スタッドレスの交換
バイクのシーズンが終わると、やってくるのは凍結&積雪路面との闘いです。今年は、ジムニーのスタッドレスも4シーズン使用しスリップラインギリギリなので新調しなくてはならず、グランデプントは今季が初のウィンターデビューですからこちらも新調しなければなりません。こちらの暮らしは、このスタッドレス代が馬鹿にならないのです(涙)。ないと走れないけど、ライフサイクルは短いので。しかも、この4ヶ月間だけですし。
ジムニーの初めの年はホイールから必要だったので、ヤフオクでホイール付きで落としたものがブリジストンのブリザックを履いていてこれを4年間使いました。昨年、かなり山もなく、多少ひび割れしているのに普通に走るんですよ。これは僕のあくまでも個人的見解ですが、ジムニーはクルマ自身が素晴らしいトラクションがある為、何を履いてもあんまり変わらないのではないか…と思いまして、今回は氷上性能はNo.1のブリザックではなくこちら
GOODYEAR WRANGLER IP/Nにしました。値段的にはHANKOOKなんですが、ジムニーにいくらトラクションがあるとは言ってもHANKOOKはさすがに怖いんですよねぇー(笑)。これでも、標高1000mの-15℃を走りますから。でも、ブリザックまでは必要ないと思うし、ヨコハマやダンロップにしたとしても、その差1900円。グッドイヤーさんは、その差なんと3500円(笑)。4本で14000円となります。この差があれば気合で乗り切りますよ。基本は妻が乗るのですが。
問題はグランデプントです。そもそも、こちらでの暮らしでFF車は、ズバリ言ってしまうとクルマをコントロールする技術がないと危険だと思います。ですので、会社も方々も4WDの比率はやはり高いです。僕は、それでもあえて4WDのクルマは選択しません。理由は、この4ヶ月間しか意味がないからです。本来の設計がFF車の場合には乗り味を犠牲にしている場合が多いし、重量も50kgは重たくなるので、4ヶ月間を除く8ヶ月間は意味なく人が一人同乗しているのと同じなので動力性能は落ちるし、4WDですので当然走行上の抵抗も大きく燃費にも良くない。しかも、その4ヶ月間の中の本当の危険日は、あっても10日ぐらいですから。
そうなると、4WDよりトラクションが少ないFF車はタイヤに頼る比重は大きいのです。こう考えるとブリジストンが無難です。いや、した方が良い…するべきだ!と思います。が、上記でも触れましたがブリジストンのブリザックはお値段が高い(笑)。ネットの激安店で、最新モデルの1本あたりの単価はVRXで13500円、REVO G7でさえ12000円、対してヨコハマのアイスガード5は10700円、ダンロップなら最新モデルのウィンターマックスで10500円、型遅れのDSX-2なら驚愕の8300円。VRXとの差なんと!5200円。4本で20800円もお得です。「ジャパネットたかた」もビックリじゃないでしょうか(笑)。当然決まりです。基本的に「俺は天才」ですのでDSX-2で充分です。
そうは言っても怖いので(笑)、ググってみたところダンロップもなかなか好評なんですよね。僕はラリー時代もダンロップ派でしたから個人的な思い入れも強いです。ヨコハマはキャロルで履いた経験がありますが、一年目と二年目の格差が大きいと感じます。通販でよくある「あくまでも個人の感想です」(笑)。これ感じるの僕だけではないと思うけどなぁー…昨年は結構怖い思いをしました。
ホイールは、グランデプントを購入時にサービスでいただいたホイールがあるので安心なので、ネットの激安店で購入し、取り付けはネット販売店の協力店にお願いしました。どこでも大丈夫です。だって、FIATの純正ホイールですから。
11月17日に、山梨県の取り付け協力店の甲府にあるフリースタイルさんにタイヤを直送し、予約した時間に取り付けに行き、2台なのでFIATのホイールとジムニーを預けて近くのAEONへお買い物に行き、最後にグランデプントへ装着するだけで終了…のはずでした。しかーし、ここで事件が発生しました。
フリースタイルさんは、いわゆる足回り専門店です。デモカーに激しくローダウンしたクラウンが飾ってあるお店です。この手のお店を毛嫌いする方もいらっしゃいますが、僕のいままでの経験からいって、大型カーショップより確実に作業が丁寧であり確実で、かつクルマに詳しいです。グランデプントに組んだスタッドレスをつけようとしたところ…「あれ?…あれ?つけようとすればつきますけど微妙にPCDが違います」と。そんな馬鹿な!で、ホイールを計ってみるとPCDが98。一方のグラプン側は100…唖然。
呆れてものが言えないと同時に激しい憤りを覚えました。購入した販売店に嫌味のメールを送り代替品が欲しい旨を伝えましたが、返信は「勉強不足で申し訳ない」だけ…でした。購入店名はここでは触れませんが(既に過去の記事で紹介しております)、僕の感想を正直に申し上げます。実は、今回の件に限らずいままでの対応に関しては、オールドミニを主に取り扱い、いかにも外車に詳しそうで一般の専業店とは違う感じに受け取れますが、そこらへんの専業店と何ら変わりません。
そもそもPCDを間違うって普通じゃあり得ませんよ。少し調べればすぐわかるはずだし…っていうか、合うかどうかぐらい普通確認するべきでしょ。あっー!取り付け確認してわからなかったのかな(笑)。
一番初めに、ここの販売店に疑問を抱いたのは、「タイヤは新品にいたします」と言われたので、僕は…というより、クルマ好きな人はタイヤにはこだわるので「こんなタイヤが希望」を伝えておりましたが、事前の相談もなく履いてきたのはファイヤーストーンのFR10でした。クルマが好きなお客に対して、ファイヤーストーンは普通ないでしょ。アルトに乗るんじゃないんだから。
二番目に、納車からしばらく乗ると異音に気が付きました。動画を撮って送ったのですが、返ってきた回答は「異常なし」。僕の見解では、エアコンのコンプレッサーが稼動すると止まるので、コンプレッサーの異常ではないか?と思いその旨伝えたところ、走行上問題はないと思われるとの事で様子を見てください…でした。まぁー購入時に僕のチェックが甘かったのもあるし、コンプレッサーの交換を強要するのは悪いので諦めて鳴りっぱなしで乗っていました。ところが、今回、スタイルカーズさんでタイミングベルトを交換する際に、聞いてもらったところ即答で「おそらくオートテンショナーがダメになっている可能性が高い」との事で交換したところ異音が消えました。この差はなんでしょうか。ちなみに、オートテンショナーは部品で1万円です。たぶんドライブベルトも全く見てませんね。それとも、これさえもケチったのでしょうかね。納車前整備で料金も取られていますが、おそらく何もしてませんね。あっー!ごめんごめん。耳が遠いのかもしれませんね(笑)。そして、直す自信もないのかもね。油脂類全部交換とかプラグもイリジウムに交換となっていますが、これも怪しいですね。
ちなみにこの専業店は、カーセンサーでは高評価となっています。口コミも絶賛です。PCDさえ間違える整備工場&販売店なのに(笑)。このブログなんて読者が限られているし、ランキングも低いから、ここでいくらディスっても何も影響なんてないでしょうけど、こんなデタラメでOKで、口コミ絶賛って…やはり口惜しいなぁー。
ここまで読んで「お前は外車専業店に何を期待してんだよ バカ!」とお思いの方、本当にその通りです(笑)。一般の方には、やはりディーラーをお勧めします。今回、この間違ったPCDのホイールを量販店ならインパクトレンチで普通に取り付けられ、後々大きな違和感が出て、最終的には大きな出費となったと思われます。たまたま作業が丁寧な方にお願いしたから何事もなく済んだのです。
そして、ホイールが無くなった訳です(笑)。PCDが100でオフセット43だから国産車とほぼ同じなので、たいていのホイールが取り付け出来ます。早速、ヤフオクとにらめっこして新古品のホイールを落としました。落としたステキなホイールはこちら
ヤフオクで拝見していた時にはWeds Carrowinと思っていましたが、現物を拝見したらブリジストンが販売するJECTでした。形状や刻印が一緒だからキャップが違うだけで製造元はおそらく同じの中央精機(Wedsの親会社だから)ではないかと思います。せっかくだからアルミにした方が良いじゃない…とお思いなあなた。アルミホイールのが軽いと思っていませんか。スポーツモデルのタイプならおそらくそうでしょう。しかし、例えばメルセデス・ベンツ社では、自社の強度基準をアルミホイールで満たそうとするとスチールホイールより重くなってしまうそうです。事実、重いです(笑)。社外品でも、特に〇国の工場で生産されたアルミホイールは重い上に精度が悪いです(体験済み)。現在の自動車メーカーのスチールホイールの製造技術はコストの問題が主だと思いますが、結果的にかなりの軽量化が進んでいます(笑)。そして、メーカーの基準を満たしていますので素晴らしく高剛性なのです。ましてや、中央精機さんは愛知に工場があり、僕の大好きなトヨタの販売が主体の会社でございます。アルミホイールに劣っているのは造形とイメージだけです。なので、僕は軽量&高剛性のスチールホイールをあえて選んだ次第です。よく見れば見た目も悪くないと…個人的には思います(笑)。
やっとの思いで落札した(4本で8500円ですが)ホイールを、早速フリースタイルさんで組んでもらって帰ろうとしたところ…再び事件が発生しました(笑)。がっ がっ とホイールに何かが接触しております。500mぐらいでUターンし、再びピットインし見てもらったところ、キャリパーがホイールに接触してしまっております。なんだよー!と嘆いていたら、フリースタイルさんから、ホイールスペーサーを噛ましますか?もしくは、キャリパーを少し削りますか?…えっー削ってくれるの?で2mmくらい削ってもらいました。しかも耐熱の塗装もしてくれました。なんて対応が良いんでしょう。このブログは全く宣伝効果はありませんが、山梨在住でクルマ好きでこのブログを見ている変わった方々「かなりお勧めのタイヤ屋さんです」いままで出入りしたSHOPと呼ばれるお店の中でも満足度が高いです。
まだ雪が積もっていないので、タイヤのインプレは出来ませんがダンロップ…期待しております。
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コメント
タイヤ交換 ご苦労様です。キャリパーを削るなど なかなかレスポンスの良いショップですね。
当方も今回 ラパンにブリザックVRXで。(家内のなのでランフラットも考えましたがホイールがなかなか見つからず通常で)
20日 通勤途中 左ふくらはぎが「肉離れ」に。人間のポンコツ化が加速しているようです。当分 車とカブにしか乗れません。
友蔵さんも より良いバイクライフを迎えれるように冬場のトレーニング(?) ガンバって下さい。
投稿: MAC | 2013年11月29日 (金) 23時42分
今回は本当に苦労しました(笑)。購入店には本当にがっかりです。そして口コミはあてにならない事を学びました。ネットの情報もまだまだですね。って事は、いまだにインチキ業者が蔓延っているって事ですね。
MACさんは、やはり高級なブリジストンですか。しかも最新モデル。たぶん抜群の性能でしょうね。うらやましい。
通勤途中に肉離れ…って、階段ダッシュでもしてたんですか?(笑)。僕も、肉離れとは違いますが持病の敏感肌が歳とともに加速しはじめポンコツ化が進行しつつあります。
問題のクラッチワークは、握る手首の角度である程度なんとかなるような気がしてきました。バイクは実家にて冬眠に入りました。ドカのバッテリーは新品でもかなり怪しいので、さすがの僕もバッテリーを取り外しました。ディーラーではアンダーカウルを外すだけと聞いていましたが、それだけではどう考えても外す事は出来ず、結局、ほとんどのカウルを外さなければなりません。そして、さすがはドカ。部品を外して冬眠はナットがなくなりそうなので、仮組みしたら取り付けはほとんど知恵の輪状態で、しかも、カウルにゴムでナットが入っているのですが1本空回りします(涙)。毎年これやるの?・・・気が滅入ってきました。
投稿: 友蔵 | 2013年12月 3日 (火) 18時21分
どーも
BSは家内の車との事もありますが 12月から3月と使用期間が短く結果使用年数が長くなるのでギリギリまで使い切る為に。
肉離れは電車を降り階段に向け 早足で数歩ホームを行った所で。人混の中の階段だったらヤバかったです。歩くたびに「ムンクの叫び」状態。(顔は平静を保ったフリでしたが)
でも椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の方が24時間営業で辛かったです。
車もバイクも「アバタも笑窪」で・・・・耐えれる限りまで。
1台 ノー・ストレス車が有れば少しは柔らくのでは? 目標は複数保有で。
投稿: MAC | 2013年12月 6日 (金) 22時58分
なった事がないので辛さに共感できませんが、一生なりたくないです(笑)。MACさんは、自転車もやるからその影響かもしれませんね。僕みたいに激しい運動はぜず、運動していると言えば家事と洗車ぐらいがちょうどです(笑)。人はそれを運動と呼びませんが。
僕の場合、バイクの移動は必要ではなく趣味なので、このくらいじゃないと面白くないじゃないですか。わっはっは(涙)。大きなおもちゃ感覚ですね。グラプンは、皆さんが思っている以上に普通ですよ。たまにディアロジックの不調でエンジンがかかりませんが(笑)。これはトラブルではありません。イタ~リアンだからです。
ドゥービルも偶然にも修復中ですから、MACさんにも休養しろって事ですね(笑)。
投稿: 友蔵 | 2013年12月 8日 (日) 07時24分