長さも欧米人をモデルにしていると思われ、シートからハンドルまでの長さは決まっているから、腕の長さ+胴の長さの合計が少ないほど前傾が強くなる訳です。

バーハンドルへの交換が無難なのは僕もわかっていましたが、まずお値段が高い(笑)のと、ハンドル位置が大幅に変わるので車検に問題もあるかもで、さらに…実はここが一番大事で、位置が大幅に変わる為大きく乗り味が変わってしまう可能性が高いのでやめました。そこで、これならと目に留まったのがHeliBarsでした。Amazonさんで売っております。高さが38㎜高くなり、31㎜ 手前になります。お値段は44310円。これでも高い(笑)。で、届いた現物を見てさらに驚愕

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ハンドルないじゃん(笑)。ハンドルバーはノーマルのを使えって事らしいです。これで、これだけで44310円…新宿あたりのぼったくりバーの請求書を見た気分です。行った事はありませんが。ハリケーンさんが作るなら1万円台ではないでしょうか。ハンドルポストだけとは知らなかったので、結果的に買わなくてもよかったハンドルグリップまで買ってしまったので、これも交換いたします。

10月4日 天気も雨にはなりそうもないので、青空ガレージの僕には絶好のバイク改造日和です(笑)。交換要領は事前にネットで良く調べ、さらに購入したディーラーのメカに作業注意ポイントも聞き作業に入りました。基本的に難しい作業もなく、特殊工具も必要ありません。強いて言えば、トップブリッジの取り外しをしますが、ディーラーはフロントを吊って作業するらしいので、センタースタンドを立ててジャッキでフロントタイヤの荷重を少し抜いて…と言われたのでジャッキを使おうとしたら、当てられるところがなく仕方ないのでエンジンにジャッキをかけたらスタンドが浮いてきて…(笑)。結局、普通にスタンド立てただけで作業しました(笑)。ちなみにトップブリッジもサクッと抜けましたし、交換後、夢の中で100㎞/h以上で手放し走行もしましたがブレとかもないので、僕には問題ないかと…ないかと思います(笑)。推奨しませんが。

推奨しないついでに、僕はトルクレンチも使用しておりません。これにはちょっとした持論があって、大半のトルクレンチは、きちんとした状況下でないとその機能を発揮できないと思われます。高い工具はわかりませんが。どっちかというとそのトルクがかかっていないケースのが多いのではないでしょうか。遠い過去の思い出話ですが、自分のラリー用の4輪は、数え切れないほどサスペンション交換をしましたが、一度もトルクレンチなんぞ使用しておりません。と言いますか、ラリーショップも使っていませんでしたね(笑)。その代わり、外す時の力の入れ方を覚えといて、同じぐらいの負荷をかけ締める…ここが整備の腕だと師匠は言っておられました(笑)。その証拠に4輪のタイヤ交換の際、ホイルナットを締める際にトルクレンチを使用してみてください。同じトルクでかかっているなら4~5本のナットは、同じ力で外せるはずですが、一定のトルクとなっていないケースが多々あるとは思いませんか。過度に信用するのは禁物だと思います。何度も言いますが高級な工具はわかりません。さらに、こちらも何度も言いますが全くもって推奨いたしません。自己責任の下で判断してください。

ノーマルの時の写真を撮ろうとして忘れてしまったので途中ですが、ビフォアがこちら

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アフターがこちら

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び、ビジュアルが…(笑)。いいんです。改革とは必ず何かが犠牲となるものなんです。あぁそうだ!僕みたいな素人の為に、この作業にはもう一つポイントがあります。ハンドル交換時にブレーキなどを下にぶらんとすると、ブレーキフィールドやクラッチフィールドのエア噛みの危険性が発生します。ですので、そこだけ注意した方が良いと思います。当然、僕は「水平に持ってて!」と妻に持たせました(笑)。

グリップも購入してしまったので交換します。プログリップの耐震GELが入っている125㎜のタイプです。甲府の2りん館で購入しました。

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ドカティはボンドで固定していませんから、パーツクリーナーを吹きかけながら引抜きが出来ます。たぶんノーマルを使用する事は今後もないので、カッターでザクッと切ってしまっても良かったのですが、万が一の事もあるので…95%ないと思いますが。新しいプログリップは念の為、コニシのボンドで固定しました。

ここまでの作業時間は2時間です。早速インプレを兼ねて10:00スタートで河口湖へ向かいました。ルートは、若彦トンネル経由です。

そのインプレですが、前傾が楽になったのは間違えありませんが、決してアップライトなポジションではありません。そこはやはり前傾は気味になります。ですが、我慢できないレベルではありません。例えて言うなら、ドゥービルと同じぐらいかやや低めって感じですか。えっ?車種がマイナーすぎる?教習所のCB750よりやや低めだと思います。もうあまり覚えていませんが。ですので、フロントへ荷重がかからない訳ではないので、大きく乗り味が変わる事はありませんでした。ただ、高速コーナーへの侵入の際は以前の方がスピードをのせてアプローチ出来たと思います。まぁー法定速度ならどっちでもいいと思いますが。その分、低速ヘアピンはこちらのがハンドルをこじりやすいので曲がりやすいと思います。僕レベルは。

従来のポジションはSPORTが70%でTOURINGが30%でしたが、SPORTが60%でTOURINGが40%に変化したと思います。スポーツ色の強いDUCATIさんが提案するSPORT TOURINGは以前のノーマルだと思いますが、僕なりのSPORT TOURINGにやっとなった感じがします。

ランチは河口湖駅付近のこちらシャンテ・ルヴォンさんです。

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店内が、昔の下北沢かなんかにあるようなお洒落な喫茶店みたいで、とてもステキな感じです。若い人にはかえって新鮮ではないでしょうか。

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オーダーはこちら

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オリジナルカレー 800円です。サラダにフルーツもついてなんとなくお得な感じです。お味の方は、カレーっていうと当たり前ですが辛いのが一般的だと思いますが、こちらのは甘~い感じのとても美味しいカレーです。かなり煮込んでいてデミグラスソースが混ざっている感じです。僕は、インド・ネパール料理店で出てくる本物のカレーはかなり苦手で、COCO一番でさえも好んでは行かないタイプなので、僕にはぴったりの欧州カレーだと思います。☆4つ。昔はこの手のカレーも小さい喫茶店などで存在していたと思いますが、流行りの味ではないので少なくなっていますから、わざわざ行くってのも良いかと思います。ただ、カレーは辛さが勝負ってのもあるから、好みが別れてしまいそうなので万人におすすめって感じでは…ないかなぁ(笑)。

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最後の仕上げに、西湖から本栖湖へ出て

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R300で最終確認をして、R52から横道に入り、ウェスタンラインをカッ飛んで試乗は終了です。

しかし、このハンドル位置は絶妙だなぁ。開発者はなかなかやるなぁ(笑)。見た目はダサいですが。でも、小柄な人にはおすすめですが、身長が高い人はかなり上体が起きると思われるので注意が必要です。R300の下りでは、いままでよりフロント荷重が抜けるのでヘアピンもグリグリ行けます。僕の場合下手なので、むしろこれのが速いんじゃないでしょうか(笑)。おそらく200km弱は走ったと思いますが、いままでとは疲労感が全然違います。この日は気温が高めでST4Sもかなり熱くなりましたが、前傾姿勢がゆるくなった分、下半身で支える力も弱まり、がに股クールダウンをするのも楽になるという予想外のメリットもありました(笑)。

これならどこにでも行ける…ような…ような気がします。めでたし めでたし…とバイクを眺めていたら、残念な事にリアタイヤの溝にスリップサインが…。早くねぇーか!これ。買った時はそこそこ溝が深かった気がするんですが5000kmで終了しました(涙)。ODOメーターは15000kmだから、前オーナーが半分の距離で交換したとしても7500km。7500kmしか走んないの?。ちくしょーコンチネンタルでも履いてやろうかな(笑)。

また出費が…もちろん次のタイヤはライフ最優先で検討します。えっ?コーナリング性能?そこは気合で乗り切ります。

それにしても今回は、まるでバイクブログみたいだなぁ(笑)。

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