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城崎温泉・三方五湖の旅 2

2日目は9:30スタートで、R178で舟屋で有名な伊根漁港に向かいます。

連休の天気予報は夏日が予想されていて、妻は僕の忠告も聞かずメッシュウェアにウインドブレーカー(さらにマイクロダウンで調整)で挑みましたが、この日の朝はおそらく10℃ちょいで気温は我が家並み。案の定、厳しさ満点のご様子でした(笑)。ちなみに僕はアウターがマウンテンパーカーで、インナーにユニクロのマイクロダウンで調整です。僕は基本的にはバイクウェアをあまり着用いたしません。もちろん着用もしますよ。真夏にはすけすけメッシュウェアで、10月すぎは本格的ジャケットを着ます。Tシャツじゃ日焼け&虫が痛いし、10月すぎは凍死しますから。それ以外でバイク用を着ない理由としては、バイク専用ウェアはカッコ良すぎるから(笑)。そしてお洒落なのはニッチ市場だからかなりの割高感を感じるからです。

バイク乗りの多くの方はプロテクター入りのウェアをお勧めしていますが、個人的にはあまり必要性を感じていません。確かに転倒時のダメージ軽減には役立つと思いますが、基本は転倒しないように走るのが大事だと思うからです。公道でタイヤの端まで使うような走りをして転倒し「プロテクターがあって良かった」ってのは変でしょう。どう考えても。感情の抑制が出来て自己管理が出来る、大人の心というプロテクターを着けた方が数倍安全だと思いますが。

この日は一日を通して、外気温が上がらない上にさらに風が強く、体感温度的には厳しい一日でした。まぁ天気予報は明日の天気も外しますので、夏日を信用した事自体が大きな間違いですね(笑)。

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TVで何度も見た事がある舟屋は、意外にもあまり観光地化されていなく閑散とした漁港でした。近くに(あまり近くありませんが)道の駅があり、そこから遠くに眺めるしかない雰囲気です。僕は身軽なバイクなので舟屋近辺まで近づきましたが、見学の4輪(しかもデカイのが)がウロウロし、すれ違いが出来なくなり地元住民はかなり困惑しておりました。しかも、現地は見学出来る感じではありません。これは案内出した方が良いと思いますが…道の駅から遠くに眺めてくれって(笑)。

さらにR178を進み次の見学地のとってもメジャーな天橋立に向かいます。

さすがGWにでメジャーな観光施設ときていますから、道路も混雑、駐車場も混雑でしたが、小高い山の上から見渡すリフト&ロープウェイの施設があり、そこの駐輪場に難なく停められたので、リフトに乗って見学させていただきました。

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山の上は何故か遊園地となっており(笑)東京では絶滅したデパートの屋上のような懐かしい昭和の雰囲気が残っております。股のぞき台という不思議な台があり、ここに来たらこれは定番なのかと思い子供に混じり股の間から天橋立を見ましたが…これに深い意味はない模様です(笑)。

14:00には楽しい遊園地を出たのですが、舞鶴市街がこれまたスピードが乗らなくて、予定では下道で本日の宿の三方五湖まで行くはずでしたが、かなりのタイムオーバーなりそうなので、舞鶴東I.Cから舞鶴若狭自動車道で終点の小浜西I.Cまで一気ワープしました。小浜市街に出てR162で宿に向かいますが、時間はすでに16:00をまわり外気温は15℃…さらに海岸線の強い風…体感温度はかなり寒い(笑)。

R162、県道216号の素晴らしい景観に目もくれず、もうちょいだから、もうちょいだからと震えながらハイスピード走り抜け、17:00に到着した宿はこちら

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人情風味民宿 はまと さんです。温泉付きの僕ららしい定番の宿って感じです。身体が冷え切っているのですかさず温泉に入ります。

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清掃が行き届いたキレイなお風呂場に注がれるお湯は、無色透明で「これ海水なんじゃないの?」と思わせるような濃厚な塩系の泉質です。循環しているみたいですがお肌にやさしいステキなお湯ですね。しかも温まります。

お宿の自慢のお料理はこちら

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僕はわりと好き嫌いが多く、特に海鮮物は苦手な場合が多いです。独特な魚の生臭さがダメなんですよ。しかし、こちらのお宿は別格です。苦手な僕でさえかなり美味しいと思います。刺身はどこの旅館でも出てくるありがちなマグロやイカはなくて、本日獲れたばかりの鯛のみで、これが甘エビ並みに甘く極上ものです。珍しい鯛の卵の煮物に妻は美味しいと絶賛で、旬のたけのこご飯も申し分なし。北陸方面と言えば蟹ですが、それは個別のお鍋でだしが出てかなりデリシャスです。

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美味しい宿は、何を食べても美味しく朝ご飯も文句なしに美味しいです。海鮮系でここまで美味しい宿は人生初です。海系の民宿というとちょっぴり汚いイメージがありますが(僕だけかもしれませんが)、館内も清掃が行き届いていてひじょうに好感が持てます。これで宿泊料金9500円(だったと思います)。かなりお勧めだと思います。

最終日は、昨日より日差しも出て風も穏やかでバイク日和となりました。今日は帰宅するので早めの8:30スタートで、県道216号の先端へ向かいます。

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そこから定番のレインボーラインへ。有料道路が少々お高いですが充分価値があると思います。道路から見下ろす海岸線の素晴らしい景色はかなりの絶景でございます。伊豆の3倍くらいステキです。長生きして良かったです(笑)。そして、小高い山の頂上付近にパーキングがあり、そこにもまさかのリフト&ロープウェイが…(笑)。これ、関西方面ではスタンダードなんでしょうか。

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そして最後が、R162を小浜方面へ戻り、県道107号を右折してエンジェルラインを登ります。こちらから見る景観も素晴らしいですが、レインボーラインの後だと少々がっかりします。ですので、ルート的にはこちらが先のが良いと思います。

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残すは帰宅するだけとなってしまいました。旅って本当にあっという間です。なんででしょう?会社にいる時間は死ぬほど長いのに(笑)。R162を再度戻り(今回何回も往復しました)、R27を敦賀方面に走り、県道8号を右折して木之本I.Cから北陸道、名神、中央道で帰宅です。

R8の見通しの良い直線でレーダー攻撃が待っていました。たくさんの方が罠に掛かっておりました。僕は探知機など付けておりませんから、すぐに引っ掛かってしまいそうですが、ふふふ…どういう訳だか僕は15点保有している優良ドライバーなんですよ。コツはですね…実は特に何もないんですが(笑)、強いて言うなら、60km/hぐらいで流れている時は先頭に立つようなすり抜けをしない事、移動で走っているようなところはせいぜい80㎞/h以内にしておく事、空気を読む事(笑)ですね。と言いながら、ほとんどは運です。今回もおそーいコルトがいたおかげで、その後ろについていた僕を含めた5台はラッキーだったと思います。

帰りはたぶん14時前後に高速に乗って、自宅には17時ちょっとすぎに着きました。行きにも感じましたが高速道路の移動はリッターバイクは快適です。こういうの味わってしまうと大型ツアラーもやはり興味が湧いてきますね。今回のロングランで感じましたがST4Sは若干前傾姿勢がきついですね。僕も若い頃はかなりの前傾姿勢でも平気でしたから、30歳台なら平気なのかも知れませんが、今の僕は何故か左腕だけ上部が痛くなります。我慢出来ずにサロンパスを貼りました。四十肩でしょうか(笑)。

今回の旅は、少々体重が気になりますが美味しいものを堪能出来、少々気温が厳しかったものの雨にも降られなく、そしてST4Sが普通に走り切る事が出来、そしてここが大事で事故や違反や立ちごけさえない良い旅でした。また、ST4Sとの距離感も一段と縮まりました。外してしまったと思ったDUCATI…思ったより悪くないかも(笑)。

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