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2014年3月

ST4S 不調…

ブログの更新が遅れております。本来ならバイクのシーズン到来ですのでシーズン初のツーリングネタの予定でした。しかし、ST4Sは電装系のトラブルにより入院してしまいました。当初のトラブルやたまに起るエンジンストールなどを考えると「これは〇〇〇だな」が僕の本音です。

今回の一件で、やはり欧州メーカーと国産メーカーでは品質面で大きく差がある事を実感しましたね。外車という括りで言うなら、僕は過去にハーレーの883に3年間愛用しておりました。現在の勤め先にも最近新車にて購入した883オーナーがおりまして、お互いに感じたのは意外にもトラブルには無縁なのです。僕が乗っていたのは2008年モデル。今回のST4Sは2004年モデル。アメリカ製のが品質的には上だと実感している次第です。これを裏付けるのが、アメリカ国民のライダーに信頼出来るメーカーをアンケート調査した結果、1位~4位は当然日本メーカー(順番は忘れました)で、次がなんとハーレー・ダビットソン社なんですよね(笑)。自国のドイツよりも日本で大人気のBMW様はアメリカ人には信頼性は薄い模様です。アメリカの方々はブランドイメージには流されないのでしょうね。なにせアメリカでは、4輪ならフランス、イタリア車は売っていないそうですから(一部を除く)。販売しても誰も乗らないそうです。信頼できなくて(笑)。

欧州のバイクメーカーの弱点は、4輪と同じで電装系とプラスチック系だと思います。4輪はドイツの有名メーカーは比較的採用が少ないですが、他の各国メーカーとも日本製品を積極的に採用し電装品のトラブルは減少傾向にあります。しかし、全部がそうではないですから不正な電流が流れる傾向にあり、トラブルの対応に追われているのが現状でしょう。僕が愛用中のFIAT社製(イタリア製)のグランデプントもエアコンはサンデン製(日本製)です。昔の欧州メーカーのエアコンなんて無いのと同じですから、それから見たら10年前のカローラと同じくらいは効きます。ですが、トランスミッションはディアロジックなのでイタリア製です。不安要素がないかと言えば大いにあり(笑)たまに不思議なシフトチェンジをいたします。VW社のDSGもかなり怪しいと思います。アイシン製(トヨタの)の敵ではありません。もっと言えば、欧州製の家電製品が世界中で愛用されているでしょうか。確かにいくつかはありますが、パナソニックほどの信頼性はあるでしょうか。そこなんですよね。実用的な4輪でこの状態ですから、欧州でもメジャーなスクーターではなく、趣味性の強い大型バイク…耐久テストの実施品目は少ない可能性が高いです。

それでも、欧州メーカーに魅力があるのはセッティングとデザインでしょうね。料理に例えると味付けがとても上手で見た目も華やかなんです。国産メーカーは、必ず万人に好まれるようにしてしまう傾向が強くそれが個性をスポイルしてしまいます。こちらも4輪同様で売上至上主義な感じがします(笑)。まぁー事実ビジネスなんですが。

しかしながら、こういう事情も踏まえてもDUCATIと言うメーカーの生産技術及び検査には疑問が残る。もちろん「俺のはなんでもないよ」って車両もあると思います。そりゃそーです。それが当たり前なんだから。でもって1000台生産すれば900台ぐらいはまともなのが出来るでしょう。日本メーカーが素晴らしいのは1000台同じ品質のバイクを生産する事を可能にしている事なんですよ。そして、各部品メーカーは熾烈な競争をしていますから精度が高く耐久性がある。

ST4Sは「個性のあるリッターバイクに乗りたい」というコンセプトで購入しました。しかし、僕の使い方には今一歩だったみたいですね。素直に認めます。高回転型エンジンはパワーがあり、高速道路や見通しの良い山岳路を違法なスピードで走行するには適していますが、そのかわりに市街地走行は、低回転域にトルクがまるでない上にクラッチが異常に重いためかなり気難しい。現実的には、日本の交通事情は当然ですが、世界中の交通事情合っていないでしょう。1時間から2時間の乗車なら面白いのかもしれません。しかし、一日走るツーリングには向いていませんね。また、購入後に聞かされましたがオーリンズのリアサスは2万㎞でオーバーホール、乾式クラッチは1万㎞…ランニングコストも高い…って言いますか、これ間違いなくツーリングには向いていないでしょ。ノリがSSでサーキット走行な感じ。それよりなによりいつエンジンがかからなくなるか不安(笑)。

今回のトラブルは詳細を確認中なので、結果が出てから今後どうするか判断したいと思います。

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田舎暮らし考察 4

2月14日の夕方から山梨県を直撃した大雪はTVニュースでも話題になりました。オリンピック開催中だったので大きな報道にはなりませんでしたが積雪量最前線の現場はものすごい惨事でした。

平凡なサラリーマン生活を送っている僕は、八ヶ岳南麓から県を跨ぎ諏訪南I.C付近まで通勤しております。R20主体の安全、安心の若干遠回りコースで約30分弱。信号が少ないアクセル全開のハイリスクのハイスピードコースで20分強です(笑)。14日は朝から雪が舞っており天気予報では2週連続の大雪が予想されておりました。僕も、田舎暮らしも6年目に入っていますのでこの日の雪の降り方には危険を感じ、早々に愛車のグランデプントの走行は無理と判断し、会社の倉庫の屋根の下に移動してジムニーで妻に迎えに来てもらう段取りにしました。妻の会社は判断が早く午前中の業務で解散となったので僕も会社を17:30にスタートする事が出来ました。

この時点で、当然、中央道は通行止め。先週は早々に通行止めにしたのですが今回の中央道は閉鎖をねばっておりました。その前の週の雪による通行止めでクレームでもあったのでしょうかね。ですが…それがまずかったのか中央道は事故多発…皆さんはこの結果をどう取りますか?個人的には自動車の運転に対する意識があまりにも低いと感じました。中央道が閉鎖されると、皆さん国道20号へ迂回します。しかし、諏訪南~小淵沢間は中央道でも屈指の積雪地域です。ですので、付近の国道20号の走行もそんなに簡単なドライブが出来る訳がないのです。個人的には置かれている状況をよく考えるべきではないかと思うのですが…

当然、20号には下りず県道17号を走ります。クルマは本格派4WDのジムニーですから平然と走ります。ですが、降雪量がものすごく路面状況が分単位で変化しており、18時を回った時点でどう考えてもFF車でも坂道を登るのは無理な状況となり、県道でさえ立ち往生の車両が続出しました。そこで通行が可能になるまで足踏みをしてしまうと帰宅困難な状況になりそうでしたので、轍さえないような道をゴイゴイ走り19時に自宅に到着しました。通常走行時の3倍の時間がかかりました。

次の日の朝(15日)、窓から見た光景にビビリました(笑)。移住して初めて体験した1m50cmはあるであろう積雪は我が家を軽い軟禁状態にしました。停電はなかったので、TVで見た孤立集落や孤立したホテルほどの不安はありませんでしたが、当面は通常の生活に戻る事が出来ないのは明らか。そして、個人で雪かきをするレベルではない事も明らか。そして残念な事に自宅に食料が少ない事も明らかになりました(笑)。

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一晩で甲府では観測史上初の110cm、八ヶ岳周辺は150cmで、中央道は高井戸から山梨方面は全滅、国道20号も甲府の一部だけ動いているだけで山梨県全域で全滅、長野側も諏訪より山梨方面は100台以上が埋まってしまい、おまけに雪崩も併発してしまって、復旧の見通しが全くわからない状況になりました。僕の勤め先のトラックの運転手は、僕の出た30分後に会社を出て20号でこの列に巻き込まれ、帰宅したのは18日でした。僕も、判断を誤り20号へ出ていたら…恐ろしい結果が待っていました(笑)。そして、見事に山梨県は陸の孤島と化しました。

県も市も除雪に優先するのは人々が暮らして所ですので、我が家周辺は当たり前のように見捨てられております(笑)。我が家は別荘地内の暮らしで、わりかし大きな会社が運営しているので12時ぐらいに小さいラッセル車でなんとか道を作ってくれました。しかーし、写真の通りジムニーは埋まっておりますし、クルマが動けるようにするには気合の入った雪かきをしなければなりません。作業時間2時間半でこの通り

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ですが、きちんとしたラッセルではありませんから、一般乗用車の走行は無理…ではないかもしれませんが、この大雪でスポイラーを割っている車を多数見かけました(笑)。僕は、クロカン4WDやSUVなどは日本には要らない派でしたが、この大雪で一般乗用車との差は大きい事実を体験してしまいました(笑)。一番近くのスーパーに連絡を入れたところ「通常営業をしていないが営業しています」との事でしたので、長期戦が予測されるし食料確保の為、とりあえずたどり着けるかどうかは不明でしたがジムニーで向かいました。

別荘地から一般集落までは、僕が在住の管理会社が燃料確保の為に除雪してあり、一般道はおそらく自治体が耕運機等で暫定的に掻いてあるだけなので、ジムニーの車幅+αですのですれ違いが困難な状況です。本格クロカンでもランクルはかなり邪魔だったと思います。この日に走行しているのは、デフロック付き4WDの軽トラとジムニーとパジェロミニぐらいでしょう。そのジムニーでさえ自宅の脱出は普通の4WDでは動けず、購入して初めて4WD-Lにいれました。これ、すげーです(笑)。普通に走り始めました。ジムニーの底力を知ってしまいました。

僕は、田舎暮らしでもお手軽な別荘地内の生活で、大きな管理センターが併設されており、これでもライフラインには安心感があります。本物の田舎暮らしや、小さい会社が管理する別荘だったらどうでしょうか。今回は確かに観測史上初の積雪ですが、その前の週ぐらいの積雪なら年に一度はやって来ます。東京のように、都や区または市がすぐに対応するかと言えば出来ませんし、いざという時の緊急車両もおそらく来ません。僕らは家の前までラッセルしてもらえるので、2時間半の雪かきで何とかなりますが、一般の市道まで100m以上私有地だった場合どうでしょうか。それが60歳を超えていたらどうでしょうか。田舎暮らしは「楽園」みたいな感じに取り上げられておりますが、現実は生活は意外にも厳しいのです。僕の住んでいるところは元々集落がないところです。集落がないって事は、僕が考えるにはその地のご先祖様が「人が住むのに適してないよ」と言っているのだと思います。

次の16日に社蓄の僕は(笑)、一応会社まで行けるのか確認するため出発したのですが、小淵沢I.C付近は立ち往生したままとなっているらしく、県を跨ぐ道は国道20号も県道17号も閉ざされたままなので完全に無理。安心して17日の月曜日も休みました(笑)。とは言っても出かけられないので、雪かきぐらいしかやる事がありませんが。翌日の18日は、17日にネットで国道20号の通行情報を追いかけると県道17号をジムニーにチェーンを巻いて走った猛者がいたらしいのですが、そこまでして会社に行く必要性を感じないので18日も休みかなぁーなんて喜んでいたら、なんと6:00に国道20号が開通してしまいました。実は、山梨県全域や県境はものすごい積雪でしたが諏訪や岡谷はそうでもなく通常に出勤していたのです。残念ですが20号が通れるのに行けないとは言いにくいので会社に向けてジムニー出動です。

ところが、我が家から国道20号に出る道は全て通行止め。20号は開通してもそこまで行けないじゃん(笑)。かなり遠回りして出ましたが、相も変わらずすれ違いが困難な状況で、道路は大混乱。譲り合いが大事なのに大好きな絆はどこに行ったんでしょうか。生活が通常に近くなりグランデプントが帰宅したのは一週間後で、しかも自宅までは登れないので途中から徒歩。まぁー100年に一度ですから、これから100年はないと思いますが…

今回の報道にもあった通り、物流がストップし孤立化した山梨県は食料品不足になったそうですが、我が家周辺は元々人口が少ないのでその影響は皆無。長引くと灯油が心配になるくらいでした。報道は、20号や18号の大きな国道は取り上げましたが、実は3桁国道はもっと悲惨な状況で、例えば国道254号の内山峠では滞留したのは20号以上の5日間で、報道であったような炊き出しなども全くなしのサバイバル状態(笑)。ひたすら我慢の5日間だったのらしいです。

個人的に疑問に感じるのは、あの状況下でなぜ峠に突入するんでしょうか。高速道路の通行止めやあの降雪量を見れば安全な場所へ待避した方が良いとは考えないのでしょうか。トラックの立ち往生やスリップ事故、そして一般のクルマの走行不能による乗り捨て…これらが一段と除雪作業を遅らせました。異常気象だってのに納期優先させるアホみたいな企業と真面目な日本人根性もどうかと思いますが、しかし、それ以上にネットでも書かれていましたが一般の車両は何なんでしょうか。地域住民ならまだしも、個人的には先週の雪とは状況が違うのもわからず、しかも韮崎や諏訪で待避もせず、炊き出しのお世話になっているのはちょっと違うと思うのです。

世の中が便利になったので、すぐ国や県がなんとかするとでも思っているのでしょうか。今回の件で良い勉強になったではないでしょうか。僕は災害は防ぐ事は出来ないと考えていますから、置かれている立場の状況判断が大事だと思っています。今回の事態でも我が家周辺は、それなりに孤立化しても混乱は少ないのです。また、会社には50名ほどの従業員がいますが帰宅出来なかった人は誰もおりません。ローダウンしているクルマや運転に自信のない人は皆さん僕と一緒に屋根下に移動して、家族や友人のデフロック付き軽トラが迎えに来ます(笑)。

田舎暮らしとは言えない僕の生活でもここは大事だと感じています。災害に巻き込まれない判断力が必要だと思います。東京なら電車で帰れないなら歩ける範囲でホテルがあります。困った事が起きれば警察や消防署がすぐ救出に来ます。しかし、こちらではそうは行きません。田舎暮らしをご検討な方、景観がいいねとか、寒いかなぁーだけでなく、ライフラインはあっという間に崩れるのも充分考慮してくださいね。あれでも都会は便利ですから(笑)。

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