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2011年11月

甲府 パスタCAFEかなりや 

バイクって不思議な乗り物ですよね。4輪のが全然「楽」なのに楽しい訳ではないんですよね。気分転換には何故か4輪よりバイクでしょう?やっぱり。 朝まで雨が降っていて路面がなかなか乾かず「どうしようかなー」とウダウダ悩んでいた12日でしたが、今年の僕のバイクシーズンが終わりかけていますので、ツーリング行ちゃいましょう。しかも、この時期にめずらしくタンデムで。

本日のコースはタイトルつけるなら「ブラっと山梨散歩」って感じです。家からは、八ヶ岳広域農道~茅ヶ岳広域農道で明野を経由して韮崎インターの上あたりに出て、県道27号、7号で昇仙峡で出ます。

この広域農道はけっこうメジャーで、とくに茅ヶ岳広域農道の明野付近は見晴らしが良くて、夏はひまわりがキレイですよ。県内ではTVでも放映されますから(笑)。そこからの昇仙峡に向かう道はほぼ林道です。しかも、この日は路面が乾かずでタンデムですからかなりのノロノロ運転です(笑)。僕の家の周りは紅葉がほぼ終了しておりますから、昇仙峡のあたりが丁度かな?と思いましたが、まだ少し早いかもです。でも、昇仙峡はかなりの賑わいでした。朝、何時に出て来るのかわかりませんが、皆さん早いなぁ(笑)。

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昇仙峡からは県道7号で下ってR20に出ます。定番の道ですね。それにしても、今年は暖かいですね。この時期ですからインナーダウンをつけてきましたが、暑くてとても着てられませんでしたよ。こんな時もドゥービル便利です。外してパニアに入れるだけですから(笑)。そして、R20を東京方面に向かって国母の交差点を左折して着いたお店はこちら

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パスタCAFEかなりや さんです。山梨では老舗のレストランで、昔は岡島百貨店(山梨では有名です)にも入っていたそうです。お店の造りは、多少今どきっぽいところもありますが、オジサンにも入りやすい雰囲気です。たまに、僕には場違いかなっていうお店もありますから(笑)。オーダーメニューはこちら

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僕が、ミートマ 950円プラス250円サラダです。妻はこちら

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ボルチーニ茸と豚肉 1200円です。さて、お味の方はと言いますと、まず、僕のミートマですが、名前はミートマですがB級洋食の王道の鉄板ナポリタンそのものです(笑)。ですが・・・ちょっと違っておりまして、ケチャップ使用ではなく本格的なトマトソースで、これ間違いなく、いままで食べた鉄板ナポリタンのNo1ですよ。美味しいです。 サラダもドレッシングが定番和風味となっておりますが美味しい。妻の方は、ホワイトソースに豚肉のエキスが出て、それに茸がさらにいい味を出しており、ちょっと1200円は高いなぁなんて思っておりましたが美味しいです。僕の中で、山梨県内ではかなり上位にランクインです。☆4つです。イタリアンなら都会には美味しいお店がたくさんありますからね(笑)。でも、鉄板ナポリタンをここまで本気に作ってるお店はなかなかないんじゃない・・・かなぁ。

そんなランチの後は河口湖方面に足を延ばします。定番のR137じゃ移住者として芸がないので、県道36号から若彦トンネルを経由して河口湖に出ます。この道初めて通りましたが、僕の苦手なレコード路面です(涙)。しかも、ところどころ路面が濡れておりますのでガマンガマンの走りです。11月になると山の道路は乾きが遅いですね。気分転換に産直に寄って草もちも食べちゃいました。

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意外にもこの道ライダーがけっこう走っており、こちらの産直でも休憩してらっしゃいました。ちなみに、草もちは一般的な草もちと違い「どのへんが餅なんだろう」と感じる素朴な食べ物ですよ(笑)。

ここからは、県道21号で河口湖から西湖の湖畔を走りましたが、紅葉がとても素晴らしい。幻想的な雰囲気がありました。せっかくだから、どこかで写真を・・・なんて考えながら走っておりましたが、停められそうな場所はクルマが多くて・・・めんどくさいや・・・なんて思っていたら精進湖も通り過ぎていました(笑)。見たい方は来週でも行ってみてください(笑)。

いったんR358に入り上九一色まで降りて県道36号で市川三郷方面に走ります。この手の道には観光のクルマが少なく気持ちよく走れます。

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この手のところなら停めて写真も取れますがいたって平凡です(笑)。市川三郷からは、本日の温泉の韮崎旭温泉に向かいますが、これは説明できない地元民専用の道路を使いましたので、一般的にはR52から県道12号がお薦めです。ついた温泉はこちら

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韮崎旭温泉です。僕らが移住した時は、 nifty温泉でもメジャーではなかったのですが、今や山梨県で検索しても上位にランクインする温泉となっております。もちろん、僕らは初めてではありません。リピートです。でも、当時はあまり温泉にうるさくない時に入っておりますから、今回は逆に新鮮かもしれませんね。今回も僕らこだわりの源泉掛け流しでございます。泉質は若干鉄系で、バブのような炭酸泉で、山梨らしい温めの入り易い温度です。料金は600円で昔は500円でしたが人気と共に値上がりしました(笑)。シャンプー、ボディソープも完備で、露天風呂はありませんがマニアじゃなくても入り易いと思います。ここらへんも人気の秘訣でしょうか。久々の入浴でしたが、湯がヌルヌル感があり美人の湯と言われるだけあってスベスベ感があります。良い温泉だとは思いますが、個人的には山梨なら奈良田とか芦安の方が好みですが、韮崎なのでアクセスしやすいってのも大きい要因だと思います。でも、八ヶ岳南麓なら・・・やはり一押しですね。

話が変わりますが、僕は外車を好むようになったきっかけは、ルノー5とアルファロメオ75ツインスパークです。特にルノー5は、当時、ラリーカーしかないと何かと不便だったので、足がわりで、しかも安く、都内も走るのでATで購入したので、購入前にさほど興味があった訳ではありませんでした。しかし、いざ乗り出すとパワーもないし、当時でもあり得ないチョーク付きキャブレターで、パワステなし、エアバックなし、1400ccの3ATですが、メチャメチャ走るのが楽しいんですよ。結果としていろんな所に行きました(笑)。ブレンボのブレーキでもビルシュタインのショックでもありませんが、コーナーに進入する際の姿勢変化の仕方やその乗り心地にやられてしまいました(笑)。しかも、見ようによってはお洒落(笑)。アルファも似たようなもので、特にハイパワーなEgではないですが、DOHCはこうでなきゃと言うくらいの乾いたエンジン音で、サスペンションなんかスプリングではなく、トーションバーにもかかわらず、コーナーリングが面白いんです。決して速い訳ではありませんよ。速いだけ・・・ならスターレットターボのが速いですが、そこに運転する楽しさに欠けるんですよね。今の外車は色濃くなくなりましたが、当時の外車はトラブルも多いですが面白さがありました。ドゥービルがそのEU圏内で根強い人気を保ってきたのは、最近なんとなく理解できるようになりました。ユーロ圏でミニバンが流行らないように、常に普遍的で利便性が高く、かつ走りに面白味があるものが残るんですよね。

ドゥービル・・・マニアなバイクですよね(笑)。

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富士宮市 さの食堂

11月3日、天気予報は快晴とはいかなくても雨にはならない模様です。天気が悪かったりキャロルが来たりで、なかなかバイクの登場がありませんでしたが久々に行きますかツーリング。しかもソロで。

この日は天気予報でも気温が高く、何を着ようか迷い・・・こう書くと何着も持っていそうですが、要するにラフ&ロードのジャケットにインナーダウンを付けるか否か迷っただけです(笑)。結局は付けていきましたが。家の周りは別格ですから。

僕は、11月ぐらいからは山梨方面に切換えて走っています。根性入れれば信州も走れない事はないのですが、足を延ばしてしまいますと夕方時の山越えがキツイんですよね。それから見ると、山梨方面はキツイのが家周辺だけですから(笑)。
今回は、B級グランプリの王者となった「鳥もつ煮」・・・は苦手なので(笑)、初代B級王者の富士宮やきそばに行きたいと思います。それにしても、鳥もつ煮は本当に万人向けなんんでしょうか?僕は全くダメですが。

ルートは、県道17号(七里岩ライン)から県道12号へ出て、広域農道(ウエスタンライン)を走りR52の富士川町へ出ます。そこから、県道9号に右折してR300で本栖湖に出て、R139で朝霧高原を抜けて富士宮です。

このウエスタンライン・・・Goodな道ですよ。おそらく県外の方は迷うと思いますが(笑)。山梨はすり鉢みたいな盆地で、そのすり鉢のふちを走る感じで景観が良いです。是非、迷いながら走ってみてください。

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本栖湖の紅葉はキレイでしたよ。僕の家の周辺より若干遅く今が旬じゃないでしょうか。おかげで、飛び石の休日なのに朝霧高原はけっこう賑わっておりました。僕は、この手の人気スポットを避けるタイプ(暗い・・・)なのでそそくさと通りすぎ、12時ちょっと前に富士宮市内に入れましたが、浅間大社がお祭りで街が混んでおり、お宮横丁がどこなのかもわからなく、当初考えていたお店を探すのも面倒なので、行ったお店はツーリングマップルにも掲載されておりますこちら

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さの食堂さんです。さすがツーリングマップルに載っているだけありますね。ライダーの方もいらしております。僕は、丁度12時ちょっとすぎぐらいだったので並ぶ事はありませんでしたが、この直後、けっこう並んでおりましたので行くなら12時前がお薦めです。僕がオーダーした品はこちら

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やきそば大盛り 650円。お味の方はと言いますと、僕は富士宮やきそばは初めてではないのですが、こちらのお店は老舗のお店で正しい富士宮やきそばがコレなんだと思います・・・また、とても美味しいです・・・が、一言で言いますとお上品な味です。味付けも濃いわけでなく、鰯の削り節が味を引き立て、麺もモッチリ感があり、B級グルメを引っ張ってきた風格もあると思いますが・・・下町育ちのもんじゃを食べて育った僕は、はっきり言って、ブログにもアップしました小林やきそば店のが好きです(笑)。☆4つですね。個人的な問題ですから(笑)。

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ここからは、本日の温泉・・・妻がいないんだから普通にツーリングしろよ・・・と言われそうですが、コレ、やりだすと案外くせになるんですよ(笑)。しかも、妻がいないにもかかわらず地元スーパーに寄ったりもしました。

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道の駅で高いお土産買うより面白いですよ。しかも、駐車場から富士山も見えます。

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温泉までは、R139を若干もどりR469から県道10号です。R469・・・久々ビックリの3ケタ国道です。林道かと思いましたよ(笑)。着いた温泉はこちら

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佐野川温泉でございます。最近のネタが全て「奇跡の温泉」になっていますが、今回もそれです(笑)。ですので、今回も当然こだわりの源泉掛け流しです。こちらの泉質は、僕好みのライト硫黄系で脱衣場の時点でほんのり臭います。源泉は31℃でかなり温く、温水プールみたいですね。もちろん、源泉加熱の浴槽もあります。露天もありますが、かなり温く感じます。露天の源泉もありますが・・・寒中水泳に近いかと(笑)。外人なら平気だと思います。源泉加熱と源泉を交互に入っていますと1時間ぐらいあっという間にすぎてしまいます(笑)。施設はかなりキレイで万人向けだと思います。料金は650円と僕にしてはちょっと高いですが人気があるらしくけっこうな利用者がおります。僕は、山梨県内では奈良田、芦安に匹敵するぐらいいい温泉だと思います。本物志向な方にお薦めです。

僕は、ツーリング途中に温泉に入るってのは温泉好きな妻に付き合って・・・っていうのが始まりなんですが、ライディングってクルマの運転よりやっぱり疲労度が違うじゃないですか。1時間ぐらいのいい休憩だと思うんですよ。筋肉もほぐれますし。
それにしても下界は暖かいですね(笑)。家の周りがなければダウンいらなかったです。

ここからは、県道10号、9号を走りR52に出て帰ります。R52をダラダラ走るより対岸の県道のが気持ちよく走れますよ。お薦めです。

ドゥービルもメーターが約5000km近くとなりかなり馴染んできました(笑)。ドゥービルはパニアが一体化しているのが特徴的ですが、やっぱり走りも良いなぁと感じております。確かに、特別抜き出たところもなくパワーもないのですが、何故か乗っていて楽しいバイクだと思います。ユーロ圏の人はクルマもそうですが、こういうの上手いですよね。今ならパニアと一体化していなくてもドゥービル買うかもしれません(笑)。

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八ヶ岳の周辺も今年は例年以上の賑わいで、それはそれで喜ばしい事ですが、先日、会社からの帰り道で所沢ナンバーのクルマが鹿とぶつかって、鹿がうずくまり、ドライバーが携帯でおそらく警察を呼んでいる光景を見ました。ドライバーは、鹿が突然・・・と言いたいのでしょうが、それでも地元に暮らす人々はぶつかる確率はかなり低いんですよ。何故か?といいますと、まず、夜は必要がなければ走らない。鹿が出没する可能性が高い道は避ける。そして、これが一番なんですが「鹿が飛び出してくる」のが前提で走行するからです。

雪道だって同じだと思います。滑る事が前提で走るでしょう。

同じ事が田舎の軽トラにも言えます。都会のナンバーのクルマとの事故をよく見かけます。田舎の軽トラはシニアカー並の注意が必要です。何をしてくるかわかりませんから(笑)。しかも、相手は杖を使わないと歩けないような高齢者が運転しているケースも多いんです。そういう方に運転をさせてしまう行政やその家族にも問題があると僕も思いますが、それでも地元の人間はあまり事故を起こしません。

何が言いたいかといいますと、僕もそうでしたが「俺の方が正しいじゃないか」・・・って都会の方は考えてしまうんですよね。確かに裁判すれば勝つと思いますよ。何せ正しいですから。しかし、事故で命や手や足が不自由になるのは自分自身で、幾ら裁判勝ったからって戻ってきません。しかも、そんな高齢者が支払い能力があると思いますか。鹿もお金はもっていませんよ(笑)。

法律が守ってくれるではなく、ここに限らず地方を走る際には自己防衛が大事なんです。これ、ユーロ圏ではごく自然な考え方なんですよ。

八ヶ岳においでの皆さん、是非、鹿と軽トラには充分な注意をお願いします。

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