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男鹿・鳴子温泉の旅 2

男鹿半島を後にして、ここからは乳頭温泉の鶴の湯を目指します。10日までの雨で、R46が不通となっていたりしていたので、乳頭温泉付近が若干不安でしたが、11日で解消したらしく、問題なく来れました。でも、8時30分に男鹿半島を出て鶴の湯到着が11時ですから、意外に時間がかかりました。東北はデカいです。

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しかも、鶴の湯付近でかるーく雨にやられました。さらにアドバイスをしときますと、鶴の湯の手前はダートが残っております。運転に自信のない方は4輪のが無難です。

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歴史があり名声のある温泉のわりには、昔の湯治場の雰囲気を残したステキな温泉です。有名なそのお湯は、白濁の硫黄泉のステキなお湯です。ですが…温泉は申し分ないと思いますが、やはり有名になりすぎて、この施設ではまかない切れないのではないでしょうか。浴室も小さいし、清掃も行き届いていなく、たくさんの人が入るからお湯が汚れています。それよりも何よりも許せないのが、温泉に大して興味がない、にわか温泉客が多く、入浴マナーがない事です。具体的には、「局部を洗えっつーんだよ!この野郎」と上品な私も怒鳴ってしまいそうになります。

ここは観光施設を増設して、一般ピープルはそちらに行ってもらい、マニアだけ昔ながらの施設を堪能した方がお互いの為ではないでしょうか。関係者がこのブログを読むとは思いませんが、是非検討していただたい(笑)。

時間も12時ちょっと手前となりランチタイムですが、本日のランチはB級グルメの横手焼きそばと決めておりますので、何時になろうとそこで食べます。その前に、温泉に入ってのどが渇いたので田沢湖で一息入れます。

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田沢湖からのR105とR13は典型的は日本の道で時間がかかります。ツーリングにはお勧めできません。向かったのは秋田ふるさと村という施設で観光テーマパークですね。焼きそばの有名店は駅付近ですので、探すのが面倒ですし、バイクだから停める場所も問題だし、ここならお土産も買えて一石二鳥です。到着はすでに14時です。こちらの施設に出店している有名店はこちら

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出端屋さんです。横手焼きそばグランプリのお店です。本店はここじゃありませんが。待ちに待った焼きそばはこちら

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大盛りで680円。時間も遅くなってしまったので2人でシェアしました。お味は、食通の方には申し訳ないですが、若干甘味が強いものの、僕にはいたって普通の焼きそばでした。あえて言うなら半熟卵焼きがのっているのが珍しいくらいですか。富士宮焼きそばを初めて食べた時ほどの感動はないですね。おそらく人に依ります。

お土産などを購入して、時間はすでに15時を回っていますので、本日のお宿の鳴子温泉を目指してR13とR108を走ります。

R13は、この地域の主幹の道路なんでしょう。いちいち流れが途切れ時間がかかります。R108は山間部を走るステキな道でハイペースで気分良く走れます…が、途中からしょーもないトラックを先頭にパレードができ上がっておりました。絆大好き日本人だったら、譲り合いの心も持ち合わせているはずだとと思いますが、何故かどこにも見当たりませんね。不思議です。

イライラしながら17時に到着した宿はこちら

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鳴子温泉 旅館すがわら さんです。偶然にもこちらの宿にもハーレーライダーがすでにいらっしゃいました。奥州の三名湯の一つの有名どころの鳴子温泉ですからお風呂が期待できます。お風呂はこちら

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泉質は、無色透明で塩分を含みヌメリ感のあるお湯は美人の湯系です。こちらの宿も、こだわりの源泉かけ流しとなっており、源泉は90℃ぐらいですので湯船にはちょろちょろしか出ていませんが、貸切風呂があるので源泉を堪能する事ができます。個人的には若干モール泉の臭いがすると思います。ホームページを拝見する限り、かなり現代的な施設を想像してしまいましたが、現実は年季の入った施設です(笑)。ただ汚いレベルではないのでご安心を。お食事はこちら

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旅館らしいお料理がならびます。お味の方は、月並みですが選択したステーキは地元の牛でこちらは美味しいです。ただ、自分で焼くのが面倒で、おまけに部屋出しだから焼いた臭いがいつまでも残ります。料理には関係ありませんが、頼んだ地ビールは美味いです。特に左側のお米が入ったシャンパン風味は前世がフランス人の僕にググッときました(笑)。写真はありませんが、地元のお米を使った地酒の中山平も絶品でございます。

最終日13日に事件は起こりました。僕らは8時スタートが基本ですから、早朝より一番風呂に入り、朝飯はいつも7時と決めているのですが7時枠が取れなく8時からそそくさといただき、8時30分に会計を済まし、ドゥービルを出そうと押すと…あれ?重い…そうです、エアが半分も入っていない。いわゆるパンクって事です。

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なんだよ、ついてねーな…どこでやったんだろ。スタンドで直してもらいましょ。と旅館の方に番号聞いて℡すると「バイクはやった事がありません」…えっ!?…この時初めて実は大事になっている事に気が付きました。4輪なら「じゃーいいよ」で、スペアに替えてテキトーなところまで行くから…で終わりますがそれ出来ないじゃないですか。修理してくれるところを探すしかないんですねバイクの場合。しかも、全く地の利のない場所で。

場所も鳴子温泉で世間的にお盆休みの可能性もある…むむむハードル高し…これはやばい。ここは、僕は事故を絶対しないので入っているだけ無意味なんだけど、社会的に任意保険に入らないってのはどうなのって事で入っている三井ダイレクトに連絡するしかありません。入っていて良かった(笑)。そして、さすが三井ダイレクト。修理業者を見つけてコンタクトを取ってくれました。有難う三井ダイレクト。来年も更新するよ。が…業者から連絡があり、来れるのが11時過ぎ。仕方ないのでお願いしましたが、その時、修理で直らない場合に替えのタイヤはないそうです。

まぁーそれはないよね…と思いましたが、気になりセンタースタンドをかけて、じっくり後輪を観察すると、パンク箇所が見当たらない…しいてあるとすれば、切れたようなキズが確認出来ました。もし、原因がこれだとすれば修理は無理と思い、帰りの電車も調べ始めました。一気に気分が沈みます。僕は運の良い事にバイクは高校時代もリターンした後の8年間も一度もパンクした事ないんですよ。バイクのパンクは4輪と違い事件なんですね。

ブルーな気分で待っていると、期待の業者の阿部輪業さんが、ちょうど11時すぎに到着し、調べてもらうとパンク箇所はそこではなく、ほそーい針みたいのが刺さって抜けていたので見えなかっただけらしく修理で直りました。有難うございました阿部輪業様。万が一、宮城に住む事があったらバイクの購入を検討させていただきます。たぶん、ないと思いますが。

時間はすでに11時50分。家までの距離は550㎞…こちらもやばいです(笑)。東北道の古川I.Cから乗り、北関東自動車道経由上信越道の佐久平SAで降りる予定です。もうランチタイムですが、東北道の各SAはおそらくどこも長蛇の列が予測されますので、近くの道の駅でずんだ餅をいただき、12時30分スタートで爆走です。

若干タイヤが心配でしたが、愛犬ティニーもペットホテルで帰りを待っておりますので、勢いよくぶっ飛ばしました(笑)。途中、疲れが出るものの、僕はレッドブルパワーで妻は黒酢パワーで乗り切り17時30分には佐久平SAに。そして、19時には自宅に到着。ドゥービルで帰って来れて本当に良かった(笑)。

そして、今回の走行は1500km強。ドゥービルのオドメーターは18100㎞。し、下取りが…(笑)。

夏の東北はやっぱり良いですね。秋田まで行ってしまえばいっても外気温は30℃で我慢出来るレベルだし、景色が本当に素晴らしいです。帰り道の群馬県はニーグリップなんてしてられませんよ。体感は楽々40℃超えておりました。

来年はどこにしようかな?旅は人生のスパイスです。

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コメント

根性の東北ツーリング 一段と楽しそうに無事終了と おめでとうございます? 

タンデムで今回の様な走行状況だと手放し難くなってしまうかもしれませんね。

30年前、足踏みポンプとチューブレスリペアセットを持って出かけてました。VFの250㎏でのパンクは身動きがとれませんからネ。

投稿: MAC | 2013年8月15日 (木) 22時07分

いゃー本当にドゥービルで帰って来れて良かったです。

でも、パンクは考えてみれば避けて通れないと思いますが、やっぱり自力で補修なんですかね。
今回は、旅館だったから良かったものの、峠でとかバーストとかしたら…どうするんでしょ(笑)。やっぱりロードサービスですかね。

ドゥービルは、この手のロングランには向いていますよね。やっぱり。R1200RTより小さくスリムだから国道の左側や〇〇抜けも出来ますし、高速も現実的な速度域は120㎞以下ですから、1200ccも要らない…と言いたいところですが、やはり900ccは欲しいですね。それとクロスした6速は欲しいなぁー。

9/15 パラダの試乗会はOFFモデルが多そうですね。見た感じ希望車種がないような気がします。DAEGがあれば行って良かったんですが…

ドゥービルは、そこそこの不満はあるものの、今まで所有したバイクの中で一番走ってしまいました。しかも、2年半で。便利で実用面が充実しているのはわかっているんですけどね(笑)。

投稿: 友蔵 | 2013年8月16日 (金) 09時31分

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