バイク見学 第三弾
結局のところ、僕のバイクやクルマの選択の重要項目はデザインかも知れません(笑)。
第一候補のKTM990SMTも、パワフルで走行性能も充実していてツーリングもタンデムもこなす理想のバイクだと思うのですが何かが足りない…その何かとは…そうですお金です(笑)。まぁーそれも当たっていますが、それだけでもなくて、スタイルとライディングフォームがやっぱりOFFっぽくて、もう一つタイプじゃないんですよね。どうしても4輪のSUVって感じがしちゃう…それもありますが、この金額だと5年確約なんですが(資金繰りの問題で)自信ないなぁー(笑)。これに5年乗るの。
昨年、DUCATIのSS1000DSが気になり見学に行きましたが、悩んでいるうちに売れてしまいまして、自分としてはすでに過去の出来事として記憶の片隅にしまっておりましたが、バイクの選択を始めると、やっぱり顔を出すんですよSS1000DSが(笑)。
どうやら僕は、ピエール・テルブランチのデザインに惹かれてしまうらしいですね。調べると偶然にも、候補の一台のムルティストラーダ1100Sも彼のデザインでした。これはもう運命的な出会いとしか言いようがありません(笑)。
ただ、SS1000DSの問題点はツーリングとタンデムなんですよ…いやいやまだありますよね。マシンの信頼性もですね(笑)。しかし、よくよく考えてみればバイクでの移動行為はどれに乗ってもクルマより遥かに過酷なんですよね。それが例えゴールドウイングであろうが、R1600GTLであろうが、ハーレーのツーリングファミリーであろうとも。
あくまでも一般的なバイクと比べると快適なだけで4輪には遠く及びません。その証拠に短パンにTシャツじゃ乗れないし、雨が降れば濡れるし、エアコンはないし、ジュース飲みながらの運転もできません。そうであるならば、やはり好きなモデルに乗るべきなんではないのか?…。今年の東北ツーリングでも、SSバイクでキャンプツーリングしている方々や、Z1000Mk-Ⅱ&GPZ900Rに派手な改造をしたバイクでも関東圏から平然と来ております。ツアラーでないとロングツーリングが出来ない、そしてメカの信頼性が重要…それはもはや都市伝説と同じではないだろうか。たぶんツアラーのがちょっとだけ便利なだけではないのか。よし!やっぱりSS1000DSしかない。腰が痛くなろうが、手首が痛くなろうが、妻の尻が痛くなろうが好きなモデルに乗るぜ!って事で第三弾は、またもやド中古品のSS1000DSの見学です。
ドゥービルで出撃しようとも思いましたが、どんどん走行距離が伸びてしまうので、今回はグランデプント…は、今の東京の外気温での走行は不安要素盛りだくさんなので(笑)ジムニーで出撃しました。ジムニーは高速が苦手なので節約を兼ねて青梅街道でノンビリ向かいました。
奥多摩周辺は青春時代にCBR400Fでも走りましたし、その後のラリー時代もよく行きました。いま走ると懐かしいですね。そして、甲信地方の道路に慣れるとR411って道狭いなぁ。よくこんなところで飛ばしていたなぁ…危ないですね(笑)。思っていたより時間がかかり、お楽しみのランチはバイク屋付近で、と考えていましたが、全然たどり着かないので、青梅街道沿いのこちらのお店でいただきました。十七代目 哲麺 小平店です。
博多ラーメンが基本のこちらのお店は、まぁー東京の郊外によくありがちな感じのお店ですね。お味も可もなく不可もなく…美味しいのですが、特別な特徴なしの、こちらも東京らしい画一化されつくしたカップラーメン並の完成度です。☆3つ。そうは言っても山梨ではなかなか食べれません(笑)。
14時付近にお店に到着し、今回は赤ではなく黄色のハーフカウルのSS1000DSです。当時の不人気車です。早速ご対面させていただくと
右側にはカウルに大きな傷、ステップも傷、タンクもスイッチボックスが食い込んだ凹みありのいわゆる本物のド中古品です。そのかわりお値段もナイスプライスです。2004年モデルの2005年登録でODOは6600km。前オーナーは立ちゴケ…もしくはUターンゴケ(こちらのが可能性が高い)はしているものの、リアタイヤを見る限り運転はお上手な方ですので、メンテもそれなりにはこなしていたと思われます。実際、Egもかけてもらいましたが異音はありませんし機関は良好だと思われます。う~ん…でも、もう少し程度の良い方が…でも、出てくるとは限らないし、外装修理なら購入後自分で丁寧なペイント業者に出せばよいじゃないか。それを加味してもお安いのではないか…と悩んでいる間に、ドゥービルの下取り相場を調べていただきました。金額は、衝撃の30万円~40万円との事でした。やっ安っ(笑)。マイナー車種とはいえこれはないんじゃないの(涙)。
おそらく自分でいろいろ働きかければ少しはプラスになるかも知れませんが、大幅に変わる可能性はないでしょう。今までの経験からいって。今まで購入したバイクで一番高かったにもかかわらず買取が一番安いなんて(笑)。ですが、僕は4輪はほとんどイタリア・フランス車ばかりですから、たいたいがこのパターンなんですけどね(笑)。
気合を入れて東京まで行ったにもかかわらず、やはり即答は出来ませんでした。ボロ(失礼)を買って自分で直していく…ってのも趣味の世界ですから悪くないと思いますが、ですが…ですが本来であれば見に行って「かっこいいなぁー…てへへ」ってなり、たくさん妄想して欲望に負けて購入してしまう…が、正しい姿ではないでしょうか(笑)。実は今回の東北ツーリングの際、これ新車じゃないの?ってくらいキレイでステキなSS1000DSをパーキングで見ているので、そういうオーナーの後のバイクに乗りたい訳なんですよ。だから、磨けば光るのかも知れませんが、イタリア物ですでに8年落ちで、傷がたくさん…まぁー検討する一台ですかね。たとえ、また売れてしまっても。
帰り道は、関越道を練馬I.C~川越I.Cまで乗って、雁坂トンネルを抜けて双葉SAから中央道に乗って帰宅です。
ここで盛り上がったSS1000DS熱も一旦冷め、現実的な候補車は残るところ男カワサキZRX1200DAEGと思っていたんですが、走行性能が良くて、ツーリングもタンデムも良しって冷静に考えればBMWがピッタリなんですよね。今更ですが。おまけにRシリーズなら独特のボクサーツインの僕の好きなシャフトドライブで所有感もアリアリです。ちょっとだけのつもりでラインナップを見ると…R1200R Classicはカッコイイなぁー(笑)。DAEGが霞んで見えました。
僕はアドベンチャーモデルは好みではないので、BMWで選ぶならRTやST(現在のラインナップにはありませんが)がいいなぁーと思いながらも、ちとデカイし、デザインがもう一つで、基本おっさん臭さが漂うバイクという認識があり(当人も充分おっさんですが)、頭がロマンスグレーになるまでは乗らない決めておりました。それを考慮してドゥービルだった訳です。ですがR1200R Classicだけは、口惜しいんですがどう見てもお洒落でカッコイイです。洒落た大人のバイクって感じです。普通のR1200Rはまったくダメですが(笑)。しかし、走りはCiassicより普通のが良いらしいのです。でも、所詮公道での使用ですから、車体構成に大幅な変更や大きく出力に変化がない限り大きな問題ではありません。見た目のが大事です(笑)。更に、ビキニカウルが販売されていて、これが往年のR100Rのリバイバル版みたいで死ぬほどステキです。ただし、BMWユーザー向けだからでしょうか…生産過程や素材を考えても、かなり暴利な単価設定だと思いますが(笑)。
唯一の問題なのは、やっぱり…お お おっ お値段…ですよ。KTMより高いですから。禁断の5年間乗車確約の5年ローンにチャレンジするかな。
さぁーどうしようかな。それでも根性でSS1000DSを自分で気長に手を入れて、腰や手首が痛くなりながらピエール様の作品をスポーティーに走らせるか。ツーリングもタンデムもどんと来いで、軽い身のこなしの(Rシリーズの中では)適度な走行性能(でも100PSを超え6速)で、しかもお洒落で優雅にR1200R Classicを5年確約で乗るか。結局、いまだに一度も見に行ってもいない妥当な線のDAEGなのか。いや待てよ、お値段でDAEGならバンディット1250Sってのもあるな。よく考えればハーフカウルだし1250ccでスズキだからパワフルなのは間違いないし…でもなぁー魅力なのは性能だけなんですよね。これでもデザイン重視ですからね。うぉぉぉ…悩みます。
とりあえず…R1200R Ciassicの試乗をしてみます…か。
| 固定リンク
「バイク」カテゴリの記事
- ZRXのメンテナンス(2018.08.24)
- 新タイカブツアラー完成(2018.07.17)
- タイカブ号 リアキャリア変更(2018.05.30)
- ストライカースリップオン装着(2018.04.22)
- タイカブ号 かるーいモデファイ 2(2018.03.27)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント