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バイク見学 第五弾

今度の乗り換えは、じっくり検討しているのでシリーズが5回目の突入となりました(笑)。

今回の見学は、国産4気筒での第一候補のSUZUKI Bandit 1250Sの2008年モデルの中古車です。なぜBanditなのか?と言いますと、パワーが100PSもあり、10.9kgfのビックトルクを3500rpmでたたき出すエンジン、そのわりには燃費も20km/ℓ、高速での巡航を意識した6速ギア、そのわりには峠道もこなすアップ率が少ないギアレシオ、ハーフカウル、他の国産ライバル車より一回り小さな車体、そしてストロークを稼げるモノサス、前傾すぎないライディングポジション、タンデムも快適とWebオートバイで1週間テストしていた太田 安治さんも申しております。

僕の使用用途ならパーフェクトじゃないですか(笑)。僕は、通勤や街乗りには基本使いませんから、ツーリングやちょっとしたスポーツ走行ならかなりの理想的なマシンな訳です。しかしながら、なんで新車派の僕が中古車なのか?は、あまりタイプではない国産4気筒ならできるだけ安く買いたいから(笑)…と、現行のBanditはカラーがあんまり好きじゃないんですよね。

という事で、今回は府中市の某大きいバイク屋さんに見学です。グランデプントでも良かったのですが、先週の3連休の里帰りで大渋滞に巻き込まれて、今週もまたもや街中ノロノロ走行は可哀想なので今回はドゥービルで出撃いたしました。

ルートは、相変わらず清貧なものですから、勝沼I.Cまでは甲府バイパスを走り、調布I.Cまで中央道を使い、ランチをいただいてから府中の某バイク屋さんに向かいます。

ランチのお店は吉祥寺駅付近の老舗のピザ屋さんでこちら

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TONY's PIZZA さんです。少し前の時代ならバイクなのでお店に横づけなんですが、最近は緑の帽子をかぶった方がすぐシールを貼ってくれるので駐輪場を…と探しましたが、案の定ありません。仕方ないので、発券式の駐車場を利用しました。僕は、田舎暮らしなので都心の駐輪場問題は対岸の火事でしたが、これは不便ですね。バカバカしさ満点です。

オーダーはこちら

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ランチのピザ850円と

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ランチのパスタ同じく850円で両方ともサラダ&ドリンクが付きます。

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ご主人は、アメリカのNYでケネディ大統領の思想に共感し政治学を学んでいたそうですが、暗殺され一転してNYのピザ屋で修行して日本で開業した経歴の持ち主ですので、たぶん、NYではメジャーなピザの味なはずだと思われます。さぁーそのピザのお味は…いたって普通(笑)。悪く言えば冷凍ピザの味がします(すいません)。現代社会のように色々の選択肢があると懐かしい味系の部類に入りますが、特別な味ではないんじゃないかと…。そして本日のランチのパスタは明太子なんですが、僕は通っていた高校が東京の日本橋にあるのですが、高校時代の喫茶店の味がします(笑)。こちらも懐かしいですが、美味しいか?と言われると…微妙です。☆3つ。東京では絶滅の危機の味で人気があるのかもしれませんが、地方ではいまだに堂々と存在しております。しかも、TONY'sさんは量控えめですが、地方なら楽々この1.5倍はあります。

この日は、運の悪い事に味の素スタジアムで国体の開会式があるらしく、天皇陛下様がお見えになるみたいで、物々しい警備で周辺は大渋滞です。そして、たまたまかも知れませんが東京は人が多いですなぁ。そしてクルマも。ドゥービルの電動ファンが回りっぱなしです。暮らしていた時には当たり前でしたが、離れてみると移動もめんどくさいですなぁ(笑)。あの環境は、クルマやバイクに良いはずありませんよ。少なくても輸入車には完全に向いてませんね。そりゃー故障しますよ。使用用途が想定範囲内を超えていますから。

HONDA製で良かったと思いながら到着したお店で、ご対面したのはこの色のBanditです。

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店内撮影禁止なので実車ではありません。この色が存在するは2008年ぐらいまでで、現行はブラック、ホワイト、ブルーの3色のみ。また、この頃はエンジンがクリア色ですが現行はブラック塗装されております。好みによると思いますが、僕はこちらの方が好みです。けっして中古で安いからではありません(笑)。

状態はまずまずで、僕が納得出来るレベルなので一般の人なら「何も問題なし」ではないでしょうか。ODOメーターは3000km弱。ワンオーナーで60歳台の方が所有し、体力的な理由から大型バイクから250ccへの乗り換えの為の売却です。タイヤを見ても攻め込んだ形跡はみられません。さらに、プライスも人気モデルではないのでナイスプライスです。そのかわりリセールも期待できませんが。いいなぁー…良いんじゃないですか(笑)。細かい点を言えば、全体的に経年劣化が見られます。前オーナーは少なくても洗車マニアではありませんね。そのへんは、購入後に自分の磨きあげでカバー出来そうです。

こっ これにしようかなぁー…と思いましたが、なんと言いますか…う~ん…やっぱり「デザインに華がない」なぁー(笑)。機能的には申し分ないし、ポジションも適切で、これでドライブシャフトなら非の打ち所がないです。ですが、ダメでも惹かれるようなピエール様の作品(DUCATI SS1000DSです)的な魅力が薄いんですよね。

例えて言うなら、DUCATIがお洒落なイタリア料理のミネストローネのスープに生ハムサラダにトマトソースのパスタなら、Banditは、味噌汁におしんこに焼き魚に白米って感じでしょうか。身体には焼き魚が良いとは思いますが…。わかりにくい?では、DUCATIがアルマーニのスーツにフェラガモのバックなら、Banditは僕が愛用する青山のウォシャブルスーツにACEのビジネスバックではないでしょうか。機能的で便利ではありますが、それだけって感じ(笑)。

ドゥービルの時には、僕はイタリアのデザインを感じたんですよね。妻はスクーターみたいと言っていましたが(笑)。確かに、10年前のアコードみたいなメーター周りをモトグッチみたいなお洒落な感じにして、リアフェンダーがもう少し凝ったデザインならかなり印象が変わると思いますけど(笑)。ディテールが惜しいんですよねードゥービルは。

Banditは、萌えないデザイン、僕のタイプではない日本伝統のマルチ4気筒エンジン、チェーンドライブの他にもイマイチな点がある。それは、チープなカウルとチープな作り。これは、作り、質感ともドゥービルのが上質ですね。そのカウル、かなり小さめでドゥービルのようなオープンカー感覚は望めないと思われます。まぁーバイクなんだから良いんですが。それと全体的にチープな感じがいたします。BMWやDUCATIとの比較ではなく、ホンダやヤマハと比べても(笑)。確かに値段も安いですが。

また、今回は試乗はしませんでした。試乗をしなくてもエンジン特性は、カタログ数値や他の方のブログやインプレ記事である程度は想像できますし、ハンドリングやサスペンションについては国産車に強烈な個性があるはずがありませんし、ましてやバーハンドルの国産車のロードモデルならだいたい似ていますから。なので、足つき性や取り回す雰囲気が確認出来れば良いわけです。

それから、またもや今回もドゥービルの下取りは受け付けてもらえません。名古屋のバイク屋さんの時と同じ説明です。なんでも自社で販売して、転倒や故障などの修理となった場合に、自社で対処出来ないからだそうです。大きなバイク屋さんは、オークションには流さないんでしょうかね。マイナー車種にはつきまとう弊害みたいですね。もうドゥービルの売り先はレッドバロンさんしかないみたいですね。

機能的な部分とプライスを考慮すると無難なバイクなのは間違いありません。しかし…しかしですよ。かっこいいよなぁー てへへ…ってのがないので(そこはドゥービルも少なかった)、一線を越えられないのが現実なところです。

ドゥービルは、883がデザインは良くても走行性能が僕には合わなかったので、車検を通すつもりはなかったのですが、車検が迫ってきていたので「まぁーいいやこれで」の部分も大きかったのですが、今回は時間があるのでかえって悩んでしまいます。Banditで、ビックバイクを味わうのも悪くない…悪くないよなぁー 自分のバイクのスキルアップを考えても。 値段も手頃だし(笑)。

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