甲府 パスタCAFEかなりや
バイクって不思議な乗り物ですよね。4輪のが全然「楽」なのに楽しい訳ではないんですよね。気分転換には何故か4輪よりバイクでしょう?やっぱり。 朝まで雨が降っていて路面がなかなか乾かず「どうしようかなー」とウダウダ悩んでいた12日でしたが、今年の僕のバイクシーズンが終わりかけていますので、ツーリング行ちゃいましょう。しかも、この時期にめずらしくタンデムで。
本日のコースはタイトルつけるなら「ブラっと山梨散歩」って感じです。家からは、八ヶ岳広域農道~茅ヶ岳広域農道で明野を経由して韮崎インターの上あたりに出て、県道27号、7号で昇仙峡で出ます。
この広域農道はけっこうメジャーで、とくに茅ヶ岳広域農道の明野付近は見晴らしが良くて、夏はひまわりがキレイですよ。県内ではTVでも放映されますから(笑)。そこからの昇仙峡に向かう道はほぼ林道です。しかも、この日は路面が乾かずでタンデムですからかなりのノロノロ運転です(笑)。僕の家の周りは紅葉がほぼ終了しておりますから、昇仙峡のあたりが丁度かな?と思いましたが、まだ少し早いかもです。でも、昇仙峡はかなりの賑わいでした。朝、何時に出て来るのかわかりませんが、皆さん早いなぁ(笑)。
昇仙峡からは県道7号で下ってR20に出ます。定番の道ですね。それにしても、今年は暖かいですね。この時期ですからインナーダウンをつけてきましたが、暑くてとても着てられませんでしたよ。こんな時もドゥービル便利です。外してパニアに入れるだけですから(笑)。そして、R20を東京方面に向かって国母の交差点を左折して着いたお店はこちら
パスタCAFEかなりや さんです。山梨では老舗のレストランで、昔は岡島百貨店(山梨では有名です)にも入っていたそうです。お店の造りは、多少今どきっぽいところもありますが、オジサンにも入りやすい雰囲気です。たまに、僕には場違いかなっていうお店もありますから(笑)。オーダーメニューはこちら
僕が、ミートマ 950円プラス250円サラダです。妻はこちら
ボルチーニ茸と豚肉 1200円です。さて、お味の方はと言いますと、まず、僕のミートマですが、名前はミートマですがB級洋食の王道の鉄板ナポリタンそのものです(笑)。ですが・・・ちょっと違っておりまして、ケチャップ使用ではなく本格的なトマトソースで、これ間違いなく、いままで食べた鉄板ナポリタンのNo1ですよ。美味しいです。 サラダもドレッシングが定番和風味となっておりますが美味しい。妻の方は、ホワイトソースに豚肉のエキスが出て、それに茸がさらにいい味を出しており、ちょっと1200円は高いなぁなんて思っておりましたが美味しいです。僕の中で、山梨県内ではかなり上位にランクインです。☆4つです。イタリアンなら都会には美味しいお店がたくさんありますからね(笑)。でも、鉄板ナポリタンをここまで本気に作ってるお店はなかなかないんじゃない・・・かなぁ。
そんなランチの後は河口湖方面に足を延ばします。定番のR137じゃ移住者として芸がないので、県道36号から若彦トンネルを経由して河口湖に出ます。この道初めて通りましたが、僕の苦手なレコード路面です(涙)。しかも、ところどころ路面が濡れておりますのでガマンガマンの走りです。11月になると山の道路は乾きが遅いですね。気分転換に産直に寄って草もちも食べちゃいました。
意外にもこの道ライダーがけっこう走っており、こちらの産直でも休憩してらっしゃいました。ちなみに、草もちは一般的な草もちと違い「どのへんが餅なんだろう」と感じる素朴な食べ物ですよ(笑)。
ここからは、県道21号で河口湖から西湖の湖畔を走りましたが、紅葉がとても素晴らしい。幻想的な雰囲気がありました。せっかくだから、どこかで写真を・・・なんて考えながら走っておりましたが、停められそうな場所はクルマが多くて・・・めんどくさいや・・・なんて思っていたら精進湖も通り過ぎていました(笑)。見たい方は来週でも行ってみてください(笑)。
いったんR358に入り上九一色まで降りて県道36号で市川三郷方面に走ります。この手の道には観光のクルマが少なく気持ちよく走れます。
この手のところなら停めて写真も取れますがいたって平凡です(笑)。市川三郷からは、本日の温泉の韮崎旭温泉に向かいますが、これは説明できない地元民専用の道路を使いましたので、一般的にはR52から県道12号がお薦めです。ついた温泉はこちら
韮崎旭温泉です。僕らが移住した時は、 nifty温泉でもメジャーではなかったのですが、今や山梨県で検索しても上位にランクインする温泉となっております。もちろん、僕らは初めてではありません。リピートです。でも、当時はあまり温泉にうるさくない時に入っておりますから、今回は逆に新鮮かもしれませんね。今回も僕らこだわりの源泉掛け流しでございます。泉質は若干鉄系で、バブのような炭酸泉で、山梨らしい温めの入り易い温度です。料金は600円で昔は500円でしたが人気と共に値上がりしました(笑)。シャンプー、ボディソープも完備で、露天風呂はありませんがマニアじゃなくても入り易いと思います。ここらへんも人気の秘訣でしょうか。久々の入浴でしたが、湯がヌルヌル感があり美人の湯と言われるだけあってスベスベ感があります。良い温泉だとは思いますが、個人的には山梨なら奈良田とか芦安の方が好みですが、韮崎なのでアクセスしやすいってのも大きい要因だと思います。でも、八ヶ岳南麓なら・・・やはり一押しですね。
話が変わりますが、僕は外車を好むようになったきっかけは、ルノー5とアルファロメオ75ツインスパークです。特にルノー5は、当時、ラリーカーしかないと何かと不便だったので、足がわりで、しかも安く、都内も走るのでATで購入したので、購入前にさほど興味があった訳ではありませんでした。しかし、いざ乗り出すとパワーもないし、当時でもあり得ないチョーク付きキャブレターで、パワステなし、エアバックなし、1400ccの3ATですが、メチャメチャ走るのが楽しいんですよ。結果としていろんな所に行きました(笑)。ブレンボのブレーキでもビルシュタインのショックでもありませんが、コーナーに進入する際の姿勢変化の仕方やその乗り心地にやられてしまいました(笑)。しかも、見ようによってはお洒落(笑)。アルファも似たようなもので、特にハイパワーなEgではないですが、DOHCはこうでなきゃと言うくらいの乾いたエンジン音で、サスペンションなんかスプリングではなく、トーションバーにもかかわらず、コーナーリングが面白いんです。決して速い訳ではありませんよ。速いだけ・・・ならスターレットターボのが速いですが、そこに運転する楽しさに欠けるんですよね。今の外車は色濃くなくなりましたが、当時の外車はトラブルも多いですが面白さがありました。ドゥービルがそのEU圏内で根強い人気を保ってきたのは、最近なんとなく理解できるようになりました。ユーロ圏でミニバンが流行らないように、常に普遍的で利便性が高く、かつ走りに面白味があるものが残るんですよね。
ドゥービル・・・マニアなバイクですよね(笑)。
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コメント
こんばんは。
NT1800Vツーリングワゴンに乗る弁天小僧と申します。(爆
数年前の日本におけるワゴン車ブーム…ありゃ一体なんだったんですかねぇ~。NTのハンドルを握っているとたまに考えさせられます。日本市場に限った話では、お安いメッキグリルの厚化粧にあの重箱の隅を突くような…クルマとはかけ離れたリビング感覚の価値観。
>ユーロ圏でミニバンが流行らないように、常に普遍的で利便性が高く、かつ走りに面白味が…。
ほんとうにそうですね。
ヨーロッパの自動車メーカーではその基幹車種には必ずと言っていいほどステーションワゴン・モデルがラインナップされていますよねぇ。日本では絶滅品種の5ドアモデルだって存在します。(マツダ・アテンザが存在しますが…)
ヨーロッパにおけるドゥービルの根強い人気の理由もそのあたりにあるのかもしれません。
カタログに派手に謳われるようなエンジン性能も、流行りの電気仕掛けのデバイスは全くついていません。
でもどこかメルセデスW124的な…(チョッと褒めすぎですかねプジョー306ブレークぐらいにしておきましょう)そんな良き道具感が『ドゥービルらしさ』かも?しれませんネ。
投稿: 弁天小僧 | 2011年11月19日 (土) 23時26分
僕も似たようなバイクに乗っている友蔵です(爆
僕も同感です。クルマやバイクはカタログで判断できませんよね。本来のヨーロッパの文化は、プリウスのような派手さではなく、地味に進化していわゆる熟成されていくんですよね。最近は、その質感とか製造技術を日本車が土台となっていますから、なんとも・・・と言ったクルマが多くなりましたが、それでも譲らない部分も多いですからね。ト○タなんて、ヨーロッパで売っているクルマと同じ車種が日本に来ると、サスペンションが変更してありますから笑います。
それにしても、弁天小僧さん・・・かなりのマニアですね。しかも、僕の並に変態レベルが高い(笑)。お互い趣味がクルマやバイクで良かったです。
投稿: 友蔵 | 2011年11月20日 (日) 10時08分