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グランデプント メンテナンス

ここのところバイクのお話が多かったので、たまには登場の少ないグランドプントに触れてみたいと思います。

今年の4月から愛用しておりますグランデプントは、10月下旬でODOメーターは50000kmを超え購入から10000kmを走りました。50000kmになってしまったのでいろいろメンテを施さなければなりません。

まずは、購入時に油脂類は全て交換してもらっているのですが、10000kmを過ぎたのでエンジンオイルの交換をします。えっ?普通3000~5000kmでしょ?とお思いな貴方。メーカー指定は20000kmなのをご存知でしょうか。僕は、これでも早めに交換しているつもりです(笑)。本当は、20000kmまで問題ないんですから。もっと言うなら30000kmぐらいまで平気だと思います。メーカーは何度もテストして、さらには安全率を見ております。クルマに限らず、家電製品なども安全率を必ず見ています。なので、5000kmで交換はレースでもやっている人と異常にエンジンの磨耗を気にする人以外は無縁だと個人的には思います。さらに、僕が愛用しているオイルはこちら

Silentplus_2

ホームセンターで2000円ちょっとで売っているルート産業さんのサイレントプラスです(笑)。以前にも触れましたが、僕には高級オイルは気休めですから。しかーし、このオイルにしているのはそれだけじゃありませんよ。こちらに移住する時、すぐ東京に帰るかもしれないと思い、古ーいポンコツデミオを乗っておりました。これまた安かったので外観もさることながらエンジンの回りが鈍かったのですが、これにしたら軽やかに吹け上がりました。オイルで感動したのは、NISSEKI TRUST F2とこれだけです(笑)。現在、ジムニーもグランデプントもこちらです。個人的には、グランデプントに入っていたWAKO'Sさんの高級オイルよりタイプです。ちなみに交換は節約家なので自分で行います。

今回の主役のメンテは、イタリア車の鬼門のタイミングベルトです。現行の国産車は、耐久性の問題とチェーンの精度が上がったのが奏してタイミングベルトの採用は減ってきているのですが、イタリア車はなぜかフェラーリを筆頭にタイミングベルトが採用されます。バイクでさえタイミングベルトです。そのタイミングベルト、国産車は10万kmが目安ですがFIATの取説にはなぜか交換時期が6万km(笑)。オイルでさえ早めに交換する小心者の僕は、5万kmで交換する事としました。

購入したお店は京都ですから、ディーラー以外の専門店を探さなければなりません。えっ?なぜディーラー以外なの?と思われるでしょうが、長い間輸入車を乗っていると、ディーラーは整備の保障はしてくれますが巧いとは限りません。だって新入社員も入ってきますから。

僕が探すのは、その道の経験豊富な専門家が運営するマニアなお店です。これが意外に難しいのですけどね。探すポイントは、できればオーナーが一人でやっていて、取り扱いがベンツ、BMW以外で、販売しているのが古いイタリア&フランス車だったら、まず間違いありません。完全に半分趣味が入っていますから(笑)。そして、お客さんが遠方からでも来るなら完璧です。自分で整備をしないで輸入車を乗るなら、この手のクルマ屋さんと付き合うのが快適に輸入車生活をするポイントです。基本、身体の弱い子なのでヤブ医者じゃダメなんです。

相手は嬉しくないと思いますが、僕の条件を満たしたクルマ屋さんはこちら

http://stylecars.jp/index.html

スタイルカーズさんです。長野県の箕輪町にあります。我が家からもちょっと遠いです。

Gurande

今回の整備依頼は、タイミングベルトの交換、ついでにウォーターポンプの交換、ドライブベルト&オートテンショナーの交換です。

この手のお店の場合で気をつけなければならないのは、中には鼻高々で「俺様が整備してやる」的などっちが客なんだかわからないお店もあります。こちらのオーナーは気さくな方で、ビジネスなんでしょうけどそれだけじゃない感じがするクルマ好きなオーナーです。なので、僕も遠方ですが長野県内でも遠方から通っている方も多いみたいです。マニアには距離より優先するものがあるんですよ(笑)。写真は、お店のブログに僕のクルマがアップされていましたので、すいません勝手に使っちゃいました。

26日にお店に預けて、借りた代車はこちら

Dsc04302

ルノールーテシアです。おそらく10年もの。ODOメーターは10万㎞を超えてます。「これが代車…」勇気のあるオーナーだなぁーと思って乗ったら、ビックリする事に全然普通に走ります。この時点でオーナーの腕が信頼出来ました(笑)。まぁー長野県っていう環境の違いもあると思いますが悪名高きAL4も嘘のように走ります。感動しました。

せっかくなので、僕がルーテシアの松木坂(小淵沢I.CからR20に出るまでの峠道)インプレッションでも報告します(笑)。誰も知りたくないと思いますが。

パワーはグランデプントと同じ1.4リッターですが、軽やかに吹け上がるグラプンとは違い重たく回ります。パワーが足りないと言えば足りませんが、そこは実用車だから仕方ないと思いますし実用レベルでは充分です。ハンドリングは、まず、重い(笑)。次に、コーナーはVWゴルフのⅢとかⅣとかみたいで(最新のは知らない)安定感がありますね。昔乗っていてガッカリした初代メガーヌに似ています。サンクの頃のソフトでロールするけどコシがある濃厚フランス味ではありません。ゲルマン味です。ただし、現代の日本車みたいに乗り降りのために車高が高くなっていないのでコーナーリングは気分良いです。問題のAL4は東京で乗っていると「馬鹿なATだなぁ」と感じますが、地方で乗るとわりかし適正なシフトチェンジな事に気づきました。AL4を見る目が変わりました(笑)。日本の道路事情が変なだけです。

しかーし、僕は最近?のフランス車(シトロエンを除く)だったら断然グランデプントですね。まず、エンジン音が官能的だもん(笑)。コーナーも速くないけどグニョって曲がるのが泣かせます。これ、買って良かったです。典型的なイタリアンですから。

退院してきた我がグラプンものすごく絶好調です。ドライブベルトのオートテンショナーがダメでアイドリング時に異音がありましたがそれも解消いたしました。もうノープロブレムです。これ、長く乗ろう…っていつも言っておりますが(笑)。

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