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2014年4月

清里 小作

待ちに待ったGWの前半です。後半は2日から旅に出ますので、前半はバイクの様子を確認しながら上田ぐらいまで走ろうかなと考えていましたら、26日の朝、我が父からツーリングへのお誘いのTELがありました。なんでも母とケンカして家を出て来たとか…何歳なんでしょうか(笑)。

元々計画していた訳でもないので久々に一緒に走る事にしました。待ち合わせは韮崎I.C付近のローソンで10:40のスタートです。ルートは、取りあえず八ヶ岳広域農道で明野を走り、R141に出たら右折して清里の小作まで走ります。

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この日は、日差しがあり、風が強くなく、外気温が20℃ぐらいと絶好のバイク日和です。走り慣れた明野の広域農道も、バイクの調子を確認しながら制限速度で走ります。もちろんそんなはずありませんが(笑)。その広域農道で、国道に出るちょっと前のところでカワサキの大型バイクがクラッシュしておりました。この光景を見る度に、中央道のS.Aで流れているバイクの事故防止のビデオを思い出します。リッターバイクの性能は公道においては明らかに過剰な性能です。この性能を公道で発揮出来るはずがないのです。上手いとか下手とかの前に、まず、そこを自覚して欲しいです。日産のGTRを公道で全開で走る人はいないじゃないですか。公道ではマシンの雰囲気を楽しむだけでいいんではないでしょうか。

僕の若かりしき頃のラリーのトレーニングでは諸先輩の方々に「危ないと思う箇所があったならすでに自分の100%は出ている。80%とは回避する余裕のある事だ」と言われていました。ですので、僕のバイク運転は飛ばしたとしても自称80%以内で走っています。おかげさまで今まで転倒した経験はありません。確かに運転技術の向上は経験値が大きく寄与します…と言いますかそれしかありません。それゆえに自分の限界を超えないと速くはなれません。しかし…しかしですよ一般公道を運転する上でそこまでしてでも速く走る必要はありますか?その代償は大きいですよ。バカにされる?カッコ悪い?それを言ったら、フェラーリに乗る人は全員クルマの運転が上手いのでしょうか。そんな事はないでしょう…たぶん(笑)。フェラーリに乗れるだけで楽しいのではないでしょうか。

そもそもの考えが間違っていますよ。速い奴ってのは他に何もする事がなくバイクばっかり(クルマも同じ事が言える)乗っている暇人だと思えば何でもないじゃないですか。リア充の人は、家庭があったり、彼女がいたり、仕事が忙しかったりとバイクの運転ばかりじゃないんです。速さを自慢しているバカ野郎がいたら「哀れな奴」と思えばいいんです(笑)。

僕は、この危険な思想を生む原因は雑誌の影響が大きいと感じています。そもそもなんで中央道の事故防止のビデオが宮城 光氏なんでしょうか?彼は、とある暴走行為推奨雑誌で、暴走行為の手助けをしているではありませんか。僕がバイク雑誌の中で好感が持てるのは、培倶人とタンデムスタイルくらいです(笑)。次点でギリギリMOTO NAVIぐらい。「楽しく安全に走りましょう」でいいじゃないですか。であれば、中央道の事故防止ビデオはどう考えても培倶人で活躍中の平 忠彦先生以外にないと個人的には思いますが(笑)。先生は世界的なレーシングライダーだったにもかかわらず、雑誌の中では走りうんぬんのレクチャーは全くせず「蕎麦が美味い」とか「いい温泉だ」とかツーリングの楽しさを広めております。暴走行為推奨雑誌の購入をやめ、バカバカしい競争意識をなくし、是非、先生のようなツーリングを謳歌するように促すべきだと思いますが…いかがですか?ネクスコ中日本の広報の方々(笑)。

話がかなり脱線しましたが、着いた清里の小作はこちら

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東京に居た頃は、山梨方面に出かければ必ずと言っていいほど通いましたが、住むと何故か全くいかなくなり逆に久々すぎて懐かしいです。オーダーメニューはこちら

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ド定番のかぼちゃほうとう1100円。もう一品はこちら

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穴子天丼1200円(たぶん)です。わりと有名なお店なので僕が食レポするのもずうずうしさ満点でたいへん恐縮ですが、あえて言わせていただきますと☆3つです。東京に居た時は、ほうとう自体が珍しいから美味しいとか不味いの前に「こういう食べ物なんだ」という意識があり、何の疑問もなく食しておりましたが今食べると実に平凡な味でした(笑)。穴子の天丼は、僕には残念な味でした。東京の名店の穴子の天ぷらとは大きな差が生じております。今にして思うと、お値段も少々お高めで観光客相手の実に平凡なお店でした。

この後は、野辺山高速を抜けて、松原湖の入り口でR141を左折してR299に出ます。

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ご覧の通り、山頂付近にはいまだに雪が残っております。外気温も野辺山で16℃でここではおそらく10℃以下だと思います。ST4Sは前回同様に絶好調です。ディーラーに部品を購入する為にTELしたら、低回転域の粘りが出たのはCPUの問題ではなく、ディーラーにて調整をしていただいたからみたいです。低回転域が乗りにくいと感じるST4Sは、一度ディーラーにご相談してみてはいかがでしょうか。また、R299を含めた八ヶ岳付近の標高が高い道路は冬季閉鎖されます。ですので、舗装状況がはっきり言って悪い。値段の高いハイグリップタイヤを履けば安心だと思っている方が多いですが、それはまともな舗装である事が前提で、僕の経験では箱根のターンパイクの舗装からみたら雲泥の差があり滑る場合があります。我が父もズルッときたらしいですが立て直したみたいです(笑)。一緒に走ると、バイクの性能に差がありますからタンデムでも引き離してしまいますが、でもちょっと油断していると追いついて来ます。そのコントロール力とスピードを考えると、どう考えても老人とは思えないなぁ(笑)。

ここからは、一旦茅野側に出て大門街道を登り、県道40号をスカッと飛ばし、望月町に出てR254の内山峠でお見送りです。

久々に山岳トレーニングしたので疲れを取るために、R141からちょっと奥に入ったところにあるこちらの温泉に寄ります。灯明の湯です。

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こちらは日帰り専用の施設で入浴料は800円と若干お高めです。なので、地元の方で賑わっておらずアウェー感も薄く入りやすいと思います。泉質は加温はしているものの、源泉掛け流しで鉄と若干硫黄の素晴らしいお湯で、お湯も温めなのでゆっくり浸かれます。個人的には近く(そんなに近くもありませんが)八峰の湯に近いと思います。八峰の湯は、シーズン中は地元の方と近くに別荘や観光施設があるのでかなり混み合うので、300円ぐらいこちらのが高いですがこちらの方がお勧めです。難点は高いのに若干清潔感が…(笑)。

今回は、久々に自宅周辺のご紹介をしました。GWに八ヶ岳を走るバイク(クルマもね)の方充分気をつけて楽しんでくださいね。事故を起こせば、楽しいはずの休日が一瞬にしてドヨ~ンと暗くなります。誰かに抜かれても美味いランチを食べれば忘れてしまいます。この差は大きいです。楽しくバイクに乗りましょうね。

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飯田市 saryo

電装系のトラブルで入院していたST4Sが修理完了したので、10日の木曜日に有休を取って引き取りにディーラーに行きました。結果としてコンピューターの取り替えにて直りました。替えたのは同じコンピューターなので何も変わらないはずなのに、走り出して驚いたのは気難しいST4Sが普通のバイクに変身していた事でした。

低い回転数でクラッチミートをするとエンストとなる場合が多いのですが、そこが粘るようになっていて、しかも高回転までの吹け上がりもスムーズになっていました。アイドリングも安定していますし問題のストールも全くなしです。あれ?…案外いいバイクだなST4S(笑)。

しかし、まだ不安も残っているのでテストを兼ねてサクッと300㎞ぐらい走ってみたいと思い、12日の土曜日は天気が良く暖かくなる予報ですので今季初のツーリングに行きました。向かう場所は、4月半ばにもかかわらず朝の外気温度計は0℃付近なので暖かい伊豆方面…と思いましたが道路が混むとクラッチを握る左手が悲鳴を上げてしまうので、比較的暖かい南信へ向かいます。

ある程度外気温の上昇を待ち9:30スタートです。杖突峠回りは高遠の桜で混み合いそうなので(花見には全然早いのですが)、県道50号の有賀峠を走り、伊那から県道18号、飯島町でR153に出て飯田市街へ入ります。

中央道が朝に事故があったらしく、小淵沢~諏訪南の区間が通行止で小淵沢I.C付近が大混雑。今季初にもかかわらず幸先いいスタートです(笑)。外気温が低いのでR20を走りたかったのですが、中央道の通行止でR20は混んでいるはずなので、県道17号で原村を抜けていきましたが外気温が堪えました(笑)。皆さん、この時期の八ヶ岳高原は真冬支度で走りましょう。

有賀峠を超えて駒ケ根市まで走れば気温もかなり上がって来て、自宅付近や諏訪市街では桜は咲いておりませんが、駒ケ根ではご覧の通り

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典型的な長野の田舎の風景でアルプスと桜がとても素晴らしいです。DUCATIはイタリア産ですが、意外にもジャパニーズのステキな風景にもマッチしますね。ステキなデザインは国境を超えます。

本日のルートは市街地の走行が多くスピードが乗りませんでしたが、低回転域が使えるようになったので、以前と比べれば市街地の走行がそんなに苦になりません。本日は妻とタンデムで出掛けましたが、バイクに疎い妻でさえも今までとの違いがわかりました。そして問題のクラッチワークですが、いままでとやり方を変えて1速以降のシフトチェンジは深くクラッチを握らないようにしました。クラッチは深く握らなくても平気なのはなんとなく知っていましたが、それでも僕はギアの保護的理由を兼ねて変速の度に深く握っておりました。しかし、リッターバイクのクラッチは、その構造上クラッチが重くなるバイクが多いらしく、またそれで悩んでいる方も多いですね。どこかのサイトに、バイクのギアボックスの構造を詳しく説明しているサイトがあり、それを読む限りではバイクはクルマのギアボックスとは構造が違うので、クラッチを握らなくてもタイミングが合っていれば全くダメージはないようです。それでも気の小さい僕は念の為、タイミングを合わせた上でちょっとだけクラッチを引きます。なんてたってオイル交換もメーカー推奨の半分の5000㎞で行うぐらいですから(笑)。1速以外深く握らないように走ったら、市街地でも全然辛くないし、300㎞走行しても余裕でした。なるほど!DUCATIさんこういう事だったのですね。取扱説明書に書いておいてくれれば助かります(笑)。えっ?そんなの常識…すいません素人で。

実はあまりの辛さにレリーズシリンダーの変更も考えていましたが、僕が懸念したのはクラッチの切れなんですよね。ストロークが増える分切れていない(完全に)可能性が高いと思われます。メーカーが26φにするには理由があるはずなんです…たぶん(笑)。そうだとしたらそのダメージは大きいと思います。クラッチのスプリングの変更も同じで単純に圧着が弱くなり、本来の性能を引き出していないような気がします。個人的には楽が出来れば良い訳ではないと考えますので。まぁ本音を言えば電動でアシストしてくれるのが一番だと思いますが(笑)。

出発も遅かったり混雑に巻き込まれたりして13時に到着したお店はこちら

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飯田市街のど真ん中にあるレストランのSaryoさんです。オーダーは、前菜とサラダがバイキング形式で、スープそして2ドリンクも付いて1100円のお得なランチセットをいただきます。

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僕のメインの料理はこちら

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信州ポークのピラフ添え。妻はこちら

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ホタルイカと菜の花のアーリオオーリオです。お客さんもたくさん入っているので期待が持てます。しかし、そのお味の方はと言いますと、まず信州ポークの方から行きますが、お肉はマスタードソースでいただき、ピラフはしつこくないバター味で美味しいと思いますが感動するほどではありませんなぁ。上から目線でたいへん恐縮ですが(笑)。そしてメインの料理は量少な目です。前菜を多く取ればいいんですけどね。パスタの方は、僕には若干苦手な味でした。具体的に言いますと、ホタルイカの味もそのまんま、菜の花もそのまんまで「へぇーこんな素材でも味付けでこんなに美味しくなるんだ」はありません。☆3つ。こちらのお店が人気なのは、ランチメニューのお得感とお値段、地方にしては洒落た感じの雰囲気だからではないでしょうか。外食産業が競争している都会在住の方には、お近くの上海楼(ラーメンですけど)のが断然お勧めです。ただし、いつも混んでいますが(笑)。

ここからは、飯田市街地を抜けR153一本で本日の温泉の不動温泉 花菱へ向かいます。

R153は、昼神温泉への分岐を過ぎると高速ワインディングとなります。ST4S向きのステキな道路です。リッターバイクはこれが楽しみですね。アクセル一握りで別世界へワープします。国産マルチの方がスムーズでかつスピードのノリも良いのでしょうが、DUCATIは荒々しく吹け上がりスピードが出るまでの盛り上がり方の演出がお上手ですね。「俺はバイクに乗ってるぜ」的な演出の上手さがファンを離さないんだと思います。ですが、もう少し暖かくなると白いバイクにブルーのウェアの方に注意が必要です。獲物を狙って隠れておりますので。

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こちらの温泉は、無色透明のお湯で一部循環しているみたいですが、源泉も常時入っていてヌルスベ感バッチリの素晴らしいお湯です。泉質的には、お近くの昼神温泉や少し先のひまわりの湯にも似ているような気もします。ひまわりの湯が500円でこちらの日帰り入浴は800円で少々お高いのですが、ひまわりの湯は結構混みあっていますので、ゆったり入るならこちらのがお勧めです。しかも、立派なホテルですのでボディソープ&シャンプーもあり、清潔感もあるのでビギナーにもお勧めです。

帰り道はほとんど来た道の逆走でしたので、伊那からは杖突峠を抜けようかなぁ…なんて考えておりましたが、さすがは信州…日が陰るとともに急激に気温が低下してきました(笑)。

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おそらく駒ヶ根付近で外気温が一桁台。当然杖突峠を走りぬく根性は持ち合わせておりません。伊北I.Cから中央道に乗り帰宅しました。19時ちょっとすぎの到着でしたが、我が家の温度計は5℃。日差しのない5℃は凍死直前です(笑)。身体が信州化して寒さにはかなり強くなったつもりでしたが、この帰り道は久々に気を失いそうでした。予報ではこの日飯田市で19℃だったので、マウンテンパーカーで走っておりましたのでなおさらです。信州の4月は、天気予報が何と言おうが真冬のウェアが無難です。

このテストでST4Sは、どういう訳だか絶好調(乗り方の問題もありましたが)でしたので、続投する事にいたします。

今回のトラブルに対し、個人の取り扱い問題として片付けるバイク屋さんもあると思いますが、僕が購入したDUCATIディーラー(東京大田さん)は、僕から何か言った訳ではないのに、ひじょうに良心的でとても大人な対応でした。現行のDUCATIのコンピューターは日本製となっておりトラブルも少なくなっているらしく、DUCATIを所有するにあたってのその敷居は低いらしいです。クラッチも乾式ではなく湿式となったり、ハイパーモタードなんかはクラッチもフニャフニャです。

しかし、僕のST4S(2004年式)もそうですが、古いDUCATIは誰もが気軽に乗れ、初心者にもお勧め出来るようなバイクではないと思います。おそらく新車の頃からそうだと思われます。1速の守備範囲やシフトチェンジの方法など、またカウルの脱着一つをとっても知恵の輪に近いので慣れや工夫が必要で、日本製品みたいに細かいところまで気が利いてはおりません。ですので、この年式ぐらいを検討している方がいたら、やはりある程度は自分で模索しながら乗りこなしていく必要があります。DUCATIは僕に合わせてはくれません。

こういう乗り物なので、半分バイク屋さんみたいな整備技術の持ち主を除けば、少々高いにしても、ディーラーでの購入を強くお勧めします。ディーラーはそのメーカーに特化した経験が豊富ですので、トラブルに対する事例のデータベースが整っており、僕のバイクのように買ったときより調子良くなる可能性もあります(笑)。それは冗談ですが、それだけ個体差が大きいからです。

とりあえず、復活どころかリニューアルされて戻ってきましたので、今季はST4Sで走ります。ですが、このST4Sがこの先何度も不調になるようであれば、それを直しながらの継続はしないつもりです。この頃のDUCATIはDUCATI味濃厚で、バイク好きには堪らない演出ですが、僕はDUCATIで走れる喜びよりも、ツーリングが出来る喜びの方を取るからです。

という事で、バイクも調子良いしクラッチの心配もなくなったので今季も楽しく走れそうです。まぁー…あと気にかかるのはメンテナンス代だけだなぁ(笑)。

 

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