男鹿・鳴子温泉の旅 1
今年の夏休みは、いろいろあってまさかの9連休です。もちろん社内で僕だけですが(笑)。こんなに長く休みが取れるなら北海道が良かったのですが、確定したのが1ヵ月前だったので、時はすでに遅かった…のです。
今年の夏休みの旅行は東北方面といたしました。理由は、西日本は暑いから。それは冗談ですが、ライダーの夏は北を目指すって感じじゃないでしょうか。初日は、我が家の八ヶ岳から男鹿温泉まで根性で移動します。NAVITIMEでは660㎞…すごーい距離です。体力的に若干心配ではありましたが、朝5時スタートで激走です。
ルートはNAVITIMEの通り、小淵沢I.Cより中央道に乗り、岡谷から長野道に入り妙高を抜けて北陸道に出て朝日まほろばI.Cまで行きます。
6:40ぐらいに姨捨S.Aで朝食がてら休憩していると、BMWのライダーや新しいNinja250の旅ライダーも休憩していて、特に示し合わせていた訳ではないんですが、なんと黒埼PAのガソリン給油も一緒で朝日まろろばI.Cの先のローソンの休憩も同じでした(笑)。
NAVITIMEでは日本海東北自動車道に乗るのを勧めておりますが、本日のランチは鶴岡市内の食堂の為、R7をひたすら走り着いたお店はこちら
いろは食堂さんです。オーダーメニューはこちら
僕が中華そば600円(だったかな)。妻はこちら
麦きり680円(だったかな)。こちらのお店、特に特徴のない日本そば屋風な雰囲気で、調べていなかったら絶対入らないのですが、待ちが出るほどの人気店です。ただし、イオンのフードコートと同じで勝手に席を取り、その後食券の購入システムで、下品な席の奪い合いがあって、育ちの良い僕にはかなり苦手なシステムです(笑)。運良く席が取れましたがこれは改善して欲しいなぁー。肝心のお味は、B級な食堂ラーメンの中ではかなり美味しいと思います。魚介系のスープで薄味の上品な仕上り美味しいです。麺はちょっとチャルメラっぽいですが。麦きりの方は、僕はてっきり冷麦だと思っていましたが、出てきたのは稲庭うどん…っぽいです。こしがあって美味しいです。☆は4つ。フードコートのシステムが苦手なので(笑)。
この後もR7を北上し金浦I.Cに向かいます。途中「秘密のけんみんショー」でも取り上げられたアイスが売っているではありませんか。
ババヘラアイス 200円です。名前の由来が「ババぁがヘラを使う」でババヘラらしいです。かなり失礼なネーミングです。僕が小さい頃はアイスを売っているおっさんがいましたが、今となっては珍しいシステムですね。でも、こういうを残す事は大事な事だと思います。何でもかんでもコンビニが取り上げ、大手メーカーだけが潤う社会ってのは違和感ありますよね。秋田県内至る所で販売しています。しかしながら…お味の方はかなり微妙…各自のご判断に任せます。参考までに言っときますと、妻は駄菓子の味すると言っておりました。
金浦I.Cより再び高速に乗り昭和男鹿半島I .Cまで走り、時間も押して来ましたのでラストスパートのR101&なまはげラインをかなりアクセルを多めに開けてぶっ飛ばします。
途中、かなりどデカいなまはげにも迎えられ、無事17時に着いた本日のお宿はこちら
ゆもと さんです。歴史を感じるお宿でライダー好みの宿ですね。他にもライダーがおりました。
こちらのお宿は、男鹿温泉郷の中でも独自の涌出口で、男鹿温泉では唯一の源泉かけ流しが特徴です。この日は、関東ほど暑くないにしても、普段の5倍は汗をかいておりますし、本日は朝の5時から走り続け670㎞ですから、それはもぅーヘロヘロです。ここは温泉で疲れを取ります。
ちょっと熱めのお湯は、夕方は長く入ってられませんが、朝に入るとひじょうに気持ち良く入れます。泉質は、塩分が効いて、柔らかく、お肌にしっとり感があるステキなお湯です。旅館自体が古い建物で、お風呂場も古さは隠せませんが、清掃が行き届いていて好感をもてます。僕は、古い旅館は実は苦手で、理由は清潔感に欠ける場合がほとんどだからです。しかし、こちらならマニア以外でもいけるんではないでしょうか。現代社会の異常な清潔感がないとダメな人にはお勧めできませんが。
お食事はこちら
見事な魚づくしです。ボリュ-ムは少な目ですが、海が近いのでお魚は美味しいですね。ただ、驚くほどの感動はないと思います。お値段もお値段なので(笑)。秋田県は新潟県ほどではありませんが、米どころなので日本酒も抜群でした。米どころでないところでもいつも地酒を飲んでおりますが。
ステキな温泉とこのお食事で、しかもトップシーズンでお一人様驚愕の8300円です。ライダーが好むはずです(笑)。かなりお勧めです。ただし、ちょっと遠いのが難点ですが(笑)。
翌日12日、ライダーの朝は早いですから8時スタートです。ちなみに隣に停めてあったBMWのライダーも8時スタートです。彼らは3名の宿泊でしたが、ここまでもバラバラの行動で、ここに集まり、この先もバラバラみたいです。カッコイイライダーだなぁ(笑)。
僕らは男鹿半島の先端に向けて走りだします。男鹿半島は、約20年前に妻のゴルフⅡで(当時は彼女)で旅行した思い出の場所なんです…へへへ。
この日は天気も晴天でしたので男鹿半島の景色は最高でした。いつ来ても素晴らしいなぁー。2回しか来てませんが。
妻とは今でも一緒におりますが、いろいろあって遠回りしております。20年前には、まさか大型バイクで来るとは夢にも思いませんでしたが、今回一緒に男鹿半島に来る事が出来て良かったとしみじみ思う次第です。当時は若かったからお互いベストパートナーだと気づく事が…ベスト?…よく考えたらベストとは限りませんね。知り合った異性の中でベストだっただけで、可能性は他にもあった訳ですから、論理的には妥協する事が出来なかった…ですね(笑)。
そんなセンチメンタルな気分に浸りつつ旅は続きます。
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コメント
そーですか。
彼女とこんなに遠くまで・・・いいな~。
当方30数年前 中央道建設途中で部分開通ブツ切れの頃 ハシリの清里&国民宿舎と土肥キャンプ場位しかないな~。先方の親に偽って一泊させるのが精一杯の頃でした。
投稿: MAC | 2013年8月16日 (金) 01時21分
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