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クルマの買い替え 2

ここのところひじょうに寒い日が続きますね。今年は早々に諏訪湖には神渡が出来ております。是非、バイクでツーリングがてら見に来てはいかがでしょうか(笑)。特にMな方。

前回の記事から引き続き中古車を虎視眈々と探して、尚且つ見に行っておりますが、どういう訳だか「これなら…」と思う物件はことごとくSOLD OUTとなってしまい、結局、まだキャロルに乗っております。

前回のアルファ156の次の最有力候補はトヨタのカムリの前のモデルでした。

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このブログを何度か遊びにいらっしゃっている方は「さんざんバカにしていたトヨタかよ」と思うでしょうが、僕は、トヨタのステキな社長さんもYESマンだと思われる経営陣も素晴らしい企画を連発するスタッフも独特なハンドリングを作り上げるテストドライバーもついでに恥ずかしい事を躊躇しない広報も大嫌いですが品質は世界一だと思ってます。生産技術及び生産管理、品質管理…要するに現場は世界一で、これには敬意を表したいと思っております。

無駄に営業職が長い僕は、営業車には色々乗りましたが、15年前の屋台骨だったカローラの耐久性は間違いなく世界一だったと確信しております。当時は同じ国産でも日産やホンダよりも全然丈夫で長持ちです。20万㎞ノートラブルはカローラだけでした。僕的には耐久性重視で考えれば当然トヨタが筆頭で、そのトヨタが一番力を注いでいるクルマと言えば、おそらくカムリじゃないでしょうか。えっ?プリウスじゃないの?と思う方も多いでしょうが、実際のトヨタの屋台骨はカムリでしょう。プリウスは現在のトヨタがカムリの代わりになって欲しいと願っているだけです。カムリは世界中で乗っていて、北米で8年(だったかな)連続販売台数トップ。それ以外でもオーストラリアでもバカスカ売れてます。しかも、北米で何十万㎞走ったカムリがステージを移動して東南アジアを激走します。中東でもトヨタは大人気でオイルダラーの大富豪もクロカンはランクル100以外は認めないらしいです。ベンツもNGです。何故なら砂漠で止まってしまってはたいへん危険だからだそうです。

こんな理由からトヨタが作っている真面目なクルマで探しましたが、このクルマは日本ではクルマ好きが乗っていた車両は皆無で、僕のプロファイリングから行きますと「そこらへんのおっさん」が乗っていたのがほとんど(当たり前ですよね…)で、しかも、状態が良好だとググッと高い。試乗もさせていただきました。乗り心地はトヨタらしいマイルドな感じですが、評論家の皆さんが酷評する内容ではないと私的には思います。充分な反応を示す足回りですし、ブレーキも止まれない事があるはずがありません。動力性能はトルコンが不自然な出だしをしますが(よくある手口ですね)重い車体を一般的なレベルで動かします。ハンドリングも一昔前までは目をつむって運転しても(実際は出来ませんが)トヨタのクルマと分かりましたが、それもあまり感じません。タイミングベルトを採用しないあたりも耐久性重視で実用面を優先に考えられていて、内装勝負の国内でしか評価されないクラウンやマークXとは違うワールドワイドなトヨタだと思います。

僕も輸入車は好きですが、自動車評論家の人ほどの至上主義者ではございません。僕はあくまでも同じ目線で見ているつもりです。それに比べ評論家で生活ができる方々は兎にも角にもベンツとBMWを筆頭に輸入車を崇拝していらっしゃいます。そして、国産車を小馬鹿にして「俺は違いのわかる男」と思い込んでいる様に見受けられます(笑)。よく「BMWはアウトバーンを意識しているからブレーキが違う」なんてのがよく書かれておりますが、実際は150㎞あたりからブレーキング競争してもカムリと数メーターしかかわりませんよ。たぶん。しかも、それをする機会って多いですか(笑)。論じている訳なんだから本来であれば科学的なデータに基づいて数値化するのが普通の論文でしょ。あれじゃ自分の感覚でテキトーに言っているだけ。しかも偏見でかなり歪んでいます。正論を述べるなら科学的な実証試験をするべきです。笑えるのは実施しているのは僕も大嫌いなベストカーなんですよね。筑波を何分でとかゼロヨンとか…割と数値で比較検討しています。ただし、何故か文面にするとかなり稚拙なってしまいますが(笑)。しかし、数字を出しているからマスターベーション度は低いです。小奇麗な雑誌に偉そうに講釈たれている方々の内容は僕に言わせたら女性に触れた感想を言っているだけと同じ。しかも、感化された好みを言っているだけに過ぎないと思います。BMWよりクラウンのブレーキタッチが好きでも良いはずなんです。個人の好みなんだし実際の制動力はあんまりかわんないんだから。それをダメとしてしまうのはさっぱりわかりません。雑誌が売れないのがネットが普及したからは単なる言い訳でしょう。いい加減、読者も気付いているんです。その業界が勝手に楽しんでいるだけなんですよ。2輪も同じ事が言えていて、BMWとドカティがそんなに良いなら世界で一番売れていて当然でしょう。でも現実はホンダなの。あなた方がご解説している文章はあまり社会的には役に立っていない模様ですね(笑)。

ついでに、ネット上のレビューとかインプレとかもステキな自動車評論家の皆さんの影響を多大に受けて…ほとんど受け売りで個人的には笑ってしまう時があります。何故なら、当然違いがわかる訳なんだから、そのクルマのポテンシャルを発揮した走行をするんでしょう?もちろん、そのドライビングスキルがある訳ですよね。まさか50km/hで真っ直ぐ走ってあのウンチク語っていませんよね。ですが…そういうドライビングしている方…見かけないなぁ(笑)。どこを走行しているんでしょうか。サーキットなんですかねぇー。サーキットの走りは現実の走行とは違うんじゃないですかねぇー路面抜群だから摩擦係数が安定してるし。アクセル踏んだ時の加速感とかブレーキタッチを個人の好みで書き込むのは感想文なんだから個人的には問題なしなんですが、やれボディが良いとか…やれ国産とはコーナーのスタビリティー(安定性)が違うとか…間違っても峠の下りでADバンに追いつかれるとか、無いとは思いますがキャロルに追いつかれる…なんて事はありませんよね(笑)。そこまでの速度だったらあまりわからないんじゃないの?そして国産でも何も不自由しないんじゃないの(笑)。僕がクルマはデザインや雰囲気って言うのはここなんですよね。

話が全然関係ない方面へいきました(笑)すいません。そのカムリなんですが、結果として高いんですよね。予算は僕の年収からいって100万円前後ですから。平成20年以降なら150万円してしまうんです。そこまで出すなら、けっこうな輸入車も範囲に入ってきます(丈夫は…どうしたんだ?)90のBMWもプジョー407もシトロエンC5も。特にプジョーの407は、セダンなのにクーペっぽいボディーにV6の3.0リッターでATはアイシン製…ステキだなぁー。カッコイイなぁー。

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いいなぁ~コレ…買おうかな(笑)。…と思いましたが、冷静になるとある事に気づきました。僕は1年間に少なくても18000km走ります。現在のキャロルはリッターあたり約20kmですが計算が面倒なので18km走るとして年間に1000ℓです。今だいたい田舎でレギュラーが155円ぐらいだから年間のガソリンが155000円。対して、プジョーやBMWはECOカーじゃないから走ってリッター9km走るとして2000ℓ。同じく田舎でハイオクは165円なので年間330000円…げっ!驚愕の差額175000円…5年間で875000円。自動車税が現7000円に対して51000円…差額44000円×5年=220000円。合算1095000円。車検割高分や修繕費を200000円見込むとして、再び合算1295000円。…という事は、車両が120万円でも結果として2495000円が必要となります。あくまでもキャロルと比べてですが。ですが、250万も出すんだったらかなりの高級車が買えますね。但し、ECOカー限定ですが。

清貧な田舎暮らしで出世欲ゼロの僕としては、ちょっと高いなぁー(笑)。これが2年落ちならわかりますがプジョーにいたっては7年落ち。恐るべしガソリン代と自動車税。という事はカムリも同じ。なんだよ…やっぱり田舎にはディーゼルが向いているディーゼルを長い目で…と思い検索すると、日本で売っていない夢のような車両が掲載されているじゃあ~りませんか。

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VWポロ 1.6TDIブルーモーション 2010年 6000km 5MT 左ハンドル 148万円です。 身体に電流が流れました(笑)。妻のOKも取らず速攻打診したんですが、すでに商談中で翌日にはSOLD OUT…くっー お、お惜しい!これ以上の物件は出てこないでしょう…たぶん。

クルマ選び…だいぶ迷走してきました(笑)。本当はDセグメント以上が希望なんですが、ECOモデル以外は維持費も含めると現実は厳しいです。しかし、コンパクトカーはキャロルとあんまり差がないし…。かと言ってクリーンディーゼルでの新車のアテンザやBMWは手が届かないし…ガソリンのECOモデルのシトロエンC5の1.6ターボも同じく届かない。えっ?プリウスですか…日本的な近未来をイメージしたデザインが好きではないんです。何度も言いますがデザインで選んでいますから。

ここはやっぱり…キャロル残留か(笑)。リッター20kmの驚異の燃費とよく見ればちょっとイタリアンにも見えるかも(笑)。

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